○赤磐市消防専用無線電話通話要綱

平成19年1月22日

消防訓令第19号

(趣旨)

第1条 この訓令は、赤磐市消防通信取扱規程(平成19年赤磐市消防訓令第18号)の規定に基づく消防無線電話(以下「消防無線」という。)の通信方法に関し必要な事項を定めるものとする。

(遵守事項)

第2条 通信取扱者は、通話に際し、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 通話は、常に電波の監視を受けていることを考慮し、必要以外の通話を行わないこと。

(2) 通話事項は、努めて簡潔かつ明確にすること。

(3) 通話の速度は、日常の会話における速度を標準とする。ただし、相手局の受信状態の良否等により、適宜これを調節し、必要があれば数語ずつ区切って反復すること。

(4) 通話が連続30秒以上にわたるときは、おおむね20秒ごとに休止し、2、3秒経過して後に通話を継続すること。

(5) 通話の途中で相手局を60秒以上待たせる必要があるときは、いったん通話を打ち切ること。

(6) 通話に用いる用語は、誤読のおそれのある用語をさけ、人名、土地名等の固有名詞は、必要に応じて漢字説明を行うこと。

(応答順位)

第3条 無線局の同時呼出しに対する応答順位は、「あかいわひがし」、「あかいわきた」、「あかいわしき1」、「あかいわ1」以下呼出名称番号の若い順とする。

(通信方法)

第4条 消防無線の通信方法は、通信方法(別表第1)及び通信例(別表第2)による。

2 通話にあたり、救急など業務遂行上被救護者及び関係者等周囲の事情から判断して、通常の交信用語では支障を生じる場合は通信略符号を使用することができる。

(無線業務日誌)

第5条 無線業務日誌の記載は、次の各号に掲げる要領によるものとする。

(1) 無線従事者の氏名資格を記入すること。

(2) 通信時間は、開始から終了までの時間とする。1通話とは、呼出しから了解までとする。

ただし、直ちに返信するもの又は続いて通話するもの等については、1通話として記入すること。

(3) 送受信の通話数を記入すること。

(4) 通信状態は、感明度をメリット測定標準表(別表第3)により記入する。また、不良がある場合は概要欄にその内容を記入すること。

(5) 通信概要について、1試験、2火災、3救急、4その他、に分類し該当番号を○で囲む。

(6) 移動状況その他、通信概要及び移動局の移動状況を記入する。

附 則

(施行期日)

1 この訓令は、平成19年1月22日から施行する。

(経過措置)

2 平成19年3月31日までの間は、この訓令中「あかいわひがし」とあるのは「あかいわみなみ」と読み替えるものとする。

別表第1(第4条関係)

通信方法

項目

通信方法

留意事項

呼出し

普通通話の呼出し

1 自局の呼出し名称 1回

2 から 1回

3 相手局の呼出し名称

(又は識別名称) 1回

至急通話の呼出し

1 至急

(又は「5秒の一斉音」1回) 2回

2 自局の呼出し名称 1回

3 から 1回

4 相手局の呼出し名称

(又は識別名称) 1回

1 (通話開始前の注意)

通信を開始しようとするときは、他の通信に混信を与えないかどうかを確かめ、もし他の通信に混信を与えるおそれがあるときは、その通信が終了した後でなければ通信を開始してはならない。

2 (識別名称)

 

 

 

 

区分

内容

 

各局

同一通信系を構成する無線電話局のすべてを呼出す場合

各移動局

同一通信系を構成する移動局のすべてを呼出す場合

各隊

同一通信系を構成する移動局のうち災害出動中の移動局のすべてを呼出す場合

 

 

 

注 特定地域の無線電話局のすべてを呼出す場合は、識別名称に地域名を冠する。

3 (至急通話の優先取扱い)

(1) 至急通話の通信は、普通通話の通信中に割り込んで行うことができる。

(2) 普通通話を通信中の無線電話局は、他の無線電話局が至急通話の通信を行うための呼出し、又は通信開始の要求を聴取したときは、直ちに普通通話の通信を中止するものとする。

再呼出し

 

呼出しを行っても相手局の応答がないときは、その呼出しを行った無線電話局は、10秒以上の間隔をおいて更に2回呼出しを行わなければならない。それでもなお応答がないときは、1分以上経過した後でなければ再び呼出しを行ってはならない。ただし、他の通信に混信を与えるおそれがないと認められる場合又は至急通話の送信を行う場合はこの限りでない。

呼出しの中止等

混信を与える無線電話局の呼出名称が判明している場合

1 混信を与える無線電話局の呼出し名称 1回

2 しばらく待て 1回

混信を与える無線電話局の呼出名称が不明の場合

1 しばらく待て 1回

自局の呼出しが他の既に行われている通信に混信を与える旨の通知を受けたときは、直ちにその呼出しを中止しなければならない。

応答

統制局(通信指令室)が普通通話の呼出しに対して応答する場合

1 相手局の呼出名称 1回

2 どうぞ(又は「しばらく待て」) 1回

統制局(通信指令室)が至急通話の呼出しに対して応答する場合

1 至急 2回

2 相手局の呼出名称 1回

3 どうぞ 1回

統制局(通信指令室)以外の無線電話局が普通電話の呼出しに対して応答する場合

1 自局の呼出名称 1回

2 です 1回

3 どうぞ(又は「しばらく待て」) 1回

統制局(通信指令室)以外の無線電話局が至急通話の呼出しに対して応答する場合

1 至急 2回

2 自局の呼出名称 1回

3 です 1回

4 どうぞ 1回

直ちに受信できない場合は、「どうぞ」に代えて「しばらく待て」を送信する。

不確実な呼出しに対する応答

1 自局の呼出名称 1回

2 です 1回

3 さらに 1回

4 どうぞ 1回

1 自局に対する呼出しであるが、呼出しを行った無線電話局の呼出名称が不明である場合は応答するものとする。

2 自局に対する呼出しであることが明らかでない呼出しを聴取したときは、それが反復され、かつ、自局に対する呼出しであることが判明するまで応答しないものとする。

通話の送信

1 ―通信事項―

2 どうぞ

1 通話の送信の速度は、日常の会話における速度を標準とする。

2 通話の送信が30秒以上にわたるときは、至急通話の割り込み等を容易にするため約20秒ごとに2、3秒間電波の発射を中止しなければならない。

3 通信の途中において相手局を1分間以上待たせる必要のあるときは原則としてその通信を一度打ち切り、他の無線電話局に通信の機会を与えなければならない。

4 統制局(通信指令室)は、出動指令等急を要する場合は、至急(又は「5秒の一斉音1回」)2回の送信に引続き通話の送信を行うことができる。

5 急を要する通話であって相手局の受信が確実である場合は応答を待たずに呼出しに続けて通話の送信を行うことができる。この場合、指令を受けた移動局の現場到着の報告及び引揚げをするときの通話等も含むものである。

6 呼出しに対する応答があった場合は、相手局から「しばらく待て」の送信があった場合を除き、直ちに通話の送信を行わなければならない。

通話の解信

受信局が単数の場合

1 了解

受信局が2以上の場合

1 自局の呼出名称 1回

2 了解 1回

通話を受信したときは、折り返し解信を行わなければならない。

再送の要求

1 さらに 1回

2 どうぞ 1回

通話の内容が不明確な場合再送の要求を行うことができる。

解信の要求

受信局が単数の場合

1 了解か 1回

2 どうぞ 1回

受信局が2以上の場合

1 相手局の呼出名称 1回

2 了解か 1回

3 どうぞ 1回

通話の送信終了後約5秒以上経過しても受信局が解信しないときは解信要求を行うことができる。

通信の終了

1 以上 1回

2 自局の呼出名称 1回

通信の終了は、呼出しを行った無線電話局が送信しなければならない。

指令通信等の通信方法

項目

通信方法

留意事項

通信の開始

1 自局の呼出名称 1回

2 から 1回

3 相手局の呼出名称(又は識別名称) 1回

4 ―通信事項― 2回

1 統制局(通信指令室)の行う災害出動等の指令(救急出動を除く。)は、相手局の注意を喚起するため5秒の一斉音1回を送信するものとする。

2 この通信方法は、指令通信のほか、これに類する通信方法にも準用する。

通信の終了

1 以上 1回

2 自局の呼出名称 1回

 

試験電波の発射方法

項目

通信方法

留意事項

試験電波の発射方法

1 自局の呼出名称 1回

2 ただいま試験中 1回

3 本日は晴天なり 数回

(約10秒で一度切る)

 

別表第2(第4条関係) 通信例

○呼出し

「あかいわしょうぼう から あかいわ○○」

○至急の呼出し

「至急」「至急」(又は5秒の一斉音1回)

「あかいわしょうぼう から あかいわ○○」

○再呼出し

10秒以上の間隔をおいて 2回呼び出し

1分以上の間隔をおいて 再び呼び出し

○呼出しの中止(混信を与える局)

1 相手局が判明している場合

「あかいわ○○しばらく待て」

2 相手局が不明の場合

「しばらく待て」

○応答

1 通信指令室

(1) 普通通話

「あかいわ○○どうぞ」(又はしばらく待て)

(2) 至急通話

「至急 至急 あかいわ○○どうぞ」

2 通信指令室以外の無線局

(1) 普通通話

「あかいわ○○です どうぞ」(又はしばらく待て)

(2) 至急通話

「至急 至急 あかいわ○○です どうぞ」

○不確実な呼出しに対する応答

「(自局の呼出名称)です さらに どうぞ」

○通話の送信

「通信事項 どうぞ」

・ 日常会話の速度

・ 通話が30秒以上にわたるときは、約20秒ごとに2、3秒電波の発射を中止する。

・ 相手局を1分以上待たすときは、原則として一度通信を打ち切る。

○通話の解信

1 受信局が単数の場合

「了解」

2 受信局が2以上の場合

「あかいわ○○ 了解」

○再送の要求

「さらに どうぞ」

○解信の要求

1 受信局が単数の場合

「了解か どうぞ」

2 受信局が2以上の場合

「あかいわ○○ 了解か どうぞ」

※ 通話の終了後約5秒以上たっても相手局が解信しないとき。

○通信の終了

「以上 あかいわ○○」

※ 通信の終了は、呼び出しを行った無線局が送信しなければならない。

指令通信等の通信方法

○通信の開始

「あかいわしょうぼう から あかいわ○○」

―通信事項― 2回

※ 災害出動等の指令(救急出動を除く。)は、注意を喚起するため、5秒の一斉音を1回送信するものとする。

この通信方法は、指令通信のほかこれに類するものにも準用する。

○通信の終了

「以上 あかいわしょうぼう」

試験電波の発射方法

「あかいわしょうぼう ただいま試験中」

「本日は晴天なり」 数回

(約10秒で一度切る)

通常点検の要領

(指令室)

あかいわしょうぼうから各局 ただいまより無線設備の通常点検を実施する。

「本日は晴天なり」 2回

各局は感明度を報告せよ

あかいわひがし どうぞ

(基地局、移動局)

○○○○(自局の呼出名称)メリット5 どうぞ

(指令室)

了解 あかいわきた どうぞ

以下、応答順位に従い連絡する。

指令通信の要領

(火災)

5秒の一斉音

あかいわしょうぼうからあかいわひがし

火災指令 火災指令

―通信事項―

あかいわひがし 了解

以上 あかいわしょうぼう

(救急)

あかいわしょうぼうからあかいわきた

救急指令 救急指令

―通信事項―

あかいわきた 了解

以上 あかいわしょうぼう

別表第3(第5条関係)

メリット測定標準表

通信感度の表示区分

内容

メリット1

雑音のなかに話しらしきものが、きこえる。

メリット2

雑音が多く、かつ、話しもひずんで何回かくりかえして、話しが通じる。

メリット3

雑音又はひずみは多少あるが、かなり容易に通信ができる。

メリット4

雑音は多少残るが、十分明快に通信ができる。

メリット5

雑音が全然なく、非常に明快に通信ができる。

赤磐市消防専用無線電話通話要綱

平成19年1月22日 消防訓令第19号

(平成19年1月22日施行)