○福井市美容の業を行う場合の衛生措置等を定める条例

平成30年12月18日

条例第75号

(趣旨)

第1条 この条例は、美容師法(昭和32年法律第163号。以下「法」という。)第8条第3号及び第13条第4号並びに美容師法施行令(昭和32年政令第277号。以下「政令」という。)第4条第3号の規定に基づき、衛生上必要な措置及び美容所以外の場所において業を行うことができる場合を定めるものとする。

(美容の業を行う場合に講ずべき措置)

第2条 法第8条第3号の条例で定める衛生上必要な措置は、次に掲げるとおりとする。

(1) 作業中は常に清潔な作業衣を着用し、顔面の作業中はマスクを使用すること。

(2) 手及び指は、常に清潔にし、作業の前に客1人ごとに消毒又はせっけん等による洗浄を行うこと。

(3) 美容所内に生じたくず毛又は汚物は、その都度清掃し、蓋の付いた毛髪箱又は汚物箱に入れること。

(4) 酒気を帯び、又は喫煙をしながら作業しないこと。

(5) 電気器具を用いた作業を行っているときは、客から離れないこと。

(6) 皮膚に接する布片に代えて紙製品を用いるときは、清潔なものを使用し、作業後は客1人ごとに廃棄すること。

(7) 消毒薬は、適正な濃度を保つようにし、適時取り替えること。

(8) 機械、器具、化粧品又は薬品を使用するときは、使用前に十分にその安全性及び衛生面について点検し、使用中も注意を怠らず、客に害を及ぼすおそれがあるものは使用しないこと。

(9) 皮膚の疾患にかかっている客の作業を終えたときは、手及び指並びに器具、作業衣、布片その他作業に使用したものを速やかに消毒すること。

(10) 作業中は、美容所内を常に清掃し、並びに採光及び換気を十分に行うこと。

(11) 法第7条ただし書の規定により美容師が美容所以外の場所において美容の業を行うときは、前各号に掲げる措置を講ずるほか、消毒用の器具及び消毒薬を携行すること。この場合において、第3号及び前号の規定の適用については、これらの規定中「美容所」とあるのは「美容の業を行う場所」とする。

(美容所について講ずべき措置)

第3条 法第13条第4号の条例で定める衛生上必要な措置は、次に掲げるとおりとする。

(1) 作業場(美容の作業を行う場所をいう。以下同じ。)は、居住室その他の作業に直接関係のない場所と隔壁等により完全に区分されていること。

(2) 作業場の面積は、美容の作業の用に供する椅子(以下「セット椅子」という。)及び美容の作業の用に供する鏡(以下「セット鏡」という。)が3組並びにドライヤーが2台までであるときは、13平方メートル以上とし、セット椅子及びセット鏡を1組又はドライヤーを1台増すごとに、13平方メートルに1.65平方メートルを加えた面積以上とする。

(3) セット椅子及びセット鏡の組数並びにドライヤーの数に応じ、作業場と区分された適当な広さの待合場所(美容を受けるために客が待つ場所をいう。以下同じ。)を設けること。

(4) 作業場及び待合場所の天井の高さは、床から2.1メートル以上とし、ほこりの落ちない構造にすること。

(5) 作業場に、美容師法施行規則(平成10年厚生省令第7号。以下「省令」という。)第24条に規定する器具を収納する設備を設け、消毒した器具と消毒しない器具とを区別しておくこと。

(6) 作業場に、洗髪及び洗顔を行うための流水式の装置を設けること。

(7) 洗い場には、不浸透性の材料を用いること。

(8) 換気のための窓その他の開口部の面積は、床面積の5分の1以上とすること。ただし、他に適当な装置がある場合又は作業場及び待合場所が地階にある場合であって、市長が適当と認めるときは、この限りでない。

(9) タオル、手拭い類及び省令第24条に規定する器具については、セット椅子及びセット鏡の組数に応じ適当な数を常備すること。

(10) 作業場及び汚水用溝は、1月につき1回以上消毒すること。

(11) 作業により生じた外傷に対する応急用の薬品及び衛生材料を常備すること。

2 市長は、規則で定める特別な事情がある美容所については、前項第1号に規定する基準に関し必要な特例を規則で定めることができる。

(美容所以外の場所で業務を行うことができる場合)

第4条 政令第4条第3号の条例で定める場合は、次に掲げるとおりとする。

(1) 司法警察職員の求めにより、留置施設において、留置されている者に対し、美容の業を行う場合

(2) 興行場法(昭和23年法律第137号)第1条第1項に規定する興行場において、演芸を行う者に対し、美容の業を行う場合

(3) 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第2条第2項第1号から第4号までに規定する第一種社会福祉事業に係る施設に入所している者に対し、美容の業を行う場合

(4) 前3号に掲げる場合のほか、特別の理由により美容所以外の場所において美容の業を行う場合であって、市長がやむを得ないと認めるとき。

2 美容師は、前項第4号の規定により美容所以外の場所において美容の業を行おうとするときは、あらかじめ、規則で定めるところにより、市長の承認を受けなければならない。

(委任)

第5条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

この条例は、平成31年4月1日から施行する。

福井市美容の業を行う場合の衛生措置等を定める条例

平成30年12月18日 条例第75号

(平成31年4月1日施行)