○千葉市地方卸売市場業務条例

平成25年12月19日

条例第52号

千葉市中央卸売市場業務規程(昭和46年千葉市条例第71号)の全部を改正する。

目次

第1章 総則(第1条―第5条)

第2章 市場関係事業者

第1節 卸売業者(第6条―第18条)

第2節 仲卸業者(第19条―第28条)

第3節 売買参加者(第29条―第31条)

第4節 関連事業者(第32条―第38条)

第3章 売買取引及び決済の方法(第39条―第62条)

第4章 卸売の業務に関する品質管理(第63条)

第5章 市場施設の使用(第64条―第71条)

第6章 監督(第72条―第74条)

第7章 雑則(第75条―第80条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、千葉市地方卸売市場(以下「市場」という。)に係る千葉県卸売市場条例(昭和46年千葉県条例第69号。以下「県条例」という。)第3条第1項に規定する事項及び施設の使用、監督処分等について定め、その適正かつ健全な運営を確保することにより、生鮮食料品等の取引の適正化とその生産及び流通の円滑化を図り、もって市民等の生活の安定に資することを目的とする。

(市場の位置及び面積)

第2条 市場の位置及び面積は、次のとおりとする。

位置 千葉市美浜区高浜2丁目2番1号

面積 190,350平方メートル

(取扱品目)

第3条 市場の取扱品目は、次に掲げる取扱品目の部類ごとに、次に掲げる物品とする。

青果部 野菜、果実及びこれらの加工品並びに規則で定めるその他の食料品

水産物部 生鮮水産物及びその加工品(干海苔を除く。)並びに規則で定めるその他の食料品

(開場の期日)

第4条 市場は、次に掲げる日(以下「休日」という。)を除き毎日開場するものとする。

(1) 日曜日(1月5日及び12月27日から12月30日までの日曜日を除く。)

(2) 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日

(3) 1月2日から1月4日までの日及び12月31日

2 市長は、前項の規定にかかわらず、出荷者及び消費者の利益を確保するため特に必要があると認めるときは、休日に開場し、又はこれらの者の利益を阻害しないと認めるときは、休日以外の日に開場しないことができる。

3 市長は、前項の規定により休日に開場し、又は休日以外の日に開場しないこととしようとする場合には、取扱品目に係る生産出荷の事情、小売商の貯蔵、販売能力、消費者の食習慣、購買慣習等を十分考慮してするものとする。

(開場の時間)

第5条 開場の時間は、午前零時から午後12時までとする。ただし、市長は、市場の業務の適正かつ健全な運営を確保するため必要があると認めるときは、これを臨時に変更することができる。

2 卸売業者(県条例第8条第1項の規定により千葉県知事(以下「知事」という。)の許可を受けて、市場において卸売の業務を行う者をいう。以下同じ。)の行う卸売のための販売開始時刻及び販売終了時刻は、前項の開場の時間の範囲内で規則で定める。

第2章 市場関係事業者

第1節 卸売業者

(卸売業者の責務)

第6条 卸売業者は、市場における卸売業務を適正かつ健全に運営し、生鮮食料品等の集荷及び流通経費の節減に努め、公正明朗な取引を推進しなければならない。

(卸売業者の数の最高限度)

第7条 卸売業者の数の最高限度は、次に掲げる取扱品目の部類ごとに、次に掲げるとおりとする。

青果部 2

水産物部 2

(保証金の預託)

第8条 卸売業者は、知事から卸売の業務の許可を受けた日から起算して1月以内に、保証金を市長に預託しなければならない。

2 卸売業者は、前項の保証金を預託した後でなければ、その業務を開始してはならない。

(保証金の額)

第9条 卸売業者の預託すべき前条第1項の保証金の額は、次に掲げる額の範囲内において、規則で定める。

青果部 120万円以上1,600万円以下

水産物部 120万円以上2,400万円以下

2 前項の保証金は、国債証券又は地方債証券をもって代用することができる。

3 前項の国債証券又は地方債証券の価格は、その額面金額に相当する額の範囲内において、規則で定める額とする。

(保証金の追加預託)

第10条 第8条第1項の保証金について差押え、仮差押え又は仮処分命令の送達があったとき、国税滞納処分又はその例による差押えがあったとき、預託すべき額が増額されたときその他不足を生じたときは、卸売業者は、市長の指定する期間内に、処分された金額又は不足金額に相当する金額を追加して預託しなければならない。

2 卸売業者は、前項の規定による預託を完了しない場合においては、指定期間経過後その預託を完了するまでは、その業務を行うことができない。

3 第1項の規定による預託については、前条第2項及び第3項の規定を準用する。

(保証金の充当)

第11条 市長は、卸売業者が使用料その他市場に関して市に納付すべき金額の納付を怠ったときは、次項の他の債権者に先立って弁済を受ける権利に優先して、第8条第1項の保証金をこれに充てることができる。

2 卸売業者に対して市場における卸売のための販売又は販売の委託をした者は、当該販売又は販売の委託による債権に関し、当該卸売業者が預託した第8条第1項の保証金について、他の債権者に先立って弁済を受ける権利を有するものとする。

(保証金の返還)

第12条 第8条第1項の保証金は、卸売業者がその資格を失った日から起算して60日を経過した後でなければこれを返還しない。

(せり人の登録)

第13条 卸売業者が市場において行う卸売のせり人は、その者について当該卸売業者が市長の行う登録を受けている者でなければならない。

2 卸売業者は、前項の登録を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した登録申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 登録を受けようとするせり人の氏名及び住所

(3) 登録を受けようとするせり人がせりを行う取扱品目の部類

3 前項の登録申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。

(1) 登録を受けようとするせり人の履歴書

(2) 登録を受けようとするせり人の戸籍の個人事項証明書又はこれに代わる書面

(3) その他規則で定める書類

4 第1項の登録の申請があった場合は、市長は、次項の規定により登録をしない場合を除き、登録申請書を受理した日から起算して30日以内にせり人登録簿に次に掲げる事項を登載し、速やかに、その旨を登録申請者に通知するとともに登録を受けたせり人に対し登録証を交付するものとする。

(1) せり人の氏名及び住所

(2) 登録年月日

(3) 登録番号

5 市長は、第1項の登録の申請があった場合において、その申請に係るせり人が次の各号のいずれかに該当するとき、又は登録申請書若しくは添付書類に虚偽の記載があり若しくは重要な事実の記載が欠けているときは、その登録をしてはならない。

(1) 破産者で復権を得ないものであるとき。

(2) 禁錮以上の刑に処せられた者又は卸売市場法(昭和46年法律第35号。以下「法」という。)の規定に違反して罰金の刑に処せられた者で、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなった日から起算して3年を経過しないものであるとき。

(3) 第16条又は第74条第5項の規定による登録の取消しを受け、その取消しの日から起算して1年を経過しない者であるとき。

(4) せりを遂行するのに必要な経験又は能力を有していない者であるとき。

(5) 仲卸業者(第20条第1項の規定により市長の許可を受けて仲卸しの業務(市場施設(市場内の用地及び建物その他の施設をいう。以下同じ。)であって第64条第1項の規定による指定を受けたものにおいて市場の卸売業者から卸売を受けた取扱品目の部類に属する物品を仕分けし又は調製して販売する業務をいう。以下同じ。)を行う者をいう。以下同じ。)若しくは売買参加者(県条例第14条の規定により、第29条第1項の市長の承認を受けた者をいう。以下同じ。)又はこれらの者の役員若しくは使用人であるとき。

6 第1項に規定する登録の有効期間は、登録の日から起算して5年間とする。ただし、次に掲げる者の登録の有効期間は、登録の日から起算して3年間とする。

(1) 初めて登録を受ける者

(2) 第16条又は第74条第5項の規定により取消しを受けた者で当該取消し後の最初の登録を受けるもの

(3) 第74条第5項の規定により業務の停止を命ぜられた後の最初の登録を受ける者

(せり人の責務)

第14条 せり人は、その職務を誠実、公正かつ迅速に遂行しなければならない。

(せり人の登録の更新)

第15条 卸売業者は、第13条第1項の登録を受けたせり人にその有効期間満了の日後も引き続き卸売のせりを行わせようとする場合は、当該せり人の登録の更新を受けなければならない。

2 前項の登録の更新を受けようとする卸売業者は、当該せり人の登録の有効期間満了の日前60日から当該有効期間満了の日前30日までの間に、次に掲げる事項を記載した登録更新申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 登録の更新を受けようとするせり人の氏名及び住所

(3) 登録の更新を受けようとするせり人の登録年月日及び登録番号

3 第13条第5項(第3号を除く。)の規定は、第1項の登録の更新について準用する。

(せり人の登録の取消し)

第16条 市長は、せり人が第13条第5項各号(第3号及び第4号を除く。)のいずれかに該当することとなったとき、又はせりを遂行するのに必要な能力を有しなくなったと認めるときは、その登録を取り消すものとする。

(せり人の登録の消除)

第17条 市長は、せり人が次の各号のいずれかに該当することとなったときは、その登録を消除するものとする。

(1) 前条の規定による登録の取消しを受けたとき。

(2) 卸売業者が当該せり人に係る登録の消除を申請したとき。

(3) 卸売業者が当該せり人に係る登録の更新を受けなかったとき。

(4) 第74条第5項の規定により登録の取消しの処分を受けたとき。

2 前項の規定により登録の消除を受けたせり人は、速やかに、登録証を市長に返還しなければならない。

(登録証の携帯)

第18条 せり人は、卸売のせりに従事するときは、登録証を携帯するとともに規則で定める記章を着用しなければならない。

第2節 仲卸業者

(仲卸業者の数の最高限度)

第19条 仲卸業者の数の最高限度は、次に掲げる取扱品目の部類ごとに、次に掲げるとおりとする。

青果部 24

水産物部 68

(仲卸業者の許可)

第20条 仲卸しの業務を行おうとする者は、市長の許可を受けなければならない。

2 前項の許可は、前条の取扱品目の部類ごとに行う。

3 第1項の許可を受けようとする者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した許可申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称及び商号並びに住所

(2) 申請者が法人である場合にあっては、資本金又は出資の額及び役員の氏名

(3) 許可を受けて仲卸しの業務を行おうとする取扱品目

4 市長は、第1項の許可の申請が次の各号のいずれかに該当するときは、同項の許可をしてはならない。

(1) 申請者が破産者で復権を得ない者であるとき。

(2) 申請者が禁錮以上の刑に処せられた者又は法の規定に違反して罰金の刑に処せられた者で、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなった日から起算して3年を経過しないものであるとき。

(3) 申請者が第24条第1項若しくは第2項又は第74条第2項の規定による許可の取消しを受け、その取消しの日から起算して3年を経過しない者であるとき。

(4) 申請者が仲卸しの業務を適確に遂行するのに必要な知識及び経験又は資力信用を有しない者であるとき。

(5) 申請者が市場の卸売業者又は卸売業者の役員若しくは使用人であるとき。

(6) 申請者が法人であって、その業務を執行する役員のうちに前各号(第4号を除く。)のいずれかに該当する者があるとき。

(7) その許可をすることによって、仲卸業者の数が前条に定める数の最高限度を超えることとなるとき。

(8) 申請者が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者(以下これらを「暴力団員等」という。)であるとき。

(9) 申請者が法人であって、その業務を執行する役員のうちに前号に該当する者があるとき。

(10) 申請者が暴力団員等をその業務に従事させているとき。

(11) 申請者がその業務活動について暴力団員等により支配を受けていると認められるとき。

(仲卸業者の責務)

第21条 仲卸業者は、その許可に係る業務を適正かつ健全に運営し、取扱物品についての公正かつ妥当な評価及び経営の近代化に努め、公正明朗な取引を推進しなければならない。

(保証金の預託)

第22条 仲卸業者は、市長から第20条第1項の許可を受けた日から起算して1月以内に、保証金を市長に預託しなければならない。

2 仲卸業者は、前項の保証金を預託した後でなければ、その業務を開始してはならない。

(保証金の額)

第23条 仲卸業者の預託すべき前条第1項の保証金の額は、取扱品目の部類ごとに第70条第1項の規定により納付すべき使用料(仲卸売場の使用に係るものに限る。)の月額の6倍に相当する額の範囲内おいて、規則で定める。

2 第9条第2項及び第3項並びに第10条から第12条までの規定は、前条第1項の保証金について準用する。

(仲卸業務の許可の取消し)

第24条 市長は、仲卸業者が第20条第4項各号(第3号第4号及び第7号を除く。)のいずれかに該当することとなったとき、又はその業務を適確に遂行するのに必要な資力信用を有しなくなったと認めるときは、その許可を取り消すものとする。

2 市長は、仲卸業者が次の各号のいずれかに該当するときは、その許可を取り消すことができる。

(1) 正当な理由がないのに第20条第1項の許可の通知を受けた日から起算して1月以内に第22条第1項の保証金を預託しないとき。

(2) 正当な理由がないのに第20条第1項の許可の通知を受けた日から起算して1月以内にその業務を開始しないとき。

(3) 正当な理由がないのに引き続き1月以上その業務を休止したとき。

(4) 正当な理由がないのにその業務を遂行しないとき。

3 前項の規定による取消しの処分に係る聴聞の期日における審理は、公開により行わなければならない。

(仲卸業者の事業の譲渡し及び譲受け並びに合併及び分割)

第25条 仲卸業者が事業(市場における仲卸しの業務に係るものに限る。)の譲渡しをする場合において、譲渡人及び譲受人が譲渡し及び譲受けについて市長の認可を受けたときは、譲受人は、仲卸業者の地位を承継する。

2 仲卸業者たる法人の合併の場合(仲卸業者たる法人と仲卸業者でない法人が合併して仲卸業者たる法人が存続する場合を除く。)又は分割の場合(市場における仲卸しの業務を承継させる場合に限る。)において、当該合併又は分割について市長の認可を受けたときは、合併後存続する法人若しくは合併により設立された法人又は分割により当該業務を承継した法人は、仲卸業者の地位を承継する。

3 第1項又は前項の認可を受けようとする者は、規則で定めるところにより、認可申請書を市長に提出しなければならない。

4 第20条第4項の規定は、第1項又は第2項の認可について準用する。この場合において、第20条第4項中「第1項の許可の申請」とあるのは「第25条第1項又は第2項の認可の申請」と、「同項の許可」とあるのは「同条第1項又は第2項の認可」と、「申請者」とあるのは「その申請に係る譲受人又は合併後存続する法人若しくは合併により設立された法人若しくは分割により市場における仲卸しの業務を承継する法人」と読み替えるものとする。

5 第1項又は第2項の規定による仲卸業者の事業の譲渡し及び譲受け並びに合併及び分割による地位の承継については、譲渡人又は合併以前の法人若しくは分割以前の法人が第64条第1項の規定による指定を受けていた市場施設の使用が認められたものと解してはならない。

(仲卸しの業務の相続)

第26条 仲卸業者が死亡した場合において、相続人(相続人が2人以上ある場合において、その協議により当該仲卸業者の市場における仲卸しの業務を承継すべき相続人を定めたときは、その者)が被相続人の行っていた市場における仲卸しの業務を引き続き営もうとするときは、市長の認可を受けなければならない。

2 前項の認可の申請は、被相続人の死亡の日から起算して60日以内にしなければならない。

3 相続人が前項の認可の申請をした場合においては、被相続人の死亡の日からその認可があった旨又はその認可をしない旨の通知を受ける日までの間は、被相続人に対してした第20条第1項の許可は、その相続人に対してしたものとみなす。

4 第1項の認可を受けようとする者は、規則で定めるところにより、認可申請書を市長に提出しなければならない。

5 第20条第4項の規定は、第1項の認可について準用する。この場合において、第20条第4項中「第1項の許可の申請」とあるのは「第26条第1項の認可の申請」と読み替えるものとする。

6 第1項の認可を受けた者は、仲卸業者の地位を承継する。

7 仲卸業者の地位の承継については、被相続人が第64条第1項の規定による指定を受けていた市場施設の使用が認められたものと解してはならない。

(名称変更等の届出)

第27条 仲卸業者は、次の各号のいずれかに該当するときは、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。

(1) 仲卸しの業務を開始し、休止し、又は再開したとき。

(2) 第20条第3項第1号又は第2号に掲げる事項に変更があったとき。

(3) 仲卸しの業務を廃止したとき。

2 仲卸業者が死亡し、又は解散したときは、当該仲卸業者の相続人又は清算人は、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。

(事業報告書の提出)

第28条 仲卸業者は、次の各号に掲げる区分に従い、規則で定めるところにより、当該各号に掲げる日現在において作成した事業報告書をその日から起算して90日を経過する日までに、市長に提出しなければならない。

(1) 法人である仲卸業者にあっては、毎事業年度の末日

(2) 個人である仲卸業者にあっては、毎年12月31日

第3節 売買参加者

(売買参加者の承認)

第29条 市場において卸売業者から卸売を受けようとする者(仲卸業者を除く。)は、市長の承認を受けなければならない。

2 前項の承認は、取扱品目の部類ごとに行う。

3 第1項の承認を受けようとする者は、規則で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を記載した承認申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称及び商号並びに住所

(2) 申請者が法人である場合にあっては、資本金又は出資の額及び役員の氏名

(3) 承認を受けて卸売業者から卸売を受けようとする取扱品目の部類

4 市長は、第1項の承認の申請が次の各号のいずれかに該当する場合を除き同項の承認をするものとする。

(1) 申請者が破産者で復権を得ないものであるとき。

(2) 申請者が第31条又は第74条第3項の規定による承認の取消しを受け、その取消しの日から起算して1年を経過しない者であるとき。

(3) 申請者が卸売の相手方として必要な知識及び経験又は資力信用を有しない者であるとき。

(4) 申請者が当該申請に係る取扱品目の部類に属する市場の卸売業者若しくは仲卸業者又は卸売業者若しくは仲卸業者の役員若しくは使用人であるとき。

(5) 申請者が法人であって、その業務を執行する役員のうちに第1号又は前号に該当する者があるとき。

(6) 申請者が暴力団員等であるとき。

(7) 申請者が法人であって、その業務を執行する役員のうちに前号に該当する者があるとき。

(8) 申請者が暴力団員等をその業務に従事させているとき。

(9) 申請者がその業務活動について暴力団員等により支配を受けていると認められるとき。

(名称変更等の届出)

第30条 売買参加者は、次の各号のいずれかに該当する場合には、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。

(1) 前条第3項第1号又は第2号に掲げる事項に変更があったとき。

(2) 卸売業者から卸売を受けることを廃止したとき。

2 売買参加者が死亡し、又は解散したときは、当該売買参加者の相続人又は清算人は、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。

(売買参加者の承認の取消し)

第31条 市長は、売買参加者が第29条第4項各号(第2号及び第3号を除く。)のいずれかに該当することとなったとき、又は卸売の相手方として必要な資力信用を有しなくなったと認めるときは、その承認を取り消すものとする。

第4節 関連事業者

(関連事業者の設置)

第32条 市長は、市場の業務の適正かつ健全な運営を確保するため必要があると認めるときは、市場機能の充実を図り、又は出荷者、売買参加者、買出人(市場内において仲卸業者から販売を受ける者をいう。以下同じ。)その他の市場の利用者に便益を提供するため、次に掲げる者に対し、市場施設において業務を営むことを許可することができる。

(1) 第3条で定める取扱品目以外の生鮮食料品等の卸売を行う者、市場の取扱品目の保管、貯蔵、運搬等を行う者その他市場機能の充実に資するものとして規則で定める業務を営む者

(2) 飲食店営業、理容業その他市場の利用者に便益を提供するものとして規則で定める業務を営む者

2 前項の許可を受けて市場内において業務を営もうとする者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した許可申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称及び商号並びに住所

(2) 申請者が法人である場合にあっては、資本金又は出資の額及び役員の氏名

(3) 許可を受けて営もうとする業務の種類及び内容

(許可の基準)

第33条 市長は、前条第1項第1号に規定する業務(以下「第1種関連事業」という。)を営むことについて同項の許可の申請が次の各号のいずれかに該当するときは、許可しないものとする。

(1) 申請者が破産者で復権を得ないものであるとき。

(2) 申請者が禁錮以上の刑に処せられた者又は法の規定に違反して罰金の刑に処せられた者で、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなった日から起算して3年を経過しないものであるとき。

(3) 申請者が第36条第1項若しくは第3項又は第74条第4項の規定による許可の取消しを受け、その取消しの日から起算して2年を経過しない者であるとき。

(4) 申請者が業務を適確に遂行するのに必要な知識及び経験又は資力信用を有しない者であるとき。

(5) 申請者が法人であってその業務を執行する役員のうちに第1号から第3号までのいずれかに該当する者があるとき。

(6) 申請者が業務に必要な行政庁の許可を受けていないとき。

(7) 申請者が暴力団員等であるとき。

(8) 申請者が法人であって、その業務を執行する役員のうちに前号に該当する者があるとき。

(9) 申請者が暴力団員等をその業務に従事させているとき。

(10) 申請者がその業務活動について暴力団員等により支配を受けていると認められるとき。

2 市長は、前条第1項第2号に規定する業務(以下「第2種関連事業」という。)を営むことについて同項の許可の申請が次の各号のいずれかに該当するときは、許可しないものとする。

(1) 申請者が業務を適確に遂行するのに必要な能力又は資力信用を有しない者であるとき。

(2) 申請者が暴力団員等であるとき。

(3) 申請者が法人であって、その業務を執行する役員のうちに前号に該当する者があるとき。

(4) 申請者が暴力団員等をその業務に従事させているとき。

(5) 申請者がその業務活動について暴力団員等により支配を受けていると認められるとき。

(関連事業者の責務)

第34条 第1種関連事業又は第2種関連事業を営むことの許可を受けた者(以下「関連事業者」と総称する。)は、市場機能の充実に資するものとして業務を適正かつ健全に運営し、経営の近代化を図り、市場利用者に対し便益を提供するとともにサービスの向上に努めなければならない。

(保証金)

第35条 関連事業者は、第32条第1項の許可を受けた日から起算して1月以内に保証金を市長に預託しなければならない。

2 関連事業者は、前項の保証金を預託した後でなければ、その業務を開始してはならない。

3 関連事業者の預託すべき第1項の保証金の額は、第70条第1項の規定により納付すべき使用料の月額の6倍に相当する額の範囲内において、関連事業者の種類に応じ、規則で定める。

4 第9条第2項及び第3項並びに第10条から第12条までの規定は、第1項の保証金について準用する。

(許可の取消し等)

第36条 市長は、第1種関連事業を営むことの許可を受けた者が第33条第1項各号(第3号及び第4号を除く。)のいずれかに該当することとなったとき、又は業務を適確に遂行するのに必要な資力信用を有しなくなったと認めるときは、第32条第1項の許可を取り消すものとする。

2 市長は、第2種関連事業を営むことの許可を受けた者が第33条第2項各号のいずれかに該当することとなったときは、第32条第1項の許可を取り消すものとする。

3 市長は、関連事業者が次の各号のいずれかに該当するときは、第32条第1項の許可を取り消すことができる。

(1) 正当な理由がないのに第32条第1項の許可の通知を受けた日から起算して1月以内に前条第1項の保証金を預託しないとき。

(2) 正当な理由がないのに第32条第1項の許可の通知を受けた日から起算して1月以内にその業務を開始しないとき。

(3) 正当な理由がないのに引き続き1月以上その業務を休止したとき。

(4) 正当な理由がないのにその業務を遂行しないとき。

(関連事業者に対する規制等)

第37条 市長は、第1種関連事業及び第2種関連事業の適正かつ健全な運営を確保するため特に必要があると認めるときは、関連事業者に対し、その業務又は取扱品目の販売について必要な指示等をすることができる。

2 市長は、監督上特に必要があると認めるときは、関連事業者に対し、その業務又は財産に関し報告又は資料の提出を求めることができる。

(名称変更等の届出)

第38条 関連事業者は、第32条第2項第1号又は第2号に掲げる事項に変更があったときは、遅滞なくその旨を市長に届け出なければならない。

第3章 売買取引及び決済の方法

(売買取引の原則)

第39条 市場における売買取引は、公正かつ効率的でなければならない。

(売買取引の方法)

第40条 卸売業者は、市場において行う卸売については、次の各号に掲げる物品の区分に応じ、当該各号に掲げる売買取引の方法によらなければならない。

(1) 別表第1に掲げる物品 せり売又は入札の方法

(2) 別表第2に掲げる物品 毎日の卸売予定数量のうち規則で定める割合に相当する部分についてはせり売又は入札の方法、それ以外の部分についてはせり売若しくは入札の方法又は相対取引

(3) 別表第3に掲げる物品 せり売若しくは入札の方法又は相対取引

2 卸売業者は、前項第1号及び第2号に掲げる物品(同項第2号に掲げる物品にあっては、同号の規則で定める割合に相当する部分に限る。)について、次に掲げる場合であって市長がせり売又は入札の方法により卸売をすることが著しく不適当であると認めて、規則で定めるところにより承認したときは、相対取引の方法によることができる。

(1) 災害が発生した場合

(2) 入荷が遅延した場合

(3) 卸売の相手方が少数である場合

(4) せり売又は入札の方法による卸売により生じた残品の卸売をする場合

(5) 卸売業者と仲卸業者又は売買参加者との間においてあらかじめ締結した契約に基づき確保した物品の卸売をする場合

(6) 緊急に出港する船舶に物品を供給する必要があるためその他やむを得ない理由によりせり売開始時刻以前に卸売をする場合

(7) 第43条第1項ただし書の規定によりその市場における仲卸業者及び売買参加者以外の者に対して卸売をする場合

3 卸売業者は、第1項第2号及び第3号に掲げる物品については、次に掲げる場合であって市長が指示したときは、せり売又は入札の方法によらなければならない。

(1) 市場における物品の入荷量が一時的に著しく減少した場合

(2) 市場における物品に対する需要が一時的に著しく増加した場合

4 市長は、第1項第2号の規則で定める割合を定め、又は変更しようとするときは、千葉市地方卸売市場運営協議会設置条例(平成25年千葉市条例第51号)に規定する協議会(以下この章において「協議会」という。)の意見を聴くとともに、その数値を市場内の卸売場に掲示するものとする。

5 卸売業者は、第1項第3号に掲げる物品について、販売方法の設定又は変更をしようとするときは、その販売方法を卸売場の見やすい場所における掲示等の方法により、関係者に十分周知しなければならない。

(相対取引の承認申請)

第41条 前条第2項の承認を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した承認申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 相対取引により卸売をしようとする物品の品目、産地及び数量

(3) せり売又は入札の方法によることが著しく不適当である理由

(差別的取扱いの禁止等)

第42条 卸売業者は、市場における卸売の業務に関し、出荷者又は仲卸業者若しくは売買参加者に対して不当に差別的な取扱いをしてはならない。

2 卸売業者は、その許可に係る取扱品目の部類に属する物品について市場における卸売のための販売の委託の申込みがあった場合には、その申込みが第47条第1項の規定により届け出た受託契約約款によらないことその他の正当な理由がなければ、その引受けを拒んではならない。

(卸売の相手方の制限)

第43条 卸売業者は、市場における卸売の業務については、仲卸業者及び売買参加者以外の者に対して卸売をしてはならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。

(1) 次に掲げる特別の事情がある場合であって、市長が仲卸業者及び売買参加者の買受けを不当に制限することとならないと認めて許可したとき。

 市場における入荷量が著しく多いか、又は市場に出荷された物品が仲卸業者及び売買参加者にとって品目又は品質が特殊であるため残品を生ずるおそれがある場合

 仲卸業者及び売買参加者に対して卸売をした後残品を生じた場合

 他の卸売市場の生鮮食料品等の入荷事情等からみて卸売業者からの卸売の方法以外の方法によっては当該他の卸売市場に出荷されることが著しく困難である物品を、当該他の卸売市場において卸売の業務を行う者に対して卸売をする場合

(2) 卸売業者が、他の卸売市場において卸売の業務を行う者との間においてあらかじめ締結した集荷の共同化その他の卸売の業務の連携に関する契約(以下この条及び第50条において「卸売業務連携契約」という。)に基づき、当該他の卸売市場において卸売の業務を行う者又は当該他の卸売市場の買受人(卸売市場において当該卸売市場の卸売業者から卸売を受けることにつき開設者の許可又は承認を受けた者をいう。)に対して卸売をする場合であって、当該卸売業務連携契約に基づく卸売が次に掲げる要件を満たしているとき。

 卸売業務連携契約において卸売の対象となる生鮮食料品等の品目、数量の上限、卸売の実施期間(1月以上のものに限る。)及び入荷量が著しく減少した場合の措置が定められていること。

 卸売業者が、当該卸売業務連携契約に基づく卸売が市場における取引の秩序を乱すおそれがない旨の市長の承認を受けていること。

(3) 卸売業者が、農林漁業者等(農林漁業者又は農林漁業者を構成員とする農業協同組合、農業協同組合連合会、農事組合法人、漁業協同組合、漁業協同組合連合会、森林組合若しくは森林組合連合会(これらの者の出資又は拠出に係る法人で農林漁業の振興を図ることを目的とするものを含む。)をいう。以下同じ。)及び食品製造業者等(生鮮食料品等を原料又は材料として使用し、製造、加工又は販売の事業を行う者をいう。以下同じ。)との間においてあらかじめ締結した新商品の開発に必要な国内産の農林水産物の供給に関する契約(以下この条において「国内産物供給契約」という。)に基づき、当該食品製造業者等に対して卸売をする場合であって、当該国内産物供給契約に基づく卸売が次に掲げる要件を満たしているとき。

 国内産物供給契約において卸売の対象となる生鮮食料品等の品目、数量の上限及び卸売の実施期間(1月以上1年未満のものに限る。)が定められていること。

 卸売業者が、当該国内産物供給契約に基づく卸売が市場における取引の秩序を乱すおそれがない旨の市長の承認を受けていること。

2 前項第1号の規定による許可を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した許可申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 仲卸業者及び売買参加者以外の者に対して卸売をしようとする物品の品目、産地、数量及び出荷者並びに卸売の相手方

(3) 仲卸業者及び売買参加者以外の者に対して卸売をしなければならない理由

3 第1項第2号イの承認を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した承認申請書に卸売業務連携契約に係る契約書の写しを添えて市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 卸売業務連携契約の相手方である他の卸売市場において卸売の業務を行う者及び当該他の卸売市場の名称

(3) 他の卸売市場において卸売の相手方となる者の氏名又は名称

(4) 当該卸売の対象となる生鮮食料品等の品目

(5) 当該卸売による卸売の数量の上限

(6) 実施期間

(7) 入荷量が著しく減少した場合の措置

(8) 当該卸売をしなければならない理由

4 市長は、第1項第2号イの承認をしようとするときは、あらかじめ、協議会の意見を聴かなければならない。

5 第1項第2号イの承認を受けた卸売業者は、その承認に係る第3項第4号から第7号までに掲げる事項を変更しようとするときは、規則で定めるところにより、当該変更に係る事項を記載した変更承認申請書に規則で定める書類を添えて、市長に提出し、その承認を受けなければならない。この場合においては、前項の規定を準用する。

6 第1項第2号イの承認を受けた卸売業者は、その承認に係る第3項第2号(他の卸売市場において卸売の業務を行う者の名称に限る。)及び第3号に掲げる事項に変更があったときは、規則で定めるところにより、その旨を市長に届け出なければならない。

7 第1項第3号イの承認を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した承認申請書に国内産物供給契約に係る契約書の写しを添えて市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 買入れの相手方となる者の氏名又は名称及び住所

(3) 販売の相手方となる者の氏名又は名称及び住所

(4) 当該卸売の対象となる生鮮食料品等の品目

(5) 当該卸売による卸売の数量の上限

(6) 実施期間

(7) 国内産の農林水産物を利用した新商品の内容

(8) 当該卸売をしなければならない理由

8 第5項前段の規定は前項第4号から第7号までに掲げる事項を変更しようとするときについて、第6項の規定は前項第2号及び第3号に掲げる事項に変更があったときについて、それぞれ準用する。

9 第1項第1号の規定により許可を受けた卸売業者は、その許可に係る物品の卸売をしたときは、その旨を市長に届け出なければならない。

10 第1項第2号イ又は第3号イの承認を受けた卸売業者は、毎月、その承認に係る品目の卸売数量を翌月20日までに市長に届け出なければならない。

(市場外にある物品の卸売の禁止)

第44条 卸売業者は、市場における卸売の業務については、市場内にある物品以外の物品の卸売をしてはならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。

(1) 市長が指定する場所にある物品を卸売するとき。

(2) 卸売業者が申請した場所にある物品(卸売業者が仲卸業者又は売買参加者との間においてあらかじめ締結した契約に基づき確保した物品に限る。)の卸売をすることについて、市場における効率的な売買取引のために必要であり、かつ、取引の秩序を乱すおそれがないと市長が認めて承認した場合

(3) 卸売業者が、電子情報処理組織を使用する取引方法その他の情報通信の技術を利用する取引方法により次に掲げる生鮮食料品等の卸売をしようとする場合であって、市長が市場における効率的な売買取引のために必要であり、かつ、取引の秩序を乱すおそれがないと認めて承認したとき。

 かんしょ、ばれいしょ、かぼちゃ、にんじん、ごぼう、さといも、やまのいも、たまねぎ、まめもやし、かいわれだいこん、なめこ、えのきたけ、ひらたけ及びぶなしめじ並びに野菜の加工品

 かんきつ類、りんご、かき、くり、パインアップル、バナナ、キウイフルーツ並びに冷凍果実及び果実の加工品

 冷凍鯨肉以外の冷凍水産物及び生鮮水産物の加工品(湯煮又は焼干ししたものを除く。)

 加工食料品(からまでに掲げる加工食料品を除く。)

 一定の規格を有するため現物を見なくても適正に取引することが可能なもの(からまでに掲げるものを除く。)であって、市場に対する供給事情が比較的安定しているものとして別表第4に定めるもの

2 前項第1号の規定による指定を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した申出書にその場所の位置、その場所に係る施設の種類及び規模を記載した書面、指定の必要性を記載した書面並びにその場所の位置を記入した図面を添えて市長に提出しなければならない。

(1) 申出者の氏名又は名称

(2) その場所の所在地及びその場所にある施設の名称

(3) その場所に置く物品の種類

3 第1項第1号の規定による指定を受けた卸売業者は、その指定を必要としなくなったときは、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。

4 第1項第2号の規定による承認を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、第2項各号に掲げる事項を記載した承認申請書に、仲卸業者又は売買参加者との間においてあらかじめ締結した契約に係る契約書の写しを添えて市長に提出しなければならない。

5 第1項第3号の規定による承認を受けようとする卸売業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した承認申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 当該取引の対象となる生鮮食料品等の品目

(3) 取引方法

(4) 当該取引方法による卸売の数量の上限

(5) 当該取引において卸売業者が提供する取引に係る情報の内容に関する事項

(6) 実施期間

(7) 当該取引に参加する仲卸業者及び売買参加者の氏名又は名称

(8) 当該取引における物品の引渡方法に関する事項

(9) 当該取引において事故等が発生した場合における処理方法

(10) 市長が当該取引の内容の閲覧を行う際の方法

(11) 市場外にある物品の卸売をしようとする理由

6 第1項第3号の規定による承認は、当該申請に係る取引が次に掲げる要件を満たしている場合に行うものとする。

(1) 当該取引に参加する機会が仲卸業者及び売買参加者に与えられること。

(2) 当該取引に係る物品の引渡年月日、商品名、出荷者の氏名又は名称、卸売の数量、等階級(野菜及び果実に限る。)、荷姿、量目その他公正な価格形成を確保するために必要となる事項で規則で定めるものに関する情報が提供されることが確実であること。

(3) 当該取引において、物品の引渡方法が定められることが確実であること。

(4) 当該取引において事故等が発生した場合における処理方法が適正に定められていること。

(5) 市長による当該取引の内容の閲覧が可能なものであること。

7 市長は、第1項第3号の規定による承認をしようとするときは、あらかじめ、協議会の意見を聴かなければならない。

8 第1項第3号の規定による承認を受けた卸売業者は、その承認に係る第5項第2号から第10号まで(第7号を除く。)に掲げる事項及び当該取引に参加する仲卸業者又は売買参加者を変更しようとするときは、規則で定めるところにより、当該変更に係る事項を記載した変更承認申請書に規則で定める書類を添えて、市長に提出し、その承認を受けなければならない。この場合においては、前2項の規定を準用する。

(平成27条例56・一部改正)

(卸売業者についての卸売の相手方としての買受けの禁止)

第45条 卸売業者(その役員及び使用人を含む。)は、市場において県条例第8条第1項の許可に係る取扱品目の部類に属する物品についてされる卸売の相手方として、物品を買い受けてはならない。

(卸売業者の買受物品等の制限)

第46条 卸売業者は、市場において県条例第8条第1項の許可に係る取扱品目の部類に属する物品の卸売をしたときは、卸売取引の適正かつ健全な運営を阻害するおそれがない場合として規則で定める場合を除くほか、仲卸業者又は売買参加者から当該卸売に係る生鮮食料品等の販売の委託を引き受け、又は買い受けてはならない。

(受託契約約款)

第47条 卸売業者は、市場における卸売のための販売の委託の引受けについて受託契約約款を定めた時は、速やかに市長に届け出なければならない。これを変更したときも同様とする。

2 前項の受託契約約款には、次に掲げる事項を定めなければならない。

(1) 委託物品の引渡し及び受領に関する事項

(2) 受託物品の保管に関する事項

(3) 受託物品の手入れ等に関する事項

(4) 受託場所に関する事項

(5) 送り状又は発送案内に関する事項

(6) 受託物品の上場に関する事項

(7) 販売条件の設定、変更及び取扱方法に関する事項

(8) 委託の解除、委託替及び再委託に関する事項

(9) 委託手数料に関する事項

(10) 委託者の負担すべき費用に関する事項

(11) 仕切りに関する事項

(12) 第43条第1項ただし書第49条第3項又は第75条の規定による場合に関する事項

(13) 前各号に掲げるもののほか重要な事項

3 前項各号に掲げる事項を変更しようとするときは、規則で定めるところにより、市長に届け出なければならない。

(受託物品の検収)

第48条 卸売業者は、受託物品(第44条第1項第3号の規定により卸売をする物品のうち、当該市場外で引渡しをするもの(以下「電子商取引に係る受託物品」という。)を除く。)の受領に当たっては、検収を確実に行い、当該物品の種類、数量、等級、品質等について異状を認めたときは、規則で定めるところにより、市長の指定する検査員の確認を受け、その結果を物品受領通知書又は売買仕切書に付記しなければならない。ただし、当該物品の受領に委託者又はその代理人が立ち会っていてその了承を得られたときは、この限りでない。

2 電子商取引に係る受託物品の受領に当たっては、卸売業者又は委託者から当該物品の引渡しを受ける者のうち卸売業者から当該物品の検収を行うよう委託を受けた者が検収を確実に行い、当該物品の種類、数量、等級、品質等について異状を認めたときは、規則で定めるところにより、市長の指定する検査員の確認を受け、その結果を物品受領通知書又は売買仕切書に付記しなければならない。

3 卸売業者は、受託物品の異状については、第1項ただし書に規定する場合を除き、前2項の確認を受け、その証明を得なければ委託者に対抗することができない。

(卸売をした相手方の明示等)

第49条 卸売業者は、規則で定めるところにより、その卸売をした物品を買い受けた仲卸業者又は売買参加者が明らかになるよう措置しなければならない。

2 仲卸業者及び売買参加者は、卸売業者から卸売を受けた物品を速やかに引き取らなければならない。

3 卸売業者は、仲卸業者又は売買参加者が引取りを怠ったと認められるときは、当該仲卸業者又は売買参加者の費用でその物品を保管し、又は催告をしないで他の者に卸売をすることができる。

4 卸売業者は、前項の規定により他の者に卸売をした場合において、その卸売価格(せり売若しくは入札又は相対取引に係る価格にその8パーセントに相当する額を加えた価格をいう。以下同じ。)前項の仲卸業者又は売買参加者に対する卸売価格より低いときは、その差額を当該仲卸業者又は売買参加者に請求することができる。

(仲卸業者の業務の規制)

第50条 仲卸業者は、市場内においては、その許可に係る取扱品目の部類に属する生鮮食料品等について販売の委託の引受けをしてはならない。

2 仲卸業者は、市場内においては、その許可に係る取扱品目の部類に属する生鮮食料品等を卸売業者以外の者から買い入れて販売してはならない。ただし、その許可に係る取扱品目の部類に属する生鮮食料品等であって卸売業者から買い入れることが困難なものを卸売業者以外の者から買い入れて販売しようとする場合であって、次の各号に掲げる要件のいずれかを満たしているときは、この限りでない。

(1) 仲卸業者が、市長の許可を受けていること。

(2) 卸売業務連携契約に基づき、当該卸売業務連携契約の相手方である他の卸売市場において卸売の業務を行う者が卸売をする生鮮食料品等を買い入れる場合であって、当該卸売業務連携契約に基づく買入れが次に掲げる要件を満たしていること。

 卸売業務連携契約において買入れの対象となる生鮮食料品等の品目、数量の上限、卸売の実施期間(1月以上のものに限る。)及び入荷量が著しく減少した場合の措置が定められていること。

 他の卸売市場において卸売の業務を行う者が、第43条第1項第2号イの承認を受けていること。

(3) 仲卸業者が、農林漁業者等及び食品製造業者等との間においてあらかじめ締結した新たな国内産の農林水産物の供給による需要の開拓に関する契約に基づき、当該農林漁業者等から買い入れる場合であって、当該契約に基づく買入れが次に掲げる要件を満たしていること。

 当該契約において買入れの対象となる生鮮食料品等の品目、数量の上限及び買入れの実施期間(1月以上1年未満のものに限る。)が定められていること。

 仲卸業者が、当該契約に基づく買入れが市場における取引の秩序を乱すおそれがない旨の市長の承認を受けていること。

3 前項第1号の許可を受けようとする仲卸業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した許可申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 買い入れて販売しようとする物品の品目、数量及び買入れの相手方

(3) 市場の卸売業者から買い入れることが困難な事情

4 市長が第2項第1号の許可をするかどうかの決定は、当該生鮮食料品等に関する取引の状況、市場の卸売業者から買い入れることが困難な事情等につき調査してするものとする。

5 第2項第3号イの承認を受けようとする仲卸業者は、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した承認申請書に当該契約に係る契約書の写しを添えて市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 買入れの相手方となる者の氏名又は名称及び住所

(3) 販売の相手方となる者の氏名又は名称及び住所

(4) 当該買入れの対象となる生鮮食料品等の品目

(5) 当該買入れに係る生鮮食料品等の数量の上限

(6) 実施期間

(7) 新たな国内産農林水産物の供給による需要の開拓の内容

(8) 当該買入れをしなければならない理由

6 第2項第3号イの承認を受けた仲卸業者は、その承認に係る前項第4号から第7号までに掲げる事項を変更しようとするときは、規則で定めるところにより、当該変更に係る事項を記載した変更承認申請書に規則で定める書類を添えて、市長に提出し、その承認を受けなければならない。

7 第2項第3号イの承認を受けた仲卸業者は、その承認に係る第5項第2号及び第3号に掲げる事項に変更があったときは、規則で定めるところにより、その旨を市長に届け出なければならない。

8 第2項第1号の許可を受けた仲卸業者は、その許可に係る物品の全部を販売したときは、その旨を市長に届け出なければならない。

9 第2項第2号イの承認に係る卸売業務連携契約又は第3号イに規定する契約に基づき買入れを行った仲卸業者は、毎月、その契約に基づき買い入れた品目の販売の数量を翌月20日までに市長に届け出なければならない。

(売買取引の制限)

第51条 せり売又は入札の方法による卸売の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、市長は、その売買を差し止め、又はせり直し若しくは再入札を命ずることができる。

(1) 談合その他の不正な行為があると認めるとき。

(2) 不当な値段を生じたとき、又は生ずるおそれがあると認めるとき。

2 卸売業者、仲卸業者、売買参加者又は買出人が次の各号のいずれかに該当するときは、市長は、売買を差し止めることができる。

(1) 売買について不正又は不当な行為があると認めるとき。

(2) 買受代金の支払を怠ったとき。

(衛生上有害な物品の売買禁止等)

第52条 市長は、衛生上有害な物品が市場に搬入されることがないよう努めるものとする。

2 衛生上有害な物品は、市場において売買し、又は売買の目的をもって所持してはならない。

3 市長は、衛生上有害な物品の売買を差し止め、又は撤去を命ずることができる。

(卸売予定数量等の報告)

第53条 卸売業者は、規則で定めるところにより、毎開場日、次に掲げる物品について、当該物品ごとに規則で定める時刻までに、品目ごとの数量及び主要な産地を市長に報告しなければならない。

(1) せり売又は入札の方法により当日卸売をする物品(第4号に掲げる物品を除く。)

(2) 相対取引により当日卸売をする物品(次号及び第4号に掲げる物品を除く。)

(3) 第43条第1項第1号ア及び同項第2号並びに第3号の規定により市長の許可又は承認を受けて当日卸売をする物品

(4) 第44条第1項第2号及び第3号の規定により市長の承認を受けて当日卸売をする物品

2 卸売業者は、規則で定めるところにより、毎開場日、次に掲げる物品について、品目ごとの卸売の数量及び主要な産地並びに高値、中値及び安値に区分した卸売価格を市長に報告しなければならない。

(1) せり売又は入札の方法により当日卸売をした物品(第4号に掲げる物品を除く。)

(2) 相対取引により当日卸売をした物品(次号及び第4号に掲げる物品を除く。)

(3) 第43条第1項各号の規定により市長の許可又は承認を受けて当日卸売をした物品

(4) 第44条第1項第2号及び第3号の規定により市長の承認を受けて当日卸売をした物品

(卸売業者による卸売予定数量等の公表)

第54条 卸売業者は、規則で定めるところにより、毎開場日、次に掲げる物品について、当該物品ごとに規則で定める時刻までに、主要な品目の数量及びその主要な産地を卸売場の見やすい場所に掲示しなければならない。

(1) せり売又は入札の方法により当日卸売をする物品(第4号に掲げる物品を除く。)

(2) 相対取引により当日卸売をする物品(次号及び第4号に掲げる物品を除く。)

(3) 第43条第1項第1号ア及び同項第2号並びに第3号の規定により市長の許可又は承認を受けて当日卸売をする物品

(4) 第44条第1項第2号及び第3号の規定により市長の承認を受けて当日卸売をする物品

2 卸売業者は、規則で定めるところにより、毎開場日、卸売が終了した後速やかに、次に掲げる物品について、主要な品目の卸売の数量及び主要な産地並びに高値、中値及び安値に区分した卸売価格を公表しなければならない。

(1) せり売又は入札の方法により当日卸売をした物品(第4号に掲げる物品を除く。)

(2) 相対取引により当日卸売をした物品(次号及び第4号に掲げる物品を除く。)

(3) 第43条第1項各号の規定により市長の許可又は承認を受けて当日卸売をした物品

(4) 第44条第1項第2号及び第3号の規定により市長の承認を受けて当日卸売をした物品

(開設者による卸売予定数量等の公表)

第55条 市長は、卸売業者から第53条第1項の規定による報告を受けたときは、速やかに主要な品目の数量及びその主要な産地並びに前開場日に卸売された主要な品目の数量及びその卸売価格を市場内の卸売場に掲示するものとする。

2 市長は、卸売業者から第53条第2項の規定による報告を受けたときは、規則で定めるところにより、売買取引の方法ごとに、当日卸売された主要な品目について、数量及び主要な産地並びに卸売価格を公表するものとする。この場合において、卸売価格については、高値、中値及び安値に区分してするものとする。

(仕切り及び送金)

第56条 卸売業者は、受託物品の卸売をしたときは、委託者に対して、その卸売をした日の翌日(売買仕切書又は売買仕切金の送付について委託者との特約がある場合には、その特約の期日)までに、当該卸売をした物品の品目、等級、単価(せり売若しくは入札又は相対取引に係る価格をいう。以下この条において同じ。)、数量、単価と数量の積の合計額、当該合計額の8パーセントに相当する金額(当該委託者の責めに帰すべき理由により第61条ただし書の規定による卸売代金の変更をした物品については、当該変更に係る品目、等級、単価、数量、単価と数量の積の合計額及び当該合計額の8パーセントに相当する金額)、控除すべき委託手数料及び当該卸売に係る費用のうち委託者の負担となる費用の項目と金額(消費税額及び地方消費税額を含む。)並びに差引仕切金額(以下「売買仕切金」という。)を明記した売買仕切書並びに売買仕切金を送付しなければならない。

2 卸売業者は、前項の売買仕切書には、同項に定める事項を正確に記載しなければならない。

(仕切り及び送金に関する特約)

第57条 卸売業者は、売買仕切書又は売買仕切金の送付について委託者と特約を結んだときは、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した書面を主たる事務所に備え付け、市長が必要があると認めたときは、これを提出しなければならない。

(1) 卸売業者の氏名又は名称

(2) 特約の相手方の氏名又は名称及び住所

(3) 特約の内容

(4) 支払方法

(委託手数料の率)

第58条 卸売業者は、卸売のための販売の委託の引受けについてその委託者から収受する委託手数料の率を定めようとするときは、規則で定めるところにより、あらかじめその内容を市長に届け出なければならない。届け出た事項を変更しようとするときも、同様とする。

2 前項の規定により届け出た委託手数料の率は、規則で定める期間は、原則固定するものとする。

3 卸売業者は、第1項の委託手数料の率を卸売場又は主たる事務所の見やすい場所に掲示する等により、委託者に周知しなければならない。

4 市長は、第1項の委託手数料の率が委託者に対して不当に差別的な取扱いをするものであるときその他不適切と認めるときは、卸売業者に対し、委託手数料の率の変更を命ずることができる。

(出荷奨励金の交付)

第59条 卸売業者は、市場における取扱品目の安定的供給の確保を図るため、出荷者に対し出荷奨励金を支払ったときは、規則で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を市長に報告しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 出荷奨励金を交付した出荷者の氏名又は名称及び住所

(3) 出荷奨励金を交付した理由

(4) 出荷奨励の対象とした物品の品目

(5) 出荷奨励の対象となる期間

(6) 出荷奨励金の交付の基準及び交付した金額

2 市長は、前項の報告を受けた場合において、当該報告に係る出荷奨励金の交付が、卸売業者の財務の健全性を損ない、又は卸売の業務の適正かつ健全な運営を阻害するおそれがあると認めるときは、卸売業者に対し、出荷奨励金の交付の基準の変更その他の必要な改善措置をとるべき旨を命ずることができる。

(買受代金の即時支払義務)

第60条 仲卸業者及び売買参加者は、卸売業者から買い受けた物品の引渡しを受けると同時に(卸売業者があらかじめ仲卸業者及び売買参加者と支払猶予の特約をしたときは、その特約において定められた期日までに)、買い受けた物品の代金(買い受けた額にその8パーセントに相当する額を加えた額とする。)を支払わなければならない。

2 仲卸業者から物品を買い受けた者は、仲卸業者に対し、買受代金をできるだけ早期に支払うよう努めなければならない。

3 卸売業者は、第1項の支払猶予の特約をしたときは、規則で定めるところにより、次に掲げる事項を市長に届け出なければならない。届け出た事項を変更したときも、同様とする。

(1) 卸売業者の氏名又は名称

(2) 特約の相手方の氏名又は名称及び住所

(3) 特約の内容

(4) 支払方法

4 市長は、前項の規定による届出が次の各号のいずれかに該当する場合は、卸売業者に対し、特約の変更その他必要な改善措置をとるべき旨を命ずることができる。

(1) 当該特約が、その他仲卸業者又は売買参加者に対して不当に差別的な取扱いをするものであるとき。

(2) 当該特約により卸売業者の財務の健全性を損ない、又は卸売の業務の適正かつ健全な運営が阻害されるおそれがあるとき。

(卸売代金の変更の禁止)

第61条 卸売業者は、卸売をした物品の卸売代金の変更をしてはならない。ただし、規則で定めるところにより、市長の指定する検査員が正当な理由があると確認したときは、この限りでない。

(完納奨励金の交付)

第62条 卸売業者は、卸売代金の期限内の完納を奨励するため、仲卸業者又は売買参加者に対し完納奨励金を支払ったときは、規則で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を市長に報告しなければならない。

(1) 申請者の氏名又は名称

(2) 完納奨励金を交付した仲卸業者又は売買参加者の氏名又は名称及び住所

(3) 完納奨励金を交付した理由

(4) 完納奨励金の交付の基準及び交付した金額

2 市長は、前項の報告を受けた場合において、当該報告に係る完納奨励金の交付が、卸売業者の財務の健全性を損ない、又は卸売の業務の適正かつ健全な運営を阻害するおそれがあると認めるときは、卸売業者に対し、完納奨励金の交付の基準の変更その他の必要な改善措置をとるべき旨を命ずることができる。

第4章 卸売の業務に関する品質管理

(物品の品質管理の方法)

第63条 市長は、卸売の業務に係る物品の品質管理の方法として、取扱品目の部類及び当該卸売の業務に係る施設ごとに、次に掲げる事項を定めなければならない。

(1) 施設の取扱品目

(2) 施設の設定温度及び温度管理に関する事項

(3) 品質管理の責任者の設置及び責務に関する事項

(4) 前3号に掲げるもののほか、卸売の業務に係る物品の品質管理の高度化を図るために必要な事項

2 卸売業者、仲卸業者その他の市場関係事業者は、前項の規定により市長が定める物品の品質管理の方法に従わなければならない。

第5章 市場施設の使用

(施設の使用指定)

第64条 卸売業者、仲卸業者及び関連事業者が使用する市場施設の位置、面積、使用期間その他の使用条件は、市長が指定する。

2 市長は、市場の業務の適正かつ健全な運営を確保するため特に必要があると認めるときは、売買参加者その他前項に規定する者以外の者に対して、市場施設の使用を許可することができる。

3 前項の許可を受けた者は、許可を受けた日から起算して1月以内に保証金を市長に預託しなければならない。ただし、公共的な目的のため又は臨時に使用することにつき市長の承認を受けた者については、この限りでない。

4 前項の保証金の額は、使用料月額の6倍に相当する額の範囲内において、規則で定める。

(用途変更、転貸等の禁止)

第65条 前条第1項の指定又は同条第2項の許可を受けた者(以下「使用者」という。)は、当該施設の用途を変更し、又は当該施設の全部若しくは一部を転貸し、若しくは他人に使用させてはならない。ただし、市長の承認を受けた場合は、この限りでない。

(原状変更の禁止)

第66条 使用者は、市長の承認を受けずに市場施設に建築、造作若しくは模様替を加え、又は市場施設の原状に変更を加えてはならない。

2 使用者が市長の承認を受けて、市場施設に建築、造作若しくは模様替を加え、又は市場施設の原状に変更を加えたときは、市長は、使用者に対し、返還の際原状回復を命じ、又はこれに代わる費用の弁償を命ずることができる。

(返還)

第67条 使用者の死亡、解散若しくは廃業又は業務許可の取消しその他の理由により市場施設の使用資格が消滅したときは、相続人、清算人、代理人又は本人は、市長の指定する期間内に自己の費用で当該施設を原状に復して返還しなければならない。ただし、市長の承認を受けた場合は、この限りでない。

(指定又は許可の取消しその他の規制)

第68条 市長は、市場施設について業務の監督、災害の予防その他市場の管理上必要があると認めるときは、使用者に対し、使用の指定若しくは許可の全部若しくは一部を取り消し、又は使用の制限若しくは停止その他の必要な措置を命ずることができる。

(補修命令)

第69条 市長は、故意又は過失により市場施設を滅失又は損傷した者に対し、その補修を命じ、又はその費用の弁償を命ずることができる。

(市場施設の使用料等)

第70条 市場施設の使用料は、月単位で徴収するものとし、その額は、別表第5に掲げる金額の範囲内で規則で定める。

2 市場において使用する電力、ガス、水道、空調等の費用及びこれらの設備の維持管理に要する費用で市長の指定するものは、使用者の負担とする。

3 使用者は、その使用の有無にかかわらず使用料を納付しなければならない。

4 既納の使用料は、還付しない。ただし、市長が特に必要があると認めたときは、その全部又は一部を還付することができる。

5 前各項に定めるもののほか必要な事項は、規則で定める。

(使用料の減免)

第71条 次の各号のいずれかに該当する場合は、市長は、使用料を減免することができる。

(1) 使用者の責めに帰することができない理由によって3日以上にわたり市場施設を使用することができないとき。

(2) 第68条の規定による使用停止の期間が引き続き3日以上にわたったとき。

(3) 市長が特別の理由があると認めたとき。

第6章 監督

(報告及び検査)

第72条 市長は、市場の業務の適正かつ健全な運営を確保するため必要があると認めるときは、卸売業者、仲卸業者又は関連事業者に対し、その業務若しくは財産に関し報告若しくは資料の提出を求め、又はその職員に、卸売業者、仲卸業者又は関連事業者の事務所その他の業務を行う場所に立ち入り、その業務若しくは財産の状況若しくは帳簿、書類その他の物件を検査させることができる。

2 前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人に提示しなければならない。

3 第1項の規定による立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。

(改善措置命令)

第73条 市長は、市場における卸売の業務の適正かつ健全な運営を確保するため必要があると認めるときは、卸売業者に対し、当該卸売業者の業務又は会計に関し必要な改善措置をとるべき旨を命ずることができる。

2 市長は、市場における仲卸しの業務の適正かつ健全な運営を確保するため必要があると認めるときは、仲卸業者に対し、当該仲卸業者の業務又は会計に関し必要な改善措置をとるべき旨を命ずることができる。

3 市長は、市場の業務の適正かつ健全な運営を確保するため必要があると認めるときは、関連事業者に対し、当該関連事業者の業務又は会計に関し必要な改善措置をとるべき旨を命ずることができる。

(監督処分)

第74条 市長は、卸売業者がこの条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分に違反した場合には、卸売業者に対し、当該行為の中止、変更その他違反を是正するため必要な措置を命じ、5万円以下の過料に処し、又は6月以内の期間を定めてその卸売の業務の全部又は一部の停止を命ずることができる。

2 市長は、仲卸業者がこの条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分に違反した場合には、仲卸業者に対し、当該行為の中止、変更その他違反を是正するため必要な措置を命じ、5万円以下の過料に処し、第20条第1項の許可を取り消し、又は6月以内の期間を定めてその仲卸しの業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。

3 市長は、売買参加者がこの条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分に違反した場合には、売買参加者に対し、当該行為の中止、変更その他違反を是正するため必要な措置を命じ、5万円以下の過料に処し、第29条第1項の承認を取り消し、又は6月以内の期間を定めて市場への入場の停止を命ずることができる。

4 市長は、関連事業者がこの条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分に違反した場合には、関連事業者に対し、当該行為の中止、変更その他違反を是正するため必要な措置を命じ、5万円以下の過料に処し、第32条第1項の許可を取り消し、又は6月以内の期間を定めて、その許可に係る業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。

5 市長は、せり人が次の各号のいずれかに該当するときは、その登録を取り消し、又は6月以内の期間を定めてその業務の停止を命ずることができる。

(1) この条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分に違反したとき。

(2) せり人がせり売に関して委託者又は仲卸業者若しくは売買参加者と気脈を通じ不当な処置をなし、又はこれらの者をして談合その他の不正行為をさせたとき。

(3) せり人がその職務に関して委託者又は仲卸業者若しくは売買参加者から金品その他の利益を収受したとき。

(4) その他市場においてせり人として職務に公正を欠く行為があったと認めるとき。

6 卸売業者、仲卸業者、売買参加者又は関連事業者について、法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業員が、その法人又は人の業務に関し、この条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分に違反する行為をしたときは、その行為者に対して6月以内の期間を定めて入場を停止するほか、その卸売業者、仲卸業者、売買参加者又は関連事業者に対しても第1項から第4項までの規定を適用する。

7 第24条第3項の規定は、前各項の取消しの処分について準用する。

8 使用者が、この条例若しくはこの条例に基づく規則又はこれらに基づく処分によって損害を受けることがあっても、市は、その賠償の責めを負わない。

第7章 雑則

(卸売業務の代行)

第75条 市長は、卸売業者が許可の取消しその他の行政処分を受け、又はその他の理由で卸売の業務の全部又は一部を行うことができなくなった場合には、当該卸売業者に対し販売の委託があり、又は販売の委託の申込みのあった物品について他の卸売業者にその卸売の業務を行わせるものとする。

2 市長は、前項の卸売の業務を行わせる卸売業者がいないか、又は他の卸売業者に行わせることが不適当と認めるときは、自らその卸売の業務を行うものとする。

3 前2項の規定は、市場に出荷された物品について委託の引受けをする卸売業者がいない場合又は不明な場合について準用する。

(無許可営業の禁止)

第76条 卸売業者、仲卸業者及び関連事業者がそれぞれの許可を受けた業務を行う場合並びに市長が必要と認める者が営業行為を行う場合を除くほか、市場内においては、物品の販売その他の営業行為をしてはならない。

2 市長は、前項の規定に違反した者に対しては、市場外に退去を命ずることができる。

(市場への出入等に対する指示)

第77条 市場への出入、市場施設の使用又は物品の搬入、搬出及び場内の運搬については、市長の指示に従わなければならない。

2 市長は、前項の指示に従わない者に対しては、市場への出入、市場施設の使用又は物品の搬入、搬出及び場内の運搬を禁止することができる。

(市場秩序の保持等)

第78条 市場へ入場する者は、市場の秩序を乱し、又は公共の利益を害する行為を行ってはならない。

2 市長は、市場秩序の保持又は公共の利益の保全を図るため必要があると認めるときは、市場へ入場する者に対し入場の制限その他必要な措置をとることができる。

(許可等の制限又は条件)

第79条 この条例の規定による許可、認可、承認又は指定には、制限又は条件を付することができる。

2 前項の制限又は条件は、許可、認可、承認又は指定に係る事項の確実な実施を図るため必要な最小限度のものに限り、かつ、許可、認可、承認又は指定を受けた者に不当な義務を課することとならないものでなければならない。

(施行規則の制定)

第80条 この業務条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、千葉市地方卸売市場設置条例(平成25年千葉市条例第50号)の施行の日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の際現にこの条例による改正前の千葉市中央卸売市場業務規程(昭和46年条例第71号。以下「旧条例」という。)第7条第1項、第19条第1項、第31条第1項又は第63条第3項の規定により預託されている保証金は、この条例第8条第1項第22条第1項第35条第1項又は第64条第3項の規定により預託された保証金とみなす。

3 この条例の施行の際現に旧条例第12条第1項の登録を受けているせり人は、この条例第13条第1項の登録を受けたせり人とみなす。

4 この条例の施行の際現に旧条例第18条第1項の許可を受けて仲卸業者となっている者は、この条例第20条第1項の許可を受けた仲卸業者とみなす。

5 この条例の施行の際現に旧条例第26条第1項の承認を受けている売買参加者は、この条例第29条第1項の承認を受けた売買参加者とみなす。

6 この条例の施行の際現に旧条例第29条第1項の許可を受けて関連事業者となっている者は、この条例第32条第1項の許可を受けた関連事業者とみなす。

7 附則第2項から前項までに規定するもののほか、この条例の施行の日前に旧条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によってなされたものとみなす。

附 則(平成27年6月29日条例第56号)

この条例は、公布の日から施行する。

附 則(平成31年3月8日条例第19号)

1 この条例は、平成31年10月1日から施行する。

2 この条例による改正後の別表第5の規定は、この条例の施行の日以後の使用に係る使用料について適用し、同日前の使用に係る使用料については、なお従前の例による。

別表第1

水産物部

まぐろ類(加工品を除く。)

別表第2

青果部

市内産個せんの野菜及び果実

別表第3

青果部

別表第2に掲げる物品以外の物品

水産物部

別表第1に掲げる物品以外の物品

別表第4

青果部

だいこん、はくさい、きゃべつ、きゅうり、レタスその他規則で定める物品

水産物部

生鮮のいか類、かつお類、あじ類、ぶり類その他規則で定める物品(加工品を除く。)

別表第5

(平成31条例19・一部改正)

市場施設

金額

卸売場

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月226円の割合で計算した額に当該施設に係る卸売業者のした生鮮食料品等の卸売金額に1,000分の5を乗じて得た額を加算した額

仲卸売場

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月1,188円1,210円の割合で計算した額(第50条第2項ただし書の規定による許可を受けて生鮮食料品等の買入れを行う場合にあっては、その販売金額(消費税額及び地方消費税額を含む。)に1,000分の5を乗じて得た額をこれに加算した額)

倉庫

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月1,080円1,100円の割合で計算した額

包装加工施設

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月864円880円の割合で計算した額

買荷保管積込所

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月950円960円の割合で計算した額

業者事務所

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月1,080円1,100円の割合で計算した額

関連商品売場

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月1,728円1,760円の割合で計算した額

空地

当該空地の面積に対し、1平方メートルにつき1月64円の割合で計算した額

冷蔵庫

第1冷蔵庫

当該施設一式につき1月3,456,000円3,520,000円の割合で計算した額

第2冷蔵庫

当該施設一式につき1月3,132,000円3,190,000円の割合で計算した額

定温庫

当該施設一式につき1月972,000円990,000円の割合で計算した額

低温販売設備

青果部

当該施設(縦7メートル横7メートル高さ4メートル)一式につき1月74,088円75,460円の割合で計算した額

当該施設(縦5メートル横5メートル高さ4メートル)一式につき1月37,800円38,500円の割合で計算した額

当該施設(縦25メートル横20メートル高さ5.5メートル)一式につき1月560,204円570,570円の割合で計算した額

水産物部

当該施設一式につき1月393,568円400,850円の割合で計算した額

福利厚生施設

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月1,080円1,100円の割合で計算した額

金融機関等

当該施設の使用面積に対し、1平方メートルにつき1月1,404円1,430円の割合で計算した額

駐車場(市長が指定するものに限る。)

1台につき1月5,400円5,500円の割合で計算した額

備考

1 この表の規定により計算して得た使用料の金額には、消費税額及び地方消費税額を含むものとする。

2 期間の計算については、1月に満たない期間は日割計算によるものとする。

3 面積の計算については、1平方メートルに満たない端数は1平方メートルとする。

4 金額の計算については、1円未満は切り捨てるものとする。

千葉市地方卸売市場業務条例

平成25年12月19日 条例第52号

(令和元年10月1日施行)

体系情報
第12編 済/第2章
沿革情報
平成25年12月19日 条例第52号
平成27年6月29日 条例第56号
平成31年3月8日 条例第19号