○給水装置工事検査要綱

平成10年4月24日

告示第15号

(趣旨)

第1条 この要綱は、神崎町水道事業給水条例(平成10年神崎町条例第19号。以下「条例」という。)第7条第2項及び第33条第2項ただし書きの規定に基づく工事検査及び確認検査に関し必要な事項を定めるものとする。

(工事検査)

第2条 水道事業の管理者の権限を行う町長(以下「町長」という。)は、神崎町水道事業給水条例施行規程(平成10年神崎町訓令第1号。以下「施行規程」という。)第2条及び第5条の申請に係るすべての給水装置工事について工事検査を行うものとする。

ただし、町長が必要と認めたときは、工事の施工過程においても行うことができるものとする。

(検査員及び班構成)

第3条 検査員は町長の指名した技術職員とし、構成は1班につき2名以上とする。

(工事検査時の立会い)

第4条 工事検査の立会いは、水道法施行規則(昭和32年厚生省令第45号)第36条第1号の規定により、当該給水装置工事を行う者として指名された給水装置工事主任技術者とする。

ただし、特段の事情があるときは、当該給水装置工事に精通している者を立会者とすることができる。

また、確認検査の立会いは、確認を受けようとする者が、確認を容易に行うことができる状態にした上で、申請者、施工者、もしくは工事内容を熟知した者の立会いを求めるものとする。

(検査事項及び方法)

第5条 工事検査は次の各号に掲げる事項について確認することとするが、現場の状況により確認できない部分については、写真により確認することとする。

(1) 管の種類、管径、布設延長

 施行規程第12条に定める管種が使用されていること。又、埋設場所に適した管種の選択がされていること。

 所用水量に適した口径が選択されていること。

 給水装置調書のとおりの延長で埋設されていること。

(2) 管の埋設深度

 施行規程第15条に定める埋設深度が確保されていること。

(3) 配水管及び給水管からの分岐状況

 取付口の位置は、他の給水管の取付口から30センチメートル以上離れていること。

 取付口における給水管口径は所用水量に比し、著しく過大でないこと。

 分岐には、配水管等の管種に応じた材料が使用されていること。

 穿孔機は、仕様に応じたドリル、カッターが使用されていること。

 穿孔後における適切な防食のための措置が講じられていること。(ポリエチレンシートによる被覆・コアの装着)

(4) 止水栓・水道メーターの構造、位置及び設置状態

 止水栓は、原則として敷地部分の道路境界の近くに設置されていること。

 止水栓は、外力による損傷の防止及び開閉操作の容易性を考慮し設置されていること。

 水道メーターは、原則として敷地部分の道路境界の近くに設置されていること。

 水道メーターの点検及び取替が容易であり、かつ、損傷、凍結等のおそれがない位置に設置されていること。

 量水器筐は、町規定の大きさ及び器材が使用されていること。

 量水器筐内に、町規定のボール伸縮止水栓等が設置されていること。

(5) 配管及び管の接合

 配水管の水圧に影響を及ぼすおそれのあるポンプに直接連結されていないこと。

 配管の口径、経路、構造等が適切に行われていること。

 管種について性能基準適合品が使用されていること。

 接合は、管種に応じた方法及び材料が使用されていること。

 接合に当たり、適切な防食処理が行われていること。

(6) 逆流防止のための器具設置状況、吐水口と満水面との間隔

 逆流するおそれのある場所においては、吐水口空間が確保されていること。

 逆流防止性能又は負圧破壊性能を有する給水用具が適切な位置に設置されていること。

(7) 水栓、器具類の取付け方法

 水栓、器具の取り付けに当たり、適切な器具の選定がなされていること。

 給水用具について性能基準認定品であることの確認をしていること。

 接合に当たり、適切な方法で行われていること。

(8) 管の防護措置(防寒、防露、防食、防護等)

 凍結のおそれがある場所にあつては、耐寒性能を有する給水装置の設置、又は断熱材、保温材で被覆すること等が適切に行われていること。

 下水管等があり、やむを得ず浅く埋設した場合、又は、側溝、水路等により露出する場合、防寒、防護等の措置が講じられていること。

(9) 使用材料の確認

水道法施行令(昭和32年政令第336号。)第4条に規定する給水装置の構造及び材質の基準に適合していることが、認証されたものであることを確認すること。

(10) 水圧(耐圧)試験

水圧1平方センチメートル当たり0.980メガパスカル(10.0キログラム)を5分間加えて、漏水の有無について確認を行う。なお、水道メーターより上流側についても、布設延長が長い等の場合には同様な試験を行う。

(11) 水質検査

他の水管との接続誤り及び水質変化の確認のため、通水後水栓より採水し、残留塩素、水素イオン濃度(pH)の測定を行う。

(12) 給水器具の作動状態の確認

 止水栓等の開閉の確認

 水道メーターの逆取付け及び作動を確認する。又、集合住宅等においては、申請の通り配管されているか特に注意し、前後、上下の誤り配管がないことを確認する。

 給水栓等の開閉を行い、十分な水量が得られるかを確認するとともに、施工の際の切りかす、残土等の排出を確認する。

 給湯器や特殊器具の開閉にあたつては、事前に切りかす、残土等の排出を行い、申請者に確認の上、十分注意して行うことが望ましい。

(13) 公道部路面復旧状況

 工事は、関係法令等を遵守し施工されていること。

 埋戻しに当たつては、良質な土砂を使用し、施工後の陥没、沈下等が発生しないよう十分締固められていること。

 舗装道路の本復旧は、道路管理者の指示に従い、速やかに行われているか。

 速やかに本復旧を行うことが困難なときは、道路管理者の承諾を得た上で仮復旧されていること。

 工事の施工によつて生じた建設発生土、建設廃棄物等の不要物は、適正な処理が行われていること。

 道路部分の配管において、適切な位置に埋設されていること。斜め横断配管等おこなわれていないこと。

 道路管理者に提出する施工写真等が整理されていること。

(報告又は資料の提出)

第6条 町長は、神崎町指定給水装置工事事業者規程第17条の規定により、報告又は資料の提出を求めることができる。

2 町長は、神崎町指定給水装置工事事業者規程第13条第6項の規定による、給水装置工事の記録の作成を確認するものとする。

(工事の改善及び給水装置調書の修正)

第7条 町長は、工事検査の結果、改善を要すると認める箇所があるときは、申請者もしくは給水装置工事主任技術者に対し、文書又は口頭により期間を定め、当該工事の改善を指示することができる。

2 町長は、前項の規定により改善を指示した給水装置工事について、完成した旨の報告があつたときは、当該部分の確認を行うものとする。

3 町長は、工事検査の結果、給水装置調書と現場が異なる場合は、申請者又は指定給水装置工事事業者に対し給水装置調書の修正を命ずるものとする。

(工事検査の報告)

第8条 検査員は、検査の結果について、工事検査報告書(別記第1号様式)により町長に報告するものとする。

附 則

(施行期日)

1 この要綱は、公示の日から施行する。

(給水装置工事検査要綱の廃止)

2 給水装置工事検査要綱(平成8年神崎町告示第12号)は、廃止する。

画像画像

給水装置工事検査要綱

平成10年4月24日 告示第15号

(平成10年4月24日施行)