○香美市立やなせたかし記念館の設置及び管理に関する条例

平成21年12月22日

条例第48号

香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムの設置及び管理に関する条例(平成18年香美市条例第110号)の全部を改正する。

(設置)

第1条 漫画文化及び芸術文化に関する市民の知識及び教養の向上を図り、市民文化の振興に寄与するため、香美市立やなせたかし記念館(以下「記念館」という。)を設置する。

(名称及び位置)

第2条 記念館の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

アンパンマンミュージアム

香美市香北町美良布1224番地2

詩とメルヘン絵本館

香美市香北町韮生野379番地

(事業)

第3条 記念館は、次の事業を行う。

(1) 漫画文化及び芸術文化に関する資料の収集、保存及び展示

(2) 漫画文化及び芸術文化に関する講演会、技術研究教室等の開催

(3) 前2号に定めるもののほか、第1条の目的を達成するために必要な業務

(管理の基本)

第4条 記念館は、常に良好な状態において管理し、その設置目的に応じて最も効率的に運用しなければならない。

(指定管理者による管理)

第5条 次に掲げる記念館の管理に関する業務は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、指定管理者(同項に規定する指定管理者をいう。以下同じ。)に行わせることができる。

(1) 第3条に規定する事業の実施に関すること。

(2) 記念館の利用に関すること。

(3) その他市長が指示した業務

2 第18条第19条第22条及び第25条の規定は、前項の規定に基づき指定管理者に記念館の管理を行わせる場合について準用する。この場合において、これらの規定中「市長」とあるのは「指定管理者」と読み替えるものとする。

(指定管理者の募集)

第6条 市長は、指定管理者を指定しようとするときは、次に掲げる事項を明示して公募するものとする。ただし、市長が特段の事由により指定管理者を指定した場合は、この限りでない。

(1) 募集の期間

(2) 申込みの際に提出する次条の書類の内容

(3) 第8条の選定の基準

(4) 管理業務の範囲及び具体的内容

(5) 使用料及び利用料金に関する事項

(6) 管理を行う期間(以下「指定期間」という。)

(7) その他市長が必要と認める事項

(指定管理者への申込み)

第7条 前条の規定による公募に応じ指定管理者になろうとするもの(以下「申込者」という。)は、次に掲げる書類を市長に提出して申込みをしなければならない。

(1) 申請書

(2) 管理にかかる事業計画書

(3) 管理にかかる収支計画書

(4) 定款の写し及び登記事項証明書又はこれらに準ずるもの

(5) 当該団体の経営状況を説明する書類

(6) その他市長が必要と認める書類

(指定管理者の選定方法及び選定基準)

第8条 市長は、申込者より提出された書類その他必要な事項を調査し、次に掲げる選定基準に基づき選定し、記念館の管理を行うにあたり最も適当であると認めたものを指定管理者として指定する。

(1) 記念館の平等な利用が確保されること。

(2) 前条第2号の事業計画書の内容が施設の効用を最大限に発揮するものであり、記念館の管理に要する経費の縮減が図られるものであること。

(3) 前条第2号の事業計画書に沿った管理を安定して行う人員、資格その他の経営の規模及び状況を有していること。

(4) その他市長が必要と認める事項

(指定管理者の選定結果の通知)

第9条 市長は、前条の規定による選定を行ったときは、速やかにその結果を申込者に通知しなければならない。

(指定管理者の告示)

第10条 市長は、第6条ただし書及び第8条の規定により記念館の指定管理者を指定した場合は、次に掲げる事項を告示しなければならない。指定を取り消した場合も同様とする。

(1) 指定管理者の所在及び名称

(2) 指定期間

(3) 前2号に定めるもののほか、必要な事項

(指定管理者が行う管理の基準)

第11条 指定管理者は、記念館の管理をするにあたって、市長の指示した事項に留意し、適正な管理運営を行い、管理運営を通じて取得した個人に関する情報の取扱いについて適正な管理を行わなければならない。

(指定管理者の報告)

第12条 指定管理者は、毎事業年度、記念館の管理の業務に関し事業報告書を作成し、市長に提出しなければならない。

(指定の取消し等)

第13条 市長は、指示に従わないとき、その他当該指定管理者による管理を継続することが適当でないと認めるときは、その指定を取り消し、又は期間を定めて管理の業務の全部又は一部の停止を命じることができる。

(使用の基本)

第14条 記念館を観覧又は利用する者は、規則に定める事項を遵守するほか、常に最善の注意をもって使用しなければならない。

(休館日)

第15条 記念館の休館日は、次のとおりとする。ただし、市長が特に必要と認めたときは、これを変更し、又は臨時に休館日を定めることができる。

(1) 火曜日。ただし、火曜日が国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い休日でない日とする。

(2) 次の期間においては、休館日を設けない。

 3月25日から4月6日まで

 4月29日から5月5日まで

 7月20日から8月31日まで

 12月24日から翌年1月7日まで

(開館時間)

第16条 記念館の開館時間は、午前9時30分から午後5時までとする。ただし、7月20日から8月31日までは午前9時から午後5時までとする。

2 市長が特に必要と認めるときは、前項の規定にかかわらず前項の開館時間を変更することができる。

(入館料の納付)

第17条 記念館が展示する美術品及び美術に関する資料(以下「美術品等」という。)を観覧する者(以下「観覧者」という。)は、別表に定める額を、入館料として市に納付しなければならない。ただし、観覧者が規則で定める者である場合の入館料は、無料とする。

2 前項本文の規定にかかわらず、旅行業法(昭和27年法律第239号)第6条の4第1項に規定する旅行業者又は市長が別に定める者が取り扱う観覧については、当該旅行業者又は市長が別に定める者が、前項に規定する入館料(団体の場合にあっては、その合計額)の9割に相当する金額を入館料として市に納付しなければならない。

(入館の制限)

第18条 市長は、次の各号のいずれかに該当すると認める者に対し、入館を禁じ、又は退館を命ずることができる。

(1) 記念館の美術品等又はシアターその他の施設(その付属設備を含む。以下「施設」という。)を損傷するおそれがある者

(2) 他の観覧者に危害を加え、又は迷惑になる行為をする者

(3) 騒じょう又は示威にわたる行為をする者

(4) 前3号に掲げるもののほか、記念館の管理上必要な指示に従わない者

(施設の利用の許可等)

第19条 記念館の施設を利用しようとする者は、市長の許可を受けなければならない。

2 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、施設の利用を許可しないものとする。

(1) 利用の目的が記念館の設置の目的に反するとき。

(2) 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認めたとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、施設を利用させることが不適当であると認めたとき。

(施設の利用時間)

第20条 前条第1項の許可に基づく施設の利用時間は、記念館の休館日及び午後6時30分から午後10時までとする。

(権利の譲渡等の禁止)

第21条 施設の利用の許可を受けた者(以下「利用者」という。)は、施設の利用の許可に伴う権利を譲渡し、又は転貸してはならない。

(利用の許可の取消し等)

第22条 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、施設の利用の許可を取り消し、利用を停止させ、又は許可の条件を変更することができる。

(1) 利用者がこの条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。

(2) 利用者が利用の許可の条件に違反したとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、市長が必要と認めたとき。

2 前項の場合において、利用者に損害が生じても、市は賠償責任を負わない。ただし、同項第3号の規定に基づき同項の処分をした場合であって、当該処分が市長の都合によるときは、この限りでない。

(入館料等の減免)

第23条 市長は、特に必要があると認めたときは、入館料を減免することができる。

(入館料等の返還)

第24条 既に納付された入館料は、返還しない。ただし、市長が特別な理由があると認めたときは、その全部又は一部を返還することができる。

(美術品等の撮影等の承認)

第25条 学術研究等のため記念館の美術品等の撮影、複写、模写、模造等をしようとする者は、市長の承認を得なければならない。

2 前項の場合において、記念館の美術品等は、市長が特に必要と認めた場合のほか、記念館以外の場所で利用することができない。

(損害賠償の義務)

第26条 観覧者又は利用者は、故意又は過失により記念館の美術品等又は施設を損傷し、又は亡失したときは、これによって生じた損害を市長の認定に基づき賠償しなければならない。

(委任)

第27条 この条例に定めるもののほか、記念館の管理に関し必要な事項は、別に規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成22年1月1日から施行する。

(香美市立やなせたかし記念館詩とメルヘン絵本館の設置及び管理に関する条例の廃止)

2 香美市立やなせたかし記念館詩とメルヘン絵本館の設置及び管理に関する条例(平成18年香美市条例第111号)は廃止する。

(経過措置)

3 この条例の施行の日の前日までに、香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムの設置及び管理に関する条例(平成18年香美市条例第110号)及び香美市立やなせたかし記念館詩とメルヘン絵本館の設置及び管理に関する条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとする。

附 則(平成27年3月23日条例第9号)

この条例は、平成27年4月1日から施行する。

別表(第17条関係)

区分

入館料(1人1回につき)

個人

団体

記念館共通

一般

700円

630円

中学生・高校生

500円

450円

小人

300円

270円

詩とメルヘン絵本館

一般

400円

360円

中学生・高校生

200円

180円

小人

100円

90円

企画展

一般

市長がその都度定める額

中学生・高校生

小人

備考

1 団体とは、20人以上をいう。

2 一般とは、中学生・高校生以外の者で15歳以上のものをいう。

3 中学生・高校生とは、中学校、高等学校その他これらに準ずる教育施設に在学する者をいう。

4 小人とは、満3歳以上の学齢に達しない者及び小学校その他これに準ずる教育施設に在学する者をいう。(詩とメルヘン絵本館については、満3歳以上の学齢に達しない者を除く。)

5 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳を所持する者は、上記金額の半額とする。

6 1種認定の身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳を所持する者の介助者は1人限り半額とする。

7 高知県内の学校等が教育活動に利用する場合は、団体の入館料とする。

香美市立やなせたかし記念館の設置及び管理に関する条例

平成21年12月22日 条例第48号

(平成27年4月1日施行)