○蘭越町景観形成推進要綱

平成8年11月1日

要綱第14号

(目的)

第1条 この要綱は、雄大なニセコ連峰に抱かれ、豊かな自然と田園風景を彷彿とさせる蘭越町の景観の形成に関し、その恵まれた自然環境を活かしつつ、地域性、公共性(社会性)、総合性(全体性)、長期性を考慮しながら町と住民が共同して地域の個性を生かした魅力ある景観づくりを推進し、快適で良好な環境を形成することにより、地域にゆとりとうるおいをもたらし、町民にとつて、まちへの誇りと親しみと愛着を育み、住民生活や文化性の高揚を図るとともに、周辺環境と調和した高度な社会資本整備の形成に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義はそれぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 景観の形成 蘭越町の景観をつくり、育てることをいう。

(2) 建築物 建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第1項に規定する建築物をいう。

(3) 建築物等 建築物及び自動車車庫の用に供する立体施設その他の景観の形成に影響を及ぼす工作物をいう。

(4) 屋外広告物 屋外広告物法(昭和24年法律第189号)第2条第1項に規定する屋外広告物をいう。

(施策の策定)

第3条 町は、景観の形成について基本的かつ総合的な施策を策定し、及びこれを実施しなければならない。

2 前項の規定による施策の策定及び実施のため、必要な調査を行わなければならない。

3 第1項の規定による施策の策定及び実施に当たつては、町民の意見を十分に尊重しなければならない。

4 第1項の規定による施策の策定及び実施に当たつて必要があると認めるときは、国、北海道その他公共団体に対し、景観形成について協力を要請するものとする。

5 町民が景観の形成に寄与することができるように、景観の形成に関する知識の普及を図る等必要な措置をとらなければならない。

(景観形成基本計画)

第4条 町長は、景観の形成を推進するための基本となる計画(以下「景観形成基本計画」という。)を策定しなければならない。

2 景観形成基本計画は、次の各号に掲げる事項について定めるものとする。

(1) 景観の形成に関する基本方針

(2) 景観の形成に影響を及ぼす行為に関する基本的事項

(3) その他景観の形成のために必要な基本的事項

(4) 事業者の責務に関する事項

(5) 町民の責務に関する事項

3 町長は、景観形成基本計画を策定しようとするときは、あらかじめ、町長の意見を反映するための必要な措置を講ずるとともに、第9条の蘭越町景観形成審議会の意見を聴かなければならない。

4 町長は、景観形成基本計画を定めたときは、これを告示し、かつ、町民が見やすい方法により、これを公表しなければならない。

5 前2項の規定は、景観形成基本計画の変更について準用する。

(景観形成のための遵守事項)

第5条 町民及び事業者は、次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。

(1) 建築物等の外壁及び屋根の色彩は、周囲の景観に調和するよう配慮しなければならない。

(2) 建築物等の意匠は、周囲の景観に調和するように配慮すること。

(3) 建築物等の敷地には、できる限り花を植え、緑化に努めること。

(4) 建築物等の外壁、屋根又は付属する設備が老朽化等により周辺の環境を著しく阻害しているときは、適切に補修すること。

(5) 樹木の伐採は、必要最小限とし、伐採後は植栽に努めること。

(6) 堆積物は、できるだけ道路から見えないように植栽等適切な遮塀措置を講ずること。

(7) 屋外広告物は、景観を阻害しないようその位置、規模、意匠及び色彩に配慮すること。

(8) 空き地に雑草が繁茂し、又は廃棄物が散乱して周辺の景観を著しく阻害しているときは、除草又は清掃を行うこと。

(助言及び指導)

第6条 町は、景観の形成に影響を及ぼす行為をする町民又は事業者に対し、必要な助言又は指導を行うことができる。

(援助及び助成)

第7条 町長は、景観の形成のために必要な行為を行うと認められる個人又は団体に対し、技術的援助を行い、又はその行為に要する経費の一部を助成することができる。

(表彰)

第8条 町長は、景観の形成に寄与していると認められる優れた建築物等又は屋外広告物その他の物件について、その所有者、設計者、施行者等を表彰することができる。

2 前項に規定するもののほか、町長は、景観形成に著しく貢献した個人、団体等を表彰することができる。

(蘭越町景観形成審議会の設置)

第9条 町長の付属機関として、蘭越町景観形成審議会(以下「審議会」という。)を設置する。

2 審議会は、第4条の規定によりその権限に属することとされた事項を処理するほか、町長の諮問に応じて景観の形成に関する基本的な事項又は重要な事項を調査し、又は審議する。

(審議会の組織及び運営)

第10条 審議会は12人以内で組織する。

2 委員は、景観形成に関し学識経験者のある者その他町長が適当と認める者のうちから町長が任命し、又は委嘱する。

3 委員の任期は、2年とし、再任を妨げない。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。

4 審議会に会長を置き、委員の互選によりこれを定める。

5 会長は、会務を総括し、審議会を代表する。

6 会長が欠けたとき、又は会長に事故があるときは、あらかじめその指名する委員がその職務を代理する。

7 審議会の会議は、会長が召集し、会長が議長となる。

8 審議会は、委員の2分の1以上が出席しなければ会議を開くことができない。

9 会議の議事は、出席した委員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

10 前各号に規定するもののほか、審議会の組織及び運営に関し必要な事項は、会長が審議会に諮つて定める。

(その他)

第11条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。

附 則

この要綱は、平成8年11月1日から施行する。

蘭越町景観形成推進要綱

平成8年11月1日 要綱第14号

(平成8年11月1日施行)