(趣旨)

第1条　この規程は、千葉市病院局の会計年度任用職員の給与等の支給に関する規程(令和2年病院局規程第10号。以下「給与等規程」という。)に基づき、会計年度任用職員の給料の基準に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(新たに会計年度任用職員となった者の職務の級及び号給)

第3条　新たに会計年度任用職員となった者の職務の級及び号給は、その職務に応じ、別表に定める級別基準表に従い、同表の職務の級欄の級数及び基準号給欄の号給数で決定する。

(学歴による号給の調整)

第4条　新たに会計年度任用職員となった者(病院事業管理者(「以下「管理者」という。」が別に定める者を除く。)のうち、その者に適用される級別基準表の修学年数欄の修学年数に対してこれを超える修学年数の学歴を有し、かつ、任用前において当該学歴が含まれる期間(以下「超過修学歴」という。)を有する場合であって、当該学歴を取得するに際しその者の職務に直接有用な知識又は技術を修得したと認める者に対する同表の適用については、その者に適用される同表の基準号給欄に定める号給の号数にその超過修学歴の月数(1月未満の端数があるときは、これを切り上げた月数)の数を3で除して得た数(1未満の端数があるときは、これを切り捨てた数)を加えて得た数を号数とする号給をもって、同欄の号給とすることができる。

(経験月数を有する者の号給)

第5条　新たに会計年度任用職員となった者(管理者が別に定める者を除く。)のうち、経験月数を有する者の号給は、第3条第1項の規定により決定された号給(前条の規定の適用を受ける者にあっては、同条の規定による号給)の号数に、当該経験月数(1月未満の端数があるときは、これを切り上げた月数)の数を3.75で除して得た数(経験月数のうち60月までの月数については、3で除して得た数)(1未満の端数があるときは、これを切り捨てた数)を加えて得た数を号数とする号給とすることができる。

(特殊の職に任用する場合の号給)

第6条　特殊の技術、経験等を必要とする職に会計年度任用職員を任用しようとする場合において、号給の決定について前条の規定による場合にはその任用が著しく困難になると認められるときは、同条の規定にかかわらず、部内の他の会計年度任用職員との均衡を考慮してあらかじめ管理者の承認を得てその者の号給を決定することができる。

(同一の会計年度内で新たに任用する場合の号給)

第7条　同一の会計年度において、会計年度任用職員の任期が満了した者又は会計年度任用職員として任用されている者を、新たに会計年度任用職員として任用する場合であって、かつ、任用しようとする職が、同一の会計年度において任用した職又は任用している職と級別基準表における同じ職種欄の区分に該当する職種(以下この条において「同種の前回任用時の職」という。)である場合には、その者の号給は、同種の前回任用時の職で決定した号給と同じ号給で決定するものとする。

(上限号給に達する場合の号給)

第8条　第4条及び第5条の規定により決定される号給の号数が、級別基準表の職種欄の区分に応じた上限号給欄の号給の号数を超える場合は、同欄に定める号給で決定するものとする。

(給料の訂正)

第9条　会計年度任用職員の給料の決定に誤りがあり、これを訂正しようとする場合において、あらかじめ管理者の承認を得たときは、その訂正を将来に向かって行うことができる。

(この規程により難い場合の措置)

第10条　特別の事情により、この規程の規定によることができない場合又はこの規程の規定によることが著しく不適当であると認められる場合には、別に管理者の定めるところにより、又はあらかじめ管理者の承認を得て、別段の取扱いをすることができる。

(補則)

第11条　この規程の実施に関し必要な事項は、管理者が別に定める。