○五条広域事務組合総合評価競争入札試行要領

平成30年8月1日

訓令第1号

(趣旨)

第1条 この訓令は、五条広域事務組合(以下、「組合」という。)が発注する建設工事のうち、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号。以下「政令」という。)第167条の10の2(第167条の13において準用する場合を含む。)に規定する価格と価格以外の要素を総合的に評価して最も有利な者を落札者として決定する方法(以下「総合評価落札方式」という。)による競争入札(以下「総合評価競争入札」という。)を試行するにあたり必要な事項を定めるものとする。

(対象工事)

第2条 総合評価落札方式の試行対象は、一般競争入札及び指名競争入札に該当する工事のうちから管理者が決定する。

(学識経験を有する者の意見聴取)

第3条 管理者は、総合評価競争入札を試行するときは、政令第167条の10の2第4項及び地方自治法施行規則(昭和22年内務省令第29号)第12条の4の規定に基づき、当該入札に係る申込みのうち、価格その他の条件が組合にとって最も有利なものを決定するための基準(以下「落札者決定基準」という。)を定めようとするときに、あらかじめ、学識経験を有する者(以下「学識経験者」という。)から2人以上の意見を聴く(以下「意見聴取」という。)ものとする。

2 前項の意見聴取は、愛知県建設部総合評価審査委員会(以下「委員会」という。)において行うものとする。

(入札参加資格等の周知)

第4条 管理者は、総合評価落札方式による一般競争入札を試行しようとするときは、五条広域事務組合契約規則(平成12年五条広域事務組合規則第14号)第8条に規定する事項のほか、次の事項について公告しなければならない。

(1) 総合評価落札方式による一般競争入札を行う旨

(2) 当該総合評価落札方式による一般競争入札に係る落札者決定基準

2 管理者は、総合評価落札方式による指名競争入札を試行しようとするときは、必要な事項のほか、次の事項について通知しなければならない。

(1) 総合評価落札方式による指名競争入札を行う旨

(2) 当該総合評価落札方式による指名競争入札に係る落札者決定基準

(3) 技術資料

3 総合評価落札方式による一般競争入札を試行しようとするときの入札参加資格には、公共工事の品質確保の促進に関する法律(平成17年法律第18号)第11条に規定する競争参加者の技術的能力の審査が適正に行われるように、当該入札に参加しようとする者について工事の経験、施工実績の評価、当該工事に配置が予定される技術者の工事経験その他の技術的能力(以下「技術的能力」という。)に関する要件が含まれていなければならない。

(落札者決定基準)

第5条 落札者決定基準には、評価基準、評価の方法、落札者決定の方法等を定めるものとする。

2 落札者決定基準は、委員会での意見を聴取した上で、五条広域事務組合業者指名審査委員会委員の稟議を経て決定するものとする。

(一般競争入札の場合の評価基準)

第6条 一般競争入札の評価基準は、第4条第3項の技術的能力の審査の要件を満たす者について、次の評価項目により得点を配分して行うものとする。

(1) 評価項目は、技術提案に関する事項、企業の技術力に関する事項、配置予定技術者の能力に関する事項、地域精通度、地域貢献度等とし、各評価項目の得点配分は、その必要度及び重要度に応じて定めるものとする。

(2) 評価点は、技術的能力の要件を満たしている場合に標準点を与え、更に技術提案等の審査及び評価により加算したものとする。

2 技術提案等は、一般競争入札においては技術提案資料に提案内容を記載するものとする。

(指名競争入札の場合の評価基準)

第7条 指名競争入札の評価基準は、次の評価項目により得点を配分して行うものとする。

(1) 評価項目は、技術提案に関する事項、配置予定技術者の能力に関する事項、過去2年間の類似工事の施工実績、地域貢献度等とする。

(2) 得点配分は、技術的能力を満たしている場合に標準点を与え、更に技術得点の審査及び評価により加算し、その合計点を評価点とし、各評価項目の得点配分はその必要度及び重要度に応じて定めるものとする。

2 技術提案等は、第4条第2項に規定する通知を受けた者から受けるものとし、あらかじめ定められた期日までに提出がなかった場合は、指名を辞退したものとみなす。

(評価の方法)

第8条 落札決定に係る総合評価は、次の方法で得た数値(以下「評価値」という。)をもって行うものとする。

評価値={(標準点+加算点)/標準点}/(入札価格/予定価格)

(評価項目の審査)

第9条 技術提案に関する事項についての審査は委員会にて行う。

2 前項の場合、委員会が審査した技術提案の評価意見回答を基に、五条広域事務組合業者指名審査委員会において評価を決定するものとする。

(落札者決定の方法)

第10条 落札者は、次に掲げる要件に該当する者のうち、第8条によって得られた評価値の最も高い者とする。

(1) 入札価格が予定価格の制限の範囲内にあること。

(2) 技術的要件を全て満たしていること。

(3) 評価点が、標準点を予定価格で除した数値(以下「基準評価値」という。)を下回っていないこと。

2 落札者となるべき者の当該入札による価格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履行がされないおそれがあると認めるとき、又はその者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって、著しく不適当であると認めるときは、前項の規定にかかわらず、その者を落札者とせず、入札をした他の者のうち評価値の最も高い者を落札者とすることができる。

3 評価値の最も高い者が2人以上あるときは、抽選により落札者を決定する。

(落札者の公表等)

第11条 前条により落札者を決定したときは、当該入札に参加した者にその旨通知するとともに評価値等の評価結果を併せて通知するものとする。

2 落札者、評価値等の評価結果については、これを公表する。

(雑則)

第12条 この訓令に定めるもののほか、この訓令の実施に関し必要な事項は、別に定めるものとする。

附 則

この訓令は、平成30年8月1日から施行する。

五条広域事務組合総合評価競争入札試行要領

平成30年8月1日 訓令第1号

(平成30年8月1日施行)