○越前市景観条例

平成21年3月24日

条例第12号

目次

第1章 総則(第1条―第4条)

第2章 景観法の規定に基づく行為の規制等(第5条―第9条)

第3章 景観形成地区(第10条―第12条)

第4章 屋外広告物(第13条―第15条)

第5章 景観重要建造物及び景観重要樹木(第16条・第17条)

第6章 景観協議会(第18条)

第7章 表彰、助言等(第19条―第21条)

第8章 雑則(第22条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、市民が誇りと愛着を持つことのできる美しく魅力ある景観(以下「良好な景観」という。)の形成を促進するため、景観法(平成16年法律第110号。以下「法」という。)の施行に関し必要な事項その他の本市における良好な景観の形成に係る施策の基本となる事項を定め、もって快適で住みよい街づくりに資することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において「景観の形成」とは、景観を保全し、育成し、又は創造することをいう。

2 前項に定めるもののほか、この条例において使用する用語は、法において使用する用語の例による。

(市の責務)

第3条 市は、市の全域にわたる良好な景観の形成に関する基本的かつ総合的な計画として法第8条第1項に規定する景観計画を策定するものとする。

2 市は、その管理に属する公共施設の整備又は改善を行うときは、良好な景観の形成に先導的な役割を果たすよう努めなければならない。

3 市は、良好な景観の形成に関して、国及び他の地方公共団体と相互に連携を図るとともに、必要な措置を講じるよう努めなければならない。

(市民及び事業者の責務)

第4条 市民は、自らが良好な景観を形成する主体であることを認識し、互いに協力して積極的に良好な景観の形成に努めなければならない。

2 事業者は、自らの施設及び事業活動が景観形成に及ぼす影響について配慮し、積極的に良好な景観の形成に努めなければならない。

3 市民及び事業者は、市が実施する良好な景観の形成に関する施策に協力しなければならない。

第2章 景観法の規定に基づく行為の規制等

(届出を要する行為)

第5条 法第16条第1項第4号の条例で定める行為は、次に掲げる行為とする。

(1) 土石の採取その他の土地の形質の変更

(2) 景観法施行令(平成16年政令第398号。以下「施行令」という。)第4条第4号に規定する屋外における土石その他の物件の堆積

(3) 木竹の伐採

(4) 施行令第4条第6号に規定する特定照明(設置期間が90日以内であるものを除く。)の新設、移設及び改設並びに色彩等の照明方式の変更

(行為の届出)

第6条 法第16条第1項の規定による届出は、規則で定めるところにより行うものとする。

(行為の通知)

第7条 法第16条第5項後段の規定による通知は、規則で定めるところにより行うものとする。

(平25条例4・一部改正)

(届出及び勧告等の適用除外)

第8条 法第16条第7項第11号の条例で定める行為は、次に掲げる行為とする。

(1) 建築物の新築、増築、改築又は移転(以下「新築等」という。)で、次に掲げる区域の区分に応じ、それぞれ次に定める条件に該当するもの

 第10条第1項の景観形成地区内 当該新築等に係る部分の建築面積が10平方メートル以下であること。

 その他の区域 当該新築等に係る部分の高さが10メートル以下であり、かつ、当該部分の建築面積が1,000平方メートル以下であること。

(2) 建築物の外観を変更することとなる修繕若しくは模様替又は色彩の変更(以下「修繕等」という。)ただし、次に掲げる区域の区分に応じ、それぞれ次に定める建築物に係るものにあっては、当該修繕等に係る部分の面積が400平方メートル以下のものに限る。

 第10条第1項の景観形成地区内 建築面積が10平方メートルを超える建築物

 その他の区域 高さが10メートルを超える建築物及び建築面積が1,000平方メートルを超える建築物

(3) 次に掲げるものを除く工作物の新設、増築、改築若しくは移転、外観を変更することとなる修繕若しくは模様替又は色彩の変更(以下「新設等」という。)

 煙突、柱類、高架水槽、物見塔、装飾塔その他これらに類するものの新設等(修繕、模様替及び色彩の変更にあっては、外観の過半を変更するものに限る。及びにおいて同じ。)で、当該行為に係る部分の高さが10メートルを超えるもの

 高さが2メートルを超え、かつ、長さが30メートルを超える擁壁、柵、塀その他これらに類するものの新設等

 高さが10メートルを超え、又は築造面積が1,000平方メートルを超えるコンクリートプラント、アスファルトプラント、車庫、貯蔵施設、ごみ焼却場その他これらに類するものの新設等

 高さが10メートルを超える電気供給又は電気通信の用途に供するもの(電柱を除く。)の新設等

(4) 法第16条第1項第3号に掲げる行為又は第5条第1号に掲げる行為で、その面積が2,000平方メートル以下のもの並びに当該行為により生ずる法面及び擁壁の高さが3メートル以下又は長さが30メートル以下のもの

(5) 第5条第2号に掲げる行為で、その期間が90日以内であるもの及びその高さが3メートル以下又はその用途に供される土地の面積が2,000平方メートル以下のもの

(6) 第5条第3号に規定する行為で、伐採される土地の面積が2,000平方メートル以下のもの

(7) 前各号に掲げるもののほか、第18条第1項の越前市景観協議会(第10条第16条及び第17条において「景観協議会」という。)の意見を聴いた上で、良好な景観の形成に支障を及ぼすおそれがないと市長が認める行為

(特定届出対象行為)

第9条 法第17条第1項の条例で定める行為は、法第16条第1項第1号又は第2号に掲げる行為のうち、同項の規定による届出を要する行為の全てとする。

(平25条例4・一部改正)

第3章 景観形成地区

(景観形成地区の指定)

第10条 市長は、地区の特性を生かし重点的に良好な景観の形成を図る必要があると認める地区を、景観形成地区として指定することができる。

2 市長は、景観形成地区の指定をするときは、あらかじめ当該地区の住民及び利害関係人の意見を聴くとともに、景観協議会の意見を聴かなければならない。

3 市長は、景観形成地区の指定をするときは、その旨を告示するものとする。

4 前2項の規定は、景観形成地区を変更する場合について準用する。

(指定地区景観形成基準)

第11条 市長は、景観形成地区を指定したときは、当該地区における良好な景観の形成を図るための基準(以下「指定地区景観形成基準」という。)を定めるものとする。

2 指定地区景観形成基準は、次に掲げる事項のうち、必要なものについて定めるものとする。

(1) 景観形成地区内における景観形成に関する方針

(2) 景観形成地区内における景観形成のための行為の制限に関する事項

(3) その他景観形成地区内における良好な景観の形成のために市長が必要と認める事項

3 前条第2項及び第3項の規定は、指定地区景観形成基準を定め、又は変更する場合について準用する。

(指定地区景観形成基準の遵守)

第12条 景観形成地区内において、法第16条第1項第1号又は第2号に掲げる行為を行う場合においては、指定地区景観形成基準に適合するよう努めなければならない。

第4章 屋外広告物

(屋外広告物景観形成基準)

第13条 市長は、良好な景観の形成を図るための屋外広告物に関する基準(以下「屋外広告物景観形成基準」という。)を定めるものとする。

(屋外広告物景観形成基準の遵守)

第14条 屋外広告物の表示又は屋外広告物を掲出する物件の設置に関する行為をしようとする者(以下「屋外広告物の表示者等」という。)は、当該行為を行うに当たっては、屋外広告物景観形成基準に適合するよう努めなければならない。

(大規模屋外広告物の表示等に係る届出)

第15条 屋外広告物の表示者等は、次に掲げる場合は、規則で定めるところにより、あらかじめ、市長にその内容を届け出なければならない。

(1) 表示面積が30平方メートルを超える屋外広告物を新たに表示し、又はその内容を変更(過半を変更するものに限る。)するとき。

(2) 屋外広告物を掲出する物件で高さが10メートルを超えるものを新たに設置し、又は当該物件の改造若しくは色彩の変更(過半を変更するものに限る。)を行うとき。

第5章 景観重要建造物及び景観重要樹木

(景観重要建造物の指定)

第16条 市長は、法第19条第1項の規定により景観重要建造物の指定をしようとするときは、同条第2項に定めるもののほか、景観協議会の意見を聴かなければならない。

2 市長は、景観重要建造物の指定をした場合は、その旨を告示するものとする。

3 前2項の規定は、景観重要建造物の指定を解除する場合について準用する。

4 市長は、景観重要建造物を指定したときは、法第21条第2項の規定により、次の事項を表示する標識を設置するものとする。

(1) 指定番号及び指定の年月日

(2) 景観重要建造物の名称

(景観重要樹木の指定)

第17条 市長は、法第28条第1項の規定により景観重要樹木の指定をしようとするときは、同条第2項に定めるもののほか、景観協議会の意見を聴かなければならない。

2 市長は、景観重要樹木の指定をした場合は、その旨を告示するものとする。

3 前2項の規定は、景観重要樹木の指定を解除する場合について準用する。

4 市長は、景観重要樹木を指定したときは、法第30条第2項の規定により、次の事項を表示する標識を設置するものとする。

(1) 指定番号及び指定の年月日

(2) 景観重要樹木の樹種

第6章 景観協議会

(景観協議会)

第18条 景観計画区域における良好な景観の形成を図るために必要な協議を行うため、法第15条の規定により越前市景観協議会(以下「景観協議会」という。)を置く。

2 景観協議会は、この条例に定めるもののほか、市長の諮問に応じ、良好な景観の形成に関する事項について調査し、及び協議するものとする。

3 景観協議会は、良好な景観の形成に関する事項について、市長に意見を述べることができる。

4 この条例に定めるもののほか、景観協議会の組織に関し必要な事項は、規則で定める。

第7章 表彰、助言等

(表彰)

第19条 市長は、良好な景観の形成に係る市民及び事業者の意識の高揚を図るとともに、他の模範とするため、良好な景観の形成に貢献しているものを選定し、表彰することができる。

(助言又は指導)

第20条 市長は、景観計画区域において、建築物、工作物又は屋外広告物(これを掲出する物件を含む。)が景観計画に適合しないと認めるときは、その所有者又は占有者に対し、良好な景観の形成に必要な措置を講ずるよう助言し、又は指導することができる。

2 市長は、前項の規定により助言し、又は指導する場合において必要があると認めるときは、景観協議会の意見を聴くものとする。

(普及)

第21条 市は、良好な景観の形成に対する市民及び事業者の理解と関心を深めるため、これに関する知識の普及その他の必要な措置を講ずるものとする。

第8章 雑則

(委任)

第22条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成21年10月1日から施行する。

(特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正)

2 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(平成17年条例第44号)の一部を次のように改正する。

〔次のよう〕略

附 則(平成25年3月29日条例第4号)

この条例は、平成25年4月1日から施行する。

越前市景観条例

平成21年3月24日 条例第12号

(平成25年4月1日施行)

体系情報
第10編 設/第1章 都市計画・景観
沿革情報
平成21年3月24日 条例第12号
平成25年3月29日 条例第4号