(目的)

第1条　この要綱は、永平寺町国民健康保険の被保険者が人間ドック又は脳ドックによる総合健康診断(以下「健診」という。)を受けようとする場合に、予算の範囲内でその費用の一部を助成し、疾病の予防、早期発見、早期治療を図り、被保険者の健康の保持及び増進に寄与することを目的とする。

(資格)

第2条　助成の対象者は、次の各号に該当する者とする。

(指定医療機関)

第3条　健診を受ける医療機関は、本町と契約を締結した検査医療機関(以下「指定医療機関」という。)とする。

(助成金の額)

第4条　町長は、第2条の対象者が、健診を受けたときは、別表に定める助成金を支給する。

(申請)

第5条　前条の規定による助成を受けて健診を受けようとする者は、永平寺町人間ドック等受診申請書(様式第1号)に、検査料助成に関しての委任状(様式第2号)及び検査結果報告についての同意書(様式第3号)を添えて町長に提出しなければならない。

(決定通知)

第6条　町長は、前条に規定する申請書を受理したときは、速やかに申請内容を審査し、受診の承認又は不承認を決定するものとする。

(決定の取消)

第7条　町長は、前条の規定により受診を承認すると決定した者(以下「受診者」という。)が、次の各号のいずれかに該当するときは、その決定を取り消すことができる。

(受診)

第8条　受診者は、希望する指定医療機関に受診日時を予約し、当該年度内の別に指定する日までに受診するものとする。

(受診の取り止め)

第9条　受診者は、やむを得ない理由により健診を受けることができなくなった場合は、町長に報告するとともに、承認決定書を返還しなければならない。

(助成金の支給方法)

第10条　助成金は、受診者から助成金の受領について委任を受けた指定医療機関に対し、町と当該指定医療機関との契約に基づく方法により支払うものとする。

(助成金の返還)

第11条　町長は、第8条の規定により受診の決定の取消しを受けた者が、検査を受け、助成金の交付を受けたと認めたときは、その者から交付を受けた額の全部又は一部を返還させるものとする。

(委任)

第12条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。