2　前項の公印台帳は、永久に保存しなければならない。

2　教育総務課長は、前項の規定による引継ぎを受けた公印、公印引継書及び印影簿を、次の各号に定める期間保存しなければならない。

3　教育総務課長は、保存期間の経過した公印を、裁断又は焼却の方法により、廃棄するものとする。

2　管理者は、前項の規定により印影を保存する場合において、専用大田区教育委員会教育長印及び専用大田区教育委員会教育長職務代理者印については、印影報告書(別記第5号様式)によりその印影を4月5日までに教育総務課長に報告しなければならない。

3　教育総務課長は、前項の規定による印影報告書を、報告を受けた日の属する年度の翌年度4月1日から起算して1年間保存しなければならない。

2　主任は、管理者が課長(大田区教育委員会事務局処務規則(昭和49年教育委員会規則第9号)第4条第1項に規定する課長及び同条第3項に規定する担当課長、教育センター所長、幼児教育センター所長、大田図書館長並びに校長をいう。以下同じ。)である場合は、当該課の庶務を担当する係長(担当係長を含む。以下同じ。)を充てる。ただし、管理者が教育施設担当課長である場合は教育総務課庶務係長を充て、管理者が指導企画担当課長である場合は指導課指導事務担当係長のうち指導課長が指定する係長を充て、管理者が学校支援担当課長である場合は指導課学校支援担当係長のうち指導課長が指定する係長を充て、管理者が校長である場合は副校長を充てる。

3　管理者が課長以外の者である場合は、管理者が主任を兼務する。

4　主任は、管理者の命を受け、公印に関する事務を行う。

5　管理者又は主任が出張又は休暇その他の事由により不在であるときは、管理者があらかじめ指定した職員がその事務を代行する。

2　勤務時間外、週休日及び休日にあっては、かぎのかかる金庫又は書庫に保管しなければならない。

2　前項の規定により照合した結果、公印の押印を適当と認めたときは、管理者又は主任は、当該文書に明瞭かつ正確に公印を押印し、又は押印させるとともに、決定文書の公印欄又は公印押印簿の公印欄に押印又は署名(電磁的記録である起案文書にあっては、区長が指定する電子計算組織における所定の措置)をしなければならない。

3　勤務時間外、週休日及び休日にあっては、公印の使用を禁止する。ただし、緊急やむを得ない場合は、この限りでない。

4　前項ただし書の規定により公印を使用した場合は、押印後速やかに、第1項の規定による管理者又は主任の照合を受けなければならない。

2　課長は、事前押印をするときは、事前押印・印影印刷申請書(別記第8号様式)を管理者に提出しなければならない。

3　課長は、当該文書の使用状況を、事前押印・印影印刷文書処理簿(別記第9号様式)により適正に管理しなければならない。

4　課長は、事前押印をした文書が書損、汚損、破損、様式変更等の理由により使用できなくなったときは、当該文書を裁断又は焼却の方法により速やかに廃棄しなければならない。

5　課長は、当該文書が使用期間を経過したときは、事前押印・印影印刷文書処理簿を管理者に提出しなければならない。

2　前条第2項から第5項までの規定は、前項の印影印刷について準用する。

3　課長は、第1項の規定による印影印刷を行ったときは、当該印影印刷に使用した印影及び版型を印刷終了後速やかに印影・版型引継書(別記第10号様式)により管理者に引き継がなければならない。

4　管理者は、前項の規定による印影及び版型の引継ぎの日の属する年度の翌年度4月1日から起算して1年間保存しなければならない。

5　第6条第3項の規定は、印影及び版型の廃棄について準用する。

6　前各項に定めるもののほか、公印の印影印刷について必要な事項は、教育総務課長が別に定める。

2　課長は、電子計算組織から印影を出力するときは、電子計算組織による印影出力申請書(別記第11号様式)を管理者に提出し、承認を受けなければならない。

3　課長は、申請時の内容に変更が生じたときは、速やかに管理者に協議をすることとする。

4　第12条第4項の規定は、第2項の規定により承認を受けた文書について準用する。この場合において、「事前押印をした文書」とあるのは、「印影を出力した文書」と読み替える。

5　前各項に定めるもののほか、電子計算組織による公印について必要な事項は、教育総務課長が別に定める。

2　教育総務課長は、必要があると認めたときは、公印の管理状況について管理者に調査させ、報告を求めることができる。

1　この規則中、第1条、次項及び付則第3項の規定は平成10年4月1日から施行し、第2条の規定は同年5月6日から施行する。

2　第1条の規定による改正前の東京都大田区教育委員会公印規則(以下「旧規則」という。)の規定に基づいて作成された公印は、同条の規定による改正後の東京都大田区教育委員会公印規則(以下「新規則」という。)の規定にかかわらず、改刻する時まで、なおその効力を有するものとする。

3　旧規則に基づいて、現に保管中又は保存中の公印、公印新調・改刻申請書、公印台帳、公印引継書、印影報告書、公印事故報告書、公印押印簿及び版型引継書は、新規則により保管され、又は保存されたものとみなす。

(施行期日)

1　この規則は、平成12年4月1日から施行する。

(経過措置)

2　この規則による改正前の東京都大田区教育委員会公印規則(以下「旧規則」という。)に基づいて作製された公印は、この規則による改正後の大田区教育委員会公印規則(以下「新規則」という。)の規定にかかわらず、改刻するまで、なお、その効力を有するものとする。

3　旧規則の規定に基づき作製された公印の使用廃止のときの印影は、新規則第6条第2項第3号にかかわらず公印引継書により永久に保存する。

4　旧規則の規定に基づいて、現に保管中又は保存中の公印及び公印台帳は、新規則の規定により保管され、又は保存されたものとみなす。

5　旧規則の規定に基づき作成した電子計算組織による印影打ち出し申請書で現に残存するものは、引き続きこれを使用することができる。

1　この規則は、公布の日から施行する。

2　この規則による改正前の大田区教育委員会公印規則の規定に基づいて作製された公印は、この規則による改正後の大田区教育委員会公印規則の規定にかかわらず、改刻する時まで、なおその効力を有するものとする。

1　この規則は、平成18年4月1日から施行する。

2　改正前の大田区教育委員会公印規則の規定に基づき作成された用紙で現に残存するものは、所要の修正を加え、引き続きこれを使用することができる。

1　この規則は、平成21年4月1日から施行する。

2　改正前の大田区教育委員会公印規則の規定に基づき作成された用紙で現に残存するものは、所要の修正を加え、引き続きこれを使用することができる。

1　この規則は、平成25年4月1日から施行する。

2　改正前の大田区教育委員会公印規則の規定に基づき作成された用紙で現に残存するものは、所要の修正を加え、引き続きこれを使用することができる。

(施行期日)

1　この規則は、平成27年4月1日から施行する。

(経過措置)

2　この規則の施行の際、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号。以下「一部改正法」という。)附則第2条第1項の規定の適用がある場合は、同項の規定の適用がある間、この規則による改正後の大田区教育委員会公印規則第6条第2項第1号の規定は適用せず、この規則による改正前の大田区教育委員会公印規則第6条第2項第1号の規定は、なおその効力を有する。

3　この規則の施行の際、一部改正法附則第2条第1項の規定の適用がある場合は、同項の規定の適用がある間、この規則による改正前の大田区教育委員会公印規則別表第1大田区教育委員会委員長印の項及び大田区教育委員長職務代理者印の項並びに別表第2の3の項及び4の項の規定は、なおその効力を有する。

1　この規則は、平成30年4月1日から施行する。

2　改正前の大田区教育委員会公印規則の規定に基づき作成した用紙で現に残存するものは、引き続きこれを使用することができる。

この規則は、令和3年4月1日から施行する。

この規則は、公布の日から施行する。

この規則は、令和7年4月1日から施行する。