○深川市職員の懲戒処分の基準等に関する規程

令和4年3月24日

規則第9号

(趣旨)

第1条 この基準は、任命権者が地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第29条に規定する懲戒処分(以下「懲戒処分」という。)及び懲戒処分以外の措置(以下「措置」という。)を厳正かつ公正に行うため、標準的な懲戒処分及び措置(以下「懲戒処分等」という。)の量定等に関して必要な事項を定めるものとする。

(懲戒処分等の基準)

第2条 任命権者は、懲戒処分等の種類及び程度を決定するに当たり、次に掲げる事項を総合的に考慮し、別表に掲げる懲戒処分等の対象となる非違行為及び当該非違行為に係る懲戒処分等の標準的な量定(以下「標準例」という。)を参考にして、適正に判断するものとする。なお、標準例に記載のない非違行為については、標準例に掲げる事例のうち類似のものを参考に判断するものとする。

(1) 非違行為の動機、態様及び結果

(2) 故意、過失その他非違行為実行時における当該非違行為を行った職員の責任の度合い

(3) 非違行為を行った職員の職責及び職責と非違行為との関係

(4) 他の職員及び社会に与える影響

(5) 過去における非違行為の有無

(6) 日常の勤務態度及び非違行為の後における態度

2 自動車事故及び交通違反に係る懲戒処分及び措置の量定等に関しては深川市自動車事故等責任判定基準によるものとする。

(懲戒処分等の加重)

第3条 職員の行為が、複数の非違行為に該当する場合は、標準例に規定する最も重い懲戒処分等より重い処分を行うことができる。

2 次に掲げる事由のいずれかに該当するときは、標準例で規定する最も重い懲戒処分等よりも重い処分を行うことができる。

(1) 職員が行った行為の態様等が極めて悪質であるとき又は非違行為の結果が極めて重大であるとき

(2) 職員が管理又は監督の地位にあるなど、その占める職制の責任の度合いが特に高いとき

(3) 非違行為の公務内外に及ぼす影響が特に大きいとき

(4) 職員が過去に懲戒処分等を受けたことがあるとき

(5) 報告の遅延や虚偽の報告、隠ぺい工作等をしたとき

(懲戒処分等の軽減)

第4条 次に掲げる事由のいずれかに該当するときは、標準例で規定する最も軽い懲戒処分等より軽い処分を行い、又は懲戒処分等を行わないことができる。

(1) 職員の日頃の勤務態度が極めて良好であるとき

(2) 職員が自らの行為が発覚する前に自主的に申し出たとき

(3) 職員が行った行為の非違の程度が軽微である等特別な事情があるとき

(公表の対象)

第5条 公表の対象は、全ての懲戒処分及び次に掲げる措置とする。

(1) 社会的影響が大きい事案に係るもの

(2) 懲戒処分の事案に関連して行われる監督責任に対するもの

(公表の内容)

第6条 公表する内容は、次のとおりとする。

(1) 事案の概要

(2) 懲戒処分等の量定

(3) 懲戒処分等年月日

(4) 懲戒処分等を受けた者の職位及び年齢

(5) その他任命権者が必要と認める内容

2 前項の規定にかかわらず、非違行為の内容が極めて悪質な場合又は刑事事件等ですでに公表されている場合は、所属部署、職名及び氏名を公表することができる。

(公表の例外)

第7条 前2条の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときは、内容の全部又は一部を公表しないことができる。

(1) 事案に係る被害者が公表を望まないとき

(2) 公表することにより、被害者が特定される可能性が大きいときなど、被害者の権利利益に十分配慮する必要があるとき

(3) その他被害者及びその関係者に特に配慮する必要があると認められるとき

(公表の時期及び方法)

第8条 公表は、懲戒処分等を行った後、速やかに行うものとし、その方法は、報道機関への資料提供等により行う。

附 則

この規則は、令和4年4月1日から施行する。

別表(第2条関係)

標準例

事由

免職

停職

減給

戒告

1 一般服務関係

(1) 欠勤



ア 10日以内



イ 11日以上20日以内



ウ 21日以上



(2) 遅刻・早退




(3) 休暇の虚偽申請



(4) 勤務態度不良



(5) 職場内秩序を乱す行為



ア 暴行



イ 暴言



(6) 虚偽報告



(7) 違法な職員団体活動



ア 単純参加



イ あおり・そそのかし



(8) 秘密漏えい



ア 故意の秘密漏えい



・自己の不正な利益を図る目的




イ 情報セキュリティ対策のけ怠による秘密漏えい


(9) 政治的目的を有する文書の配布




(10) 兼業の承認等を得る手続きのけ怠



(11) 入札談合等に関与する行為



(12) 個人の秘密情報の目的外収集



(13) 公文書の不適正な取扱い



ア 偽造・変造・虚偽公文書作成、毀棄



イ 決裁文書の改ざん



ウ 公文書の改ざん・紛失・誤廃棄等


(14) セクシャルハラスメント



ア 強制わいせつ、上司等の影響力利用による性的関係・わいせつな行為



イ 意に反することを認識の上でのわいせつな言辞等の性的な言動の繰り返し



・執拗な繰り返しにより強度の心的ストレスの重積による精神疾患に罹患させたもの



ウ 意に反することを認識の上でのわいせつな言辞等の性的な言動



(15) パワーハラスメント



ア 著しい精神的又は身体的な苦痛を与えたもの


イ 指導、注意等を受けたにも関わらず、繰り返したもの



ウ 強度の心的ストレスの重積による精神疾患に罹患させたもの


(16) その他のハラスメント

(17) 公務員倫理違反


ア 深川市職員の公務員倫理に関する規則第4条第1項第1号から第6号までの規定に違反したもの

イ 深川市職員の公務員倫理に関する規則第4条第1項第7号又は第8号の規定に違反したもの




2 公金物品取扱い

(1) 横領




(2) 窃取




(3) 詐取




(4) 紛失




(5) 盗難




(6) 物品損壊



(7) 失火




(8) 諸給与の違法支払い・不適正受給



(9) 公金物品処理不適正



(10) コンピュータの不適正使用



3 公務外非行関係

(1) 放火




(2) 殺人




(3) 傷害



(4) 暴行・けんか



(5) 器物損壊



(6) 横領



ア 横領



イ 遺失物等横領



(7) 窃盗・強盗



ア 窃盗



イ 強盗




(8) 詐欺・恐喝



(9) 賭博



ア 賭博



イ 常習賭博




(10) 麻薬等の所持等




(11) 酩酊による粗野な言動等



(12) 淫行



(13) 痴漢行為



(14) 盗撮行為



4 飲酒運転・交通事故・交通法規違反

深川市自動車事故等責任判定基準による

5 監督責任

(1) 指導監督不適正



(2) 非行の隠ぺい、黙認



深川市職員の懲戒処分の基準等に関する規程

令和4年3月24日 規則第9号

(令和4年4月1日施行)