○西ノ島町町有馬貸付条例

平成18年9月29日

条例第30号

(目的)

第1条 この条例は、本町又は町外で生産された優良な肉用馬を確保し、町有馬として貸付を行い、本町肉用馬の改良と増殖並びに後継者の育成を図り、その優良な産出馬の町内保留に努め、もって畜産振興と国立公園内の景観保持に資することを目的とする。

(用語の定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 町有馬 町の所有する肉用雌馬をいう。

(2) 貸付馬 町が貸付を受けようとする者に貸付を行った町有馬をいう。

(町有馬の貸付)

第3条 町長は、第1条の目的を達成するため、町有馬を予算の範囲内で貸付を受けようとする者に貸し付けるものとする。

2 第7条の規定により納付のあったときは、その町有馬を新しく貸付する。

(貸付対象者)

第4条 町有馬の貸付は、本町に住所を有し、肉用馬の飼育に熱意を持つ者であって、国立公園内の景観保持に努める者を優先対象とし、次の各号に掲げる要件を具備した者で、町長が適当と認めた者とする。

(1) 飼養頭数に見合う労働力を有する者で改良や増頭に誠意あること。

(2) 飼養頭数に見合う飼料畑を確保するか又は飼料を確保する見込みが確実であること。

(管理の条件)

第5条 借受人は、貸付馬を農業災害補償法(昭和22年法律第185号)に基づく最高額の共済に加入させなければならない。

2 借受人は、貸付馬及び第8条の規定により納付すべき子馬について、その資格に応じ必要な登録又は登記の手続きをとらなければならない。

(申請)

第6条 町有馬の貸付を受けようとする者は、借受申請書を町長に提出しなければならない。

2 町長は、必要があると認めるときは、前項の書類のほか、必要な書類の提出を求めることができる。

(子馬の納付)

第7条 借受人は、貸付馬が生産した雌の子馬で、別に定める基準を超え、かつ、町長が優良と認めたもの1頭を、町に納付しなければならない。

2 借受人は、前項の規定により納付する雌馬がないときは、別に定める方法により納付し又は納付にかえることができる。

(町有馬の譲与)

第8条 町長は、借受人から前条の規定による納付があった場合は、貸付馬をこの条例の規定に基づき良好に管理していると認めたとき、次項の申請に基づき当該町有馬を借受人に譲与する。

2 借受人は、前項の規定により町有馬の譲与を受けようとするときは、譲受申請書を町長に提出しなければならない。

3 町長は、必要があると認めるときは、前項の書類のほか、必要な書類の提出を求めることができる。

(借受人や納付すべき子馬及び町有馬の譲与等に関する審査)

第9条 町長は、借受人や納付すべき子馬及び町有馬の譲与、その他条例に定める事項を審査するため、町有馬貸付審査委員会を設置する。

2 前項の規定による委員会の委員は、規則に定める機関等の中から町長が選任する。

(町有馬の引渡し)

第10条 第3条第1項第7条及び第8条の規定により、貸付、納付又は譲与を受ける町有馬の引渡しは、町長の指定する期日及び場所において行う。

2 第3条第1項及び第8条の規定により町有馬の引渡しを受けた者は、受領証を町長に提出しなければならない。

(借受人の義務)

第11条 借受人は、貸付馬を常に善良な状態で管理しなければならない。

2 借受人は、貸付馬が分べんしたときは、遅滞なく分べん報告書を町長に提出しなければならない。

3 借受人は貸付馬の疾病、死亡、盗難、失そうその他重大な事故があったときは、直ちに事故報告書を町長に提出しなければならない。

4 借受人は、貸付馬を事情により飼養することが困難となったときは、町長に申し出て返納しなければならない。

(借受人の賠償責任)

第12条 借受人は、貸付馬に重大な事故があり、当該事故が借受人の責めに帰すべき事由によるものであるときは、町長の定めるところにより、町に対し損害を賠償しなければならない。

(違反処分)

第13条 町長は、借受人がこの条例に違反したと認められるときは、貸付馬の返納を命じることができる。

2 前項の規定による貸付馬の返納は、町長の指定する期日及び場所において行うものとする。

(経費の負担)

第14条 町有馬の引渡し、納付、飼養管理及び返納に関する一切の経費及び第三者に与えた損害等は、借受人の負担とする。

(委任)

第15条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

附 則(平成19年条例第15号)

この条例は、公布の日から施行する。

西ノ島町町有馬貸付条例

平成18年9月29日 条例第30号

(平成19年3月19日施行)