(趣旨)

第1条　この規則は、加須市職員等の旅費に関する条例(平成22年加須市条例第48号。以下「条例」という。)第24条の規定に基づき、職員等に対する旅費の支給に関し必要な事項を定めるものとする。

(旅行命令の取消等の場合における旅費)

第2条　条例第3条第6項の規定により支給する旅費の額は、鉄道賃、船賃、航空賃若しくは車賃として、又はホテル、旅館その他の宿泊施設の利用を予約するため支払った金額で、所要の払いもどし手続をとったにもかかわらず、払いもどしを受けることができなかった額とする。ただし、その額は、その支給を受ける者が、当該旅行について条例により支給を受けることができた鉄道賃、船賃、航空賃、車賃又は宿泊料の額をそれぞれ超えることができない。

(旅費喪失の場合における旅費)

第3条　条例第3条第7項の規定により支給する旅費の額は、次に規定する額による。ただし、その額は、現に喪失した旅費額を超えることができない。

(旅行命令簿の記載事項及び様式)

第4条　条例第4条第4項に規定する旅行命令簿の記載事項及び様式は、様式第1号による。

(旅行命令等の変更の申請)

第5条　旅行者が、条例第5条第1項又は第2項の規定により旅行命令等の変更を申請する場合には、その変更の必要を証するに足る書類を提出しなければならない。

(路程の計算)

第6条　旅費の計算上必要な路程の計算は、次の区分に従い、当該各号に掲げるものにより行うものとする。

(旅費請求書の種類、記載事項及び様式)

第7条　条例第11条第1項に規定する旅費請求書の種類、記載事項及び様式は、様式第2号による。

(研修及び講習等の場合の旅費)

第8条　受講中研修等のため、受講地の存する市(区)町村以外の地に旅行したときは、鉄道賃その他の乗車費の実費を支給する。

(旅費の調整)

第9条　公用車(自転車を除く。以下同じ。)を利用して市外へ出張した場合における取扱いは、次に掲げるところによる。

(旅費の請求手続)

第10条　条例第11条第2項に規定する期間は、やむを得ない事情のため旅行命令権者の承認を得た場合のほか、旅行の完了した日の翌日から起算して2週間とする。

(市内出張の日額旅費)

第11条　条例第19条に規定する日額旅費は、職員が市内に出張したときに支給するものとし、その額は、別表第2に定めるところによる。ただし、次に掲げるものについては、日額旅費は支給しないものとする。

(市内における宿泊出張)

第12条　職員が公務のため、市内に出張し、特別の必要により宿泊したときは、次に掲げる額を支給する。ただし、第3号については、前条各号に該当するときは、支給しない。

(鉄道、バス等による出張)

第13条　鉄道、バス等の交通機関を利用して出張した場合で旅行命令権者が必要と認めたときは、その実費を支給するものとし、日額旅費は支給しない。

(限定旅費)

第14条　条例第19条に規定する限定旅費は、旅行の性質又は出張目的が普通旅費の計算によることを適当としないときに支給する。

(その他)

第15条　この規則に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。