○安中市碓氷川水系の水質保全に関する条例

平成18年3月18日

安中市条例第139号

目次

第1章 総則(第1条・第2条)

第2章 責務(第3条―第8条)

第3章 規制等(第9条―第11条)

第4章 調査、測定等(第12条・第13条)

第5章 雑則(第14条)

附則

河川の水は、清く豊かでなければならない。

それは、私たち市民の切なる願いである。

私たちは、ともすれば自然の水をむだに使用し、河川をよごし、水質を悪化させている。特に碓氷川が、その水系とともに私たちにかけがえのない美しい郷土と歴史的、文化的大きな遺産を与えてくれていることを没却しがちである。

私たちは、今こそ水の価値に思いをいたし、清くより豊かな水を次の世代に継承する義務と責任を痛感する。

私たちは、ここにすべての力を結集し、住みよい環境づくりに最善の努力を払うことを決意する。よって、次の基本目標を宣言し、その実現のために、この条例を制定する。

1 水は、人間の生活及び動植物の生育を維持するものであることを認識しよう。

1 自然の水をとうとび、愛し、その豊かな恵みに感謝しよう。

1 水系の水を利用する人は、利用について責任を持とう。

1 各種の廃棄物の排出や投棄、薬物の使用などによって、水系の水をよごすことは許されないことを自覚しよう。

1 開発は、いかなる理由による場合でも、水系の水の保全に十分配慮しよう。

1 水系の清さと豊かな水を確保し、後世に伝えよう。

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、住みよい生活環境をつくるためには、きれいな水系に良好な水の確保が必要かつ欠くことのできないものであることにかんがみ、碓氷川水系の水質保全に関し、必要な基本的事項を定めるとともに、人為による水質の汚濁を防止し、適正な施策を総合的に推進することによって、現在及び将来にわたる市民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において「碓氷川水系」とは、碓氷川に接続する河川、湖沼、その他公共の用に供される水域及びこれに接続する公共、かんがい用水路その他公共の用に供される水路(公共下水道を除く。)をいう。

2 この条例において「排出水」とは、人為により碓氷川水系に排出される水をいう。

第2章 責務

(基本的責務)

第3条 何人も、碓氷川水系の水質の汚濁を引き起こすことのないようにするとともに、進んで良好な水質が確保されるよう努めなければならない。

(事業所の責務)

第4条 事業者は、その事業活動の実施に当たって、碓氷川水系の水質を汚濁しないよう適切な措置を講ずるとともに、市が実施する水質保全に関する施策に協力しなければならない。

(市の責務)

第5条 市は、碓氷川水系の自然的社会的諸条件に応じた水質保全のための施策を策定し、及びこれを実施する責務を有する。

(市民の協力)

第6条 市民は、市が実施する碓氷川水系の水質保全に関する施策に協力する等良好な水質の確保に寄与するよう努めなければならない。

(地方公共団体等との協力)

第7条 市長は、第5条の規定を遂行するに当たっては、関係地方公共団体の長又は関係地方行政機関の長と協議して、協力を得るよう努めるものとする。

(知識の普及等)

第8条 市長は、教育活動、広報活動等を通じて水質に関する知識の普及を図るとともに、水質の保全に関する意識の高揚に努めなければならない。

第3章 規制等

(規制基準等の遵守)

第9条 排出水又は廃棄物を排出する者は、法令に定める規制基準等を遵守しなければならない。

(措置の要請)

第10条 市長は、市長の権限に属するもののほか、前条の規定に違反があると認めたときは、その者に対し排出水等の処理の方法に関して必要な措置を講ずるよう知事に要請するものとする。

(指導要請)

第11条 市長は、法令に定めるものを除くほか、碓氷川水系の水質を汚濁し、又は汚濁するおそれがあり水質保全上放置し難い事態が生じていると認めたときは、その事態を発生させた者に対し、別に定めるところにより必要な措置を指導し、又は要請することができる。

2 前項の規定による指導又は要請を受けた者は、それに応じなければならない。

第4章 調査、測定等

(調査、測定等)

第12条 市長は、第5条に規定する施策の策定及び実施に当たっては、必要な調査、測定等を行うものとする。

(立入調査)

第13条 市長は、前条の規定を遂行するに当たっては、その必要な限度において、関係職員をして必要な場所に立ち入らせることができる。

2 前項の規定により必要な調査、測定等を行う者は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示しなければならない。

第5章 雑則

(委任)

第14条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成18年3月18日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の〔安中市〕碓氷川水系の水質保全に関する条例(昭和50年安中市条例第18号)又は松井田町碓氷川水系の水質保全に関する条例(昭和50年松井田町条例第6号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。

安中市碓氷川水系の水質保全に関する条例

平成18年3月18日 条例第139号

(平成18年3月18日施行)