○赤磐市浄化槽取扱指導要領

平成17年3月7日

告示第70号

(目的)

第1条 この告示は、法令等に定めるほか浄化槽の設置の基準及び関係者の責務等に関し、必要な事項を定めることにより、浄化槽によるし尿と雑排水の適正な処理を図り、生活環境の保全及び公衆衛生の向上に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この告示において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 浄化槽 浄化槽法(昭和58年法律第43号。以下「法」という。)第2条第1項に規定する浄化槽をいう。

(2) 浄化槽設置者 浄化槽の所有者をいい、浄化槽の管理について権限のある人をいう。

(3) 浄化槽製造業者 法第13条第1項又は第2項の認定を受けて当該認定に係る型式の浄化槽を製造する事業を営む者をいう。

(4) 浄化槽工事業者 法第21条第1項又は第3項の登録を受けて浄化槽工事業を営む者をいう。(浄化槽設備士 浄化槽工事を実地に監督する者として法第42条第1項の浄化槽設備士免状の交付を受けている者をいう。)

(5) 浄化槽保守点検業者(浄化槽管理士) 法第45条第1項の浄化槽管理士免状の交付を受けている者をいう。

(6) 浄化槽清掃業者 法第35条第1項の許可を受けて浄化槽清掃業を営む者をいう。

(設置基準)

第3条 浄化槽を設置する場合は、次の基準を充足すること。

(1) 機種選定基準

 し尿と雑排水を併せて処理する浄化槽であって、生物化学的酸素要求量(以下「BOD」という。)除去率90%以上、放流水のBOD20mg/リットル(日間平均値)以下の機能を有するとともに、平成4年10月30日付け衛浄第34号厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課浄化槽対策室長通知に定める合併処理浄化槽設置整備事業における国庫補助指針(以下「指針」という。)が適用される浄化槽にあっては、指針に適合するものであること。

 浄化槽の機種については、槽本体の破損及び装置の故障等のトラブルに速やかに対応できる、岡山県内に支店又は営業所のある浄化槽製造業者の機種を選定すること。

(2) 水質管理基準

放流水の水質管理基準の内BODは、20mg/リットル(日間平均値)以下とし、その他の項目は必要に応じて当事者間で定める。

(3) 放流先

浄化槽を設置しようとする者は、放流先について環境衛生上又は利水上支障を生じないよう、あらかじめ次の事項を確認し、所定の措置を講じた上で設置手続を行うこと。

 将来公共下水道が整備された場合、必ず接続する。

 放流先は放流水を放流する水路等を有し、かつ、放流水の疎通が適当であるかどうか。

 私有の下水溝、水路その他これに類するところに放流する場合は、放流に伴う紛争を防止するための民事上必要な相隣関係の措置が必要かどうか。

 店舗・工場等事業所が浄化槽を設置する場合、事業内容及び汚水量と浄化槽の規模が適正であるかどうか。

 上記の要件を踏まえ、事前に当該自治会の代表者(自治会長、区長、町内会長等をいう。)及び水路管理者と十分協議を行うこと。

(設置手続)

第4条 浄化槽を設置するときは、次の手続による。

(1) 建築基準法(昭和25年法律第201号)に基づく場合

家の建築と同時に設置するときは、岡山県建築主事の確認の申請又は岡山県建築主事への通知を行う。

(2) 法に基づく場合

既存の家に設置するときは、法の規定による浄化槽設置届出書を岡山県へ提出する。

(関係者の責務)

第5条 次の各号に掲げる浄化槽関係者は、それぞれ当該各号に定める事項を遵守すること。

(1) 浄化槽設置者

 浄化槽が正常に機能するよう正しく使用し、常に正常な運転に注意すること。

 浄化槽の保守点検は、登録保守点検業者に委託し、月1回定期的に行い、また、毎年1回清掃を行うこと。

 放流水の水質管理基準に適合するよう維持管理に努めること。

 指定検査機関の行う水質に関する法定検査(設置後の機能検査及び毎年1回の定期検査)を受けること。

(2) 浄化槽製造業者

 浄化槽設置者に対し、使用方法等を周知徹底させること。

 浄化槽製造業者の責めに帰すべき槽の破損、欠陥等により機能の低下を来した場合は、製造業者の負担において適切な処置をとること。

 浄化槽工事業者及び浄化槽保守点検業者に対し、その工事方法又は保守点検方法等について技術的指導を行うこと。

(3) 浄化槽工事業者

 浄化槽設備士の監督により浄化槽工事の技術上の基準に従い、適正な工事を行うこと。

 浄化槽設置者に対し、使用方法、保守点検、清掃及び法定検査を受けることの必要性について説明すること。

 浄化槽工事業者の責めに帰すべき工事の不備等により機能の低下を来した場合は、工事業者の負担において適切な処置をとること。

 専門的知識及び技術の向上に努めること。

(4) 浄化槽保守点検業者

 浄化槽管理士により浄化槽の保守点検の技術上の基準に従い適正な保守点検を行うこと。

 保守点検実施後は、必ず浄化槽設置者に対し、その状況を説明し、異常のあった場合は適切な指導をすること。

 浄化槽設置者に対し、清掃及び法定検査を受けること並びに使用方法について指導すること。

 専門的知識及び技術の向上に努めること。

 浄化槽保守点検管理カードを設置場所付近の見やすい所に表示すること。

(5) 浄化槽清掃業者

 浄化槽の清掃の技術的な基準に従い、適正な清掃を行うこと。

 専門的知識及び技術の向上に努めること。

 清掃実施後は、必ず浄化槽設置者に対し、状況を説明すること。

(指導)

第6条 市は、浄化槽設置者、保守点検業者、清掃業者に対し、社会的使命の重要性を認識させるとともに、浄化槽の正しい使い方、保守点検及び清掃に関する指導を岡山県の協力を得て実施する。

(1) 浄化槽設置者に浄化槽の知識普及を図るため年1回講習会を開催する。

(2) 水質に関する検査結果の報告を受けた後に適切な助言指導を行う。

附 則

(施行期日)

1 この告示は、平成17年3月7日から施行する。

(経過措置)

2 この告示の施行の日の前日までに、合併前の山陽町合併処理浄化槽取扱指導要領(平成5年山陽町告示第56号)の規定によりなされた手続その他の行為は、この告示の相当規定によりなされたものとみなす。

赤磐市浄化槽取扱指導要領

平成17年3月7日 告示第70号

(平成17年3月7日施行)

体系情報
第8編 生/第4章 生/第2節 環境衛生
沿革情報
平成17年3月7日 告示第70号