○租税特別措置法に基づく優良宅地認定事務施行細則

昭和63年4月1日

規則第18号

(平15規則93・改称)

注 平成6年9月30日規則第56号から条文注記入る。

土地譲渡益重課制度及び超短期重課制度に係る優良宅地認定事務施行細則(昭和55年規則第42号)の全部を次のように改正する。

(趣旨)

第1条 この規則は、租税特別措置法(昭和32年法律第26号。以下「法」という。)第28条の4第3項第5号イ、第31条の2第2項第14号ハ、第62条の3第4項第14号ハ及び第63条第3項第5号イの規定に基づく滋賀県知事の権限に属する認定事務のうち滋賀県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例(平成18年滋賀県条例第71号)第2条の規定により大津市が処理することとされた大津市の区域内に係る認定事務並びに法第28条の4第3項第7号イ及び第63条第3項第7号イの規定に基づく認定事務に関し、必要な事項を定めるものとする。

(平6規則56・平11規則80・平12規則61・平14規則77・平15規則93・平17規則4・平17規則86・平19規則14・平19規則90・平21規則147・一部改正)

(認定申請の手続)

第2条 法第28条の4第3項第5号イ、第31条の2第2項第14号ハ、第62条の3第4項第14号ハ及び第63条第3項第5号イの規定に基づく認定を受けようとする者は、宅地の造成に着手する前に様式第1号の優良宅地認定申請書を市長に提出しなければならない。

2 法第28条の4第3項第7号イ及び第63条第3項第7号イの規定に基づく認定を受けようとする者は、宅地の造成工事完了後、その譲渡前に様式第1号の優良宅地認定申請書を市長に提出しなければならない。

3 前2項の申請書には、次の各号に掲げる図書を添付しなければならない。

(1) 設計説明書及び設計図

(2) 造成区域位置図

(3) 造成区域区域図

(4) 造成区域内の土地の登記事項証明書

(5) 造成区域内の公図の写し

(6) 前各号に掲げるもののほか、必要と認められる図書

4 前項第1号の設計説明書は、設計の方法、造成区域(造成区域を工区に分けたときは、造成区域及び工区)内の土地の現況、土地利用計画及び公共施設の整備計画を記載したものでなければならない。

5 第3項第1号の設計図は、次の表により作成したものでなければならない。

図面の種類

明示すべき事項

縮尺

備考

現況図

地形、造成区域の境界並びに造成区域内及び造成区域の周辺の公共施設

2,500分の1以上

等高線は2メートルの標高差を示すものであること。

土地利用計画図

造成区域の境界、公共施設の位置及び形状、予定建築物の敷地の形状、敷地に係る予定建築物の用途並びに公益施設の位置

1,000分の1以上

 

造成計画平面図

造成区域の境界、切土又は盛土をする土地の部分、がけ(地表面が水平面に対し30度を越える角度をなす土地で硬岩盤(風化の著しいものを除く。)以外のものをいう。)又は擁壁の位置並びに道路の位置、形状、幅員及びこう配

1,000分の1以上

 

造成計画断面図

切土又は盛土をする前後の地盤面

1,000分の1以上

高低差の著しい箇所について作成すること。

排水施設計画平面図

排水区域の区域界並びに排水施設の位置、種類、材料、形状、内のり寸法、こう配、水の流れの方向、吐口の位置及び放流先の名称

500分の1以上

 

給水施設計画平面図

給水施設の位置、形状、内のり寸法及び取水方法並びに消火栓の位置

500分の1以上

排水施設計画平面図にまとめて図示してもよい。

がけの断面図

がけの高さ、こう配及び土質(土質の種類が2以上であるときは、それぞれの土質及びその地層の厚さ)、切土又は盛土をする前の地盤面並びにがけ面の保護の方法

50分の1以上

1 切土をした土地の部分に生ずる高さが2メートルを超えるがけ、盛土をした土地の部分に生ずる高さが1メートルを超えるがけ又は切土と盛土とを同時にした土地の部分に生ずる高さが2メートルを超えるがけについて作成すること。

2 擁壁でおおわれるがけ面については、土質に関する事項は、示すことを要しない。

擁壁の断面図

擁壁の寸法及びこう配、擁壁の材料の種類及び寸法、裏込めコンクリートの寸法、透水層の位置及び寸法、擁壁を設置する前後の地盤面、基礎地盤の土質並びに基礎ぐいの位置、材料及び寸法

50分の1以上

 

6 第3項第2号の造成区域位置図は、縮尺50,000分の1以上とし、開発区域の位置を表示した地形図でなければならない。

7 第3項第3号の造成区域区域図は、縮尺2,500分の1以上とし、造成区域(造成区域を工区に分けたときは、造成区域及び工区)の区域並びにその区域を明らかに表示するのに必要な範囲内において、府県界、市町界、市の区域内の町又は字の境界、都市計画区域並びに土地の地番及び形状を表示したものでなければならない。

(平6規則56・平11規則80・平14規則77・平15規則93・平17規則4・平17規則6・平17規則86・平19規則90・平21規則147・平26規則18・一部改正)

(認定の基準)

第3条 市長は、第2条第1項又は第2項の規定により認定の申請があった場合において、当該申請に係る宅地の造成が昭和54年建設相告示第767号に規定する基準(以下単に「認定基準」という。)に適合しないとき、又はその申請の手続がこの規則に違反していると認めるときは、認定をしないものとする。

(認定書の交付)

第4条 市長は、第2条第1項の申請に係る認定(以下「第2条第1項の認定」という。)を行った場合は、様式第2号の認定書を交付するものとする。

(造成計画の変更)

第5条 第2条第1項の認定を受けた者は、当該宅地造成の計画を変更しようとする場合には、新たに市長の認定を受けなければならない。ただし、次の各号に掲げる軽微な変更をしようとする場合は、この限りでない。

(1) 街区の境界又は道路、広場、排水施設等の位置若しくは形状の軽微な変更

(2) 工事の仕様を変更する設計の変更

(証明書の交付)

第6条 第2条第1項の認定を受けた者は、当該造成区域(工区に分けた場合にあっては、当該工区)の全部について当該宅地の造成が完了した場合において、その造成が当該認定の内容に適合していることの証明を受けようとするときは、優良宅地証明申請書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。

2 市長は、前項の申請に係る宅地の造成が、第2条第1項の認定の内容に適合して行われたものと認める場合には、証明書(様式第4号)を交付するものとする。

3 市長は、第2条第2項の申請に係る認定に係る宅地の造成が、当該認定の基準に適合して行われたものと認める場合には、証明書(様式第5号)を交付するものとする。

(造成工事の廃止)

第7条 第2条第1項の認定を受けた者は、当該宅地の造成に関する工事を廃止したときは、遅滞なく宅地造成工事廃止届出書(様式第6号)によりその旨を市長に届け出なければならない。

(認定に基づく地位の承継)

第8条 第2条第1項の認定を受けた者の相続人その他の承継人又は当該認定を受けた者から当該造成区域内の土地の所有権その他当該造成を施行する権原を取得した者(法第31条の2第2項第14号ハの規定に基づく認定にあっては、それぞれ同号本文に規定する個人又は法人に限る。)は、第6条第1項の証明書の交付の申請をするまでの間に限り、その承継について地位承継届出書(様式第7号)により市長に届け出てその地位を承継することができる。

(平17規則86・平19規則90・平21規則147・一部改正)

(都市計画法の開発許可を受けた宅地の造成に関する特例)

第9条 都市計画法(昭和43年法律第100号)第29条第1項の規定による許可を受けた宅地の造成(その造成区域の面積が1,000平方メートル未満のものに限る。)について第6条第2項の証明書を交付する場合には、請求に基づき、都市計画法第36条第2項の検査済証の写しに第6条第2項の証明書とする旨を明記したものを同項の証明書として交付する。

(平13規則69・一部改正)

(土地区画整理事業による宅地の造成に関する特例)

第10条 土地区画整理法(昭和29年法律第119号)の規定による土地区画整理事業が完了した後、換地処分により取得した宅地について、認定を受けようとする者は、同法第103条第4項の規定による換地処分の公告後、優良宅地認定申請書(様式第1号)を市長に提出するものとする。

2 市長は、前項の申請に係る宅地の造成が、認定基準に適合すると認める場合は、証明書(様式第8号)を交付するものとする。

3 仮換地指定の段階にある土地であっても、既に造成を完了し、そのまま換地処分に至ることが確実と認められるものについては、前2項の手続に準じて認定を行うことができる。

(平13規則69・一部改正)

(申請書等の提出部数)

第11条 この規則の規定による申請書及びその添付図書等の提出部数は、それぞれ正本1部及び副本1部とする。

この規則は、公布の日から施行する。

(平成2年4月2日)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成6年9月30日)

この規則は、平成6年10月1日から施行する。

(平成11年7月22日規則第80号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成12年4月1日規則第61号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成13年7月2日規則第69号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成14年9月20日規則第77号)

この規則は、公布の日から施行する。ただし、改正規定中「第31条の2第2項第10号ハ」を「第31条の2第2項第11号ハ」に改める部分は、マンションの建替えの円滑化等に関する法律(平成14年法律第78号)の施行の日から施行する。

(平成15年10月1日規則第93号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成17年2月15日規則第4号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成17年3月1日規則第6号)

この規則は、平成17年3月7日から施行する。

(平成17年6月24日規則第86号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成19年3月15日規則第14号)

この規則は、平成19年4月1日から施行する。

(平成19年9月28日規則第90号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成21年9月15日規則第147号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成26年3月14日規則第18号)

この規則は、公布の日から施行する。

(令和4年3月31日規則第19号)

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際現にあるこの規則による改正前の様式(次項において「旧様式」という。)により使用されている書類は、この規則による改正後の様式によるものとみなす。

3 この規則の施行の際現にある旧様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる。

(令和5年5月26日規則第47号)

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際現にあるこの規則による改正前の様式(次項において「旧様式」という。)により使用されている書類は、この規則による改正後の様式によるものとみなす。

3 この規則の施行の際現にある旧様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる。

(平6規則56・平11規則80・平14規則77・平15規則93・平17規則4・平17規則86・平19規則14・平19規則90・平21規則147・令4規則19・令5規則47・一部改正)

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(平6規則56・平11規則80・平14規則77・平15規則93・平17規則4・平17規則86・平19規則90・平21規則147・一部改正)

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(平6規則56・平11規則80・平14規則77・平15規則93・平17規則4・平17規則86・平19規則14・平19規則90・平21規則147・令4規則19・一部改正)

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(平11規則80・一部改正)

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(平19規則14・令4規則19・一部改正)

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(平19規則14・令4規則19・一部改正)

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(平6規則56・平11規則80・平14規則77・平15規則93・平17規則4・平17規則86・平19規則90・平21規則147・一部改正)

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租税特別措置法に基づく優良宅地認定事務施行細則

昭和63年4月1日 規則第18号

(令和5年5月26日施行)

体系情報
第10編 設/第3章
沿革情報
昭和63年4月1日 規則第18号
平成2年4月2日 種別なし
平成6年9月30日 種別なし
平成11年7月22日 規則第80号
平成12年4月1日 規則第61号
平成13年7月2日 規則第69号
平成14年9月20日 規則第77号
平成15年10月1日 規則第93号
平成17年2月15日 規則第4号
平成17年3月1日 規則第6号
平成17年6月24日 規則第86号
平成19年3月15日 規則第14号
平成19年9月28日 規則第90号
平成21年9月15日 規則第147号
平成26年3月14日 規則第18号
令和4年3月31日 規則第19号
令和5年5月26日 規則第47号