○富山市婦中ふるさと自然公園条例

平成17年4月1日

富山市条例第218号

(目的)

第1条 この条例は、合併前の婦中町の区域にあるすぐれた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図り、もって市民の保健及び休養に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) ふるさと自然公園 合併前の婦中町の区域にあるすぐれた自然の風景地であって、市長が第4条の規定により指定するものをいう。

(2) 公園計画 ふるさと自然公園の保護又は利用のための規制又は施設に関する計画をいう。

(3) 公園事業 公園計画に基づいて執行する事業であって、ふるさと自然公園の保護又は利用のための次の施設に関するものをいう。

 道路及び橋

 広場及び園地

 休憩所、展望施設及び案内所

 給水施設、排水施設、公衆便所及び汚物処理施設

(財産権の尊重及び他の公益との調整)

第3条 この条例の適用に当たっては、関係者の所有権、鉱業権その他の財産権を尊重するとともに、ふるさと自然公園の保護、利用、開発その他の公益との調整に留意しなければならない。

(指定)

第4条 ふるさと自然公園は、市長が第13条に規定する富山市婦中ふるさと自然公園保全審議会(以下「審議会」という。)の意見を聴き、区域を定めて指定する。

2 市長は、ふるさと自然公園を指定する場合には、その旨及びその区域を告示しなければならない。

(指定の解除及び区域の変更)

第5条 市長は、ふるさと自然公園の指定を解除し、又はその区域を変更しようとするときは、審議会の意見を聴かなければならない。

2 前条第2項の規定は、ふるさと自然公園の指定の解除及びその区域の変更について準用する。

(公園計画の決定・廃止及び変更)

第6条 公園計画は、市長が審議会の意見を聴いて決定する。

2 市長は、前項の公園計画を廃止し、又は変更しようとするときは、審議会の意見を聴かなければならない。

(公園事業の執行等)

第7条 公園事業は、市が執行する。

2 公共的団体その他市長が必要と認める者は、あらかじめ、市長に協議し、その承認を受けて、公園事業の一部を執行することができる。

3 市長は、公園事業の執行等に係る周知その他必要と認める施策を実施するものとする。

(公園事業の執行に要する費用)

第8条 公園事業の執行に要する費用は、その公園事業を執行する者の負担とする。

(補助)

第9条 市長は、予算の範囲内において、第7条第2項の規定により公園事業を執行する者に対して、その公園事業の執行に要する費用の一部を補助することができる。

(受益者負担)

第10条 市長は、公園事業の執行により著しく利益を受ける者がある場合においては、その者に、その受益の限度において、その公園事業の執行に要する費用の一部を負担させることができる。

(適用除外)

第11条 第7条第2項の規定は公園事業のうち国及び県の機関の行う事業について、第8条及び第9条の規定は道路法(昭和27年法律第180号)による道路に係る事業及び他の法律又は条例にその執行に要する費用に関して別段の規定があるその他の事業については、適用しない。

(公園の保護)

第12条 ふるさと自然公園の区域内において、次に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ、市長に、当該行為の種類、場所及び行為の内容について届け出なければならない。

(1) 工作物を新築し、改築し、又は増築すること。

(2) 鉱物を掘採し、又は土石を採取すること。

(3) 広告物その他これに類する物を掲出し、若しくは設置し、又は広告その他これに類するものを工作物等に表示すること。

(4) 水面を埋め立て、又は干拓すること。

(5) 土地の形状を変更すること。

2 市長は、前項の届出があった場合において、当該届出に係る行為がふるさと自然公園に係るすぐれた自然の風景地の保護又は当該区域における自然環境の保全に重大な影響を与えると認めるときは、当該届出をした者に対し、助言若しくは指導をし、又は必要な措置をとるべき旨の勧告をするものとする。

3 前項の規定は、第1項の届出を行わずに同項各号に掲げる行為を行った者について準用する。

(審議会)

第13条 ふるさと自然公園の保全及び利用に関する重要事項について調査審議するとともに、市長の諮問に応じて建議するため、審議会を置く。

2 審議会は、委員15名以内をもって組織する。

(ふれあい広場等の設置)

第14条 市は、市民に豊かな自然に親しむ場を提供し、もって市民の保健及び福祉の増進に資するため、次に掲げる施設を設置する。

(1) ふれあい広場

(2) 芝生広場

(3) 遊具広場

(4) 菖蒲しようぶ

(5) 前各号に掲げるもののほか、第1条の目的を達成するために必要な施設

(施設の位置)

第15条 前条の施設の位置は、富山市婦中町羽根5802番地とする。

(損害賠償等)

第16条 第14条各号に掲げる施設を利用する者は、当該施設の構造又は設備を汚損し、若しくはき損すること、又は管理に支障を及ぼすことを行ってはならない。

2 第14条各号に掲げる施設の構造又は設備を汚損し、き損し、若しくは滅失した者は、直ちにこれを原状に回復し、又はその損害を賠償しなければならない。

(委任)

第17条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成17年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の婦中町自然公園条例(昭和60年婦中町条例第3号)第4条第1項の規定により指定された区域は、第4条第1項の規定により指定された区域とみなす。

富山市婦中ふるさと自然公園条例

平成17年4月1日 条例第218号

(平成17年4月1日施行)