(目的)

第1条　この要綱は、自らごみステーションに家庭ごみ等を排出することが困難であり、かつ、親族等による協力を得ることができない高齢者又は障がい者(以下「高齢者等」という。)に対し、家庭ごみ等を玄関先等で収集すること(以下「さわやか収集」という。)及び希望する者に対して安否確認を行うことにより、高齢者等の生活環境に支障が生じないよう支援することを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(対象者)

第3条　さわやか収集の対象となる者は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める者とする。

(申請手続等)

第4条　さわやか収集を利用しようとする者(以下「申請者」という。)は、芦屋市さわやか収集利用申請書(様式第1号)に関係書類を添付して市長に申請しなければならない。

(審査及び収集の決定)

第5条　市長は、前条第1項の規定による申請があったときは、申請者及び申請者の状態を把握した代理人等との面談及び現況調査を行い、申請内容について審査し、さわやか収集の実施の可否を決定しなければならない。

(収集方法等)

第6条　家庭ごみ又は粗大ごみの排出場所及び収集方法は別に定める。

(収集対象とするごみ)

第7条　収集対象とするごみは、家庭ごみ又は粗大ごみとし、それぞれに分別されたものとする。ただし、芦屋市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例(平成12年芦屋市条例第32号)第13条及び第14条(第2号を除く。)に規定する一般廃棄物並びに第15条に規定する動物の死体は除くものとする。

(安否確認)

第8条　市長は、さわやか収集の利用決定について第5条第2項の規定による通知を受けた者(以下「利用者」という。)が排出場所に家庭ごみを排出していないときは、同条第1項に規定する面談及び現況調査時に確認した方法により安否確認を行うものとする。

(収集の一時停止)

第9条　利用者は、入院その他の理由により家庭ごみの排出を一時停止するときは、あらかじめ電話等により市長に連絡しなければならない。

(収集の中止)

第10条　市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、さわやか収集を中止することができる。

(補則)

第11条　この要綱に定めるもののほか、さわやか収集の実施に関し必要な事項は、市長が別に定める。