○帯広市長の資産等公開に関する条例

平成7年10月3日

条例第29号

(目的)

第1条 この条例は、政治倫理の確立のため、市民の厳粛な信託を受けて市政に携わる市長がその資産等を自ら公開することによって市民の信頼の確保を図り、公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的とする。

(資産等報告書等の作成)

第2条 市長は、その任期開始の日(再選挙により市長となった者にあってはその選挙の期日とし、公職選挙法(昭和25年法律第100号)第259条の2の規定の適用がある者にあっては当該者の退職の申立てがあったことにより告示された選挙の期日とし、更正決定又は繰上補充により当選人と定められた市長にあってはその当選の効力発生の日とする。次項において同じ。)において有する次の各号に掲げる資産等について、当該資産等の区分に応じ当該各号に掲げる事項を記載した資産等報告書を、同日から起算して100日を経過する日までに、作成しなければならない。

(1) 土地(信託している土地(自己が帰属権利者であるものに限る。)を含む。) 所在、面積及び固定資産税の課税標準額並びに相続(被相続人からの遺贈を含む。以下同じ。)により取得した場合は、その旨

(2) 建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権 当該権利の目的となっている土地の所在及び面積並びに相続により取得した場合は、その旨

(3) 建物 所在、床面積及び固定資産税の課税標準額並びに相続により取得した場合は、その旨

(4) 預金(当座預金及び普通預金を除く。)及び貯金(普通貯金を除く。) 預金及び貯金の額

(5) 有価証券(金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第1項及び第2項に規定する有価証券に限る。) 種類及び種類ごとの額面金額の総額(株券(株券が発行されていない場合にあっては、株券が発行されていたとすれば当該株券に表示されるべき権利を含む。)にあっては、株式の銘柄及び株数)

(6) 自動車、船舶、航空機及び美術工芸品(取得価格が100万円を超えるものに限る。) 種類及び数量

(7) ゴルフ場の利用に関する権利(譲渡することができるものに限る。) ゴルフ場の名称

(8) 貸付金(生計を一にする親族に対するものを除く。) 貸付金の額

(9) 借入金(生計を一にする親族からのものを除く。) 借入金の額

2 市長は、その任期開始の日後毎年新たに有することとなった前項各号に掲げる資産等であって12月31日において有するものについて、当該資産等の区分に応じ同項各号に掲げる事項を記載した資産等補充報告書を、その翌年の4月1日から同月30日までの間に、作成しなければならない。

(所得等報告書の作成)

第3条 市長(前年1年間を通じて市長であった者(任期満了により市長でない期間がある者で当該任期満了による選挙により再び市長となったものにあっては、当該市長でない期間を除き前年1年間を通じて市長であった者)に限る。)は、次の各号に掲げる金額及び課税価格を記載した所得等報告書を、毎年、4月1日から同月30日までの間(当該期間内に任期満了により市長でない期間がある者で当該任期満了による選挙により再び市長となったものにあっては、同月1日から再び市長となった日から起算して30日を経過する日までの間)に、作成しなければならない。

(1) 前年分の所得について同年分の所得税が課される場合における当該所得に係る次に掲げる金額(当該金額が100万円を超える場合にあっては、当該金額及びその基因となった事実)

 総所得金額(所得税法(昭和40年法律第33号)第22条第2項に規定する総所得金額をいう。)及び山林所得金額(同条第3項に規定する山林所得金額をいう。)に係る各種所得の金額(同法第2条第1項第22号に規定する各種所得の金額をいう。)

 租税特別措置法(昭和32年法律第26号)の規定により、所得税法第22条の規定にかかわらず、他の所得と区分して計算された所得の金額であって規則で定めるもの

(2) 前年中において贈与により取得した財産について同年分の贈与税が課される場合における当該財産に係る贈与税の課税価格(相続税法(昭和25年法律第73号)第21条の2に規定する贈与税の課税価格をいう。)

(関連会社等報告書の作成)

第4条 市長は、毎年、4月1日において報酬を得て会社その他の法人(法人でない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものを含む。以下この条において同じ。)の役員、顧問その他の職に就いている場合には、当該会社その他の法人の名称及び住所並びに当該職名を記載した関連会社等報告書を、同月2日から同月30日までの間(当該期間内に任期満了による任期終了により市長でない期間がある者で当該任期満了による選挙により再び市長となったものにあっては、同月2日から再び市長となった日から起算して30日を経過する日までの間)に、作成しなければならない。

(資産等報告書等の保存及び閲覧等)

第5条 前3条の規定により作成された資産等報告書及び資産等補充報告書、所得等報告書並びに関連会社等報告書(以下「資産等報告書等」という。)は、市長において、これらを作成すべき期間の末日の翌日から起算して5年を経過する日まで保存しなければならない。

2 何人も、市長に対し、前項の規定により保存されている資産等報告書等の閲覧又は写しの交付を請求することができる。

3 資産等報告書等の写しの交付を受けるものは、当該資産等報告書等の写しの作成に要する費用を負担しなければならない。

(資産公開等審査会の設置等)

第6条 第7条に規定する資産等報告書等の審査を行うため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第138条の4第3項の規定に基づき、帯広市資産公開等審査会(以下「審査会」という。)を置く。

2 審査会の委員は、5人以内とし、学識経験者及び市民の中から市長が委嘱する。

3 審査会の委員の任期は、2年とし、再任を妨げない。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。

4 審査会の会議は、公開するものとする。ただし、やむを得ず非公開とするときは、出席委員の3分の2以上の同意を必要とする。

5 審査会の委員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、同様とする。

(審査申出等)

第7条 帯広市長の選挙権を有する者は、第5条第2項の閲覧の対象となっている資産等報告書等について疑義があるときは、その総数の50分の1以上の者の連署をもって、その代表者から市長に対し当該疑義を証する書類を添えて審査の申出をすることができる。

2 市長は、前項の規定による審査の申出があったときは、当該申出に係る資産等報告書等を審査会の審査に付するものとする。

3 審査会は、審査のため必要があると認めるときは、報告者及び審査の申出者に資料の提出を求めることができる。

(審査結果報告書)

第8条 審査会は、前条第2項の規定による審査をしたときは、市長に審査結果報告書を提出するものとする。

2 市長は、審査結果報告書を受理したときは、その審査結果を前条第1項に規定する審査申出をした代表者に通知するとともに、当該審査結果報告書を市民の閲覧に供するものとする。

3 市長は、資産等報告書等に係る審査結果報告書その他審査関係資料を、資産等報告書等の閲覧の開始の日から起算して5年を経過する日まで保存しなければならない。

(委任)

第9条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例の施行期日は、規則で定める。

(平成7年規則第50号で、平成7年12月1日から施行)

(経過措置)

2 この条例の施行の日において市長である者は、同日において有する第2条第1項各号に掲げる資産等について、当該資産等の区分に応じ当該各号に掲げる事項を記載した資産等報告書を、同日から起算して100日を経過する日までに作成しなければならない。

3 前項の規定により提出された資産等報告書については、第5条の規定を準用する。

附 則(平成13年12月14日条例第45号)

この条例は、公布の日から施行する。

附 則(平成19年10月1日条例第31号)

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

(帯広市長の資産等公開に関する条例の一部改正に伴う経過措置)

2 第5条の規定による改正後の帯広市長の資産等公開に関する条例第2条の規定の適用については、この条例の施行の日前に有していた郵便貯金(通常郵便貯金を除く。)及び郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成17年法律第102号)附則第3条第10号に規定する旧郵便貯金(通常郵便貯金を除く。)は、預金とみなす。

附 則(平成20年3月7日条例第1号)

この条例は、公布の日から施行する。

帯広市長の資産等公開に関する条例

平成7年10月3日 条例第29号

(平成20年3月7日施行)