○一宮町ウミガメ保護条例

平成26年3月24日

条例第4号

(目的)

第1条 この条例は、ウミガメが本町の豊かな自然環境を構成する貴重な野生生物であり、かつ、学術的及び文化的価値を有することから、町及び町民等(町民、事業者及び滞在者をいう。以下同じ。)が一体となってその保護を図り、もって将来の町民にこれを共有の資産として継承することを目的とする。

(町の責務)

第2条 町は、ウミガメの保護を図るため、地域の状況に応じた適切な措置を講ずるものとする。

2 町は、ウミガメの保護の必要性について、町民等の理解を深めるよう適切な措置を講ずるとともに、教育活動、広報活動等を通じて情報の提供及びその他必要な支援に努めるものとする。

(町民等の責務)

第3条 町民等は、前条の町が実施する取組に協力する等ウミガメの保護に寄与するよう努めなければならない。

2 町民等は、ウミガメの保護のため海岸の保全に努めるものとし、ウミガメの上陸が確認されている期間に町内の海岸において、ウミガメの生態系に支障を来すような行為を自粛し、ウミガメが上陸する海岸に灯火その他の建造物を設置する場合にあっては、千葉県立自然公園条例(昭和35年千葉県条例第50号)第12条第1項に規定された施設等、又は一宮海岸管理条例(平成24年一宮町条例第18号)第6条に規定された施設等を設置する場合にあっては、ウミガメの生態系に影響のないように配慮しなければならない。

(ウミガメの捕獲等の禁止)

第4条 何人も、町内の海岸に上陸したウミガメの捕獲若しくは殺傷、又は産卵された卵の採取若しくは損傷(以下これらを「捕獲等」という。)をしてはならない。ただし、次に掲げる場合はこの限りでない。

(1) 非常災害時において保護に必要な捕獲等を行う場合

(2) 他の法令等の規定により捕獲等の許可を受けた場合

(3) 前2号に掲げるもののほか、町長がウミガメの保護に支障がないと認めて許可した場合

2 町長は、前項第3号の許可をする場合において、ウミガメ保護のために必要な条件を付することができる。

(許可の取消し等)

第5条 町長は、前条第1項第3号の規定により許可を受けた者が、その許可された行為又は許可の条件に違反したときは、その許可を取消し、又は行為の中止若しくは原状回復を命ずることができる。

(監視員)

第6条 町長は、ウミガメの保護に当たらせるため、ウミガメ保護監視員を置くことができる。

2 前項の監視員に関し必要な事項は、町長が別に定める。

(委任)

第7条 この条例の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。

附 則

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

一宮町ウミガメ保護条例

平成26年3月24日 条例第4号

(平成26年4月1日施行)