○旭市消防本部消防体育に関する規程

平成17年7月1日

消防本部訓令第7号

目次

第1章 総則(第1条―第3条)

第2章 管理者及び指導者(第4条・第5条)

第3章 体力錬成(第6条―第12条)

第4章 体力測定(第13条―第15条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この訓令は、消防体育に関し必要な事項を定めるところにより、消防職員(以下「職員」という。)の職務を遂行するために必要な体力の維持向上に資することを目的とする。

(所属長の責務)

第2条 所属長(署長及び課長)は、この訓令に定めるところにより、当該所属の職員に職務の遂行に必要な体力及び健康管理上必要な体力を常に保持させるよう努めなければならない。

(職員の責務)

第3条 職員は、この訓令に定めるところによるほか、平素から自主的に自己の体力を維持向上させるよう努めなければならない。

第2章 管理者及び指導者

(体育管理者)

第4条 所属に体育管理者を置く。

2 体育管理者は、消防長が指名した者をもって充てる。

3 体育管理者は、体育指導者を指揮監督し、次の各号に掲げる事務を処理する。

(1) 消防体育の実施に関する計画の樹立

(2) 職員の体力練成に係る目標設定の指導

(3) 職員の体力状況及び健康状況の把握並びにこれらの指導

(4) 体力錬成の実施及び体育器具等の活用に当たっての安全管理指導

(5) 前各号に定めるもののほか、消防体育の実施に関する必要な事務の処理

(体育指導者)

第5条 消防長は、消防本部及び消防署の職員の中から体育指導者を指名するものとする。

2 前項の体育指導者は、消防本部に2人及び消防署に5人置くものとする。

3 体育指導者は、体育管理者の指揮監督の下に消防体育に関する事務を処理するとともに、職員の体力錬成の指導に当たるものとする。

4 消防長は、消防本部及び消防署ごとに体育指導に適任と認められる者のうちから体育指導補助者を指名し、体育指導者の補助に当たらせるものとする。

第3章 体力錬成

(計画の樹立)

第6条 体育管理者は、体力錬成を科学的かつ合理的に実施するため、職員の体力状況及び体育器具活用上の諸条件等を考慮して、年間における消防体育推進計画を樹立しなければならない。

2 体育管理者は、前項の計画を樹立する場合は、体育指導者の意見を求め、計画に反映させるものとする。

(目標の設定)

第7条 職員は、自己の体力及び健康状況を常に自覚し、体力錬成に当たって、調和のとれた体力づくりを進め、体力の維持向上に努めなければならない。

(体育器具の活用)

第8条 体力錬成に当たっては、体育器具を積極的に活用するとともにその活用に当たっては、あらかじめ使用方法に十分習熟し、安全管理に努めなければならない。

(体育錬成の時間)

第9条 体力錬成は、隔日勤務者にあってはおおむね毎当務日30分、毎日勤務者にあっては1週を通じておおむね90分実施するものとする。ただし、体力錬成と同程度の体力向上効果が図られる訓練等を行ったときは、この限りでない。

(安全管理)

第10条 体育管理者及び体育指導者は、体力錬成の指導に当たって、次の各号に掲げる事項に留意し、安全管理に努めなければならない。

(1) 職員の健康状況及び疲労度

(2) 実施場所及び使用器具

(3) 運動強度

(4) 前3号に掲げるもののほか、予測される危害発生要因の排除

(体育器具の保全)

第11条 体育管理者は、当該所属の体育施設及び体育器具の保全に努め、常時使用可能な状態で管理しなければならない。

(体力錬成の記録等)

第12条 体育管理者は、体力錬成を実施した都度体力錬成結果報告書(第1号様式)により、体育指導者にその状況を記録させるとともに、その結果を所属長に報告しなければならない。

第4章 体力測定

(体力測定)

第13条 所属長は、職員の体力状況を把握するため、別表第1から別表第3までにより毎年1回以上体力測定を実施しなければならない。

(報告)

第14条 所属長は、前条における体力測定の結果を体力測定カード(第2号様式)により、速やかに消防長に報告しなければならない。

(個人別管理表)

第15条 所属長は、職員の体力状況を把握し、かつ、消防体育を効率的に推進する資料とするため、個人別体力管理表(第3号様式)を整備しておかなければならない。

附 則

この訓令は、平成17年7月1日から施行する。

別表第1(第13条関係)

体力測定

実施種目

1 立位体前屈

2 懸垂

3 上体起こし

4 背筋力

5 座位押上げ

6 時間往復走

7 立三段跳

8 5分間走

実施要領等

実施図等

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

実施要領

・立位体前屈計上に図示された位置に立つ。

・両手をそろえ、指先を伸ばし、膝を曲げずに徐々に上体を前屈する。

・肩幅の広さで順手握りでぶら下がる。

・鉄棒より下顎が完全に上がるまで身体を引き上げる。

・次に肘を十分に伸ばしてぶら下がる。

・これをできなくなるまで繰り返す。

・仰臥姿勢で両手を肩幅に開き、膝を90度に曲げ両手を後頭部に付ける。

・補助者は、実施者の前で両足首をしっかり押さえる。

・始めの合図で両肘が両膝に触れるまで上体を起こし、再び背中(肩甲骨下部)が床に触れるまで倒し、元の姿勢に戻る。

・この動作をできるだけ速やく正しく30秒間行う。

・背筋力計に図示された位置に立つ。

・ハンドルを順手で握り背を伸ばして胸を張り、上体を30度前方へ傾ける。

・補助者は、この姿勢を正しくとらせた後、背筋力計の鎖を調整する。

・膝を曲げないで上体を起こすようにして徐々に力を入れハンドルを全力を引く。

・椅子に正しくかける。

・30Kgのバーベルを胸前で、順手で肩幅に握り、身体の反動を使うことなく腕を完全に伸ばし、頭上まで挙げる。

・次にバーベルシャフトが顎より下がるまでおろす。

・これをできなくなるまで繰り返す。

・スタートラインに立ち、始めの合図で5mの距離を折り返して走る。

・折り返す時は、5mの距離のほか側タッチライン又はそのほか側の床に手を触れなくてはならない。

・この動作をできるだけ速やく15秒間行う。

・踏み切りライン上に両足先を平行にそろえて立つ。

・その場から両足で踏み切って、次に利き足で着地と同時に跳び、更に逆足で着地と同時に跳び、両足で着地する。

・100mのトラックに、10mごとにつけられたマークをスタート点として立つ。

・始めの合図で走り、やめの合図で終わる。

・1分ごとに時間経過を知らせ、4分以後は、4分30秒、40秒、50秒、55秒、56秒、57秒、58秒、59秒、やめと合図する。

成績測定

・指先の最下端の目盛を成績とする。

・床面より上は+下は-。

・2回実施し、良い方を成績とする。

・単位はcmとし、未満は切り捨てる。

・鉄棒より下顎が完全に上がった状態の回数を成績とする。

・上体を起こして両肘が両膝に付いた回数を成績とする。

・補助者は、声を出さずに回数を測る。

・背筋力計の指針の目盛を成績とする。

・2回実施して、良い方を成績とする。

・単位は、Kgとし、未満は切り捨てる。

・バーベルを頭上に挙げ、腕が完全に伸びた状態の回数を成績とする。

・途中で休んではならない。

・走った距離を成績とする。

・やめの合図で最後に床に着地していた足の位置を距離とする。

・2回実施して良い方の成績とする。

・踏切った足のつま先から、着地位置までの距離を成績とする。

・2回実施して良い方の成績とする。

・単位は、cmとし、未満は切り捨てる。

・5分間に走った距離を成績とする。

・距離は、10m単位とし、未満は切り上げる。

注意事項

・反動をつけない。

・両手の指先で測る。

・途中で休まない。

・身体が大きくふれるときは、補助者が止める。

・補助者は、頭がぶつからないようにする。

・後方へ引っ張らない。

・正しい姿勢を確かめる。

・40歳以上は測定しなくてもよい。

・一回ごとに1呼吸すること。

・2人以上の補助者をつけること。

・タッチは正確に行い、失敗したときは再度やり直す。

・やめの合図で急に止まらない。

・片足踏切りは、無効とする。

・途中で歩いてもよく、苦しければ中止する。

・呼吸循環器系に疾患のある者は測定しない。

体力要素

柔軟性

筋持久力

筋持久力

筋力

筋持久力

敏しょう性

瞬発力

全身持久力

別表第2(第13条関係)

体力測定評価基準表

種目 得点

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

 

立位体前屈

0~

3~

6~

8~

10~

12~

14~

16~

19~

22~

18

懸垂

0

1・2

3・4

5

6

7

8・9

10・11

12・13

14・15

16~

 

上体起こし

~14

15・16

17・18

19・20

21・22

23

24

25

26・27

28・29

30~

背筋力

~106

107~

113~

123~

133~

144~

154~

165~

175~

186~

196~

座位押上げ

0

1~

4~

7~

10・11

12・13

14・15

16・17

18~

21~

25~

 

時間往復走

~34

35・36

37

38

39

40

41

42

43~44

45~46

47~

24

立三段跳

~599

600~

620~

640~

660~

680~

700~

720~

740~

760~

780~

 

5分間走

~990

1000~

1050~

1100~

1150~

1200~

1250~

1300~

1350~

1400~

1450~

 

立位体前屈

0~

3~

6~

8~

10~

12~

14~

16~

18~

21~

 

懸垂

0

1・2

3・4

5

6

7

8

9

10・11

12・13

14~

25

上体起こし

~12

13

14・15

16・17

18・19

20

21

22・23

24・25

26・27

28~

背筋力

~112

113~

123~

134~

144~

155~

165~

176~

186~

196~

206~

座位押上げ

0

1・2

3~

6~

9・10

11・12

13~

16・17

18~

21~

25~

 

時間往復走

~34

35・36

37

38

39

40

41

42

43~44

45~46

47~

29

立三段跳

~544

545~

570~

595~

620~

645~

670~

695~

720~

745~

770~

 

5分間走

~940

950~

1000~

1050~

1100~

1150~

1200~

1250~

1300~

1350~

1400~

 

立位体前屈

0~

2~

5~

7~

9~

11~

13~

15~

18~

21~

30

懸垂

0

1

2

3

4

5

6

7

8・9

10・11

12~

 

上体起こし

~11

12・13

14・15

16・17

18・19

20

21

22

23・24

25・26

27~

背筋力

~113

114~

124~

134~

145~

155~

166~

177~

187~

197~

207~

座位押上げ

0

1・2

3~

6~

9・10

11・12

13~

16・17

18・19

20~

23~

 

時間往復走

~34

35・36

37

38

39

40

41

42

43

44~45

46~

34

立三段跳

~537

538~

552~

586~

610~

634~

658~

682~

706~

730~

754~

 

5分間走

~890

900~

950~

1000~

1050~

1100~

1150~

1200~

1250~

1300~

1350~

種目 得点

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

 

立位体前屈

0~

2~

5~

7~

9~

11~

13~

15~

18~

21~

35

懸垂

0

1

2

3

4

5

6

7

8・9

10・11

12~

 

上体起こし

~10

11・12

13・14

15・16

17

18

19

20・21

22・23

24・25

26~

背筋力

~110

111~

122~

133~

143~

154~

164~

175~

185~

195~

205~

座位押上げ

0

1・2

3~

6~

9・10

11・12

13~

16・17

18・19

20~

23~

 

時間往復走

~32

33・34

35

36

37

38

39

40

41・42

43・44

45~

39

立三段跳

~516

517~

540~

563~

586~

609~

632~

655~

678~

701~

724~

 

5分間走

~870

880~

930~

980~

1030~

1080~

1130~

1180~

1230~

1280~

1330~

 

立位体前屈

0~

1~

4~

7~

9~

11~

13~

15~

17~

20~

40

懸垂

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10~

 

上体起こし

~8

9・10

11・12

13・14

15

16

17

18・19

20・21

22・23

24~

背筋力

~101

102~

113~

123~

134~

144~

155~

165~

176~

186~

197~

座位押上げ

0

1

2~

5・6

7・8

9・10

11・12

13~

16~

19・20

21~

 

時間往復走

~32

33・34

35

36

37

38

39

40

41・42

43・44

45~

44

立三段跳

~509

510~

532~

554~

576~

598~

620~

642~

664~

686~

708~

 

5分間走

~840

850~

900~

950~

1000~

1050~

1100~

1150~

1200~

1250~

1300~

 

立位体前屈

0~

1~

4~

6~

8~

10~

13~

15~

17~

19~

45

懸垂

0

1

2

 

3

4

5

6

7

8

9~

 

上体起こし

~7

8・9

10・11

12・13

14

15

16

17・18

19・20

21・22

23~

背筋力

~99

100~

110~

120~

130~

140~

151~

162~

172~

183~

193~

座位押上げ

0

1

2・3

4・5

6・7

8・9

10・11

12・13

14・15

16・17

18~

 

時間往復走

~31

32・33

34・35

36

37

38

39

40

41

42・43

44~

49

立三段跳

~494

495~

517~

539~

561~

583~

605~

627~

649~

671~

693~

 

5分間走

~800

810~

860~

910~

960~

1010~

1060~

1110~

1160~

1210~

1260~

 

立位体前屈

0~

1~

3~

5~

7~

9~

11~

13~

15~

17~

50

懸垂

0

1

2

 

3

4

5

6

7

8

9~

種目 得点

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

 

上体起こし

~7

8・9

10・11

12・13

14

15

16

17・18

19・20

21・22

23~

背筋力

~89

90~

100~

110~

121~

131~

142~

152~

163~

173~

184~

座位押上げ

0

1

2

3

4

5

6

7

8・9

10~

13~

 

時間往復走

~30

31・32

33・34

35

36

37

38

39

40

41・42

43~

54

立三段跳

~476

477~

500~

523~

546~

569~

592~

615~

638~

661~

684~

 

5分間走

~780

790~

840~

890~

940~

990~

1040~

1090~

1140~

1190~

1240~

 

立位体前屈

0~

1~

3~

5~

7~

9~

11~

13~

15~

17~

55

懸垂

0

1

2

 

 

3

4

5

6

7

8~

 

上体起こし

~6

7・8

9・10

11・12

13

14

15

16・17

18・19

20・21

22~

背筋力

~80

81~

90~

100~

111~

121~

131~

142~

153~

163~

174~

座位押上げ

0

1

2

 

3

4

5

6

7・8

9~10

11~

 

時間往復走

~30

31・32

33

34

35

36

37

38

39

40・41

42~

立三段跳

~469

470~

492~

510~

532~

554~

575~

591~

618~

638~

661~

5分間走

~760

770~

820~

870~

920~

970~

1020~

1070~

1120~

1170~

1220~

別表第3(第13条関係)

級別判定表

男子

8種目(40歳未満の職員)

7種目(40歳以上の職員で、背筋力を除く判定)

総合得点

総合得点

1

72~80

63~70

2

56~71

49~62

3

40~55

35~48

4

24~39

21~34

5

9~23

8~20

6

0~8

0~7

画像

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旭市消防本部消防体育に関する規程

平成17年7月1日 消防本部訓令第7号

(平成17年7月1日施行)