○つくば市文化芸術振興基本条例

平成16年9月29日

条例第35号

目次

前文

第1章 総則(第1条―第3条)

第2章 基本方針(第4条)

第3章 文化芸術の振興に関する施策(第5条・第6条)

第4章 つくば市文化芸術振興審議会(第7条―第13条)

附則

つくば市は,名峰筑波山を仰ぐ緑豊かな田園地帯の中にあって,世界に誇る研究学園都市を有し,日本の伝統的生活文化をはぐくみつつ,新たな国際的学術文化都市として成長を続けている。このような中,私たちは,多様な文化芸術の恵沢を享受して暮らしてきた。

文化は人間の生活を豊かにするものであり,芸術は心に感動を与えるものである。文化芸術の創造と享受は,人の営みに不可欠であり,市民相互の心のふれあいを促進するものである。

今,私たち市民にとって,これまで培われてきた伝統的な文化芸術を継承し,発展させるとともに,独創性のある新たな文化芸術の創造を促進することは重要な課題である。

よって,ここに,文化芸術の振興についての基本理念を明らかにしてその方向を示し,文化芸術の振興に関する施策の総合的な推進を図り,心豊かで活力のある市民生活の実現に寄与するため,この条例を制定する。

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は,文化芸術の振興に関し,基本理念を定め,市の責務を明らかにするとともに,文化芸術の振興に関する施策の基本となる事項を定めることにより,文化芸術に関する活動(以下「文化芸術活動」という。)を行う者(文化芸術活動を行う団体を含む。以下同じ。)の自主的な活動の促進を旨として,文化芸術の振興に関する施策の総合的な推進を図り,もって心豊かで活力のある市民生活の実現に寄与することを目的とする。

(基本理念)

第2条 文化芸術の振興に当たっては,文化芸術活動を行う者の自主性及び創造性が十分に尊重されなければならない。

2 文化芸術の振興に当たっては,文化芸術活動が活発に行われるような環境を醸成することを旨として文化芸術の発展が図られなければならない。

3 文化芸術の振興に当たっては,多様な文化芸術の保護及び発展が図られなければならない。

4 文化芸術の振興に当たっては,市民により主体的に文化芸術活動が行われるよう配慮するとともに,つくば市の歴史,風土等を反映した特色ある文化芸術の発展が図られなければならない。

5 文化芸術の振興に当たっては,文化芸術活動を行う者その他市民の意見が広く反映されるよう十分配慮されなければならない。

(市の責務)

第3条 市は,前条の基本理念(以下「基本理念」という。)にのっとり,文化芸術の振興に関し,つくば市の特性に応じた施策を策定し,及び実施する責務を有する。

第2章 基本方針

(基本方針)

第4条 市長は,文化芸術の振興に関する施策の総合的な推進を図るため,文化芸術の振興に関する基本的な方針(以下「基本方針」という。)を定めなければならない。

2 基本方針は,次に掲げる事項について定めるものとする。

(1) 文化芸術の振興の基本的方向

(2) 文化芸術の振興に関する基本的施策

(3) その他文化芸術の振興に関する施策の総合的な推進に関し必要な事項

3 市長は,基本方針を策定するに当たっては,つくば市文化芸術振興審議会の意見を聴くものとする。

4 市長は,基本方針の策定に民意を反映し,その過程の公正性及び透明性を確保するため,広く市民の意見を求め,これを十分考慮した上で策定を行う仕組みの活用等を図るものとする。

5 市長は,基本方針を定めたときは,遅滞なく,これを公表しなければならない。

6 前3項の規定は,基本方針の変更について準用する。

第3章 文化芸術の振興に関する施策

(文化芸術の振興に関する施策)

第5条 市は,基本方針に基づき,文化芸術の振興を図るため,必要な施策を講ずるものとする。

(顕彰)

第6条 市は,文化芸術活動で顕著な成果を収めた者及び文化芸術の振興に寄与した者の顕彰に努めるものとする。

第4章 つくば市文化芸術振興審議会

(審議会の設置)

第7条 文化芸術の振興に関する基本的な事項を審議するため,つくば市文化芸術振興審議会(以下「審議会」という。)を置く。

(所掌事項)

第8条 審議会は,市長の諮問に応じ,文化芸術の振興に関する事項について調査審議し,市長に答申する。

2 審議会は,文化芸術の振興に関する事項について調査審議し,必要と認めるときは,市長に意見を述べることができる。

(組織)

第9条 審議会は,委員13人以内をもって組織する。

(平30条例37・一部改正)

(委員)

第10条 委員は,次に掲げる者のうちから市長が任命する。

(1) 文化芸術に関し優れた識見を有する者

(2) 市内に在住し,在勤し,又は在学する者

2 委員の任期は,2年とする。ただし,補欠の委員の任期は,前任者の残任期間とする。

3 委員は,再任されることができる。

(平30条例37・一部改正)

(会長及び副会長)

第11条 審議会に会長及び副会長を置く。

2 会長及び副会長は,委員の互選により定める。

3 会長は,審議会の会務を総理し,審議会を代表する。

4 副会長は,会長を補佐し,会長に事故があるときは,その職務を代理する。

(会議)

第12条 審議会の会議(以下「会議」という。)は,会長が招集する。

2 会長は,会議の議長となる。

3 審議会は,委員の過半数が出席しなければ,会議を開き,議決をすることができない。

4 会議の議事は,出席委員の過半数で決し,可否同数のときは,議長の決するところによる。

(庶務)

第13条 審議会の庶務は,市民部において処理する。

(平17条例1・平21条例38・一部改正)

附 則

この条例は,平成16年10月1日から施行する。

附 則(平成17年条例第1号)

(施行期日)

1 この条例は,平成17年4月1日から施行する。

附 則(平成21年条例第38号)

この条例は,平成22年4月1日から施行する。

附 則(平成30年条例第37号)

この条例は,公布の日から施行する。

つくば市文化芸術振興基本条例

平成16年9月29日 条例第35号

(平成30年7月4日施行)