○大津の名称の起り
大津の名の起つたのは紀元1327年3月天智天皇都を大和飛鳥宮よりこの地に遷し給ひ「志賀大津の宮」と称へられてから国史に顕れるやうになつたが、時には「古津」と改称せられたこともあるので、正しく「大津」と称へられたのは紀元1454年桓武天皇都を平安京に定められた時天智天皇を仰慕せられ、その在りし都を「大津」と改称するの詔せられたことに初まる。
(日本記略)
種別なし
(平成11年1月1日施行)