○平戸市伝統的建造物群保存地区保存事業補助要綱

平成20年2月25日

教育委員会告示第4号

(用語の定義)

第2条 この告示において使用する用語の定義は、条例によるもののほか、次に定めるところによる。

(1) 伝統的建造物等 条例第5条に規定する伝統的建造物群保存計画(以下「保存計画」という。)で伝統的建造物及び環境物件に決定された物件をいう。

(2) 外観 保存地区内の道路その他の場所で第三者が通常許可なく通行又は進入できる場所から望見できる伝統的建造物等及び伝統的建造物以外の物件の外部をいう。

(3) 修理 保存計画に定められた修理基準に基づき行われる伝統的建築物等の保存の為の行為をいう。

(4) 修景 保存計画に定められた修景基準に基づき行われる建築物等の新築、増築、改築等の行為をいう。

(5) 復旧 保存計画で定められた環境物件を復元する行為をいう。

(補助対象経費等)

第3条 補助の対象となる伝統的建造物等の物件の種類、補助対象、補助率及び補助限度額は、別表第1のとおりとする。

2 補助の対象となる伝統的建造物等以外の物件の種類、補助対象、補助率及び補助限度額は、別表第2のとおりとする。

(災害)

第4条 伝統的建造物等及び伝統的建造物等以外の物件で既に保存計画に基づく保存事業を行った物件が、暴風、豪雨、地震その他の自然災害により被害を受けた場合の補助金の交付については、前条の規定を準用する。

(補助金の交付の申請者)

第5条 補助金の交付の申請をすることができるものは、第3条に規定する物件について権利を有する者で、保存計画に基づく保存事業を行おうとするものとする。

(補助金の交付の申請)

第6条 規則第4条に規定する補助金等交付申請書は、規則様式第1号によるものとし、次に掲げる書類を添付して市長に提出しなければならない。

(1) 事業計画書

(2) 収支予算書

(3) 別表第3に定める書類

(4) その他、市長が必要と認める書類

(補助金の交付の決定の通知)

第7条 規則第7条の規定による補助金の交付の決定の通知は、規則様式第4号により行うものとする。

(補助事業の内容等の変更)

第8条 規則第9条第2項の補助事業の内容等の変更理由は、次に定めるとおりとする。

(1) 事業量又は事業費に増減が生じたとき。

(2) その他補助金の交付の申請に係る書類に記載した内容に重要な変更を生じたとき。

(実績報告)

第9条 規則第13条の補助事業等実績報告書(以下「実績報告書」という。)は、規則様式第3号によるものとし、実績報告書に添付すべき書類は、次のとおりとする。

(1) 事業実績書

(2) 収支精算書

(3) 別表第4に定める書類

(4) その他市長が必要と認める書類

(補助金の額の確定)

第10条 規則第14条の規定による補助金の額の確定通知は、規則様式第4号により行うものとする。

(補助金の交付)

第11条 規則第16条第1項の補助金交付請求は、規則様式第5号により行うものとする。

2 この補助金は、概算払により交付することができる。

(関係書類の保管)

第12条 補助金の交付を受けた者は、交付の対象となった事業の状況、事業に係る経費の収支その他の事業に関する事項を明らかにする書類等を備え付け、補助事業完了年度の翌年度から5年間保管しなければならない。

(適正管理)

第13条 補助金交付決定を受けた建築物等の所有者、管理者等は、その適正な管理及び保存に努めなければならない。

(補助金の取消し等)

第14条 市長は、補助事業に関して補助金の交付の決定内容若しくはこれに付した条件に違反した場合又は建造物の良好な保守、保全に努めていないと判断した場合は、補助金の全部若しくは一部を取り消し、又は返還させることができる。

(その他)

第15条 この告示に定めるもののほか、必要な事項については、教育委員会が別に定める。

附 則

この告示は、平成20年4月1日から施行する。

附 則(平成21年6月23日教委告示第23号)

この告示は、告示の日から施行し、平成21年4月1日から適用する。

別表第1(第3条関係)

(全部改正〔平成21年教委告示23号〕)

種類

補助対象

補助率

補助限度額

伝統的建造物

建築物

修理基準に基づく、伝統的建造物の外観の修理に要する経費

構造体力上、必要と認められる場合は、基礎、土台、組床、柱、梁材、横架材、小屋組などの構造材を含むことができる。

9/10以内

600万円

(1,200万円)

病害虫、殺虫に関する経費

9/10以内

30万円

工作物

修理基準に基づく、当該物件の修理に要する経費

9/10以内

150万円

病害虫、殺虫に要する経費。ただし、木造物件に限る。

9/10以内

30万円

環境物件

修理基準に基づく、当該物件の復旧に要する経費

9/10以内

50万円

設計監理費

設計監理に要する経費

9/10以内

70万円

(140万円)

耐震診断費

耐震診断に要する経費

9/10以内

30万円

備考 耐震診断において構造補強工事を必要とし、かつ平戸市伝統的建造物群保存地区保存審議会が認める場合は( )の数値を用いる。

別表第2(第3条関係)

種類

補助対象

補助率

補助限度額

建築物

修景基準に基づいて行う外観の修景に要する経費

5/10以内

400万円

工作物

修景基準に基づいて行う外観の修景に要する経費

5/10以内

100万円

環境要素

修景基準に基づいて行なう歴史的風致の維持、形成に要する経費。ただし、日常的な維持管理経費を除く。

5/10以内

30万円

設計監理費

設計監理に要する経費

5/10以内

50万円

別表第3(第6条関係)

区分

図書

種類

縮尺

備考

建造物等の新築・増築・改築等

付近見取図

配置図

設計図書(現況・計画)

平面図、立面図、各伏図、詳細図、矩形図

工事仕上表

工事設計見積書

設計見積数量計算書

現状カラー写真

1/2,000~1/2,500

1/100~1/200

1/50~1/100

(詳細図 1/50 以下)

補助対象分、補助対象外を記載

建造物等の外観の変更(修繕、模様替え又は色彩の変更)

付近見取図

配置図

設計図書(現況・計画)

平面図、立面図、各伏図、詳細図、矩形図

工事仕上表

工事設計見積書

設計見積数量計算書

現状カラー写真

1/2,000~1/2,500

1/100~1/200

1/50~1/100

(詳細図 1/50 以下)


宅地の造成その他の土地の形質の変更

付近見取図

工事設計見積書

設計図

現況カラー写真


法面処理、仕上を記載

生垣・木竹の新設、捕植等

付近見取図

実施計画書

現況カラー写真



その他の環境要素の変更

付近見取図

実施計画書

工事見積書

現況カラー写真



別表第4(第9条関係)

(一部改正〔平成21年教委告示23号〕)

区分

図書

種類

縮尺

備考

建造物等の新築・増築・改築等

竣工図

配置図、各伏図、平面図、立面図、矩形図

出来高設計書(補助対象部分)

工事請負契約書(写)

工事完了届

検査調書

工程写真

1/50~1/100

着工~竣工

設計監理・施行

建造物等の外観の変更(修繕、模様替え又は色彩の変更)

竣工図

配置図、各伏図、平面図、立面図、矩形図

出来高設計書(補助対象部分)

工事請負契約書(写)

工事完了届

検査調書

工程写真

1/50~1/100


宅地の造成その他の土地の形質の変更

竣工図

平面図、構造図

出来高設計書(補助対象部分)

工事請負契約書(写)

工事完了届

検査調書

工程写真

1/50~1/100

法面処理、仕上げを記載

生垣・木竹の新設、捕植等

竣工図

平面図、配置図

出来高設計書(補助対象部分)

工事請負契約書(写)

工事完了届

検査調書

工程写真

1/50~1/100


その他の環境要素の変更

竣工図

平面図、構造図

出来高設計書(補助対象部分)

工事請負契約書(写)

工事完了届

検査調書

工程写真付近見取図

実施計画書

1/50~1/100


平戸市伝統的建造物群保存地区保存事業補助要綱

平成20年2月25日 教育委員会告示第4号

(平成21年6月23日施行)