○富山市旅館業法施行条例

平成17年4月1日

富山市条例第174号

(趣旨)

第1条 この条例は、旅館業法(昭和23年法律第138号。以下「法」という。)及び旅館業法施行令(昭和32年政令第152号。以下「政令」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(清純な施設環境を保全する必要がある施設)

第2条 法第3条第3項第3号(法第3条の2第2項及び第3条の3第3項において準用する場合を含む。)に規定する条例で定める施設は、次のとおりとする。

(1) 図書館法(昭和25年法律第118号)第2条第2項に規定する公立図書館

(2) 博物館法(昭和26年法律第285号)第2条第1項に規定する博物館

(3) 社会教育法(昭和24年法律第207号)第21条第1項に規定する公民館

(4) 前3号に掲げるもののほか、教育、福祉又はスポーツに関する施設のうち、主として児童の利用に供される施設又は多数の児童の利用に供される施設で市長が指定するもの

2 市長は、前項第4号の規定により施設を指定するときは、その施設を告示するものとする。

(意見を求めなければならない者)

第3条 法第3条第4項(法第3条の2第2項及び第3条の3第3項において準用する場合を含む。)の条例で定める者は、次のとおりとする。

(1) 国が設置する施設については、当該施設の長

(2) 地方公共団体が設置する施設については、当該施設を所管する地方公共団体の長又は教育委員会

(3) 前2号に掲げる施設以外の施設であって監督庁があるものについては、当該監督庁

(4) 前3号に掲げる施設以外の施設については、市長が必要と認める者

(衛生に必要な措置の基準)

第4条 法第4条第2項に規定する条例で定める衛生に必要な措置は、次のとおりとする。

(1) 営業施設については、次の換気措置を講じなければならない。

 換気のために設けられた開口部は、常に開放しておくこと。

 機械換気設備を有する場合は、その機能を十分発揮するように運転すること。

(2) 営業施設については、次に掲げる照度を有するよう採光及び照明の措置を講じなければならない。

 客室、応接室及び便所 床面において70ルクス以上

 食堂 作業面において150ルクス以上

 調理場及び配膳室 作業面において100ルクス以上

 浴室、廊下及び階段 床面において30ルクス以上

 客室、廊下及び階段の夜間専用照明設備 床面において1.5ルクス以上

(3) 営業施設については、次の防湿措置を講じなければならない。

 排水設備は、流通を常に良好にし、雨水及び汚水の排水に支障のないようにしておくこと。

 客室の床が木造であるときは、床下の通風を常に良好にしておくこと。

(4) 営業施設については、次の清潔措置を講じなければならない。

 客室、調理場、配膳室、食堂、浴室、洗面所、便所等は、毎日1回以上清掃すること。

 施設の内外は常に清潔にし、殺虫剤散布その他の方法により衛生上有害な昆虫及びそ族の駆除に努めること。

 客室には、くず入れを備えること。

(5) 寝具類については、次の措置を講じなければならない。

 シーツ、布団カバー、枕カバー及び寝衣等の直接肌に接するものは、宿泊者1人ごとに洗濯したものと取り替えること。

 寝具は、適時洗濯を行い、消毒、加熱、乾燥等の適切な方法により、衛生的に保つこと。

 及びに掲げるもののほか、規則で定める措置を講ずること。

(6) 洗面所及び便所の給水は、十分にしておかなければならない。

(7) 宿泊者が利用する浴室(客室に設置される浴室を除く。)を設ける場合は、次の衛生措置を講じなければならない。

 浴槽水は、常に満杯を保ち、給湯栓の湯及び給水栓の水は、十分に補給すること。

 浴槽水は、規則で定める水質基準を満たすこと。

 浴槽水は、毎日全部を入れ替えること。ただし、これにより難い場合は、浴槽水がに規定する水質基準に適合するよう適切な措置を講ずること。

 浴槽、循環ろ過装置(浴槽水を循環させ、ろ過する機能を有する装置をいう。)及び浴槽水が循環する配管設備等は、浴槽水がに規定する水質基準に適合するよう定期的に消毒及び清掃をすること。

 脱衣室にはくず入れを、浴室には使用済みのかみそりを廃棄するための容器を備えること。

 からまでに掲げるもののほか、規則で定める措置を講ずること。

(8) ガス設備のある室には、次の措置を講じなければならない。

 ガス設備のある室には、客の見やすい箇所に元栓の開閉時刻及びガスの使用方法についての注意書を掲示しておかなければならない。

 ガスの元栓は、各室の客の安全を確かめた後でなければ開放してはならない。

(9) 客室の定員の措置は、次の基準によらなければならない。

 洋式の構造設備による客室にあっては、床面積4.5平方メートルにつき1人とする。ただし、簡易宿所営業において階層式寝台を設ける場合は、床面積4.5平方メートルにつき2人とする。

 和式の構造設備による客室にあっては、床面積3.3平方メートルにつき1人とする。

 及びの規定にかかわらず、簡易宿所営業において客室の延床面積が33平方メートル未満の場合は、床面積3.3平方メートルにつき1人とする。

(宿泊を拒むことができる事由)

第5条 法第5条第3号の条例で定める事由は、次のとおりとする。

(1) 宿泊しようとする者が泥酔者等であって、他の宿泊者に著しく迷惑を及ぼすおそれがあると認められるとき。

(2) 宿泊者が他の宿泊者に著しく迷惑を及ぼす言動をしたとき。

(構造設備の基準)

第6条 政令第1条第1項第11号の規定によるホテル営業の施設の構造設備の基準は、次のとおりとする。

(1) 自由に出入りできる玄関、広間等の施設を有すること。

(2) いす、テーブル等の洋式の設備を備えた食堂を有すること。

(3) 和式の客室は、他の客室、廊下等との境を壁、ふすま又は板戸で区画されていること。

(4) 寝具を収納する設備を有すること。

(5) 定員数に応じた十分な数の寝具を有すること。

(6) 客室にガス設備を設ける場合は、専用の元栓を有し、ガス管は腐食しておらず、かつ、容易に取りはずされないように接続されていること。

(7) 入浴施設は、次の要件を備えるものであること。

 共同浴室を設ける場合は、脱衣室が別に付設されていること。

 浴室の床及び腰板は、不浸透性の材料を用いていること。

 清浄な水及び湯を供給できる設備を有すること。

 その他規則で定める要件を備えていること。

(8) 便所は、次の要件を備えるものであること。

 防虫及び防臭の設備並びに流水式手洗い設備を有すること。

 換気ができる構造であること。

 共用の客用便所は、男女別にそれぞれ規則で定める数の便器を設けること。

2 政令第1条第2項第10号の規定による旅館営業の施設の構造設備の基準は、前項第3号から第8号までに掲げるものとする。

3 政令第1条第3項第7号の規定による簡易宿所営業の施設の構造設備の基準は、第1項第3号から第8号までに掲げるもののほか、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定めるものとする。

(1) 客室の延床面積が33平方メートル以上の場合 次に掲げる基準

 1客室の床面積は、7平方メートル以上であること。

 階層式寝台を設ける場合は、2層までとし、寝台の幅は0.9メートル以上、長さは1.8メートル以上であること。

(2) 客室の延床面積が33平方メートル未満の場合 次に掲げる基準

 1客室の床面積は、3.3平方メートル以上であること。

 前号イに掲げる基準

4 政令第1条第4項第5号の規定による下宿営業の施設の構造設備の基準は、第1項第3号第4号及び第6号から第8号までに掲げるもののほか、次のとおりとする。

(1) 客室の数は、2室以上であること。

(2) 1客室の床面積は、7平方メートル以上であること。

(構造設備の基準の特例)

第7条 市長は、ホテル営業、旅館営業又は簡易宿所営業の施設のうち、季節的に利用されるもの、交通が著しく不便な地域にあるものその他特別の事情があるものであって、旅館業法施行規則(昭和23年厚生省令第28号)第5条第1項各号に掲げるものについては、前条に規定する基準に関して、規則で必要な特例を定めることができる。

(委任)

第8条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

この条例は、平成17年4月1日から施行する。

附 則(平成24年12月21日富山市条例第58号)

この条例は、平成25年4月1日から施行する。

附 則(平成28年3月25日富山市条例第44号)

この条例は、平成28年4月25日から施行する。

附 則(平成28年12月20日富山市条例第76号)

この条例は、平成29年1月1日から施行する。

富山市旅館業法施行条例

平成17年4月1日 条例第174号

(平成29年1月1日施行)