○神栖市水道管損傷事故に伴う賠償請求に関する事務取扱要領

昭和57年8月19日

水道訓令第6号

(趣旨)

第1条 この訓令は,神栖市水道事業(以下「市」という。)の所有する水道管を故意又は過失により損傷した者(以下「加害者」という。)に対する損害賠償請求の方法等を定める。

(損害賠償請求の範囲)

第2条 損害賠償として請求すべき範囲は,原形復旧行為及び賠償費とする。

(原形復旧行為)

第3条 原形復旧行為は,市の指示監督の下に,加害者の責任において実施するものとする。

2 原形復旧行為に要する経費の一切は,加害者の負担とする。

(賠償費)

第4条 賠償費は,次に掲げる費用の合計額とする。

(1) 職員費

(2) 車両費

(3) 漏水費

(4) 営業損失費

(5) その他の費用

(6) 諸経費

(賠償費の算出方法)

第5条 前条に掲げる費用は,次により算出するものとする。

(1) 職員費は,原形復旧工事の立会等の業務に従事した職員の当該業務時間に,勤務時間内については,時間単価,勤務時間外については時間外単価を乗じて得た合計額とする。

(2) 車両費は,断水等の広報及び給水運搬等のために市の車両を走行させた場合の燃料費及び各種損料とし,各車両の走行距離に37円を乗じて得た合計額とする。

(3) 漏水費は,漏水費単価表(別表第1)に掲げる額に漏水時間を乗じて得た額とする。

(4) 営業損失費は,水道管損傷に伴い断水が発生した場合に限り算出するものとし,営業損失費単価表(別表第2)に掲げる額に断水時間を乗じて得た額とする。

(5) その他の費用とは,自動車借上料及び第三者に対する損害賠償費等であって,その額は実費とする。

(6) 諸経費は,前各号の規定による費用の合計額に100分の20を乗じて算出した額とする。

(確約書)

第6条 市長は,損傷事故発生後速やかに,加害者から確約書(別記様式)を徴しなければならない。

(徴収時期及び方法)

第7条 市長は,前条の確約書を徴した後,速やかに第5条の規定により算出した賠償費を納入通知書により徴収しなければならない。

(収入科目)

第8条 賠償費の収入科目は,次のとおりとする。

(1) 予算科目

神栖市水道事業収益・営業外収益・雑収益

その他雑収益

(2) 勘定科目

神栖市水道事業収益・営業外収益・雑収益

その他雑収益

(減額)

第9条 市長は,水道管の損傷が加害者の責めのみによらないとき,その他特別な事情があると認めるときは,第5条の規定に基づき算出した賠償費を減額することができる。

付 則

この訓令は,昭和57年9月1日から施行する。

付 則(平成10年水道訓令第3号)

この訓令は,平成10年4月1日から施行する。

別表第1(第5条関係)

漏水費単価表(1時間当たり)

口径(mm)

漏水費(円)

損傷特大(掛率=100%)

損傷大(掛率=80%)

損傷中(掛率=50%)

損傷小(掛率=30%)

損傷極小(掛率=20%)

50

1,050

840

520

310

210

75

3,150

2,520

1,570

940

630

100

6,720

5,370

3,360

2,010

1,340

150

9,950

15,960

9,970

5,980

3,990

200

42,420

33,930

21,210

12,720

8,480

250

76,440

61,150

38,220

22,930

15,280

300

123,480

98,780

61,740

37,040

24,690

350

185,220

148,170

92,610

55,560

37,040

400

261,450

209,160

130,720

78,430

52,290

450

359,100

287,280

179,550

107,730

71,820

500

473,970

379,170

236,980

142,190

94,790

※ この表の数値は,日本水道協会発行の流水計算式(ウィリアムズ・ヘーズンの公式)により算出された,時間当たりの漏水量に1m3当たり単位210円を乗じ,10円未満を切り捨てて算出したものである。

別表第2(第5条関係)

営業損失費単価表(1時間当たり)

口径(mm)

営業損失費(円)

50

520

75

1,570

100

3,360

150

9,970

200

21,210

250

38,220

300

61,740

350

92,610

400

130,720

450

179,550

500

236,980

(別表)

時間当たり漏水量

日本水道協会発行の流量計算式による。

ウイリアムズ・ヘーズンの公式によって算出する。

V=0.84935・C・R0.63・I0.54

Q=A・V O=130として計算

(末端圧1.5kg・h=15mとする)

口径 mm

時間当たり漏水量(m3)

φ50

5

4.0

2.5

1.5

1.0

75

15

12.0

7.5

4.5

3.0

100

32

25.6

16.0

9.6

6.4

125

58

46.4

29.0

17.4

11.6

150

95

76.0

47.5

28.5

19.0

200

202

161.6

101.0

60.6

40.4

250

364

291.2

182.0

109.2

72.8

300

588

470.4

294.0

176.4

117.6

350

882

705.6

441.0

264.6

176.4

400

1,245

996.0

622.5

373.5

249.0

450

1,710

1,368.0

855.0

513.0

342.0

500

2,257

1,805.0

1,128.5

677.1

451.4

600

3,646

2,916.8

1,823.5

1,093.8

729.2

①~⑤の分類

① 損傷特大

② 損傷 大(①×0.8)

③ 損傷 中(①×0.5)

④ 損傷 小(①×0.3)

⑤ 損傷極小(①×0.2)

画像

神栖市水道管損傷事故に伴う賠償請求に関する事務取扱要領

昭和57年8月19日 水道訓令第6号

(平成10年3月25日施行)