(趣旨)

第1条　この規則は、福井市橘曙覧記念文学館の設置及び管理に関する条例(平成11年福井市条例第20号。以下「条例」という。)第17条の規定に基づき、福井市橘曙覧記念文学館(以下「文学館」という。)の管理及び運営に関し必要な事項を定めるものとする。

(観覧時間及び入館時間)

第2条　文学館の観覧時間は、午前9時から午後5時15分までとする。ただし、入館時間は、午後4時45分までとする。

(休館日)

第3条　文学館の休館日は、次に掲げるとおりとする。ただし、市長は、必要があると認めるときは、これを変更することができる。

(観覧券)

第4条　橘曙覧及び郷土の文学に関する資料(以下「資料」という。)を観覧しようとする者は、条例第5条第1項本文の観覧料を納付したときは、観覧券(様式第1号)の交付を受けるものとする。

(観覧者の遵守事項)

第5条　資料を観覧する者は、次に掲げる事項を守らなければならない。

(使用の承認の手続)

第6条　条例第6条に規定する承認(以下「承認」という。)を受けようとする者は、福井市橘曙覧記念文学館使用承認申請書(様式第2号)を市長に提出しなければならない。

(使用の承認の申請の受付)

第7条　承認の申請は、文学館の施設(以下「施設」という。)を使用する日(2日以上連続して使用するときは、その初日をいう。以下「使用日」という。)の6月前の日(この日が第3条に規定する休館日(以下「休館日」という。)に当たる場合は、その翌日以後の最初の休館日でない日とする。以下この条において同じ。)から受け付けるものとする。ただし、当該承認の申請に係る使用時間帯が条例別表第2に規定する夜間、全日又は昼夜間のいずれかであるときは、使用日の6月前の日から使用日の14日前の日(この日が休館日に当たるときは、その翌日以後の最初の休館日でない日とする。)までの期間において受け付けるものとする。

(使用者の遵守事項)

第8条　承認を受けた者は、次に掲げる事項を守らなければならない。

(観覧料等の減免)

第9条　条例第11条の規定により観覧料等を減免することができる場合は次の各号に掲げる場合とし、減免することができる観覧料等の額は当該各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める額とする。

(観覧料等の還付)

第10条　条例第12条ただし書の規定により観覧料等を還付することができる場合は次の各号に掲げる場合とし、還付することができる観覧料等の額は当該各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める額とする。

(資料の寄贈及び寄託)

第11条　文学館に資料の寄贈又は寄託をしようとする者は、資料寄贈(寄託)申込書(様式第8号)を提出し、市長の承諾を受けなければならない。

(資料の寄託期間)

第12条　資料の寄託期間は、2年以内とする。ただし、市長が特に必要があると認めるときは、この限りでない。

(資料の保管の責任)

第13条　寄託を受けた資料について不可抗力により生じた損失に対しては、文学館は、その責めを負わないものとする。

(資料の貸出し)

第14条　市長は、文学館が所蔵する資料を文学館に類する施設に貸し出すことができる。ただし、寄託を受けた資料については、この限りでない。

(会長及び副会長)

第15条　条例第16条第1項に規定する協議会(以下「協議会」という。)に会長及び副会長を置き、委員の互選によりこれらを選任する。

(会議)

第16条　協議会の会議は、会長が招集する。

(委任)

第17条　この規則で定めるもののほか、文学館の管理及び運営に関し必要な事項は、市長が別に定める。