○旭市消防本部非常時災害警防規程

平成30年3月19日

消防本部訓令第11号

目次

第1章 総則(第1条―第5条)

第2章 非常時災害警防計画(第6条―第9条)

第3章 非常時災害警防部隊

第1節 組織(第10条―第12条)

第2節 警防本部(第13条―第18条)

第3節 警防隊(第19条―第23条)

第4節 参集及び招集(第24条・第25条)

第4章 警防活動

第1節 非常時における火災(第26条―第29条)

第2節 非常時における風水害(第30条―第32条)

第5章 報告及び連絡(第33条・第34条)

第6章 配備体制の切替え(第35条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この訓令は、地震、台風その他の非常時における火災又は風水害に際し、市消防本部の機能を最大限に活用して、その被害を軽減することを目的とする。

(定義)

第2条 この訓令の用語の意義は、次の各号に掲げるとおりとする。

(1) 非常時災害 暴風、豪雨、豪雪、洪水、地震その他の異常な自然現象又は大規模な災害をいう。

(2) 非常時災害警防計画 火災等の被害を最小限度にとどめるために必要な事前の計画をいう。

(職員の任務)

第3条 職員は、この訓令の定めるところにより、火災又は風水害の警戒防御並びにその計画及び準備をしなければならない。

(警防演習)

第4条 消防長は、この訓令の定めるところにより、毎年1回以上警防演習を行うものとする。

(職員の教養訓練)

第5条 所属長は、この訓令の定めるところにより、所属消防職員の教養訓練を行わなければならない。

第2章 非常時災害警防計画

(非常時災害警防計画の策定)

第6条 消防長は、この訓令に基づく警防活動を円滑に実施できるよう計画を策定しなければならない。

(計画図書の備付け)

第7条 消防本部及び消防署等には、非常時災害に関し必要な書類及び地図を整備して有事に備えなければならない。

(火災警防区図及び説明書の作成)

第8条 消防長は、非常時における火災に対処するため、次の各号に掲げる種別に従い、第1号様式により火災警防区を設定し、旭市火災警防区図(第2号様式)及び旭市警防区説明書(第3号様式)を作成し、備え付けなければならない。

(1) 第1種火災警防区 延焼危険の最も多い区域

(2) 第2種火災警防区 第1種及び第3種警防区に属さない区域

(3) 第3種火災警防区 延焼危険の最も少ない区域

2 前項各号の種別に関する延焼危険度の区分は、次の各号に掲げる事項を考慮して定めるものとする。

(1) 地形、地物及び水利状況

(2) 建築物の密集度及び耐火構造の多寡

(3) 大量危険物の貯蔵状況

(4) 空地又は道路の状況

(5) 前各号に掲げるもののほか、延焼危険上関係ある事物の有無

3 旭市火災警防区図(第2号様式)は、次の各号に定める色別により作成する。

(1) 第1種火災警防区 赤色

(2) 第2種火災警防区 黄色

(3) 第3種火災警防区 青色

4 旭市警防区説明書(第3号様式)に掲げる出動指定部隊及び最小限の所要部隊数については、ちば消防共同指令センター(以下「共同指令センター」という。)出動計画表によるもののほか、必要に応じて消防長又は消防署長(以下「署長」という。)が定めるものとする。

(災害警防区図及び説明書の作成)

第9条 消防長は、非常時における風水害に対処するため管内事情に応じ、次の各号に掲げる種別に従い、第4号様式により災害警防区を設定し、旭市災害警防区図(第5号様式)及び旭市警防区説明書(第6号様式)を作成し、備え付けなければならない。

(1) 第1種災害警防区 急傾斜地崩壊危険区域

(2) 第2種災害警防区 洪水危険区域

(3) 第3種災害警防区 高潮危険区域

2 前項各号の種別に関する区域は、関係機関と連絡して実施踏査のうえ設定しなければならない。

3 旭市災害警防区図(第5号様式)は、次の各号に定める色別により作成する。

(1) 第1種災害警防区 赤色

(2) 第2種災害警防区 黄色

(3) 第3種災害警防区 青色

4 旭市警防区説明書(第6号様式)に掲げる必要最小部隊数については、共同指令センター出動計画表によるもののほか、その他必要に応じて消防長又は署長が定めるものとする。

第3章 非常時災害警防部隊

第1節 組織

(非常時災害警防部隊の組織)

第10条 非常時災害発生のおそれがある場合又はその発生に際しては、非常時災害警防部隊を組織する。

(組織要員)

第11条 非常時災害警防部隊の組織要員は、全消防職員をもってこれに充てる。

(部隊の編成)

第12条 非常時災害警防部隊は、警防本部及び警防隊をもって別表第1のとおり編成する。

第2節 警防本部

(警防本部の編成)

第13条 消防本部を警防本部とし、警防本部に総務係、警防係、情報係及び通信係を設け、別表第2のとおり編成する。

(警防本部長等)

第14条 警防本部に警防本部長(以下「本部長」という。)及び警防副本部長(以下「副本部長」という。)を置き、各係に係長を置く。

2 本部長は消防長、副本部長は次長、総務係長は総務課長、警防係長及び通信係長は警防課長、情報係長は予防課長がその職務を掌るものとする。

(本部長及び副本部長の責任)

第15条 本部長は、副本部長以下を指揮して警防事務を統括する。

2 本部長に事故あるときは、副本部長が職務を代行する。

(警防本部の任務及び事務分掌)

第16条 警防本部の事務分掌は、次の各号に掲げるとおりとする。

(1) 総務係

 食糧、燃料油及び物品の調達に関すること。

 本部長の伝令に関すること。

 諸経費に関すること。

 勤務及び服務に関すること。

 からまでに掲げるもののほか、各係に属さない事務に関すること。

(2) 警防係

 警防計画及び実施に関すること。

 警防部隊の指揮運用の指導に関すること。

 警防機器の調達及び緊急使用に関すること。

 災害報告の収集に関すること。

 避難及び救助に関すること。

 災害調査に関すること。

 消防広報に関すること。

 からまでに掲げるもののほか、一般救護に関すること。

(3) 情報係

 情報の収集及び情報発行に関すること。

 火災の予防に関すること。

 災害調査に関すること。

(4) 通信係

 出動指令に関すること。

 指揮命令の伝達に関すること。

 通信の運用及び無線の統制に関すること。

 通信施設及び装備の保守に関すること。

 災害及び気象情報等の受信及び伝達に関すること。

 現地警防本部において情報連絡に関すること。

(本部長の出動)

第17条 本部長は、火災防御困難又は重要箇所に出動する。

2 風水害時においても前項の出火出動の例により出動する。

(警防本部員の出動)

第18条 副本部長以下の警防本部員は、本部長の出動する火災又は必要と認める火災に出動するものとし、風水害時においても同様とする。

第3節 警防隊

(警防隊の編成)

第19条 消防署及び分署をもって警防隊とし、旭市消防本部警防規程(平成30年旭市消防本部訓令第10号)に定めるところによるほか、非番の職員及び週休の職員を充当し、消防中隊及び特設隊を別表第3のとおり編成する。

2 前項の編成は、署長がこれを行い、その編成状況を消防長へ報告しなければならない。

(大隊長等)

第20条 警防隊に大隊長、大隊副長、大隊本部員を置く。

2 大隊長は署長、大隊副長は副署長、大隊本部員は分署長とする。

(大隊長及び大隊副長の責任)

第21条 大隊長は、中隊長以下を指揮する。

2 大隊長に事故あるときは、大隊副長が職務を代行する。

(大隊長の出動)

第22条 大隊長は、最も延焼危険が大きい箇所又は防御上重要な箇所に出動するものとする。

2 風水害時においても前項の例により出動する。

(警防隊の出動及び出動区域)

第23条 警防隊は、原則として、共同指令センター出動計画及び指令判断基準に基づき出動するものとし、その他必要あるときは消防長又は署長の指示により任意出動するものとする。

第4節 参集及び招集

(参集)

第24条 消防職員は、非常時災害に際し、事態重大と判断したときは、命を待たず速やかにその所属に参集しなければならない。

2 消防職員は、非常時災害に際し、その状況が前条に該当しないと判断される場合にあっては、所属長に連絡を取り指示を受けなければならない。

(招集)

第25条 消防長は、非常時災害の状況により消防職員の出動を要すると認めるときは、直ちにこれを招集する。

2 招集伝達方法及び招集記録等は、旭市消防本部非常招集計画規程(平成30年旭市消防本部訓令第2号)に基づきそれぞれ実施するものとし、その他状況に応じて消防長又は署長の指示によりこれを実施するものとする。

第4章 警防活動

第1節 非常時における火災

(非常時における火災警戒)

第26条 消防長は、地震その他の非常事態により、火災発生の恐れがある場合は、次の各号により火災警戒を行わなければならない。

(1) 速やかに警防態勢を整え、消防車両及び機械器具の点検整備を徹底し、出動及び防御に遺憾のないようにすること。

(2) 消防車その他により、管内を巡回し、火災予防及び通報並びに応急消火の広報を行うこと。

(3) 随時通信施設の試験を行い、機能の保全に努めるとともに故障時の処理を講じて置くこと。

(4) 通信、受付その他の勤務を強化して火災の早期発見及び通報連絡の迅速確実を図ること。

(出動制限)

第27条 消防長は、事態が重大であり、火災続発の恐れがあると認めたときは、警防計画による最小限の所要部隊を出動させて続発火災に備えなければならない。

2 火災を認めないものに対しては、さらに制限して出動させなければならない。

(警防力不充分な場合の処置)

第28条 消防長は、火災が続発し警防力不充分と認めたときは、延焼危険の少ない箇所に対しては機宜の処置を講じなければならない。

(非常時における火災出動の引揚げ)

第29条 引揚げは迅速に行い、延焼危険の逓減に伴って部隊を縮小し、残火鎮滅は消防団員をこれにあたらせるなど、機宜の処置を講じなければならない。

第2節 非常時における風水害

(非常時における風水害警戒)

第30条 消防長は、洪水、高潮、崖崩れ、その他の非常事態により災害発生のおそれがある場合は、次の各号により風水害警戒を行わなければならない。

(1) 関係機関と密接な連絡を保持するとともに警防態勢を整えること。

(2) 使用する資器材の点検を行い、出動及び防御に遺憾のないようにすること。

(3) 警戒を要する箇所に対しては、消防職員を複数派遣し巡視を行うこと。

(4) 危険箇所付近の住民に対して消防車その他により、その状況並びに有事に際しての協力及び避難方法等について広報活動をすること。

(5) 危険を察知したときは、機を失せず、直ちに必要部隊を出動させるとともに関係機関に通報すること。

(部隊運用)

第31条 本部長又は大隊長は、事態が重大であり被害箇所多数発生のおそれがある場合は、危険が大きい箇所に重点を置いて部隊運用をなし、警防力に不足を来たすと認めた場合は、速やかに応援要請その他機宜の処置を講じなければならない。

(非常時における風水害出動の引揚げ)

第32条 引揚げは、迅速に行い、被害危険の逓減に伴い部隊を縮小させ、事後監視のため消防団員を警戒にあたらせるなど機宜の処置を講じなければならない。

第5章 報告及び連絡

(書類報告)

第33条 警防隊の各中隊長は、火災及び風水害の都度、旭市消防本部警防規程に定める火災出動報告書又は消防活動報告書を作成し、消防長に報告しなければならない。

2 警防本部の各係長は、事務分掌に基づく活動報告書を作成し、消防長に報告しなければならない。

3 警防係長は、警防隊及び各係長の活動報告に基づいて旭市被害状況等一覧表(第7号様式)を作成し、消防長へ報告をしなければならない。

(市との連絡)

第34条 消防長及び署長は、常に市と緊密な連絡を保持しなければならない。

第6章 配備体制の切替え

(配備体制の切替え)

第35条 この訓令に基づく配備体制への切替えは、その都度消防長が決定する。

附 則

(施行期日)

1 この訓令は、公示の日から施行する。

(旭市消防本部非常時災害警防規程の廃止)

2 旭市消防本部非常時災害警防規程(平成17年旭市消防本部訓令第26号)は廃止する。

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別表第2(第13条関係)

警防本部組織編成表

本部

配置車両

警防本部長

(消防長)

警防副本部長

(次長)

(旭本部司令1)

総務係

係長

(総務課長)

総務班

班長

(総務課副課長)

旭本部連絡1

調達班

班長

(総務課班長)

警防係

係長

(警防課長)

警防班

班長

(警防課副課長)

旭本部広報1

広報班

班長

(警防課班長)

情報係

係長

(予防課長)

情報班

班長

(予防課副課長)

旭本部予防1

旭本部調査1

調査班

班長

(予防課班長)

通信係

係長

(警防課長)

通信班

班長

(通信第1班)


情報統制班

班長

(通信第2班)

情報連絡班

班長

(通信第3班)

別表第3(第19条関係)

警防隊編成表

大隊本部

所属

中隊名

小隊名

配置車両

大隊長

(消防署長)

大隊副長

(副署長)

大隊本部員

(分署長)

指揮隊

指揮隊長 副隊長 副署長 副署長

(大隊長) (大隊副長) (大隊副長) (大隊副長)

旭指揮1

旭第1中隊

(中隊長当番)

第1小隊

(当番第1小隊長)

旭水槽1

第2小隊

(当番第2小隊長)

旭ポンプ1

救急小隊

(当番救急小隊長)

旭救急1

旭第2中隊

(中隊長非番)

第1小隊

(非番第1小隊長)

旭化学1

第2小隊

(非番救急小隊長)

旭ポンプ2

救助隊

(非番第2小隊長)

旭救助1

旭第3中隊

(中隊長週休)

第1小隊

(週休第1小隊長)

旭資機材1

梯子小隊

(週休第2小隊長)

旭梯子1

救護救援小隊

(週休救急小隊長)

旭資機材2

海上

海上中隊

(分署長・中隊長)

第1小隊

(当番中隊長)

旭海上水槽1

第2小隊

(非番中隊長)

旭海上ポンプ1

救急小隊

(当番救急小隊長)

旭海上救急1

救護救援小隊

(週休中隊長)

旭海上連絡車

飯岡

飯岡中隊

(分署長・中隊長)

第1小隊

(当番中隊長)

旭飯岡水槽1

第2小隊

(非番中隊長)

旭飯岡ポンプ1

救急小隊

(当番救急小隊長)

旭飯岡救急1

救護救援小隊

(週休中隊長)

旭飯岡連絡車

干潟

干潟中隊

(分署長・中隊長)

第1小隊

(当番中隊長)

干潟水槽1

第2小隊

(非番中隊長)

干潟ポンプ1

救急小隊

(当番救急小隊長)

干潟救急1

救護救援小隊

(週休中隊長)

干潟連絡車

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旭市消防本部非常時災害警防規程

平成30年3月19日 消防本部訓令第11号

(平成30年3月19日施行)

体系情報
第11編 防災、消防/第2章 消防/第1節 消防本部・消防署
沿革情報
平成30年3月19日 消防本部訓令第11号