○長久手市美しいまちづくり条例

平成17年1月11日

条例第8号

目次

第1章 総則(第1条―第5条)

第2章 魅力ある景観づくり(第6条)

第3章 良好な住環境づくり(第6条の2―第10条)

第4章 みどりのあるまちづくり(第11条)

第5章 きれいで快適なまちづくり(第12条―第21条)

第6章 雑則(第22条)

付則

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、長久手市の環境を活かした魅力あるまちづくりのためには、地域が一体となって良好な環境を守り、育てていくことが大切であるとの認識のもとに、魅力ある景観の保全と創出、良好な住環境の形成、みどりの推進及び環境美化の推進に関する基本的な事項を定め、住民、事業者及び市が協働して取り組むことにより、誰もが住みやすい美しいまちを実現することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによるものとする。

(1) 住民 市内に居住し、又は滞在する者をいい、市内を通過するものを含む。

(2) 建築物 建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第1号に規定する建築物をいう。

(3) 建築 建築基準法第2条第13号に規定する建築をいう。

(4) 特定工作物 都市計画法第4条第11項に規定する第1種特定工作物又はゴルフコースその他都市計画法施行令(昭和44年政令第158号)第1条第2項各号に掲げるものをいう。

(5) 開発行為 主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいう。

(6) 開発事業 開発行為及び建築物の建築を行う事業をいう。

(7) 公共の場所 道路、公園その他公共の用に供されている場所をいう。

(8) 空き缶等 たばこの吸い殻、ガムのかみかす、紙くずその他これらに類する物及び飲料、食料等の缶、びんその他の容器をいう。

(9) 飼い犬等 所有者のある犬、猫、その他の愛がん動物をいう。

(10) 落書き 公共の場所又は他人が所有し、若しくは管理する建物その他の工作物に、承諾を得ることなく、みだりに文字、図形、模様等をかくことをいう。

(11) チラシ等 チラシその他の宣伝物をいう。

(12) 空き地の所有者等 空き地(現に人の使用していない土地)の所有者、管理者又は占有者をいう。

(13) 大規模開発事業 開発事業の区域の面積が5,000平方メートル以上の事業をいう。

(14) 卸売市場等 卸売市場、火葬場又はと畜場、汚物処理場、ごみ焼却場その他建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)第130条の2の2に掲げる施設をいう。ただし、当該施設の処理能力、面積等については、適用しない。

(住民の責務)

第3条 住民は、美しいまちづくりに主体的に取り組むとともに、市の実施する美しいまちづくりに関する施策に協力しなければならない。

(事業者の責務)

第4条 事業者は、美しいまちづくりに主体的に取り組むとともに、美しいまちづくりに関する市の施策及び住民による取組に協力しなければならない。

(市の責務)

第5条 市長は、次に掲げる計画等との調整を図りながら、美しいまちづくりの実現のために必要な施策を総合的に実施するものとする。

(1) 長久手市総合計画

(2) 長久手市土地利用計画

(3) 長久手市環境基本計画

(4) 長久手市都市計画に関する基本的な方針

(5) 長久手市緑の基本計画

(6) 長久手市住宅マスタープラン

第2章 魅力ある景観づくり

(魅力ある景観の保全と創出)

第6条 市長は、長久手市の魅力ある景観を守り育て、また創出していくために、景観法(平成16年法律第110号)の規定に基づいて、住民参加のもとに、地域の個性を活かした景観計画を策定し、魅力ある景観づくりに関する施策を総合的に実施するものとする。

2 住民、事業者及び市は、魅力ある景観づくりにおいて、一体的に取り組むよう努めなければならない。

第3章 良好な住環境づくり

(事前協議)

第6条の2 大規模開発事業若しくは特定工作物又は卸売市場等の建設を行おうとする事業者(以下「特定事業者」という。)は、市の土地利用に係る施策と整合性を図るために、次条に規定する開発協議を行う前に市長と協議(以下「事前協議」という。)を行わなければならない。ただし、市長が特に認めた場合は、この限りでない。

2 前項の規定による事前協議を行った特定事業者は、事前協議結果を遵守し、次条第1項の規定にかかわらず、開発協議を行わなければならない。

3 市長は、第1項の規定による事前協議を行うに当たっては、適切な助言又は指導を行うことができる。

(開発協議)

第7条 事業者は、次の各号のいずれかに該当する開発事業を行おうとするときは、無秩序な開発を防止し、良好な住環境を形成するために、法令に基づく許可申請等の手続の前に規則に定める基準により市長と協議(以下「開発協議」という。)を行わなければならない。ただし、事業者自らが居住の用に供する建築物の建築又は市長が特に認めた場合は、この限りでない。

(1) 開発区域の面積が500平方メートル以上の開発行為

(2) 中高層建築物(高さが10メートルを超える建築物、第1種低層住居専用地域及び第2種低層住居専用地域にあっては軒の高さが7メートルを超える建築物をいう。以下同じ。)の建築

(3) 敷地面積が500平方メートル以上の建築物の建築

(4) 計画戸数が6戸以上の分譲住宅、共同住宅、長屋、寄宿舎その他これらに類する建築物の建築

(5) 不特定多数又は特定多数の者が出入りする店舗、事務所、工場、倉庫等の建築

2 市長は、前項の規定による開発協議を行うに当たっては、適切な助言又は指導を行うことができる。

(協定の締結)

第8条 事業者は、開発協議により合意に達したときは、速やかに当該開発協議の内容について、市長と協定を締結しなければならない。

2 事業者は、前項の協定の内容を遵守し、開発事業を施行しなければならない。

(完了検査等)

第9条 事業者は、開発事業を完了したときは、遅滞なくその旨を市長に届出し、完了検査を受けなければならない。

2 市長は、開発事業の施行中においても、必要に応じて事業者に対し報告を求め、又はその職員に立入検査をさせることができる。

3 前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。

(勧告及び措置命令等)

第10条 市長は、事業者が第6条の2第1項若しくは第2項第7条第1項第8条第1項若しくは第2項又は第9条第1項の規定に違反したときは、当該事業者に対し、期限を定めて必要な措置を講ずるよう勧告することができる。

2 市長は、前項に規定する勧告に従わない事業者に対し、期限を定めて必要な措置を講ずるよう命令することができる。

3 市長は、事業者が前項の命令に従わないときは、事業者名その他規則で定める事項を公表することができる。

第4章 みどりのあるまちづくり

(みどりの推進)

第11条 市長は、住民参加のもとに、みどりのあるまちづくりを推進するため、長久手市みどりの条例(平成8年長久手町条例第10号)の定めるところにより、みどりの育成及び適切な保全(以下「みどりの推進」という。)に関する施策を実施するものとする。

2 住民及び事業者は、それぞれが積極的にみどりの推進に努めるとともに、市の実施するみどりの推進に関する施策に協力しなければならない。

第5章 きれいで快適なまちづくり

(環境美化の推進)

第12条 住民、事業者及び市は、地域ぐるみで環境美化意識の向上を図り、日常的に美化活動に取り組むことにより、環境美化の推進に努めなければならない。

(空き缶等のポイ捨ての禁止)

第13条 何人も、みだりに空き缶等を捨ててはならない。

(飼い犬等のふん害の防止)

第14条 飼い主は、みだりに飼い犬等のふんを放置することなく、適切に処理しなければならない。

(落書きの禁止)

第15条 何人も、落書きをしてはならない。

(清掃等の指導又は勧告)

第16条 市長は、前3条の規定に違反したと認められる者に対し、期限を定めて清掃等の必要な措置を講ずるよう指導し、又は勧告することができる。

(チラシ等の散乱の防止)

第17条 チラシ等を配布する者又は配布させた者は、そのチラシ等が散乱した場合は速やかにこれを回収し、又は清掃しなければならない。

2 市長は、前項の規定に違反したと認められる者に対し、期限を定めて清掃等の必要な措置を講ずるよう指導し、又は勧告することができる。

3 市長は、前項の規定による指導又は勧告に従わない者に対し、期限を定めて清掃等に必要な措置を講ずるよう命令することができる。

4 市長は、前項の規定による命令を受けた者が、正当な理由なくその命令に従わないときは、氏名その他規則で定める事項を公表することができる。

(空き地の適切な管理)

第18条 空き地の所有者等は、空き地の雑草等の繁茂で周辺の生活環境を悪化させないよう常に適切な管理に努めなければならない。

2 市長は、周辺の生活環境が悪化していると認められるときは、空き地の所有者等に対し、期限を定めて雑草等を除去するよう指導し、又は勧告することができる。

3 市長は、空き地の所有者等が前項の規定による指導又は勧告に従わないときは、期限を定めて雑草等の除去に必要な措置を講ずるよう命令することができる。

4 市長は、空き地の所有者等が前項の規定による命令に従わない場合において、雑草等の除去を代行し、その費用を空き地の所有者等に請求することができる。

5 前項に規定する除去の代行の手続は、行政代執行法(昭和23年法律第43号)の規定を適用する。

(自転車等の放置の禁止)

第19条 何人も、自転車及び原動機付自転車(以下「自転車等」という。)を放置することにより、住民の安全かつ良好な生活環境を悪化させてはならない。

2 市長は、きれいで快適なまちづくりを推進するため、長久手市自転車等の放置の防止等に関する条例(平成17年長久手町条例第3号)の定めるところにより、自転車等の放置の防止対策に努めるものとする。

(自動車の放置の禁止)

第20条 何人も、自動車を放置することにより、住民の安全かつ良好な生活環境を悪化させてはならない。

2 市長は、きれいで快適なまちづくりを推進するため、長久手市自動車の放置の防止等に関する条例(平成17年長久手町条例第7号)の定めるところにより、自動車の放置の防止対策に努めるものとする。

(環境美化重点地区)

第21条 市長は、環境美化の推進を図るため、特に必要があると認められる地区を、環境美化重点地区として指定することができる。

2 市長は、必要があると認めるときは、環境美化重点地区を変更し、又はその指定を解除することができる。

3 市長は、環境美化重点地区において、環境美化の推進に関する施策を重点的に実施するものとする。

第6章 雑則

(委任)

第22条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。

付 則

(施行期日)

1 この条例は、平成17年3月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の際、現に長久手町宅地開発等に関する指導要綱第4条の規定に基づき、町長が事前協議申請書を受理している開発事業については、第3章の規定は適用しない。

附 則(平成23年条例第10号)

1 この条例は、平成23年4月1日から施行する。

2 この条例の施行の際現に開発協議が行われている場合については、改正後の長久手町美しいまちづくり条例第6条の2の規定は、適用しない。

長久手市美しいまちづくり条例

平成17年1月11日 条例第8号

(平成23年4月1日施行)

体系情報
第8編 厚  生/第2章 衛  生
沿革情報
平成17年1月11日 条例第8号
平成23年3月30日 条例第10号