(目的)

第1条　この規則は、銚子市の国民健康保険の適用を受ける被保険者(以下「被保険者」という。)に対し、短期人間ドック、脳ドック及び併用ドック(以下「短期人間ドック等」という。)の受診に要する費用(以下「検査費用」という。)の一部を予算の範囲内において助成することにより、疾病の予防、早期発見及び早期治療に役立て、被保険者の健康保持を図り、もって国民健康保険事業の健全な運営に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条　この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(助成対象者)

第3条　検査費用の助成を受けることができる者(以下「助成対象者」という。)は、第7条の規定による申請の日現在において、次の各号(脳ドックの受診にあっては、第5号を除く。)に掲げる要件のいずれにも該当する被保険者とする。

(助成の回数)

第4条　当該年度内において助成対象者が検査費用の助成を受けることができる回数は、短期人間ドック、脳ドック又は併用ドックのうちいずれかの受診につき1回とする。

(検査項目)

第5条　検査費用の助成の対象となる短期人間ドック等の検査項目は、検査医療機関が短期人間ドック又は脳ドックとして標準的に行う基本検査の項目及びこれに追加して行う検査の項目(乳がん検査及び子宮がん検査に係るものに限る。)とする。

(助成額)

第6条　市長が検査費用を助成する額(以下「助成額」という。)は、助成対象者が受診する短期人間ドック等の検査項目に応じた検査費用額の10分の7に相当する額(当該額に10円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額)とし、当該額が30,000円を超えるときは、30,000円を限度とする。

(申請)

第7条　被保険者は、検査費用の助成を受けようとするときは、短期人間ドック等の受診を予定している日の20日前までに、国民健康保険短期人間ドック等検査費用助成申請書(別記様式第1号)を市長に提出しなければならない。

(承認書の交付等)

第8条　市長は、前条第1項の規定による申請があった場合は、その内容を審査し、適当と認めたときは国民健康保険短期人間ドック等検査費用助成承認書(別記様式第2号。以下「承認書」という。)を当該被保険者に交付し、適当でないと認めたときは国民健康保険短期人間ドック等検査費用助成申請不承認通知書(別記様式第3号)によりその旨を当該被保険者に通知するものとする。

(受診等)

第9条　前条の規定により承認書の交付を受けた被保険者(以下「受給権者」という。)は、短期人間ドック等を当該年度の2月末日までに受診しなければならない。

(助成の方法)

第10条　受給権者は、検査が終了したときは、検査費用の額から助成額を控除した額を検査医療機関に支払うものとする。

(承認書の返還等)

第11条　市長は、受給権者が次の各号のいずれかに該当するときは、承認書を返還させ、又は助成額の全部若しくは一部を返還させることができる。

(補則)

第12条　この規則に定めるもののほか、検査費用の助成に関し必要な事項は、別に定める。