○SG競走開催要綱

平成20年3月28日

制定

(目的)

第1条 この要綱は、選手出場あっせん規程(以下「あっせん規程」という。)第14条の規定に基づき、SG競走に出場する選手の出場あっせんに必要な事項並びにその他開催に関する事項について定めるものとする。

(開催の目的)

第2条 SG競走は、整備された施設、模範的な運営において人格及び技倆優秀な選手によりその技を競い、各競走ごとの最高位者を決定するとともに、競走の公正かつ円滑な運営を通じてモーターボート競走の健全娯楽としての真の意義をひろく昂揚するために開催する。なお、賞金王決定戦競走は、賞金王決定戦と賞金王シリーズ戦の2つの競走体系を有し、それぞれの最高位者を決定するものとする。

(競走の名称、開催回数及び開催月)

第3条 競走の名称、開催回数及び開催月は、原則として次のとおりとする。

(1) 鳳凰賞競走 年1回 3月

(2) 全日本選手権競走 年1回 10月

(3) 笹川賞競走 年1回 5月

(4) モーターボート記念競走 年1回 8月

(5) 賞金王決定戦競走 年1回 12月

(6) グランドチャンピオン決定戦競走 年1回 6月

(7) オーシャンカップ競走 年1回 7月

(8) 競艇王チャレンジカップ競走 年1回 11月

(優勝者に対する下付賞)

第4条 優勝者に対する下付賞は、次のとおりとする。

(1) 鳳凰賞競走 内閣総理大臣杯

(2) 全日本選手権競走 国土交通大臣旗

(3) 笹川賞競走 笹川杯

(4) モーターボート記念競走 総務大臣杯

(開催競艇場及び条件)

第5条 SG競走を開催する競艇場は、次の条件を具備しているかどうかを考慮の上、原則として前年度の7月末日までに、財団法人日本モーターボート競走会(以下「競走会」という。)において決定する。

(1) 施行者が希望すること。

(2) 売上成績が良好であること。

(3) 施設の整備が充分であること。

(4) 競走運営成績が良好であること。

2 SG競走を開催する施行者は、原則としてその年度内において他のSG競走を開催することはできない。

(開催希望の申請)

第6条 SG競走の開催を希望する施行者は、当該競走開催の前年度の6月末日までに、「SG競走開催希望申請書」(別紙様式)を競走会に提出しなければならない。

(基本方針の検討)

第7条 SG競走を開催する競艇場の施行者、施設会社及びボート・モーター所有者は、あらかじめ当該競走の競技運営等の基本方針について競走会と協議するものとする。

(出場選手の資格及び選出方法)

第8条 出場選手の資格及び選出方法は、次の各号のとおりとする。

(1) 鳳凰賞競走

 優先出場者

 前年度当該競走の優勝者

 当該年度の賞金王決定戦の優勝戦出場者(当該優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者を除く。)

 過去1年間(1月1日~12月31日)のSG競走及びGⅠ競走の優勝者(新鋭王座決定戦競走及び女子王座決定戦競走の優勝者にあっては、当該年度の優勝者とする。)

 SG競走及びGⅠ競走を除き、に定める期間の優勝戦競走において、優勝回数の多い者から選出された者(優勝同回数の者が2名以上ある場合には、勝率(選手級別決定基準第4条第1項第2号③に定める勝率をいう。以下同じ。)上位の者から、勝率が同率の場合には、着順点(選手級別決定基準第4条第1項第3号に定める着順点をいう。第2号③及び第7号③イにおいて同じ。)合計が上位の者から選出する。)

 次に該当する者は、からまでの規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 前年の3月から12月までに開催されたSG競走の優勝戦又は8月から12月までに開催されたSG競走の準優勝戦(賞金王決定戦のトライアル及び順位決定戦を含む。)において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、選手、審判員及び検査員褒賞懲戒規程(以下「褒賞懲戒規程」という。)に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、選手出場あっせん規程実施細則(以下「あっせん規程実施細則」という。)第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(2) 全日本選手権競走

 A1級とする。ただし、優先出場者については、この限りではない。

 優先出場者

 前年度当該競走の優勝者

 前年度の賞金王決定戦の優勝戦出場者(当該優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者を除く。)

 当該競走の直前に開催されたSG競走の優勝者

 過去1年間(8月1日~7月31日)の競走において、勝率上位の者から選出された者(同勝率の者が2名以上ある場合には、着順点合計が上位の者から選出する。)

 次に該当する者は、からまでの規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 優先出場者を除き、に定める期間の出場回数(選手級別決定基準第4条第1項第2号⑦に定める出走回数と選手責任事由によらない欠場又は失格(他艇を妨害したときを含む。)の回数を加算した回数をいう。以下同じ。)が160回に満たない者

 前年の10月から当該年の8月までに開催されたSG競走の優勝戦又は当該年の5月から8月までに開催されたSG競走の準優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(3) 笹川賞競走

 A1級とする。ただし、優先出場者については、この限りではない。

 優先出場者

 前年度当該競走の優勝者

 前年度の賞金王決定戦の優勝戦出場者(当該優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者を除く。)

 当該競走の直前に開催されたSG競走の優勝者

 A1級の中から、ファン投票及び選手選考委員会において選出された者(ファン投票は、原則として全国的に実施するが、実施方法については別に定める。)

 選手選考委員会は、下記の団体から選出する委員をもって構成する。

 競走会 2名(うち1名を委員長とする。)

 当該施行者 1名

 全国モーターボート競走施行者協議会 1名

 日本モーターボート選手会 1名

 当該地区報道関係者 1名

 次に該当する者は、からまでの規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 優先出場者を除き、過去1年間(1月1日~12月31日)の出場回数が160回に満たない者

 前年の5月から当該年の3月までに開催されたSG競走の優勝戦又は前年の10月から当該年の3月までに開催されたSG競走の準優勝戦(賞金王決定戦のトライアル及び順位決定戦を含む。)において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(4) モーターボート記念競走

 A1級とする。ただし、優先出場者については、この限りではない。

 優先出場者

 前年度当該競走の優勝者

 前年度の賞金王決定戦の優勝戦出場者(当該優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者を除く。)

 当該競走の直前に開催されたSG競走の優勝者

 当該競走を開催する競艇場を除く競艇場から推薦された者(推薦方法は、別に定める。)

 当該施行者の希望する者

 次に該当する者は、からまでの規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 優先出場者を除き、過去1年間(6月1日~5月31日)の出場回数が160回に満たない者

 前年の8月から当該年の7月までに開催されたSG競走の優勝戦又は当該年の3月から7月までに開催されたSG競走の準優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(5) 賞金王決定戦競走

 賞金王決定戦の出場選手

 当該年の1月1日から競艇王チャレンジカップ競走が終了する日までの獲得賞金額(賞金(施行者支払分)、参加賞、出場手当等を含めた金額をいう。以下同じ。)上位12名

 獲得賞金額が同額である者が2名以上ある場合には、賞金上位の者から、賞金が同額の場合には、あっせん規程第6条第1項の各号に掲げる競走の上位の競走の優勝者から、さらに同位の場合には、勝率上位の者から選出する。

 次に該当する者は、選出から除外し、又は出場を取り消す。

a に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

b に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

 賞金王シリーズ戦の出場選手

 当該年の1月1日から競艇王チャレンジカップ競走が終了する日までの賞金王決定戦出場の12名を除く獲得賞金額上位の者から選出された者

 獲得賞金額が同額である者が2名以上ある場合には、賞金上位の者から、賞金が同額の場合には、あっせん規程第6条第1項の各号に掲げる競走の上位の競走の優勝者から、さらに同位の場合には、勝率上位の者から選出する。

 次に該当する者は、選出から除外し、又は出場を取り消す。

a 前年の12月から当該年の11月までに開催されたSG競走の優勝戦又は当該年の7月から11月までに開催されたSG競走の準優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

b に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

c に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(6) グランドチャンピオン決定戦競走

 A1級とする。ただし、優先出場者については、この限りではない。

 優先出場者

 前年度当該競走の優勝者

 前年度の賞金王決定戦の優勝戦出場者(当該優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者を除く。)

 当該競走の直前に開催されたSG競走の優勝者

 過去1年間(4月1日~3月31日)のSG競走において、次の順位に従い選出された成績優秀な者

 優勝戦において完走した者

 予選に出場した者(優勝戦において完走しなかった者を含む。以下同じ。)のうち得点合計が上位の者

 予選に出場した者のうち得点合計が上位の者は、次の方法により選出する。

 得点とは、着順点から事故点を減じたものをいう。

a 着順点

着順

区分

1

2

3

4

5

6

予選

10点

8点

6点

4点

2点

1点

ドリーム戦等

10点

9点

8点

7点

6点

5点

b 事故点

事故の区分

責任の区分

F・L

妨害失格

欠場・失格

選手責任事由

20点

15点

10点

選手責任事由外

すべて0点とし、出走回数に含むものとする。

 予選の出走回数は、5回以上とする。

 同得点の者が2名以上ある場合には、上位の着順回数の多い者とし、同数の場合には、に定める期間の競走において勝率上位の者から選出する。

 次に該当する者は、からまでの規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 優先出場者を除き、に定める期間の出場回数が160回に満たない者

 前年の6月から当該年の5月までに開催されたSG競走の優勝戦又は前年の11月から当該年の5月までに開催されたSG競走の準優勝戦(賞金王決定戦のトライアル及び順位決定戦を含む。)において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(7) オーシャンカップ競走

 優先出場者

 前年度当該競走の優勝者

 前年度の賞金王決定戦の優勝戦出場者(当該優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者を除く。)

 当該競走の直前に開催されたSG競走の優勝者

 過去1年間(5月1日~4月30日)に開催されたGⅠ競走の優勝戦に出場した者のうち得点合計が上位の者

 優勝戦に出場した者のうち得点合計が上位の者は、次の方法により選出する。

 得点とは、着順点と出場点を加算した点数から事故点を減じたものをいう。

a 着順点

着順

区分

1

2

3

4

5

6

優勝戦

10点

9点

6点

5点

4点

3点

b 出場点

出場点

対象

②に定める期間に開催されたGⅠ競走に出場した節の数に1点を乗じた点

1節につき1点を与える者は、当該GⅠ競走の初日及び最終日の出走表に掲載された者に限る。

c 事故点

事故の区分

責任の区分

F・L

妨害失格

欠場・失格

選手責任事由

10点

7点

5点

選手責任事由外

すべて0点とし、出走回数に含むものとする。

 同得点の者が2名以上ある場合には、に定める期間に開催されたGⅠ競走におけるすべての競走の着順点合計が上位の者とする。

 次に該当する者は、及びの規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 優先出場者を除き、に定める期間の出場回数が160回に満たない者

 前年の7月から当該年の6月までに開催されたSG競走の優勝戦又は前年の12月から当該年の6月までに開催されたSG競走の準優勝戦(賞金王決定戦のトライアル及び順位決定戦を含む。)において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(8) 競艇王チャレンジカップ競走

 過去10ケ月(1月1日~10月31日、ただし、全日本選手権競走が10月31日を超えて開催される場合は、同競走が終了する日まで。)の獲得賞金額上位の者から選出された者

 獲得賞金額が同額である者が2名以上ある場合には、賞金上位の者から、賞金が同額の場合には、あっせん規程第6条第1項の各号に掲げる競走の上位の競走の優勝者から、さらに同位の場合には、勝率上位の者から選出する。

 次に該当する者は、選出から除外し、又は出場を取り消す。

 前年の11月から当該年の10月までに開催されたSG競走の優勝戦又は当該年の6月から10月までに開催されたSG競走の準優勝戦において、選手責任事由によるスタート事故を起こした者

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)

 に定める期間及び当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

(その他)

第9条 前条における選出にあたっては、基準の順位に従って選出することとする。

2 SG競走(笹川賞競走及びモーターボート記念競走を除く。)の選手選出に対する異議申請期間は、選出順位を発表した日から7日間とする。ただし、賞金王決定戦競走及び競艇王チャレンジカップ競走については、選出順位を発表した日から2日間とする。

3 SG競走の開催日程は、6日間とする。ただし、賞金王決定戦は、4日間とする。

4 組合せ基準は、原則として総当たり制とする。

附 則

1 この要綱は、平成20年4月1日から施行する。

2 この要綱の施行前に社団法人全国モーターボート競走会連合会の定めるSG競走開催要綱の規定に基づく手続等は、この要綱の相当規定に基づく手続等とみなす。

附 則(平成 年 月 日)

この要綱の一部改正は、平成21年4月1日から施行する。

画像

SG競走開催要綱

平成20年3月28日 制定

(平成20年4月1日施行)