○秩父市道路の構造の技術的基準等を定める条例施行規則

平成25年3月19日

規則第11号

(車線により構成されない車道の部分)

第2条 条例第4条第1項の規則で定める部分は、次に掲げるものとする。

(1) 交差点

(2) 車両の通行の用に供するため分離帯が切断された車道の部分

(3) 乗合自動車停車所及び非常駐車帯

(4) 付加追越車線、屈折車線、変速車線及び登坂車線のすりつけ区間

(5) 車線の数が増加し、若しくは減少する場合又は道路が接続する場合におけるすりつけ区間

(車線の数)

第3条 条例第4条第2項に規定する規則で定める数は、次項及び第3項に定めるところによるものとする。

2 道路の区分及び地形の状況に応じ、計画交通量が次の表の設計基準交通量(自動車の最大許容交通量をいう。以下同じ。)の欄に掲げる値以下である道路の車線(付加追越車線、登坂車線、屈折車線及び変速車線を除く。次項において同じ。)の数は、2とするものとする。

区分

地形

設計基準交通量(単位 1日につき台)

第3種

第2級

平地部

9,000

第3級及び第4級

平地部

8,000

山地部

6,000

第4種

第1級


12,000

第2級


10,000

第3級


9,000

交差点の多い第4種の道路については、この表の設計基準交通量に0.8を乗じた値を設計基準交通量とする。

3 前項に規定する道路以外の道路(第3種第5級及び第4種第4級の道路を除く。)の車線の数は4以上(交通の状況により必要がある場合を除き、2の倍数)とし、当該道路の区分及び地形の状況に応じ、次の表に掲げる1車線当たりの設計基準交通量に対する当該道路の計画交通量の割合によって定めるものとする。

区分

地形

1車線当たりの設計基準交通量

(単位 1日につき台)

第3種

第2級

平地部

9,000

第3級

平地部

8,000

山地部

6,000

第4級

山地部

5,000

第4種

第1級


12,000

第2級


10,000

第3級


10,000

交差点の多い第4種の道路については、この表の1車線当たりの設計基準交通量に0.6を乗じた値を1車線当たりの設計基準交通量とする。

(車線等の幅員)

第4条 条例第4条第3項に規定する規則で定める幅員は、道路の区分に応じ、次の表の車線の幅員の欄に掲げる値とするものとする。ただし、第3種第2級又は第4種第1級の普通道路にあっては、交通の状況により必要がある場合においては、同欄に掲げる値に0.25メートルを加えた値とすることができる。

区分

車線の幅員(単位 メートル)

第3種

第2級

普通道路

3.25

小型道路

2.75

第3級

普通道路

3

小型道路

2.75

第4級

2.75

第4種

第1級

普通道路

3.75

小型道路

2.75

第2級及び第3級

普通道路

3

小型道路

2.75

2 条例第4条第4項に規定する規則で定める幅員は、4メートルとするものとする。ただし、当該普通道路の計画交通量が極めて少なく、かつ、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合又は条例第33条の規定により車道に狭さく部を設ける場合においては、3メートルとすることができる。

(中央帯及び側帯の幅員)

第5条 条例第5条第3項に規定する規則で定める幅員は、道路の区分に応じ、次の表の中央帯の幅員の欄の左欄に掲げる値以上とするものとする。ただし、長さ100メートル以上のトンネル、長さ50メートル以上の橋若しくは高架の道路又は地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない箇所については、同表の中央帯の幅員の欄の右欄に掲げる値まで縮小することができる。

区分

中央帯の幅員(単位 メートル)

第3種

第2級

1.75

1

第3級

第4級

第4種

第1級

1


第2級

第3級

2 条例第5条第5項に規定する規則で定める幅員は、0.25メートルとするものとする。

(副道の幅員)

第6条 条例第6条第2項に規定する規則で定める幅員は、4メートルを標準とするものとする。

(路肩の幅員)

第7条 条例第7条第2項に規定する規則で定める幅員は、次項から第5項までに定めるところによるものとする。

2 車道の左側に設ける路肩の幅員は、道路の区分に応じ、次の表の車道の左側に設ける路肩の幅員の欄の左欄に掲げる値以上とするものとする。ただし、付加追越車線、登坂車線若しくは変速車線を設ける箇所、長さ50メートル以上の橋若しくは高架の道路又は地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない箇所については、同表の車道の左側に設ける路肩の幅員の欄の右欄に掲げる値まで縮小することができる。

区分

車道の左側に設ける路肩の幅員

(単位 メートル)

第3種

第2級から第4級まで

普通道路

0.75

0.5

小型道路

0.5


第5級

0.5


第4種

0.5


3 車道の右側に設ける路肩の幅員は、0.5メートル以上とするものとする。

4 第3種(第5級を除く。)の普通道路のトンネルの車道に接続する路肩の幅員は、0.5メートルまで縮小することができる。

5 副道に接続する路肩の幅員は、第2項の規定にかかわらず、0.5メートル以上とするものとする。

(停車帯の幅員)

第8条 条例第8条第2項に規定する規則で定める幅員は、2.5メートルとするものとする。ただし、自動車の交通量のうち大型の自動車の交通量の占める割合が低いと認められる場合においては、1.5メートルまで縮小することができる。

(自転車道の幅員)

第9条 条例第9条第3項に規定する規則で定める幅員は、2メートル以上とするものとする。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、1.5メートルまで縮小することができる。

(自転車歩行者道の幅員)

第10条 条例第10条第2項に規定する規則で定める幅員は、歩行者の交通量が多い道路にあっては4メートル以上、その他の道路にあっては3メートル以上とするものとする。

2 条例第10条第3項の規則で定める値は、横断歩道橋等を設ける場合にあっては3メートル、ベンチの上屋を設ける場合にあっては2メートル、並木を設ける場合にあっては1.5メートル、ベンチを設ける場合にあっては1メートル、その他の場合にあっては0.5メートルとするものとする。

(歩道の幅員)

第11条 条例第11条第3項に規定する規則で定める幅員は、歩行者の交通量が多い道路にあっては3.5メートル以上、その他の道路にあっては2メートル以上とするものとする。

2 条例第11条第4項の規則で定める値は、横断歩道橋等を設ける場合にあっては3メートル、ベンチの上屋を設ける場合にあっては2メートル、並木を設ける場合にあっては1.5メートル、ベンチを設ける場合にあっては1メートル、その他の場合にあっては0.5メートルとするものとする。

(植樹帯の幅員)

第12条 条例第13条第2項に規定する規則で定める幅員は、1.5メートルを標準とするものとする。

2 次に掲げる道路の区間に設ける植樹帯の幅員は、当該道路の構造及び交通の状況、沿道の土地利用の状況並びに良好な道路交通環境の整備又は沿道における良好な生活環境の確保のため講じられる他の措置を総合的に勘案して特に必要があると認められる場合には、前項の規定にかかわらず、その事情に応じ、同項の規定により定められるべき値を超える適切な値とするものとする。

(1) 都心部又は景勝地を通過する幹線道路の区間

(2) 相当数の住居が集合し、又は集合することが確実と見込まれる地域を通過する幹線道路の区間

(設計速度)

第13条 条例第14条第1項に規定する規則で定める設計速度は、道路の区分に応じ、次の表の設計速度の欄の左欄に掲げる値とするものとする。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、同表の設計速度の欄の右欄に掲げる値とすることができる。

区分

設計速度(単位 1時間につきキロメートル)

第3種

第2級

60

50又は40

第3級

60、50又は40

30

第4級

50、40又は30

20

第5級

40、30又は20


第4種

第1級

60

50又は40

第2級

60、50又は40

30

第3級

50、40又は30

20

第4級

40、30又は20


2 条例第14条第2項に規定する規則で定める設計速度は、1時間につき、40キロメートル、30キロメートル又は20キロメートルとするものとする。

(曲線半径)

第14条 条例第16条に規定する規則で定める曲線半径は、当該道路の設計速度に応じ、次の表の曲線半径の欄の左欄に掲げる値以上とするものとする。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない箇所については、同表の曲線半径の欄の右欄に掲げる値まで縮小することができる。

設計速度(単位 1時間につきキロメートル)

曲線半径(単位 メートル)

60

150

120

50

100

80

40

60

50

30

30


20

15


(曲線部の片勾配)

第15条 条例第17条の規則で定める片勾配は、道路の区分及び当該道路の存する地域の積雪寒冷の度に応じ、次の表の最大片勾配の欄に掲げる値(第3種の道路で自転車道等を設けないものにあっては、6パーセント)以下で適切な値とするものとする。

区分

道路の存する地域

最大片勾配(単位 パーセント)

第3種

積雪寒冷地域

8

その他の地域

10

第4種


6

(緩和区間の長さ)

第16条 条例第19条第3項に規定する規則で定める長さは、当該道路の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値(条例19条第2項の規定によるすりつけに必要な長さが同欄に掲げる値を超える場合においては、当該すりつけに必要な長さ)以上とするものとする。

設計速度

(単位 1時間につきキロメートル)

緩和区間の長さ

(単位 メートル)

60

50

50

40

40

35

30

25

20

20

(視距)

第17条 条例第20条第1項に規定する規則で定める視距は、当該道路の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値以上とするものとする。

設計速度(単位 1時間につきキロメートル)

視距(単位 メートル)

60

75

50

55

40

40

30

30

20

20

(縦断勾配)

第18条 条例第21条に規定する規則で定める縦断勾配は、道路の区分及び道路の設計速度に応じ、次の表の縦断勾配の欄の左欄に掲げる値以下とするものとする。ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、同表の縦断勾配の欄の右欄に掲げる値以下とすることができる。

区分

設計速度

(単位 1時間につきキロメートル)

縦断勾配

(単位 パーセント)

第3種

普通道路

60

5

8

50

6

9

40

7

10

30

8

11

20

9

12

小型道路

60

8


50

9


40

10


30

11


20

12


第4種

普通道路

60

5

7

50

6

8

40

7

9

30

8

10

20

9

11

小型道路

60

8


50

9


40

10


30

11


20

12


(登坂車線を設ける基準等)

第19条 条例第22条第1項の規則で定める値は、5パーセントとするものとする。

2 条例第22条第2項に規定する規則で定める幅員は、3メートルとするものとする。

(縦断曲線の半径及び長さ)

第20条 条例第23条第2項に規定する規則で定める半径は、当該道路の設計速度及び当該縦断曲線の曲線形に応じ、次の表の縦断曲線の半径の欄に掲げる値以上とするものとする。ただし、設計速度が1時間につき60キロメートルである第4種第1級の道路にあっては、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、凸形縦断曲線の半径を1,000メートルまで縮小することができる。

設計速度

(単位 1時間につきキロメートル)

縦断曲線の曲線形

縦断曲線の半径

(単位 メートル)

60

凸形曲線

1,400

凹形曲線

1,000

50

凸形曲線

800

凹形曲線

700

40

凸形曲線

450

凹形曲線

450

30

凸形曲線

250

凹形曲線

250

20

凸形曲線

100

凹形曲線

100

2 条例第23条第3項に規定する規則で定める長さは、当該道路の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値以上とするものとする。

設計速度

(単位 1時間につきキロメートル)

縦断曲線の長さ(単位 メートル)

60

50

50

40

40

35

30

25

20

20

(舗装の基準)

第21条 条例第24条第2項の規則で定める基準は、車道及び側帯の舗装の構造の基準に関する省令(平成13年国土交通省令第103号)に定めるところによるものとする。

(横断勾配)

第22条 条例第25条第1項の規則で定める横断勾配は、次の表の右欄に掲げる値を標準とするものとする。

路面の種類

横断勾配(単位 パーセント)

条例第24条第2項に規定する基準に適合する舗装道

1.5以上2以下

その他

3以上5以下

2 条例第25条第2項の規則で定める横断勾配は、2パーセントを標準とするものとする。

(合成勾配)

第23条 条例第26条に規定する規則で定める合成勾配は、当該道路の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値以下とするものとする。ただし、設計速度が1時間につき30キロメートル又は20キロメートルの道路にあっては、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、12.5パーセント以下とすることができる。

設計速度(単位 1時間につきキロメートル)

合成勾配(単位 パーセント)

60

10.5

50

11.5

40

30

20

2 積雪寒冷の度が甚だしい地域に存する道路にあっては、前項の合成勾配は、8パーセント以下とするものとする。

(屈折車線又は変速車線を設ける場合の幅員)

第24条 条例第28条第3項の幅員は、第4種第1級の普通道路にあっては3メートルまで、第4種第2級又は第3級の普通道路にあっては2.75メートルまで、第4種の小型道路にあっては2.5メートルまで縮小することができる。

2 条例第28条第4項に規定する規則で定める幅員は、普通道路にあっては3メートル、小型道路にあっては2.5メートルを標準とするものとする。

(鉄道等と平面交差する道路の構造)

第25条 条例第30条の道路は、次に定める構造とするものとする。

(1) 交差角は、45度以上とすること。

(2) 踏切道の両側からそれぞれ30メートルまでの区間は、踏切道を含めて直線とし、その区間の車道の縦断勾配は、2.5パーセント以下とすること。ただし、自動車の交通量が極めて少ない箇所又は地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない箇所については、この限りでない。

(3) 見通し区間の長さ(線路の最縁端軌道の中心線と車道の中心線との交点から、軌道の外方車道の中心線上5メートルの地点における1.2メートルの高さにおいて見通すことができる軌道の中心線上当該交点からの長さをいう。)は、踏切道における鉄道等の車両の最高速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値以上とすること。ただし、踏切遮断機その他の保安設備が設置される箇所又は自動車の交通量及び鉄道等の運転回数が極めて少ない箇所については、この限りでない。

踏切道における鉄道等の車両の最高速度

(単位 1時間につきキロメートル)

見通し区間の長さ

(単位 メートル)

50未満

110

50以上70未満

160

70以上80未満

200

80以上90未満

230

90以上100未満

260

100以上110未満

300

110以上

350

(待避所)

第26条 条例第31条の待避所は、次に定めるところにより設けるものとする。ただし、交通に及ぼす支障が少ない道路については、この限りでない。

(1) 待避所相互間の距離は、300メートル以内とすること。

(2) 待避所相互間の道路の大部分が待避所から見通すことができること。

(3) 待避所の長さは、20メートル以上とし、その区間の車道の幅員は、5メートル以上とすること。

(交通安全施設)

第27条 条例第32条に規定する規則で定める施設は、次に掲げるものとする。

(1) 駒止

(2) 道路標識

(3) 道路情報管理施設(緊急連絡施設を除く。)

(4) 他の車両又は歩行者を確認するための鏡

(自転車専用道路及び自転車歩行者専用道路の幅員等)

第28条 条例第41条第1項に規定する規則で定める幅員は、自転車専用道路にあっては3メートル以上とし、自転車歩行者専用道路にあっては4メートル以上とするものとする。ただし、自転車専用道路にあっては、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、2.5メートルまで縮小することができる。

2 条例第41条第2項の規則で定める幅員は、0.5メートル以上とするものとする。

(歩行者専用道路の幅員)

第29条 条例第42条第1項に規定する規則で定める幅員は、2メートル以上とするものとする。

(道路標識の寸法)

第30条 条例第44条に規定する規則で定める寸法は、別表のとおりとする。

この規則は、平成25年4月1日から施行する。

別表(第30条関係)

1 案内標識の寸法

入口の方向

(103―A)

入口の方向

(103―B)

入口の予告

(104)

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待避所

(116の3)

駐車場

(117―A)

登坂車線

(117の2―A)

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総重量限度緩和指定道路

(118の3―A)

総重量限度緩和指定道路

(118の3―B)

高さ限度緩和指定道路

(118の4―A)

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高さ限度緩和指定道路

(118の4―B)

道路の通称名

(119―A)

道路の通称名

(119―B)

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道路の通称名

(119―C)

まわり道

(120―A)


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2 警戒標識の寸法

十形道路交差点あり

(201―A)

(又は左)方屈曲あり

(202)

信号機あり

(208の2)

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落石のおそれあり

(209の2)

路面凹凸あり

(209の3)

合流交通あり

(210)

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車線数減少

(211)

幅員減少

(212)

二方向交通

(212の2)

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3 補助標識の寸法

注意事項

(510)

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備考

1 案内標識及び警戒標識並びにこれらに附置される補助標識の種類及び番号については、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)別表第1に定めるところによる。

2 案内標識及び警戒標識の標示板

(1) 寸法

ア 案内標識の標示板の大きさは、図示の寸法(その単位は、センチメートルとする。)を基準とする。

イ 警戒標識の標示板の大きさは、一辺の長さ45センチメートルを基準とする。

ウ 「駐車場(117―A)」を表示する案内標識については、便所を表す記号を表示する場合にあっては、図示の横寸法を図示の寸法の2.5倍まで拡大することができる。

エ 「駐車場(117―A)」、「総重量限度緩和指定道路」、「高さ限度緩和指定道路(118の4―A・B)」及び「まわり道(120―A)」を表示する案内標識並びに警戒標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法(ウに規定するところにより図示の横寸法を拡大する場合にあっては、当該拡大後の寸法)の1.3倍、1.6倍又は2倍に、それぞれ拡大することができる。

オ 「登坂車線(117の2―A)」及び「道路の通称名(119―A・B・C)」を表示する案内標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法の1.5倍又は2倍に、それぞれ拡大することができる。

カ 「道路の通称名(119―A・B)」を表示する案内標識については、表示する文字の数により図示の横寸法(「道路の通称名(119―C)」を表示するものについては、縦寸法)を拡大することができる。

(2) 文字等の大きさ等

ア 寸法が図示されている文字及び記号の大きさは、図示の寸法を基準とする。

イ 「入口の方向」、「入口の予告」、「方面、方向及び道路の通称名の予告」、「方面、方向及び道路の通称名」、「著名地点(114―B・C)」、「非常電話」、「待避所」、「非常駐車帯」、「駐車場」、「登坂車線」、「総重量限度緩和指定道路」、「高さ限度緩和指定道路(118の4―A・B)」、「道路の通称名」及び「まわり道」を表示するもの以外のものの文字の大きさは、道路の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値(ローマ字にあっては、その2分の1の値)を基準とする。ただし、必要がある場合にあっては、これを1.5倍、2倍、2.5倍又は3倍に、それぞれ拡大することができる。

設計速度

(単位 1時間につきキロメートル)

文字の大きさ

(単位 センチメートル)

40、50又は60

20

30以下

10

ウ 「方面、方向及び道路の通称名の予告」及び「方面、方向及び道路の通称名」を表示する案内標識については、矢印外の文字の大きさは、イの規定によるものとし、矢印中の文字の大きさは、矢印外の日本字の大きさの0.6倍の大きさとする。

エ 「著名地点(114―B)」を表示する案内標識の日本字の大きさは、10センチメートルを標準とする。

オ 「市町村」、「都府県(102―A)」並びに「方面、方向及び距離」、「方面及び距離(106―A・C)」、「方面及び方向の予告」、「方面及び方向(108の2―A・B)」、「方面、方向及び道路の通称名の予告」、「方面、方向及び道路の通称名」、及び「著名地点(114―A・B)」を表示する案内標識に、それぞれ市章、県章及び公共施設等の形状等を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、日本字の大きさの1.7倍以下の大きさとする。

カ 「駐車場(117―A)」を表示する案内標識に便所を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、駐車場を表示する記号の0.7倍以下の大きさとする。

キ 縁、縁線及び区分線の太さは、次の寸法を基準とする。

(ア) 案内標識

縁は、「待避所」、「駐車場(117―A)」及び「まわり道(120―B)」を表示するものについては9ミリメートル、「総重量限度緩和指定道路」及び「高さ限度緩和指定道路(118の4―A・B)」を表示するものについては16ミリメートル、「登坂車線(117の2―A)」を表示するものについては10ミリメートル、「道路の通称名(119―A・B・C)」を表示するものについては8ミリメートル、その他のものについては日本字の大きさの20分の1以上の太さとし、縁線及び区分線は、日本字の大きさの20分の1以上の太さとする。

(イ) 警戒標識

縁及び縁線は、12ミリメートルとする。

3 補助標識の標示板

(1) 補助標識の標示板の大きさは、寸法が図示されているものを除き、縦の長さ10センチメートル以上、横の長さ40センチメートル以上60センチメートル以下を基準とする。

(2) 補助標識の標示板の大きさは、その附置される案内標識及び警戒標識の標示板の拡大率又は縮小率と同じ比率で拡大し、又は縮小することができる。

秩父市道路の構造の技術的基準等を定める条例施行規則

平成25年3月19日 規則第11号

(平成25年4月1日施行)

体系情報
第10編 設/第2章
沿革情報
平成25年3月19日 規則第11号