○枚方市住み良い環境に関する条例

昭和49年1月4日

条例第1号

目次

第1章 総則

第1節 通則(第1条)

第2節 市長の責務(第2条―第5条)

第3節 事業者の責務(第6条・第7条)

第4節 市民の責務(第8条・第9条)

第2章 公共の場所等の清潔の保持(第10条―第14条)

第3章 道路等の利用(第15条)

第4章 削除

第5章 日影障害等の防止等(第23条―第32条)

第6章 風俗営業(第33条―第36条)

第7章 広告宣伝行為等(第37条―第39条)

第8章 飼い犬等の管理(第40条・第41条)

第9章 消費生活の保護(第42条―第44条)

第10章 自然環境の保全(第45条―第51条)

第11章 文化環境の保全(第52条・第53条)

第12章 雑則(第54条―第56条)

附則

第1章 総則

第1節 通則

(目的)

第1条 この条例は、枚方市環境基本条例(平成10年枚方市条例第1号)の本旨にかんがみ、環境の保全と創造に関して他の法令又は条例の定めるもののほか、必要な事項を定め、すべての市民が住み良い良好な環境を確保することを目的とする。

(平10条例2・全改)

第2節 市長の責務

(平10条例2・全改)

(地域活動等の育成)

第2条 市長は、市民がそれぞれの地域において相互に地域の美化及び清浄な環境づくりのために行う活動等の育成を図り、もつて地域環境の保全が図られるよう努めなければならない。

(昭54条例12・一部改正、平10条例2・旧第5条繰上)

(開発行為等の規制)

第3条 市長は、土地の区画・形質の変更を伴う開発行為又は建築物・工作物の設置等の行為(以下「開発行為等」という。)に対し、それらの行為が生活環境を損なうことのないよう必要な指導をしなければならない。

(昭54条例12・昭59条例40・一部改正、平10条例2・旧第7条繰上、平17条例46・一部改正)

(自然環境の保全及び緑化の推進)

第4条 市長は、自然環境の保全に関して、国、府等における諸施策とあいまつてこの条例に定める自然保護地区の指定その他自然緑地等の保存のために総合的な施策を実施しなければならない。

(平10条例2・追加)

(文化環境の保全)

第5条 市長及び教育委員会は、枚方市における歴史的環境、文化的遺産その他の文化環境を保全するため必要な措置を講ずるとともに、文化環境の形成及び発展に努めなければならない。

(昭54条例12・昭59条例40・一部改正、平10条例2・旧第9条繰上)

第3節 事業者の責務

(最大努力義務)

第6条 枚方市において事業活動を営む者(以下「事業者」という。)は、法令、条例又は規則に違反しない場合であつても、生活環境の保全と向上のために最大限の努力をするとともに、その事業活動によつて生活環境に係る紛争が生じたときは、誠意をもつてその解決に当たらなければならない。

(昭54条例12・一部改正、平10条例2・旧第12条繰上・一部改正)

(自然環境及び文化環境の保全)

第7条 事業者は、その事業活動により、自然環境及び文化環境を破壊し、又は損傷することのないよう努めるとともに、自然環境及び文化環境の保全について、行政機関等が実施する施策に協力しなければならない。

(平10条例2・旧第14条繰上)

第4節 市民の責務

(施設等の適正管理)

第8条 枚方市において、土地・建物その他の物件を所有し、又は占有する者は、当該物件を適正に管理し、相互に協力して地域の良好な生活環境の維持向上に努めなければならない。

(昭59条例40・一部改正、平10条例2・旧第17条繰上)

(自然環境及び文化環境の保全)

第9条 市民は、自然環境の保護及び緑のまちづくりに努め、枚方市の文化的遺産を尊重するとともに、人間性豊かな文化を創造し、及び発展させ得る環境を育てるよう努めなければならない。

(昭54条例12・一部改正、平10条例2・旧第18条繰上・一部改正)

第2章 公共の場所等の清潔の保持

(平10条例2・全改)

(公共の場所の清潔の保持の原則)

第10条 何人も、道路、公園、広場、河川、水路その他公共の場所を汚損してはならない。

(平10条例2・全改)

(公共の場所の管理者の義務)

第11条 前条に規定する公共の場所の管理者は、その管理する場所を清潔に保持するため、公衆用ごみの容器を設置する等必要な措置を講じなければならない。

(平10条例2・全改)

(工事施工者の義務)

第12条 土木工事、建築工事その他の工事を行う者は、その工事に関し、土砂、廃材、資材等が道路その他公共の場所に飛散し、脱落し、流出し、又は堆積しないよう必要な措置を講じなければならない。

(平10条例2・全改)

(印刷物等配布者の清掃義務)

第13条 道路、公園、広場その他公共の場所において、印刷物その他の物(以下「印刷物等」という。)を公衆に配布し、又は配布させた者は、その場所及び周辺に印刷物等が散乱した場合には、速やかに清掃し、その印刷物等を除去し、処分しなければならない。

(平10条例2・全改)

(勧告及び命令)

第14条 市長は、第10条又は前2条の規定に違反し、公共の場所の環境を著しく害していると認められる者に対して、環境の悪化を阻止するために必要な措置を採ることを勧告し、又は命ずることができる。

(平10条例2・全改)

第3章 道路等の利用

(平10条例2・全改)

(私道での通行の確保)

第15条 道路法(昭和27年法律第180号)に規定する道路と同様の形態及び機能を有している土地を現に公衆が通行の便に利用している場合で、かつ、他に通行する方法及び手段がない場合は、その土地の所有者又は管理者は、人、緊急用車両及び郵便物の配達等日常生活に重要な影響を及ぼす公共自動車等の通行を確保しなければならない。

2 市長は、前項の所有者又は管理者と協力して、同項の通行を確保するよう努めなければならない。

(平10条例2・全改)

第4章 削除

(平28条例38)

第16条から第22条まで 削除

(平28条例38)

第5章 日影障害等の防止等

(平10条例2・全改、平17条例46・改称)

(日影障害等の防止義務)

第23条 建築物の新築又は増築(以下この章において「建築」という。)をする者(以下「建築主」という。)は、建築物を建築しようとする場合には、近隣に日照、通風等の障害をもたらすことのないよう努めなければならない。

(平10条例2・全改)

第24条から第31条まで 削除

(平17条例46)

(放送電波受信障害の防止義務)

第32条 建築主等は、建築物及び工作物等を設置又は変更することにより、近隣に放送電波の受信障害を生じさせることが予想されるときは、事前に必要な調査を行い、放送電波受信障害の排除のために必要な措置を講ずるとともに、その維持管理等について当該障害を受ける者と協議しなければならない。

(平10条例2・全改)

第6章 風俗営業

(平10条例2・追加)

(風俗営業に係る同意)

第33条 枚方市内の規則で定める地域において、規則で定める風俗営業について、次の各号のいずれかに該当する行為をしようとする者は、あらかじめ、市長の同意を得なければならない。

(1) 風俗営業を営むことを目的として建築物を新築し、又は増築すること。

(2) 建築物の用途を変更して風俗営業を営むことを目的とする建築物とすること。

(3) 既設の建築物を用いて風俗営業を営むこと。

(平10条例2・追加)

(同意の制限)

第34条 市長は、前条の規定に基づき同意を求められたときは、その位置が次の各号のいずれかに該当する区域であつて規則で定めるものについては、同意しないものとする。ただし、善良な風俗を損なうことなく、かつ、生活環境上支障がないと認められる区域は、この限りでない。

(1) 住宅密集地

(2) 教育施設又は文化施設の付近

(3) 児童福祉施設の付近

(4) 児童が通学する道路の付近

(5) 公園又は児童の遊園地の付近

(6) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める区域

(平10条例2・追加)

(風俗営業等審査会への諮問)

第35条 市長は、第33条の同意に当たつては、枚方市風俗営業等審査会に諮らなければならない。

2 枚方市風俗営業等審査会は、必要と認めた場合は、当該建築物が設置され、又は開業される地域の住民の意見を聴くものとする。

(平10条例2・追加)

(勧告及び命令)

第36条 市長は、第33条の同意を得ないで同条各号の行為をしようとする者に対し、当該行為の中止を勧告することができる。

2 市長は、前項の規定による勧告に従わない者に対し、当該行為の中止を命ずることができる。ただし、勧告を行ういとまがないと認められるときは、同項の規定にかかわらず、勧告を行わないで直ちにその中止を命ずることができる。

(平10条例2・追加)

第7章 広告宣伝行為等

(平10条例2・追加)

(広告宣伝行為の原則)

第37条 何人も、屋外において広告物により広告宣伝行為を行うに当たつては、屋外広告物法(昭和24年法律第189号)及び枚方市屋外広告物条例(平成25年枚方市条例第60号)を遵守し、社会環境を乱すことのないようにしなければならない。

(平10条例2・追加、平17条例46・平25条例66・一部改正)

(夜間の睡眠妨害の排除)

第38条 何人も、夜間において探照灯、ネオンサインその他これに類するものの光によつて、睡眠を妨げるおそれのある広告宣伝行為をしてはならない。

(平10条例2・追加)

(必要な指導)

第39条 市長は、前2条の広告宣伝行為について、関係機関と連携を図り、必要な指導をしなければならない。

(平10条例2・追加、平25条例66・一部改正)

第8章 飼い犬等の管理

(平10条例2・追加)

(飼い犬等の飼育)

第40条 他の条例に特に定めのあるもののほか、飼い犬、飼い猫その他の愛玩動物(以下「飼い犬等」という。)の飼育者は、その飼い犬等の性質、形状等に応じ、悪臭の発散の防止、病害虫の発生の予防等の衛生管理及び人に危害を加えないような管理をすることによつて他人に迷惑をかけないようにし、ふん尿については、飼育者の責任において処理しなければならない。

2 飼い犬等の飼育者は、その飼育を行えなくなつた場合は、飼い犬及び飼い猫については枚方市保健所に連絡の上その指示に従い、その他の愛玩動物については飼育者の責任において適切に措置しなければならない。

3 飼い犬等の飼育者は、飼い犬等が死亡した場合は、飼育者の責任で適切に措置しなければならない。

(平10条例2・追加、平14条例2・平25条例66・一部改正)

(勧告及び命令)

第41条 市長は、飼い犬等の飼育により、近隣の環境を著しく害し、又は害するおそれがあると認めるときは、飼い犬等の飼育者に対し、その飼育方法の改善その他必要な措置を採ることを勧告し、又は命ずることができる。

(平10条例2・追加)

第9章 消費生活の保護

(平10条例2・追加)

(危害を及ぼす商品等の提供の禁止)

第42条 事業者は、市民の消費生活において生命、身体、財産及び生活環境に危害及び不利益を及ぼし、又は及ぼすおそれのある商品及び役務を提供してはならない。

2 事業者は、市民の消費生活に提供される商品及び役務について、危害の防止、品質の向上等のために必要な措置を講じなければならない。

(平10条例2・追加)

(過大包装の禁止)

第43条 事業者は、商品について、市民にその内容を誇張し、廃棄物の量を増大させる等必要以上の過大な包装をしてはならない。

(平10条例2・追加)

(苦情の処理)

第44条 市長は、市民から商品及び役務に関する苦情の相談を受けたときは、速やかに適切な処理をするよう努めなければならない。

(平10条例2・追加)

第10章 自然環境の保全

(平10条例2・追加)

(指定)

第45条 市長は、自然環境を保全することが必要な土地の区域を定めて自然保護地区を指定する。

2 市長は、自然保護地区を指定するときは、あらかじめ当該地区の土地所有者及び権原に基づく占有者の同意を得なければならない。

3 市長は、自然保護地区を指定する場合は、その旨、区域その他規則で定める事項を公示しなければならない。

4 自然保護地区の指定は、前項の規定による公示によつて、その効力を生ずる。

(平10条例2・追加)

(指定に伴う援助措置)

第46条 市長は、指定区域の土地の所有者及び権原に基づく占有者に対し、必要な援助措置を講ずるものとする。

(平10条例2・追加)

(指定の解除及び区域の変更)

第47条 第45条第2項から第4項までの規定は、指定を解除し、又はその区域を変更する場合について準用する。

(平10条例2・追加)

(許可)

第48条 自然保護地区内において次に掲げる行為をしようとする者は、市長の許可を受けなければならない。

(1) 建築物その他の工作物を新築し、改築し、又は増築すること。

(2) 宅地を造成し、土地を開墾し、その他土地の形質を変更すること。

(3) 土石を採取し、又は鉱物を採掘すること。

(4) 水面を埋めたてること。

(5) 竹木を皆伐、又はこれに等しい伐採を行うこと。

(6) 前各号に掲げるもののほか、規則で定める行為をすること。

(平10条例2・追加)

(条件)

第49条 市長は、前条の許可に際し、自然保護のために必要な限度において条件を付することができる。

(平10条例2・追加)

(勧告及び命令)

第50条 市長は、第48条の許可を得ないで、同条各号の行為をしようとする者に対して、必要な手続を採ることを勧告しなければならない。

2 市長は、前項の規定による勧告を受けた者がその勧告に従わないときは、勧告を受けた者に対し、当該行為の中止等必要な措置を採ることを命ずることができる。

(平10条例2・追加)

(原状への回復義務、行政代執行等)

第51条 市長は、前条の規定に違反して行われた、又は行われている行為について、許可すべきでない行為であると認めた場合は、直ちに行為者について、原状に回復すべきことを命ずることができる。

2 市長は、前項の規定による命令を受けた者がその命令に従わないときは、行政代執行法(昭和23年法律第43号)の規定により、自ら原状に回復し、又は第三者にこれを行わせ、その費用を命令を受けた者から徴収することができる。

3 市長は、前2項の規定により原状に回復することが著しく困難であると認める場合は、行為者に対し、これに代わるべき必要な措置を採ることを命ずることができる。

4 市長は、行為者が前項の規定による命令に従わないときは、第2項の規定に準じ措置することができる。

(平10条例2・追加、平28条例38・一部改正)

第11章 文化環境の保全

(平10条例2・追加)

(文化財の保護)

第52条 枚方市内に存する文化財については、何人もみだりに破壊、消滅等その価値を減少させることのないようにするとともに、その保護に努めなければならない。

(平10条例2・追加)

(開発行為等における文化財の保護)

第53条 枚方市内において開発行為等を行う者は、文化財の滅失、破壊等を防ぐための諸規程を遵守するとともに、文化財の保護のための市長及び教育委員会の施策及び指導に従い、文化財を滅失し、破壊し、又は損傷することのないよう努めなければならない。

2 市長及び教育委員会は、文化財の保護について開発行為からの保護その他総合的な施策を策定し、実施しなければならない。

(平10条例2・追加)

第12章 雑則

(平10条例2・追加)

(紛争の調停等)

第54条 市長は、この条例の施行において紛争が生じたときは、これのあつせん又は調停に当たるための委員を置くことができる。

(平10条例2・追加)

(土地等への立入り及び調査等)

第55条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、その職員をして調査等のため現場に立ち入らせ、関係者に対し説明若しくは報告を求め、又は関係者に対し必要な指示若しくは指導を行わせることができる。

2 前項の規定により立入調査等を行う職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。

(平10条例2・追加)

(委任)

第56条 この条例に規定するもののほか、この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。

(平10条例2・追加)

附 則

1 この条例は、公布の日から起算して3月をこえない範囲内において規則で定める日から施行する。〔昭和49年規則第2号で、同49年4月1日から施行〕ただし、第2章第4節及び第5節については、6月をこえない範囲内において規則で定める日から施行する。〔同規則で、同49年7月1日から施行〕

2 第2章第3節のあき地等の管理については、この条例の施行の日から6月をこえない期間内において必要な施設及び整備をしなければならない。

3 第23条第2項の規定についてこの条例施行の際、すでに仮設建築物を設置しているものは、この条例施行の日から30日以内に規則で定める事項を市長に届出なければならない。

4 この条例施行日前に建築基準法第6条第3項の規定により、確認通知を受けた中高層建築物(同法第18条第4項の規定による計画通知を受けたものを含む)については、第34条第35条第36条第3項及び第37条から第41条までの規定は適用しない。

5 この条例施行日前において、条例第44条第1号の建築物の建築について建築基準法第6条第3項の規定により確認通知を受けたもの及び条例第44条第2号の営業について風俗営業等取締法(昭和23年法律第122号)第2条の規定に基づく大阪府公安委員会の許可又は、旅館業法(昭和23年法律第138号)第3条の規定に基づく大阪府知事の許可を受けたものについては、条例第44条から第47条までの規定は適用しない。

附 則〔昭和54年3月20日条例第12号〕

この条例は、昭和54年4月1日から施行する。

附 則〔昭和59年9月20日条例第40号〕

この条例は、公布の日から施行する。

附 則〔平成4年3月31日条例第11号〕

1 この条例は、平成4年7月1日から施行する。

2 この条例の施行の際現に枚方市生活環境条例第39条の規定による事前協議を行っている中高層建築物については、なお従前の例による。

附 則〔平成7年9月21日条例第14号〕

この条例は、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において、規則で定める日から施行する。

〔平成8年規則第2号で、同8年1月31日から施行〕

附 則〔平成10年3月27日条例第2号〕

この条例は、平成10年4月1日から施行する。

附 則〔平成14年3月19日条例第2号抄〕

(施行期日)

第1条 この条例は、平成14年10月1日から施行する。

附 則〔平成17年6月27日条例第46号抄〕

(施行期日)

第1条 この条例は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。

〔平成17年規則第52号で、同17年12月1日から施行〕

附 則〔平成25年12月9日条例第66号〕

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

附 則〔平成28年12月8日条例第38号抄〕

(施行期日)

1 この条例は、平成29年4月1日から施行する。

枚方市住み良い環境に関する条例

昭和49年1月4日 条例第1号

(平成29年4月1日施行)

体系情報
第14編 境/第1章 生活環境
沿革情報
昭和49年1月4日 条例第1号
昭和54年3月20日 条例第12号
昭和59年9月20日 条例第40号
平成4年3月31日 条例第11号
平成7年9月21日 条例第14号
平成10年3月27日 条例第2号
平成14年3月19日 条例第2号
平成17年6月27日 条例第46号
平成25年12月9日 条例第66号
平成28年12月8日 条例第38号