(趣旨)

第1条　この規則は、銚子市文化財保護条例(昭和41年銚子市条例第14号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(指定の同意)

第2条　条例第4条第2項の規定により所有者、保持者又は権原に基づく占有者(以下「所有者等」という。)が同意をしたときは、別記様式第1号による指定同意書を10日以内に銚子市教育委員会(以下「教育委員会」という。)に提出しなければならない。

(指定書)

第3条　条例第4条第4項に規定する指定書(以下「指定書」という。)は、別記様式第2号によるものとする。

(指定書の再交付)

第4条　銚子市指定文化財(以下「指定文化財」という。)の所有者等が指定書を滅失し、または損傷等をしたときは、別記様式第3号による指定書再交付申請書に事実を証する文書または損傷した指定書を添えて、すみやかに教育委員会に指定書の再交付の申請をしなければならない。

(指定の解除の通知)

第5条　条例第5条第4項の規定により指定を解除した場合の通知は、次の各号に掲げる事項を記載した書類を所有者等に交付して行うものとする。

(台帳)

第6条　教育委員会は、各種別ごとに必要事項を記載した指定文化財台帳を備えるものとする。

(写真及び実測図)

第7条　教育委員会は、指定文化財の写真を備えるものとする。

(地積図)

第8条　教育委員会は、史跡または天然記念物のうち保存のため必要があると認めたものについては、その保存地域の地積図を備え、かつ、その写しを所有者等に交付するものとする。

(現状変更等の許可申請等)

第9条　条例第7条第1項の規定による許可を受けようとする者は、別記様式第4号による現状変更等許可申請書を当該許可に係る変更等をしようとする日前30日までに教育委員会に提出しなければならない。

(所有者変更等の届出)

第10条　条例第9条各号に規定する届出は、別記様式第6号から別記様式第9号までによるものとする。

(管理または修理の補助)

第11条　条例第10条第1項に規定する指定文化財の管理又は修理に要する費用について補助を受けようとするときは、別に定めるところにより市長に申請しなければならない。

(市の負担とする公開費用の範囲)

第12条　条例第12条第3項の規定による市の負担とする費用の範囲は、次のとおりとする。

(損失補償)

第13条　条例第12条第6項の規定に基づく損失の補償を受けようとする者(以下「請求者」という。)は、別記様式第10号による指定文化財の損失補償請求書を市長に提出しなければならない。

(補償の決定)

第14条　市長は、前条に規定する書類の提出があつたときは、審査の上、補償を行うか否かをすみやかに決定しなければならない。

(補償額決定の基準)

第15条　補償金の額の決定は、次の各号に掲げる金額を基準として行うものとする。

(標識等の設置)

第16条　条例第16条の規定による標識及び説明板には、次の各号に掲げる事項を記載するものとする。

(選定保存技術の規定の準用)

第17条　第2条、第3条、第4条、第5条、第10条及び第11条の規定は、選定保存技術について準用する。

(県の規定の準用)

第18条　条例及びこの規則の規定による指定、認定及び選定の基準については、千葉県の基準の例によるものとする。