○尾鷲市立学校職員(県費負担)の自家用自動車使用の承認等に関する規程

平成10年6月25日

教育委員会規程第1号

(趣旨)

第1条 この規程は、尾鷲市立小・中学校の管理下において行われる教育活動中、児童生徒が非常災害(負傷・疾病・障害)・急病・事故等の発生による緊急事態で救急車又は通常の交通機関の利用では、その業務の目的を達成することが極めて困難であると当該学校長(以下「校長」という。)が認めた場合、職員の自家用車の使用に関し必要な事項を定めるものとする。

2 この規程において「職員」とは、校長、教頭、教諭、助教諭、養護教諭、事務職員、常勤講師をいう。

3 この規程において「自家用車」とは、職員の使用する車等、専ら職員が使用している車をいう。

(届出及び承認等)

第2条 前条に基づき自家用車を使用しようとする職員は、事前に様式第1号の届出書により校長の承認を受けるものとする。なお、当該届出書は当初の届出事項に変更がないときは、同一年度内であれば次回使用の届出を省略できるものとする。

2 緊急事態発生時においては、職員との連絡により口頭で校長に届出を行い、当該業務遂行後速やかに、様式第2号の申請書を提出し承認を受けるものとする。

3 前各項の場合であっても、次の各号の一に該当するときは自家用車使用の承認をすることができないものとする。

(1) 職員の運転経験が3年に満たないとき

(2) 職員が交通事故を引き起こし、又は交通法規に違反して刑罰若しくは懲戒処分を受けてから1年を経過していない場合

(3) 職員の心身の状態が疾病・過労・睡眠不足又はその他の理由により自家用車の運転が不適当と認められる場合

(4) 使用する自家用車等に自動車車検証が備え付けられていない場合又その他当該車両の構造・装置・その他機能が不完全であると認められる場合

(5) 使用する自家用車等について、自動車損害賠償責任保険(以下「強制保険」という。)のほか対人賠償無制限、対物賠償1千万円以上、搭乗者賠償1千万円以上の任意加入の自動車保険(以下「任意保険」という。)に加入していない場合

(6) その他道路交通法等法令に定める基準を満たしていない場合

(審査会の設置及び所掌事項)

第3条 前条に基づき承認を受け自家用車を使用した職員の交通事故(以下「事故」という。)に係る損害賠償責任の有無、賠償額及び求償額を審査するため尾鷲市教育委員会事故審査会(以下「審査会」という。)を置く。

2 審査会は、事故に係る次の各号に掲げる事項を審査し、交通事故審査報告書(様式第3号)を作成し、教育長に提出するものとする。

(1) 他人に損害を加えた場合における市の損害賠償責任の有無、賠償額の範囲及び賠償方法

(2) 職員及びその他責に任ずる者に対する求償額及び求償方法

(3) 事故原因の調査

(4) その他事故処理に関し必要な事項

(事故の処理等)

第4条 第2条に基づき承認を受け自家用車を使用した職員が事故を引き起こした場合は、当該職員は被害者の救護、警察への届出等事故の処理について万全を期さなければならない。

(1) 事故報告

当該職員は事故発生後でき得る限り早急に電話又は口頭で、校長に報告するとともに、速やかに交通事故発生報告書(様式第4号)及び身上調査書(様式第5号)に別表に掲げる書類を添えて校長を経由し尾鷲市教育委員会へ提出するものとする。

(2) 他人に対する損害賠償

職員は児童・生徒を含む他人の生命若しくは身体又は財産に損害を与えた場合には、その使用していた自家用車の加入する強制及び任意保険を優先して充当し、当該保険金額を超えるときは、審査会で市の損害賠償責任の有無、賠償額の範囲及び賠償方法等を審査し、それに基づき市が賠償する。この場合職員に故意又は重大な過失がないと認められるときは、これを求償しないものとする。

(3) 自家用車等に対する損害の補償

 自家用車等に対する損害の補償は、事故当事者間の過失相殺の結果職員の負担となる額がある場合には、審査会で職員の故意又は重大な過失がないと審査したときに限り、審査会でその修理の方法、内容、業者(指定又は承認したときに限る。)、修繕額を審査し、それに基づき市が負担する。

 修繕の程度は、事故発生直前の状態に復旧するものとし、時価額の限度内とする。

(4) 職員の身体に対する補償

地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)の規定を適用する。

(審査会への要求)

第5条 教育長は、前条第1号の報告を受けたとき、又は必要があるときは、審査会に審査を要求する。

(審査会の組織等)

第6条 審査会は、会長、委員若干名をもって組織し、会長は教育長の職にある者、委員は次の職にある者をもって充てる。

(1) 教育総務課長

(2) 教育総務課調整監

(3) 生涯学習課長

(意見聴取)

第7条 会長は、当該事故が重大と認める場合には、審査会において、関係機関の長及び学識経験者等の意見を聴かなければならない。また、会長は、審査会に被害者又は関係職員の出席を求め、事故の実情を聴取し、又はこれらの者の陳述を聴くことができる。

(会長の職務)

第8条 会長は、会務を総理し、会議の議長となる。会長に事故あるときは、会長があらかじめ指名した順序によって、その職務を代理する。

(会議)

第9条 審査会は、会長が招集し定足数は委員の3分の2とする。

(庶務)

第10条 審査会の事務は、尾鷲市教育委員会教育総務課において処理する。

附 則

この規程は、公布の日から施行し、平成8年5月1日から適用する。

附 則(平成13年2月7日教委訓令第1号)

この訓令は、平成13年4月1日から施行する。

附 則(平成27年3月23日教委訓令第1号)

この訓令は、平成27年4月1日から施行する。

別表(第4条関係)

1

交通事故証明書

2

児童・生徒の輸送に使用する自家用車等の届出書と添付書類

3

自家用車等による児童・生徒の輸送承認申請書と添付書類

4

事故現場の略図

5

事故現場写真

事故車両の写真

(事故の部分、車両番号等の判明できるもの。)

6

修理費請求書又は見積書(指定又は承認業者に限る。)

7

示談書

8

保険金が支払われたことが確認できる書類

9

保険証券

10

その他説明書類

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尾鷲市立学校職員(県費負担)の自家用自動車使用の承認等に関する規程

平成10年6月25日 教育委員会規程第1号

(平成27年4月1日施行)