○一関市消防職員の任用規程

平成18年4月1日

消防本部訓令第24号

(趣旨)

第1条 この訓令は、別に定めがあるものを除くほか、消防職員(以下「職員」という。)の任用に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この訓令において、次の各号に掲げる用語の意義は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第22条の規定による臨時的任用の場合を除き、当該各号に定めるところによる。

(1) 採用 現に職員でない者を職員の職(以下「職」という。)に任命することをいう。

(2) 昇任 職員を法令、条例、規則その他の規定により職務の級、組織上の地位において現に有する職又は階級より上位である職又は階級に任命することをいう。

(3) 転任 職員を採用、昇任又は降任以外の方法により職に任命することをいう。

(4) 降任 職員を法令、条例、規則その他の規定により職務の級、組織上の地位において現に有する職又は階級より下位である職又は階級に任命することをいう。

(職員の任用)

第3条 職員の任用は、消防長については市長、その他の職員については市長の承認を得て消防長が行う。

2 職員の採用及び昇任は、競争試験又は選考によるものとする。

(選考による採用及び昇任)

第4条 次の各号に掲げる階級及び職への採用又は昇任は、それぞれ選考によるものとする。

(1) 消防吏員で消防司令以上への昇任及び消防吏員以外の職員の昇任

(2) 人事委員会を置く他の地方公共団体又は国の試験又は選考に合格した者をもって補充しようとする職であって、当該試験又は選考に係る職と同等以下の職と認めるもの

(3) かつて国又は他の地方公共団体の職員であった者又は本市職員であった者をもって補充しようとする職で、その者がかつて任用されていた職と同等以下と認めるもの

(4) 試験を行っても十分な競争者が得られないと消防長が認める職又は職務と責任の特殊性により、その職務の遂行能力について適当な候補者を競争試験によっては得られないと認める職

(5) 前各号に規定するもののほか、市長の承認を得て消防長が試験によることが不適当であると認める職

(採用基準)

第5条 消防吏員を採用する場合は、採用候補者名簿に登録されている者の中からこれを行うものとする。

2 消防吏員を採用する場合は、次の各号の基準に適合する者でなければならない。

(1) 年齢満25歳以下。ただし、必要ある場合は、市長の承認を得てこれを超えた年齢とすることができる。

(2) 身長概ね160センチメートル(女性にあっては概ね155センチメートル)以上、体重概ね50キログラム(女性にあっては概ね45キログラム)以上で胸囲は概ね身長の2分の1以上の者であること。

(3) 視力、両眼とも裸眼視力0.7以上又は矯正視力1.0以上で、赤色、青色及び黄色の色彩の識別ができること。

(4) 聴力、両耳とも2メートルの距離で低音が聴取でき、かつ異常がないこと。

(5) 握力、左右とも概ね35キログラム(女性にあっては概ね30キログラム)以上であること。

(6) 体質が健全で消防活動上支障がないこと。

(7) 言語明りょうで十分発声できること。

(8) 高等学校卒業以上の学力を有すること。

(9) 法第16条の欠格条項に該当しない者

(10) 災害発生時における非常招集等に速やかに対応するため、別に定める区域に居住地を定めることができる者

(昇任)

第6条 職員を昇任させるには、昇任候補者名簿に登録されている者又は昇任選考合格の中からこれを行うものとする。

(昇任の特例)

第7条 勤務成績が特に優秀で、かつ部下統御の才能を有し、又は功績が抜群で他の模範とする者については、第3条第2項及び第6条の規定にかかわらず昇任させることができる。

2 消防吏員が生命をとして職務を遂行し、そのため危篤となったとき、又は著しい障害の状態となって退職するとき、及び功労特に抜群であって真に他の模範と認められる者の危篤又は退職に際しては、第3条第2項及び第6条の規定にかかわらず2階級まで昇任させることができる。

3 消防吏員が20年以上勤務し、その成績が著しく優良と認められる場合には、市長の承認を得てその階級の勤務期間にかかわらずその者の退職の日に無試験で1階級昇任させることができる。

(昇任試験又は昇任選考の受験資格)

第8条 消防吏員の昇任試験又は昇任選考の受験資格は次のとおりとする。

(1) 消防士長昇任試験

消防副士長又は消防士として5年以上の勤務実績を有する者。ただし、大学を卒業した者については1年以上、短期大学等を卒業した者については3年以上の勤務実績を有する者

(2) 消防司令補昇任試験

消防士長として4年以上の勤務実績を有する者

(3) 消防司令昇任選考

消防司令補として3年以上の勤務実績を有する者又は消防司令補として1年以上の勤務実績を有する者で一関市一般職の給与に関する条例(平成17年一関市条例第39号。以下「条例」という。)別表第2の2消防職給料表中職務の級の項4級に在級した期間が3年以上の者

(4) 消防司令長昇任選考

消防司令として2年以上勤務実績を有する者

(5) 消防監昇任選考

消防司令長として2年以上の勤務実績を有する者

2 前項の規定による勤務実績は、転任の場合にあっては、転任前の条例における給料の在級年数をもって転任後に格付けされた階級の実績とみなす。

3 前2項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる期間については勤務実績を有しないものとみなす。

(1) 法第28条第1項に基づき降任された者 降任後2年間

(2) 法第28条第2項各号又は一関市職員の休職の事由に関する条例(平成17年一関市条例第25号)第2条に基づき休職された者 休職期間

(試験の告知)

第9条 採用試験を実施しようとするときは、あらかじめ受験資格、日時、場所、試験科目及び受験手続き、その他必要な事項を公示するものとする。

2 昇任試験を実施しようとするときは、前項に準じ必要事項を職員に周知するものとする。

(合格通知)

第10条 採用試験又は昇任試験に合格した者に対しては、その旨を本人に通知しなければならない。

(試験委員会の設置)

第11条 職員の昇任試験を行うため、課長及び消防司令以上の職員の中から消防長が指名し、また必要に応じて学識経験者を委嘱し、試験委員会を組織しなければならない。

2 試験委員会の委員長は消防長があたる。

3 試験委員は、この規定に基づき厳正公平かつ最も適正にその試験を行うとともに試験に関する秘密を保持しなければならない。

(任用候補者名簿の作成)

第12条 競争試験の職員の任用については、採用試験の場合は採用候補者名簿を、昇任試験の場合は昇任候補者名簿を作成するものとする。

(任用候補者の名簿からの削除)

第13条 任用候補者が次の各号のいずれかに該当する場合においては、これを名簿から削除することができる。

(1) 当該名簿から選択されて任用された場合

(2) 任用に関する照会に対し、指定された期限まで応答しない場合

(3) 心身の故障のため、当該名簿の対象となる職の職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えないことが明らかとなった場合

(4) 前号に定められるもののほか、当該名簿の対象となる職に必要な適格性を欠くことが明らかとなった場合

第14条 任用候補者が次の各号のいずれかに該当する場合においては、これを名簿から削除するものとする。

(1) 当該試験を受ける資格を欠いていることが明らかとなった場合

(2) 当該試験の申込み又は当該試験において虚偽若しくは不正の行為をし、又はしようとしたことが明らかとなった場合

(名簿の変更及び訂正)

第15条 名簿の確定後は、前2条の規定によるほか、名簿に記載された事項については、いかなる変更又は訂正も行うことができない。ただし、任用候補の氏名の変更その他名簿の記載事項について異動があった場合又は事務上の誤りがあった場合においては、この限りでない。

(名簿の失効)

第16条 次の各号のいずれかに該当する場合においては、それぞれ名簿を失効させることができる。

(1) 名簿がその確定後1年以上を経過した場合

(2) 定数及び予算の関係により当該名簿から任用がないことが明らかとなった場合

(条件付採用の期間の延長)

第17条 職員が条件付採用期間の開始後6月間において実際に勤務した日数が90日に満たない場合においては、その日数が90日に達するまでの条件付採用期間を延長するものとする。

2 前項の規定による延長は、条件付採用期間開始後1年を超えることができない。

(臨時的任用を行うことができる場合)

第18条 消防長は、緊急の場合又は臨時の職に関する場合については、市長の承認を得て6月を超えない期間で現に職員でない者を臨時的に任用することができる。

2 臨時的任用期間は、6月を超えない期間で更新することができる。ただし、再度更新することはできない。

(補則)

第19条 この訓令に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。

附 則

(施行期日)

1 この訓令は、平成18年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この訓令の施行の日の前日までに、解散前の両磐地区消防組合職員の任用規程(昭和47年両磐地区消防組合訓令第3号)の規定によりなされた手続その他の行為は、この訓令の相当規定によりなされた手続その他の行為とみなす。

附 則(平成19年消本訓令第2号)

この訓令は、平成19年4月1日から施行する。

附 則(平成19年消本訓令第6号)

(施行期日)

1 この訓令は、平成19年12月1日から施行する。

(受験資格に関する平成20年度までの経過措置)

2 平成20年度までの消防司令補昇任試験の受験資格は、第8条第1項第2号の規定にかかわらず、35歳以上で消防士長に昇任した者で、消防士長として勤務実績3年以上の者又は平成19年4月1日において40歳以上の者については受験資格を有する者とみなす。

附 則(平成23年7月15日消本訓令第3号)

この訓令は、平成23年7月15日から施行する。

附 則(平成24年6月29日消本訓令第2号)

この訓令は、平成24年7月1日から施行する。

一関市消防職員の任用規程

平成18年4月1日 消防本部訓令第24号

(平成24年7月1日施行)