○会津美里町公文例規程

平成17年10月1日

訓令第8号

(趣旨)

第1条 この規程は、別に定めのあるものを除くほか、会津美里町における公文書の形式等を定め、行政事務を円滑にし、能率的な運用を図るために必要な事項を定めるものとする。

(公文の種類)

第2条 公文の種類は、次のとおりとする。

(1) 法規文

 条例 地方自治法(昭和22年法律第67号)第14条の規定により定めるもの

 規則 地方自治法第15条の規定により定めるもの

(2) 公示文

 告示 法令の規定に基づいて、又はその権限に基づいて決定し、又は処分した事実を町民に公示するもの

 公告 一定の事実について町民に知らせる必要があると認めて公示するもの

(3) 令達文

 訓令 権限の行使又は職務の遂行に関して、所属の機関又は職員に対して発令する命令

 指令 行政機関が個人、団体等からの申請、願等に基づいて許可、認可、不許可等の処分をし、又は指示するもの及び行政機関が個人、団体等に対し、職権で、特定の事項を命令し、禁止し、若しくは指示し、又は既に与えた許可、認可等の処分を取り消すもの

(4) 部内関係文

 願及び届 職員が服務上のことで上司の許可を受ける場合又は服務上一定の事項について届出義務を課せられている場合に提出するもの

(5) 往復文

 照会 行政機関、個人又は団体に対し、特定の事項を問い合わせるもの

 回答 照会、依頼等に対して答えるもの

 依頼 行政機関、個人又は団体に対し、一定の事項を頼むもの

 通知 行政機関、個人又は団体に対し、一定の事実、処分又は意思を知らせるもの

 送付 文書、物品等を送る場合に用いるもの

 報告 法令、契約等に基づいて行政機関、委任者等に対し、一定の事実、経過等を知らせるもの

 諮問 一定の機関に対し、法令上定められた事項等について意見を求めるもの

 答申 諮問を受けた機関がその諮問を受けた事項について意見を述べるもの

 進達 法令等により経由すべきものとされている申請、報告等を上級行政機関に取り次ぐもの

 副申 申請、報告等を進達する場合に、下級行政機関が参考意見を添えるもの

 上申 職員又は下級行政機関が、上司又は上級行政機関に対し、意見、事実等を申し出るもの

 申請又は願 行政機関に対し、許可、認可等の処分その他一定の行為を求めるもの

 届 一定の事項について行政機関に届け出るもの

 建議 諮問機関等がその属する行政機関その他関係機関に対し、その調査審議した事項に関して、自発的に将来の行為についての意見、希望等を申し出るもの

 通達 上級行政機関が下級行政機関に、上級職員がその所属の下級職員に対し、職務執行上の細目的事項、法令の解釈、運用方針等に関する事項を指示し、又は一定の行為を命令するもの

 依命通達 通達のうち行政機関の補助機関が行政機関の長の命を受けて特定事項について自己の名で発するもの

 協議 行政機関が一定の行為をする場合に、その行為に係る事項が他の行政機関等に関連するときに、当該機関等に相談し、又は合意を求めるもの

 勧告 行政機関、個人又は団体に対し、一定の事項を示してある処置を勧め、又は促すもの

(6) その他

 表彰状 他の模範となるような個人、団体等の行為を称え、これを一般に広く明らかにするもの

 感謝状 事務又は事業を遂行するに当たり、積極的に協力し、又は援助したものに対し、感謝の意を表すもの

 賞状 展覧会、品評会、講習会等において優秀な成績を修めたものを賞するもの

 書簡 権限の執行のためにではなく儀礼的なものとして出す案内状、礼状等

 あいさつ 式典などに際し、主催者、来賓、受賞者等として述べる式辞、祝辞、弔辞等

 議案 町議会の議決を必要とする事項について、議決を求めるために提出するもの

 証明書 個人、団体等からの願、申請等に基づき、特定の事実、法律関係の有無等を公に証明するもの

 契約書 契約の成立を証するため、当事者間において取り交わすもの

 裁決書 審査請求又は再審査請求に対する審査庁の判断を表示するもの

 その他 請願書、陳情書、要望書、宣誓書、訴訟関係書、放送文等

(法規文の公文例式等)

第3条 法規文の公文例式は、別表第1のとおりとする。

2 条例及び規則は、次に定めるところにより整備しなければならない。

(1) 必ず題名を付し、題名には原則として「会津美里町」の文字を冠すること。

(2) 本則中条文の数の多いときは、章、節等に分けて整理すること。

(3) 本則の内容が章、節等に分かれているときは、目次を置き、目次中の各章、各節等には、それに含まれる条文の範囲を括弧書で示すこと。

(4) 条文の左肩には、原則として見出しを括弧書して付すこと。ただし、連続する2以上の条文が同一内容の事項を規定しているときは、最初の条文にのみ見出しを付すものとする。

(5) 用語の定義をするときは、その条文に限り定義する語句にかぎ括弧(「 」)を付すこと。ただし、各号列記の形式で用語の定義をするときは、かぎ括弧を付さないものとする。

(6) 同一用語を数次にわたり使用するときは、「(以下「何々」という。)」と他の用語で言い替え、第2回以後はそれを用いること。

(7) 項には第1項を除き、アラビア数字で項番号を、号には括弧付きアラビア数字で号番号を付すこと。

(8) 条をおかないが項数が2以上であるときは、第1項にも項番号を付すこと。

(9) 法令又は条例若しくは規則を引用するときは、題名の次に公布年及び公布番号を括弧書すること。ただし、第2回以後の引用には題名のみを掲げるものとする。

(公示文の公文例式等)

第4条 公示文の公文例式は、別表第2のとおりとする。

2 規程形式をとる告示については、前条第2項の規定を準用する。

3 告示した事項を引用する場合は、「何々について」のようにその内容を要約し、その次に、告示年及び告示番号を括弧書するものとする。

(令達文の公文例式等)

第5条 令達文の公文例式は、別表第3のとおりとする。

2 規程形式をとる訓令については、第3条第2項の規定を準用する。

3 指令の令達先は、次に掲げる要領により確実に示さなければならない。

(1) 個人にあっては、その住所及び氏名

(2) 法人にあっては、その所在地及び名称。ただし、申請が未成立の法人から行われているときは、当該未成立の法人の発起人又は代表者の住所及び氏名

(3) 法人格を有しない団体にあっては、その所在地及び名称並びに代表者又は責任者の住所及び氏名

(4) 申請者が多数の場合にあっては、連名又は代表者の住所及び氏名並びに代表者たることの表示

4 指令は、その根拠法令、処分の事由等を明らかにして令達しなければならない。

(部内関係文の公文例式)

第6条 部内関係文の公文例式は、別に定めるところによる。

(往復文の公文例式)

第7条 往復文の公文例式は、別表第4のとおりとする。

2 往復文の発信者及び受信者は、原則として職名及び氏名によるものとする。ただし、必要ない場合は、氏名は省略できる。

3 往復文には、照会等の便宜を図るため、必要に応じ、その余白末尾に事務を担当する課係名等を記入するものとする。

(表彰状等の公文例式)

第8条 表彰状等の公文例式は、別表第5のとおりとする。

(見出し符号)

第9条 条文又は項目を細別するために用いる見出し符号は、別表第6のとおりとする。

(公布者名等の配字の原則)

第10条 公布者名、発信者名又は令達先は、次に定めるところにより配字しなければならない。

(1) 公布者名は、当該行のほぼ中央部から書き出し、最終字が本文の行末の文字から第2字目となるように適当に配字すること。

(2) 発信者の職名又は職氏名は、当該行のほぼ中央部から書き出し、最終字が公印の印影と重ならないように、かつ、印影の後方と本文の行末との間が1字分の間隔があるように適当に配字すること。

(3) 令達先は、当該行のほぼ中央から書き出し、最終字が本文の行末の文字から第2字目となるように適当に配字すること。

附 則

この訓令は、平成17年10月1日から施行する。

附 則(平成22年6月18日訓令第6号)

この訓令は、平成22年6月18日から施行する。

附 則(平成28年2月9日訓令第8号)

この訓令は、平成28年4月1日から施行する。

別表第1(第3条関係)

法規文の公文例式

1 条例

(1) 例式

ア 新制定の場合

(ア) 本則に条をおくとき(例式第1)

(イ) 本則に条をおかないとき(例式第2)

イ 一部改正の場合

(ア) 一の条例の一部を改正するとき(例式第3)

(イ) 2以上の条例の一部を一の条例で改正するとき(例式第4)

ウ 全部改正の場合

(ア) 全部を改正するとき(例式第5)

(イ) 既存の条例を廃止し、新たな条例を制定するとき(例式第6)

エ 廃止の場合

(ア) 一の条例を廃止するとき(例式第7)

(イ) 2以上の条例を一の条例で廃止するとき(例式第8)

(2) 目次の例式(例式第9)

(3) 条文の改正等の形式

ア 条文を改正する場合

(ア) 条の改正(例式第10)

(イ) 項の改正(例式第11)

(ウ) 号の改正(例式第12)

(エ) ただし書の改正(例式第13)

(オ) 題名の改正(例式第14)

(カ) 見出しの改正(例式第15)

(キ) 字句の改正(例式第16)

(ク) 別表又は様式の改正(例式第17)

イ 条文の追加

(ア) 条の追加(例式第18)

(イ) 項の追加(例式第19)

(ウ) 号の追加(例式第20)

(エ) 条項に後段の追加(例式第21)

(オ) 条項にただし書の追加(例式第22)

(カ) 見出しの追加(例式第23)

(キ) 字句の追加(例式第24)

(ク) 別表又は様式の追加(例式第25)

ウ 条文の削除

(ア) 条の削除(例式第26)

(イ) 項の削除(例式第27)

(ウ) 号の削除(例式第28)

(エ) 条項中の後段ただし書、見出し又は字句の削除(例式第29)

(オ) 別表又は様式の削除(例式第30)

(4) 附則の規定形式

ア 当該条例の施行期日に関する規定(例式第31)

イ 既存の条例の廃止に関する規定(例式第32)

ウ 当該条例の施行に伴う経過措置に関する規定(例式第33)

エ 他の条例の一部改正に関する規定(例式第34)

オ 当該条例の有効期限に関する規定(例式第35)

2 規則

条例の例による。

1 条例

(1) 例式

ア 新制定の場合

例式第1(本則に条をおくとき)

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注 ×の表示は文字のスペースを、○はアラビア数字を示す。以下同じ。

例式第2(本則に条をおかないとき)

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イ 一部改正の場合

例式第3(一の条例の一部を改正するとき)

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例式第4(2以上の条例の一部を一の条例で改正するとき)

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ウ 全部改正の場合

例式第5

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注 全部改正の場合には、既存の条例の用字文体を引き継ぐ必要はなく、また条例番号も新しい番号になり、既存条例の廃止する旨の規定は必要ない。

例式第6(既存の条例を廃止し、新たな条例を制定するとき)

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エ 廃止の場合

例式第7(一の条例を廃止するとき)

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例式第8(2以上の条例を一の条例で廃止するとき)

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(2) 目次の例式

例式第9

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(3) 条文の改正等の形式

ア 条文を改正する場合

例式第10(条の改正)

(その1)

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(その2)(改正すべき条が連続して2あるとき)

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(その3)(改正すべき条が連続して3以上あるとき)

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例式第11(項の改正)

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例式第12(号の改正)

(その1)

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(その2)(改正すべき号が連続して3以上あるとき)

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例式第13(ただし書の改正)

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例式第14(題名の改正)

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例式第15(見出しの改正)

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例式第16(字句の改正)

(その1)

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(その2)

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(その3)

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(その4)

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1 (その1)は、同一条例中に改正すべき字句がいくつかあるときに用いる。

2 (その2)、(その3)及び(その4)は、とりあげた条文等又は条例中に改正すべき同一字句が多数あるときに用いる。

例式第17(別表又は様式の改正)

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イ 条文の追加

例式第18(条の追加)

(その1)末尾に追加する場合

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(その2)挿入する場合

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(その3)繰下げを行う場合

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例式第19(項の追加)

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例式第20(号の追加)

(その1)新たに各号を加える場合

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(その2)末尾に加える場合

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例式第21(条項に後段の追加)

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例式第22(条項にただし書の追加)

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例式第23(見出しの追加)

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例式第24(字句の追加)

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例式第25(様式又は別表の追加)

(その1)(当該条例に別表が付いていないとき)

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(その2)(最終様式の次に加えるとき)

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(その3)(最終別表を繰り下げて加えるとき)

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ウ 条文の削除

例式第26(条の削除)

(その1)

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(その2)(削る条が連続して2条のとき)

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(その3)(削る条が最終条又は連続して2条以上で最終条を含む場合のとき)

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(その4)

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例式第27(項の削除)

(その1)

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(その2)(削る条が連続して2条のとき)

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例式第28(号の削除)

(その1)

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(その2)

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例式第29(条項中の後段ただし書、見出し又は字句の削除)

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例式第30(別表又は様式の削除)

(その1)(別表(様式)が一のとき、又は末尾にあるとき)

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(その2)

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(その3)

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(4) 附則の規定形式

例式第31(当該条例の施行期日に関する規定)

(その1)

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(その2)

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(その3)

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(その4)(一定の猶予期間を置くとき)

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(その5)(特定の事実の発生に係らせるとき)

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(その6)(遡及適用するとき)

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(その7)(各規定について施行期日を異にするとき)

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(その8)

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注 附則に項番号が付されているときは、各1字ずつ繰り下がるものとする。

例式第32(既存の条例の廃止)

(その1)

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(その2)

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例式第33(当該条例の施行に伴う経過措置)

(その1)

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(その2)

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(その3)

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例式第34(他の条例の一部改正に関する規定)

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例式第35(当該条例の有効期限に関する規定)

(その1)

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(その2)

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2 規則

条例の例式による。

別表第2(第4条関係)

公示文の公文例式

1 告示

(1) 規程形式による場合(例式第1)

(2) 規程形式によらない場合(例式第2)

2 公告(例式第3)

1 告示

例式第1(規程形式)

(その1)

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(その2)

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(その3)

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注 一部改正の形式については、別表第1の例式10から例式29までの例による。

例式第2(非規程形式)

(その1)

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(その2)

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注 (その2)は、法令の委任に基づく告示について用いる。

2 公告

例式第3

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別表第3(第5条関係)

令達文の公文例式

1 訓令

(1) 規程形式による場合(例式第1)

(2) 規程形式によらない場合(例式第2)

2 指令

(1) 行政機関が個人、団体等からの申請等に基づいて許可等の処分をする場合(例式第3)

(2) 行政機関が個人、団体等に対し職権で命令等をする場合(例式第4)

(3) 申請書、願書等の副本に奥書する場合(例式第5)

1 訓令

例式第1(規程形式による場合)

(その1)

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注 通達先の名称に関する取扱いは、おおむね次のとおりとする。訓令の場合において同じ。

1 本庁全般に対する場合 本庁機関

2 本庁の特定課に対する場合 何々課

3 出先機関全般に対する場合 出先機関

4 出先機関に対する場合 当該出先機関の名称

(その2)

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(その3)

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注 一部改正の形式については、別表第1の例式第10から例式第28までの例による。

例式第2(規程形式によらない場合)

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2 指令

例式第3(指令、申請等に基づく許可等)

(その1)

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注 課等の略字は、会津美里町文書取扱規程(平成17年会津美里町訓令第○号)第○条に規定する文書記号をいう。指令文について同じ。

(その2)

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例式第4(指令、職権等に基づく許可等)

(その1)

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(その2)

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例式第5(指令・奥書)

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別表第4(第7条関係)

往復文の公文例式

1 照会(例式第1)

2 回答(例式第2)

3 依頼(例式第3)

4 通知(例式第4)

5 送付(例式第5)

6 報告(例式第6)

7 諮問・答申(例式第7)

8 進達・副申(例式第8)

9 上申(例式第9)

10 申請・願・届

別に定めるところによる。

11 建議(例式第10)

12 通達・依命通達(例式第11)

13 協議・勧告(例式第12)

例式第1(照会)

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例式第2(回答)

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例式第3(依頼)

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例式第4(通知)

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例式第5(送付)

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例式第6(報告)

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例式第7(諮問・答申)

(その1)諮問

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(その2)答申

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例式第8(進達・副申)

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例式第9(上申)

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例式第10(建議)

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例式第11(通達・依命通達)

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例式第12(協議・勧告)

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別表第5(第8条関係)

表彰状等の公文例式

1 表彰状

(1) 縦書きにするとき(例式第1)

(2) 横書きにするとき(例式第2)

2 感謝状

(1) 縦書きにするとき(例式第3)

(2) 横書きにするとき(例式第4)

3 賞状

(1) 縦書きにするとき(例式第5)

(2) 横書きにするとき(例式第6)

1 表彰状

例式第1(縦書き)

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例式第2(横書き)

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2 感謝状

例式第3(縦書き)

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例式第4(横書き)

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3 賞状

例式第5(縦書き)

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例式第6(横書き)

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別表第6(第9条関係)

見出し符号

1 規程形式をとるものについての見出し符号

(1) 条文を分類するための見出し符号

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注 「編」は、特に分類が複雑な場合を除き原則として用いない。

(2) 条文を細別するための見出し符号

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1 「項」は、読み方を示し、見出しとしては、記載しない。

2 「(1)、」のように、「、」はつけないこと。

2 一般文書について項目を細別するために用いる見出し符号

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(参考)

○用字及び用語の用い方

会津美里町公文例規程(平成17年会津美里町訓令第8号)に基づき、公文を作成するに当たっての用字及び用語の用い方は、次のとおりとする。

第1 用字

用字とは、文章に用いる文字及び符号をいう。公文には、原則として漢字と仮名を用いる。

1 「常用漢字表」の使用

公文に用いる漢字は、「常用漢字表」(昭和56年内閣告示第1号)の本表及び付表による。

「常用漢字表」の本表に掲げる音訓によって語を書き表すにあたっては、次の事項に留意する。

(1) 次のような代名詞は、原則として、漢字で書く。

彼 何 僕 私 我々

(2) 次のような副詞及び連体詞は、原則として、漢字で書く。

必ず 少し 既に 直ちに 甚だ 再び 全く

最も 専ら 余り 至って 大いに 恐らく 必ずしも

辛うじて 極めて 殊に 更に 絶えず 次いで 少なくとも

努めて 常に 初めて 果たして 割に 概して 実に

切に 大して 絶えず 例えば 互いに 特に 突然

無論 明るく 大きな 来る 去る 小さな 我が

ただし、次のような副詞は、原則として、仮名で書く。

かなり ふと やはり よほど

(3) 次の接頭語は、その接頭語が付く語を漢字で書く場合は原則として漢字で書き、その接頭語が付く語を仮名で書く場合は原則として仮名で書く。

御案内 御調査 ごあいさつ ごべんたつ

(4) 次のような接尾語は、原則として、仮名で書く。

ども(私ども) め(少なめ)

(5) 次のような接続詞は、原則として、仮名で書く。

おって かつ ただし ついては ところが ところで したがって

また ゆえに

ただし、次の4語は、原則として、漢字で書く。

及び 並びに 又は 若しくは

(6) 次のような語句を、括弧の中に示した例のように用いるときは、原則として仮名で書く。

こと(許可しないことがある。)

ところ(現在のところ差し支えない。)

とも(説明するとともに意見を聞く。)

ゆえ(一部の反対のゆえにはかどらない。)

とおり(次のとおりである。)

いる(ここに関係者がいる。)

…なる(合計すると1万円になる。)

…てあげる(図書を貸してあげる。)

…ていただく(報告していただく。)

…てください(問題点を話してください。)

…てしまう(書いてしまう。)

…てよい(連絡してよい。)

…にすぎない(調査だけにすぎない。)

とき(事故のときは連絡する。)

もの(正しいものと認める。)

ほか(特別の場合を除くほか)

わけ(賛成するわけにはいかない。)

ある(その点に問題がある。)

ない(欠点がない。)

…できる(だれでも利用できる。)

…ていく(負担が増えていく。)

…ておく(通知しておく。)

…てくる(寒くなってくる。)

…てみる(見てみる。)

…かもしれない(間違いかもしれない。)

…について(これについて考慮する。)

2 送り仮名の付け方

公文における送り仮名の付け方は、「送り仮名の付け方」(昭和48年内閣告示第2号)による。

送り仮名の付け方の具体的な取扱いは、次のとおりとする。

(1) 単独の語で活用のある語

通則1

本則 活用のある語(通則2を適用する語は除く。)は、活用語尾を送る。

例外

ア 語幹が「し」で終わる形容詞は、「し」から送る。

著しい 惜しい 悔しい 恋しい 珍しい

イ 活用語尾の前に「か」、「やか」、「らか」を含む形容動詞は、その音節から送る。

暖かだ 静かだ 穏やかだ 健やかだ 明らかだ

ウ 次の語は、次に示すように送る。

教わる 異なる 逆らう 捕まる 群がる 和らぐ

明るい 危ない 大きい 小さい 少ない 同じだ

盛んだ 哀れだ 幸いだ 幸せだ 巧みだ

※ 語幹と活用語尾との区別がつかない動詞は、例えば、「着る」、「寝る」、「来る」などのように送る。

通則2

本則 活用語尾以外の部分に他の語を含む語は、含まれている語の送り仮名の付け方によって送る。(かっこの中は含まれている語を示す。)

ア 動詞の活用形又はそれに準ずるものを含むもの

動かす(動く) 照らす(照る) 生まれる(生む)

及ぼす(及ぶ) 当たる(当てる) 終わる(終える)

変わる(変える) 集まる(集める) 定まる(定める)

イ 形容詞又は形容動詞の語幹を含むもの

重んずる(重い) 細かい(細かだ) 確かめる(確かだ)

ウ 名詞を含むもの

先んずる(先) 春めく(春) 後ろめたい(後ろ)

許容 読み間違えるおそれのない場合は、活用語尾以外の部分について、次の( )の中に示すように、送り仮名を省くことができる。

浮かぶ(浮ぶ) 生まれる(生れる) 押さえる(押える)

捕らえる(捕える) 積もる(積る) 聞こえる(聞える)

起こる(起る) 落とす(落す) 暮らす(暮す)

当たる(当る) 終わる(終る) 変わる(変る)

晴れやかだ(晴やかだ)

※ 次の語は、それぞれ( )の中に示す語を含むものとは考えず、通則1によるものとする。

明るい(明ける) 荒い(荒れる) 悔しい(悔いる)

(2) 単独の語で活用のない語

通則3

本則 名詞(通則4を適用する語を除く。)は、送り仮名を付けない。

月 鳥 花 山 男 女 彼 何

例外

ア 次の語は、最後の音節を送る。

辺り 勢い 後ろ 傍ら 半ば 情け 自ら

イ 数をかぞえる「つ」を含む名詞は、その「つ」を送る。

一つ 二つ 三つ 幾つ

通則4

本則 活用のある語から転じた名詞及び活用のある語に「さ」、「み」、「げ」などの接尾語が付いて名詞になったものは、もとの語の送り仮名の付け方によって送る。

ア 活用のある語から転じたもの

動き 調べ 届け 願い 当たり 代わり 答え

イ 「さ」、「み」、「げ」などの接尾語が付いたもの

大きさ 正しさ 確かさ 重み 惜しげ

例外 次の語は、送り仮名を付けない。ただし、動詞の意識が残っている場合は、送り仮名を付ける。

趣 印 卸 次 光 折 係 組 並

許容 読み間違えるおそれのない場合は、次の括弧の中に示すように、送り仮名を省くことができる。

晴れ(晴) 曇り(曇) 届け(届) 願い(願)

答え(答) 問い(問) 祭り(祭) 群れ(群)

当たり(当り) 代わり(代り) 向かい(向い) 狩り(狩)

通則5

本則 副詞、連体詞、及び接続詞は、最後の音節を送る。

必ず 更に 少し 既に 再び 全く 最も 来る

去る 及び

例外

ア 次の語は、次に示すように送る。

明るく 大いに 直ちに 並びに 若しくは

イ 次のように、他の語を含む語は、含まれている語の送り仮名の付け方によって送る(括弧の中は含まれている語を示す。)。

併せて(併せる) 至って(至る) 必ずしも(必ず)

(3) 複合の語

通則6

本則 複合の語(通則7を適用する語を除く。)の送り仮名は、その複合の語を書き表す漢字のそれぞれの音訓を用いた単独の語の送り仮名の付け方による。

ア 活用のある語

書き抜く 申し込む 打ち合わせる 向かい合わせる

イ 活用のない語

後ろ姿 斜め左 卸商 手渡し 長生き 行き帰り

移り変わり 次々 常々 近々 立ち居振る舞い

ただし、活用のない語で読み間違えるおそれのない語については、次のように送り仮名を省く。

明渡し 預り金 言渡し 入替え 植付け 受入れ

受皿 受持ち 受渡し 打合せ 打合せ会 打切り

内払 移替え 埋立て 売上げ 売惜しみ 売出し

売場 売払い 売渡し 売行き 縁組 追越し

置場 贈物 買上げ 買入れ 買受け 買換え

買占め 買取り 買戻し 買物 書換え 格付

掛金 貸切り 貸金 貸越し 貸倒れ 貸出し

貸付け 借入れ 借受け 借換え 期限付 切上げ

切替え 切下げ 切捨て 切土 切取り 切離し

組合せ 組入れ 組替え 組立て 繰上げ 繰入れ

繰越し 繰下げ 繰延べ 繰戻し 差押え 差止め

差引き 差戻し 下請 締切り 条件付 仕分

据置き 捨場 座込み 栓抜 備付け 立会い

立入り 立替え 立札 月掛 付添い 月払

積卸し 積込み 積出し 積立て 手続 届出

取上げ 取扱い 取替え 取決め 取崩し 取消し

取壊し 取下げ 取締り 取調べ 取立て 取次ぎ

取付け 取戻し 投売り 抜取り 乗換え 乗組み

話合い 払込み 払下げ 払出し 払戻し 払渡し

払渡済み 引上げ 引受け 引換え 引込み 引下げ

引締め 引継ぎ 引取り 引渡し 日雇 歩留り

不払 振出し 前払 見合せ 見積り 見習

未払 申合せ 申入れ 申込み 申立て 申出

持込み 持分 元請 戻入れ 催物 盛土

焼付け 雇入れ 雇主 譲受け 譲渡し 呼出し

割当て 割増し 割戻し

※ 「こけら落とし(こけら落し)」、「さび止め」、「洗いざらし」、「打ちひも」のように前又は後ろの部分を仮名で書く場合は、他の部分については、単独の語の送り仮名の付け方による。

通則7 複合の語のうち、次のような名詞は、慣用に従って、送り仮名を付けない。

ア 特定の領域の語で、慣用が固定していると認められるもの

(ア) 地位、身分、役職等の名

頭取 取締役 事務取扱

(イ) 工芸品の名に用いられた「織」、「染」、「塗」等

博多織 型絵染 春慶塗 鎌倉彫 備前焼

(ウ) その他

書留 切手 消印 小包 振替

請負 売値 買値 仲買 歩合

両替 割引 組合 手当 昨付面積

売上(高)貸付(金)引受(人)見積(書)申込(書)

イ 一般に、慣用が固定していると認められるもの

奥書 試合 場合 日付 役割 割合 受付 受取

※ 通則7を適用してよいかどうか判断し難い場合には、通則6を適用する。

(4) 付表の語

「常用漢字表」の「付表」に掲げてある語のうち、送り仮名の付け方が問題となる次の語は、次のようにする。

ア 次の語は、次に示すように送る。

浮つく お巡りさん 五月晴れ 立ち退く 手伝う 最寄り

差し支える

ただし、次の語は、括弧の中に示すように、送り仮名を省くことができる。

五月晴れ(五月晴) 立ち退く(立退く) 差し支える(差支える)

イ 次の語は、送り仮名を付けない。

息吹 桟敷 時雨 築山 名残 雪崩 吹雪 迷子 行方

3 数字

(1) 数字は、次に掲げるような場合を除いて算用数字を用いる。

ア 固有名詞

四国 九州 二重橋

イ 概数を示す語

二、三日 四、五人 数十日

ウ 数量的な感じの薄い語

一般 一部分 四分五裂

エ 単位として用いる語

100万 1,000億

オ 慣用的な語

一休み 二言目 二日間 三月

(2) 数字のけたの区切り方は、3位区切りとし、区切りには「,」(コンマ)を用いる。ただし、年号等は、区切りを付けない。

(3) 小数、分数及び帯分数の書き方は、次の例による。

小数 0.123

分数 1/2又は2分の1

帯分数 11/2

(4) 日時、時刻及び時間の書き方は、次の例による。(括弧の中は省略する場合を示す。)

日付 平成9年4月1日(平成9.4.1)

時刻 10時30分

時間 6時間15分

(5) 縦書きの場合は、原則として漢数字を用いる。

4 符号

文章には、文字ばかりでなく、各種の符号が用いられる。これらの符号は、それぞれの目的に従って、必要に応じ、取捨選択して用いられるものであるが、文章の意味を明確にしたり、長々しい字句に代わって表現を簡潔にするなど、極めて重要な働きをするものであるから、その用法を十分理解しておく必要がある。

符号の用法は、おおむね次のとおりである。

(1) 区切り符号

ア 「。」(句点)

(ア) 句点を打つ場合

a 文を完全に言い切ったところ(括弧の中を含む。)

私は、会津美里町民です。

b 「…こと」又は「…とき」で終わる項目を列記する場合

1 保管に関すること。

2 保存に関すること。

3 廃棄に関すること。

(イ) 句点を打たない場合

a 標題(件名)、標語その他簡単な語句を掲げる場合

注意一秒けが一生

b 事物の名称を列記する場合

1 願書

2 写真

c 賞状、感謝状、表彰状などを書く場合

……これを賞します。

イ 「、」(読点)

(ア) 読点を打つ場合

a 主語又は叙述の主題を示す「は」、「も」などの後

私は、会津美里町民です。

b 対等に並列する語句の間

住所、氏名、性別及び年齢

c 文の初めに置く接続詞又は副詞の後

このことについて、ところで、特に、

d 限定、条件などを表す文の後や挿入句の前後

雨天の場合、順延とする。

e 句と句を接続する「かつ」の前後

通知し、かつ、公表する。

f 名詞又は名詞句を説明するための接続に用いる「で」又は「であって」の後

上記以外の者であって、町長が特に認めたもの

g 読み誤りや読みにくさを避けるため

草むらや、やぶの中

(イ) 読点を打たない場合

a 主語、述語の関係にある語句が簡単な場合

パレードは中止です。

b 限定や条件の語句が簡単な場合

次の場合には適用しない。

c 並列する語句が簡単なとき

不動産を売却し又は贈与した場合

d 賞状、感謝状、表彰状などを書く場合

e 主語又は叙述の主題を示す「は」、「も」などの後で対句の場合

空は青く、雲は白い。

f 語と語を接続する「かつ」の前後

行政の民主的かつ効率的な運営

g 用いるべき箇所が多く、それをすべて用いると、かえって全体の関係が分からなくなったり、文章が切れすぎたりするおそれがある場合

ウ 「・」(なかてん)

(ア) なかてんを打つ場合

a 事物の名称を列挙する場合

さけ・ます漁業

b 外国の地名及び人名、外国語などの区切り

ジョージ・ワシントン

(イ) なかてんを打たない場合

a 名詞以外の語を列挙する場合

社会的、歴史的考察

b 数詞を列挙する場合

会員は、四、五十人です。

エ 括弧

(ア) ( )を用いる場合

a 語句や文の後に注記を加える場合

保証人(申込者と同等以上の資力のある者)

b 条文の見出しを付ける場合

(イ) 「 」を用いる場合

a 引用の部分を明示する場合

彼女は、「どうしたの」と聞いた。

b 特に注意を喚起する必要のある語句を囲む場合

c 言葉を定義する場合

この訓令で「文書」とあるのは、完結した文書及び帳簿をいう。

(2) 繰り返し符号

ア 「々」(同の字点)

漢字1字を繰り返すときに用いる。ただし、前と後の語句の意味が異なるときには用いない。

人々 様々

民主主義 事務所所在地

イ 「〃」(のの点)

表などで同一であることを示すときに用いる。ただし、法規文書、公示文書、金額等には用いない。

会津美里町総務課

〃   町税務課

(3) その他

ア 「:」(コロン)

次の説明文又はその他の語句が続くことを示すときに用いる。

電話:(0247)62―2111

イ 「~」(波形)

起点及び終点を示す。

会津美里~福島 午後1時~午後3時

ウ 「―」(ダッシュ)

(ア) 語句の説明、言換えなどに用いる場合

信号灯 赤―止まれ 青―進め

(イ) 丁目、地番などを省略する場合

字高田2―2―4

エ 「→」(矢印)

A→BとしてAがBに変わることを示す。

右舷→右げん 車輌→車両

オ 「…」(リーダー)

語句の代用等に用いる。

…から…まで

第2 用語

用語とは、用字を組み合わせて言葉に表したものをいう。

公文を分かりやすく、親しみやすいものとするため、用語はできるだけ日常一般に使われている易しい言葉を用いるものとする。

用語の使用にあっては、次の事項に留意する。

1 特殊な言葉や堅苦しい言葉を用いず、日常一般に使われている易しい言葉を用いる。

遺漏のないように→適切に 充当する→充てる

割愛する→省略する 善処する→適当な処置をとる

2 使い方の古い言葉を使わず、日常使い慣れている言葉を用いる。

竣功→完成・落成 貼付する→はり付ける

3 言いにくい言葉は使わず、口調のよい言葉を用いる。

勘案して→考慮して 遵守する→守る

4 同じ内容のものを違った言葉で言い表すことのないように統一する。

情況→状況 趣意→趣旨

5 同じ語句を書き表すのに、漢字で表記したり、仮名で表記したりすることは避ける。

第3 誤りやすい用字・用語・送り仮名


正しい書き方

誤った書き方

あいさつ

挨拶

あいまって

相挨って

あっせん

斡旋

あて

あなた

貴方

あらかじめ

予め

あらず

非ず

表す

表わす

現す

現わす

著す

著わす

ありがとう

有り難う

合わせる

合せる

言う

云う

いかなる

如何なる

いずれ

何れ

頂く

戴く

いつ

何時

いったん

一旦

いまだ

未だ

いる

居る

いろいろ

色々

うち

写し

お…

おいて

於て

おおむね

概ね

行う

行なう

おそれ

おって

追而

おのずから

自ら

かかる

罹る

係る

関る

かかわる

拘わる

かたがた

旁々

かつ

且つ

来る

来たる

ください

下さい

…くらい(ぐらい)

…位

比べる

較べる

…げ

…気

啓もう

啓蒙

けた

ごとく

如く

…ごとに

…毎に

断る

断わる

この

此、之の

これ

之、是

ころ

先ほど

先程

さしずめ

差し詰め

しかし

然し、併し

子細

仔細

従う

遵う、順う、随う

したがって

従って

(て)しまう

(て)終う、了う

十分

充分

侵食

侵蝕

浸食

浸蝕

据置き

据え置き

すぐに

直に

すなわち

即ち、則ち、乃ち

すべて

総て、全て、凡て

その

そば

側、傍

それ

夫、其

ダース

互いに

互に

ただ

唯、只

ただし

但し

直ちに

直に

…たち

…達

賜る

賜わる

ため

だれ

ちなみに

因みに

ちょうど

丁度

ついでに

序に

ついては

就いては

ついに

遂に

付く

附く

つづる

綴る

努める

勉める

できる

出来る

どこ

何処

ところで

所で

とじる

綴じる

とどめる

止める、留める

…ども

…共

伴う

伴なう

取りあえず

取り敢えず

取りまとめ

取り纏め

取りやめ

取り止め

ない

無い

ないし

乃至

なお

尚、猶

なぜ

何故

…など

…等

何とぞ

何卒

なる

成る

なるほど

成程

はがき

葉書

果たして

果して

日ごと

日毎

日ごろ

日頃

日付

日附

ふだん

普段

ページ

ベんたつ

鞭撻

ほか

他、外

ほとんど

殆ど

まじめ

真面目

まず

先ず

ますます

益々

また

まだ

未だ

まで

回り

廻り

見いだす

見出す

満たす

充たす

見る

観る、視る、看る

めいりょう

明瞭

メートル

もし

若し

もちろん

勿論

もって

以て

漏らす

洩らす、泄らす

…やすい

…易い

やはり

矢張り

ゆえに

故に

ようだ

様だ

よほど

余程

より

よる

因る、依る、拠る

よろしく

宜しく、宜敷

…ら

…等

分かる

判る、解る

わずか

僅か

わたって

亙って

わびる

詫る

会津美里町公文例規程

平成17年10月1日 訓令第8号

(平成28年4月1日施行)