○北河内ダム操作規則

平成二十二年五月三十一日

規則第二十七号

北河内ダム操作規則をここに公布する。

北河内ダム操作規則

目次

第一章 総則(第一条・第二条)

第二章 貯水池の水位等(第三条―第七条)

第三章 貯水池の用途別利用(第八条―第十条)

第四章 洪水調節等(第十一条―第十五条)

第五章 貯留された流水の放流(第十六条―第二十一条)

第六章 点検、整備等(第二十二条―第二十四条)

第七章 雑則(第二十五条)

附則

第一章 総則

(通則)

第一条 北河内ダム(以下「ダム」という。)の操作については、この規則の定めるところによる。

(ダムの用途)

第二条 ダムは、洪水調節、流水の正常な機能の維持及び上水道用水の供給をその用途とする。

第二章 貯水池の水位等

(洪水)

第三条 洪水は、流水の貯水池への流入量が毎秒十立方メートル以上である場合における当該流水とする。

(水位)

第四条 貯水池の水位は、ダム本体に設置された水位計の測定結果に基づき算出するものとする。

(常時満水位)

第五条 貯水池の常時満水位は、標高百二十九・〇メートルとする。

(サーチャージ水位)

第六条 貯水池のサーチャージ水位は、標高百三十五・〇メートルとする。

(最低水位)

第七条 貯水池の最低水位は、標高百十三・三メートルとする。

第三章 貯水池の用途別利用

(洪水調節等のための利用)

第八条 洪水調節及び洪水に達しない流水の調節は、標高百二十九・〇メートルから標高百三十五・〇メートルまでの容量百十五万立方メートルを利用して行うものとする。

(流水の正常な機能の維持のための利用)

第九条 流水の正常な機能の維持は、標高百十三・三メートルから標高百二十九・〇メートルまでの容量百四十四万立方メートルのうち、最大百四十一万立方メートルを利用して行うものとする。

(上水道用水の供給のための利用)

第十条 上水道用水の供給は、標高百十三・三メートルから標高百二十九・〇メートルまでの容量百四十四万立方メートルのうち、最大三万立方メートルを利用して行うものとする。

第四章 洪水調節等

(洪水警戒体制)

第十一条 石川県奥能登土木総合事務所長(以下「所長」という。)は、洪水が予想されるときは、訓令で定めるところにより、洪水警戒体制を執らなければならない。

(洪水警戒体制時における措置)

第十二条 所長は、前条の規定により洪水警戒体制を執ったときは、直ちに、土木部河川課その他の訓令で定める関係機関(以下「関係機関」という。)及び金沢地方気象台と連絡を密にし、気象及び水象に関する観測及び情報の収集をしなければならない。

(洪水調節等)

第十三条 洪水調節及び洪水に達しない流水の調節は、水位が常時満水位を超える場合には、常用洪水吐きからの自然放流により行うものとする。

(洪水調節等の後における水位の低下)

第十四条 前条の規定により洪水調節及び洪水に達しない流水の調節を行った後においては、常用洪水吐きからの自然放流により、水位を常時満水位に低下させるものとする。

(洪水警戒体制の解除)

第十五条 所長は、訓令で定めるところにより、洪水警戒体制を維持する必要がなくなったと認めるときは、これを解除しなければならない。

第五章 貯留された流水の放流

(貯留された流水の放流を行うことができる場合)

第十六条 ダムによって貯留された流水は、第十三条第十四条第十八条及び第十九条の規定による場合を除き、次の各号のいずれかに該当する場合に放流を行うことができる。

 第二十二条第一項の規定による点検又は整備を行うため特に必要があるとき。

 前号に掲げる場合のほか、特にやむを得ない理由がある場合として訓令で定める場合

2 前項各号に掲げる場合の放流量の限度は、毎秒三・二立方メートルとする。

(平二七規則二二・一部改正)

(放流の原則)

第十七条 所長は、放流管から放流を行う場合には、放流により下流に急激な水位の変動を生じないよう努めるものとする。

(流水の正常な機能の維持のための放流)

第十八条 所長は、流水の正常な機能の維持のため必要があると認めるときは、別表の上欄に掲げる地点において同表の中欄に掲げる期間中、それぞれ同表の下欄に掲げる水量を確保できるよう、ダムから必要な流水の放流を行わなければならない。

(上水道用水の供給のための放流)

第十九条 所長は、上水道用水の供給のため必要があると認めるときは、ダム地点において一日当たり千六百立方メートルの水量を確保できるよう、ダムから必要な流水の放流を行わなければならない。

(放流に関する通知等)

第二十条 所長は、ダムから放流を行うことにより流水の状況に著しい変化を生ずると認める場合において、これによって生ずる危害を防止するため必要があると認めるときは、訓令で定めるところにより、関係機関に通知するとともに、一般に周知させるため必要な措置を執らなければならない。

(ゲート等の操作)

第二十一条 放流管から放流を行う場合のゲート等の操作については、訓令で定める。

第六章 点検、整備等

(計測、点検及び整備)

第二十二条 所長は、ダム本体、貯水池、ダムに係る施設等を常に良好な状態に保つため必要な計測、点検及び整備を行わなければならない。

2 所長は、前項の規定による計測、点検及び整備を行うため、点検整備基準を定めなければならない。

(平二七規則二二・一部改正)

(観測)

第二十三条 所長は、ダムを操作するため必要な気象及び水象の観測を行わなければならない。

2 所長は、前項の規定による観測を行うため、調査測定基準を定めなければならない。

(平二七規則二二・一部改正)

(記録)

第二十四条 所長は、ゲート等を操作し、又は第二十二条第一項の規定による計測、点検及び整備若しくは前条第一項の規定による観測を行ったときは、訓令で定める事項を記録しておかなければならない。

第七章 雑則

(訓令への委任)

第二十五条 この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、訓令で定める。

附 則

この規則は、平成二十二年六月一日から施行する。

附 則(平成二十七年三月三十一日規則第二十二号)

この規則は、平成二十七年四月一日から施行する。

別表(第十八条関係)

地点名

期間

水量

ダム地点

四月二十六日から五月五日まで

〇・一六

五月六日から八月二十日まで

〇・一五

八月二十一日から翌年の四月二十五日まで

〇・一一

五十里地点

四月二十六日から五月五日まで

〇・四五

五月六日から八月二十日まで

〇・四三

八月二十一日から翌年の四月二十五日まで

〇・二四

明治橋地点

四月二十六日から五月五日まで

一・一一

五月六日から八月二十日まで

一・〇八

八月二十一日から翌年の四月二十五日まで

〇・七一

備考 水量の単位は、毎秒立方メートルとする。

北河内ダム操作規則

平成22年5月31日 規則第27号

(平成27年4月1日施行)

体系情報
第6編 木/第2章の2 河川、海岸/第2節 多目的ダム等
沿革情報
平成22年5月31日 規則第27号
平成27年3月31日 規則第22号