○県自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

昭和50年11月7日

公報

石川県自然環境保全条例(昭和48年石川県条例第55号)第12条第1項の規定により県自然環境保全地域を指定し、同条例第13条第1項の規定により当該保全地域の保全計画を決定したいので、同条例第12条第4項(第13条第4項において準用する場合を含む。)の規定により、次のとおり公告し、その案を一般の縦覧に供する。

第1 杉ノ水自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

1 県自然環境保全地域の名称

杉ノ水自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

江沼郡山中町地内の石川県山中県有林のうち、14林班、15林班、16林班及び17林班の区域 190.2ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、杉ノ水川の源流となつており、沢沿いにサワグルミ林、トチノキ林等が見られ、尾根筋には、低木層にツクシシヤクナゲを伴つたブナの自然林やヒメコマツ林が存在する。

また、ほ乳動物や鳥類の分布も多く、この地域周辺では特にニホンツキノワグマの生息密度が高く、生態系の安定した地域である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

石川県山中県有林のうち、14林班の3小班、15林班の2小班、16林班の4小班及び17林班の4小班の区域86.7ヘクタールを特別地区に指定する。

(3) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、特別地区内については、原則として、30パーセント以内の択伐とする。

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧場所

石川県公害環境部環境保全課及び山中町役場

第2 打呂自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

1 県自然環境保全地域の名称

打呂自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

珠洲市宝立町柏原地内の石川県林業試験場打呂試験林の全部の区域 5.0ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、ヒノキアスナロ(アテ)の天然林であり、この林分は、分布の西限として植物分類地理学上から、また、本県のアテ林業上からも重要なものである。

上層林冠は、ヒノキアスナロが優占し、林床にも実生によるヒノキアスナロの幼樹が生育している。

(2) 特別地区の指定に関する事項

打呂自然環境保全地域の区域の全域5.0ヘクタールを特別地区に指定する。

(3) 野生動植物保護地区の指定に関する事項

ヒノキアスナロを対象として、特別地区の区域の全域を野生動植物保護地区に指定する。

(4) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、試験研究以外のものについては、原則として禁止する。

(5) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧場所

石川県公害環境部環境保全課及び珠洲市役所

第3 菊水自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

1 県自然環境保全地域の名称

菊水自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

金沢市菊水町地内の石川県菊水県有林のうち、金沢市菊水町ルの55の1、55の2、56、58、60及び61の地番の区域 6.0ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域の植生は、ブナ林で低木層のマルバマンサク、オオバクロモジ、エゾユズリハ等が日本海型ブナ林であることを特徴付けており、更に深雪地の特徴であるユキツバキも混在している。

加賀地域のブナ林は、人為の影響を受けて、現在では一般に標高700メートル以上に限られるが、本地域の標高350メートルから570メートルまでにわたるブナ自然林は、本地域周辺の原植生を示すものとして極めて貴重である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

なし

(3) 保全のための規制に関する事項

なし

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧場所

石川県公害環境部環境保全課及び金沢市役所

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昭和51年10月8日

告示第559号

石川県自然環境保全条例(昭和48年石川県条例第55号)第12条第1項の規定により、次のとおり県自然環境保全地域を指定する。

なお、同条例第13条第3項の規定により、当該県自然環境保全地域の保全計画の概要を次のとおり告示する。

第1 杉ノ水自然環境保全地域

1 杉ノ水自然環境保全地域の区域

江沼郡山中町地内の石川県山中県有林のうち、14林班、15林班、16林班及び17林班の区域 190.2ヘクタール

2 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、杉ノ水川の源流となつており、沢沿いにサワグルミ林、トチノキ林等が見られ、尾根筋には、低木層にツクシシヤクナゲを伴つたブナの天然林やヒメコマツ林が存在する。

また、ほ乳動物や鳥類の分布も多く、この地域周辺では特にニホンツキノワグマの生息密度が高く、生態系の安定した地域である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

石川県山中県有林のうち、14林班の3小班、15林班の2小班、16林班の4小班及び17林班の4小班の区域86.7ヘクタールを特別地区に指定する。

(3) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、特別地区内については、原則として、30パーセント以内の択伐とする。

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

第2 打呂自然環境保全地域

1 打呂自然環境保全地域の区域

珠洲市宝立町柏原地内の石川県林業試験場打呂試験林の全部の区域 5.0ヘクタール

2 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、ヒノキアスナロ(アテ)の天然林であり、この林分は、分布の西限として植物分類地理学上から、また、本県のアテ林業史上からも重要なものである。

上層林冠は、ヒノキアスナロが優占し、林床にも実生によるヒノキアスナロの幼樹が生育している。

(2) 特別地区の指定に関する事項

打呂自然環境保全地域の区域の全域5.0ヘクタールを特別地区に指定する。

(3) 野生動植物保護地区の指定に関する事項

ヒノキアスナロを対象として、特別地区の区域の全域を野生動植物保護地区に指定する。

(4) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、試験研究以外のものについては、原則として禁止する。

(5) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

第3 菊水自然環境保全地域

1 菊水自然環境保全地域の区域

金沢市菊水町地内の石川県菊水県有林のうち、金沢市菊水町ルの55の1、55の2、56、58、60及び61の地番の区域 6.0ヘクタール

2 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域の植生は、ブナ林で低木層のマルバマンサク、オオバクロモジ、エゾユズリハ等が日本海型ブナ林であることを特徴付けており、更に深雪地の特徴であるユキツバキも混在している。

加賀地域のブナ林は、人為の影響を受けて、現在では一般に標高700メートル以上に限られるが、本地域の標高350メートルから570メートルまでにわたるブナ天然林は、本地域及び周辺の原植生を示すものとして極めて貴重である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

なし

(3) 保全のための規制に関する事項

なし

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

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昭和52年7月5日

石川県自然環境保全条例(昭和48年石川県条例第55号)第12条第1項の規定により県自然環境保全地域を指定し、同条例第13条第1項の規定により当該保全地域の保全計画を決定したいので、同条例第12条第4項(第13条第4項において準用する場合を含む。)の規定により、次のとおり公告し、その案を一般の縦覧に供する。

第1 犀川源流自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

1 県自然環境保全地域の名称

犀川源流自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

金沢市地内の犀川国有林のうち、1001林班に小班、1002林班ろ小班、1003林班い小班、1004林班い小班、1005林班い小班、1061林班ろ小班、1062林班ろ小班及び1063林班は小班の区域 811.46ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、犀川の源流で、標高約700メートルから奈良岳(1,644メートル)にわたる地域であり、ブナ林帯から亜高山帯への垂直分布がみられ、一部尾根筋にはクロベ―ヒメコマツ林や谷筋に山地性高茎草原が存在し、多様性に富み自然度の高いものである。

ほ乳類では、ツキノワグマ、ニホンカモシカ、ニホンザル、ヤマネ、オコジョ、モモンガ等が生息し、鳥類も県鳥イヌワシを始め、種類数、密度共豊かであり、生態系の安定した地域である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

保全地域の区域全域を特別地区に指定する。

(3) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、原則として30パーセント以内の択伐とする。

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧場所

石川県環境部環境保全課及び金沢市役所

第2 唐島自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

1 県自然環境保全地域の名称

唐島自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

鹿島郡中島町字塩津イ部64番の唐島神社社そうの区域 1.04ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、海に接し、高木層に樹高15ないし20メートルのタブノキが優占し、亜高木層にヤブツバキが群生する自然林である。また、カラタチバナの北限に近い自生地となつている。

(2) 特別地区の指定に関する事項

なし

(3) 保全のための規制に関する事項

なし

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧場所

石川県環境部環境保全課及び中島町役場

第3 観音下かながそ自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

1 県自然環境保全地域の名称

観音下自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

小松市観音下町ヌ43の1及びヌ43の2の地番の区域 2.0ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は標高70メートルから150メートルまでにわたる斜面に発達したスダジイ林で、樹高15メートル前後のスダジイが優占し、一部にアカマツが混生する。本県内のスダジイ林は一般に標高60メートル位までであり、特異な分布といえる。また、ツクバネガシの北限に近い自生地となつている。

(2) 特別地区の指定に関する事項

なし

(3) 保全のための規制に関する事項

なし

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧場所

石川県環境部環境保全課及び小松市役所

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昭和53年3月31日

告示第175号

石川県自然環境保全条例(昭和48年石川県条例第55号)第12条第1項の規定により、次のとおり県自然環境保全地域を指定する。

なお、同条例第13条第3項の規定により、当該県自然環境保全地域の保全計画の概要を次のとおり告示する。

第1 犀川源流自然環境保全地域

1 犀川源流自然環境保全地域の区域

金沢市地内の犀川国有林のうち、1001林班に小班、1002林班ろ小班、1003林班い小班、1004林班い小班、1005林班い小班、1061林班ろ小班、1062林班ろ小班及び1063林班は小班の区域 811.5ヘクタール

2 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、犀川の源流で、標高約700メートルから奈良岳(1,644メートル)にわたる地域であり、ブナ林帯から亜高山帯への垂直分布がみられ、一部尾根筋にはクロベ―ヒメコマツ林や谷筋に山地性高茎草原が存在し、多様性に富み自然度の高いものである。

ほ乳類では、ツキノワグマ、ニホンカモシカ、ニホンザル、ヤマネ、オコジョ、モモンガ等が生息し、鳥類も県鳥イヌワシを始め、種類数、密度共豊かであり、生態系の安定した地域である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

保全地域の区域全域を特別地区に指定する。

(3) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、原則として30パーセント以内の択伐とする。

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

第2 唐島自然環境保全地域

1 唐島自然環境保全地域の区域

鹿島郡中島町字塩津イ部64番の唐島神社社そうの区域 1.0ヘクタール

2 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、海に接し、高木層に樹高15ないし20メートルのタブノキが優占し、亜高木層にヤブツバキが群生する自然林である。また、カラタチバナの北限に近い自生地となつている。

(2) 特別地区の指定に関する事項

なし

(3) 保全のための規制に関する事項

なし

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

第3 観音下自然環境保全地域

1 観音下自然環境保全地域の区域

小松市観音下町ヌ43の1及びヌ43の2の地番の区域 2.0ヘクタール

2 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、標高70メートルから150メートルまでにわたる斜面に発達したスダジイ林で、樹高15メートル前後のスダジイが優占し、一部にアカマツが混生する。本県内のスダジイ林は一般に標高60メートル位まであり、特異な分布といえる。また、ツクバネガシの北限に近い自生地となつている。

(2) 特別地区の指定に関する事項

なし

(3) 保全のための規制に関する事項

なし

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

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昭和54年11月9日

石川県自然環境保全条例(昭和48年石川県条例第55号)第12条第1項の規定により県自然環境保全地域を指定し、同条例第13条第1項の規定により当該保全地域の保全計画を決定したいので、同条例第12条第4項(第13条第4項において準用する場合を含む。)の規定により、次のとおり公告し、その案を一般の縦覧に供する。

1 県自然環境保全地域の名称

鈴ケ岳自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

小松市大杉町字へ5の29からへ5の34までの地番の区域 34.8ヘクタール

3 保全計画の決定の案の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、多様性に富んだ優れた自然林から成り、斜面から尾根沿いには胸高直径1メートルを超えるブナ林がみられ、沢沿いにはサワグルミ、ケヤマハンノキ、ホオノキ等のけい谷林がみられ、動物相も豊かで、生態系の安定した地域である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

保全地域の区域全域を特別地区に指定する。

(3) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、原則として30パーセント以内の択伐とする。

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

4 縦覧期間

昭和54年11月9日から昭和54年11月22日まで

5 縦覧場所

石川県環境部環境保全課及び小松市役所

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昭和55年10月28日

告示第632号

石川県自然環境保全条例(昭和48年石川県条例第55号)第12条第1項の規定により、次のとおり県自然環境保全地域を指定する。

なお、同条例第13条第3項の規定により、当該県自然環境保全地域の保全計画の概要を次のとおり告示する。

1 県自然環境保全地域の名称

鈴ケ岳自然環境保全地域

2 県自然環境保全地域に含まれる土地の区域

小松市大杉町字ヘ5の29からヘ5の34までの地番の区域 34.8ヘクタール

3 保全計画の概要

(1) 保全すべき自然環境の特質

本地域は、多様性に富んだ優れた自然林から成り、斜面から尾根沿いには胸高直径1メートルを超えるブナ林がみられ、沢沿いにはサワグルミ、ケヤマハンノキ、ホオノキ等のけい谷林が存在し、動物相も豊かで、生態系の安定した地域である。

(2) 特別地区の指定に関する事項

保全地域の区域全域を特別地区に指定する。

(3) 保全のための規制に関する事項

木竹の伐採は、原則として30パーセント以内の択伐とする。

(4) 保全のための施設に関する事項

保全地域の区域、趣旨等を示す標識を設置する。

県自然環境保全地域の指定、保全計画の概要等

昭和50年11月7日 公報

(昭和50年11月7日施行)

体系情報
第4編 環境保全/第2章 自然保護/第2節 自然環境
沿革情報
昭和50年11月7日 公報