○伊平屋村飼い犬条例

平成13年6月19日

条例第7号

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、飼い犬の管理を適正に行わせることにより、犬による人の生命、身体又は財産に対する侵害を防止し、もって社会生活の安全を保持するとともに、公衆衛生の向上を図ることを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 飼い主犬の所有者又は管理者若しくは占有者をいう。

(2) 飼い犬前号の飼い主が所有し、又は管理し、若しくは占有する犬をいう。

(3) 野犬等飼い犬以外の犬及びけい留されていない飼い犬(次条第1項ただし書きに規定する場合を除く。)をいう。

(4) けい留人の生命、身体又は財産に対し害を加えることがなく、かつ、逃げるおそれがないように、柵、檻その他の囲いの中で飼養し、又は固定した物に鎖で確実につないで飼養することをいう。

第2章 飼い犬の適正な飼養等

(飼い主の責務)

第3条 飼い主は、飼い犬を常にけい留しておかなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りではない。

(1) 警察犬、狩猟犬、牧羊犬又は盲導犬をその目的のため使用するとき。

(2) 犬を制御できる者が、人の生命、身体及び財産に対する侵害のおそれのない場所又は方法で、飼い犬を訓練し、若しくは移動又は運動させるとき。

(3) 他人に危害を加えるおそれのない状態で展覧会、競技会又はサーカスその他これらに類する催しのために使用するとき。

(4) 生後90日以内の幼犬で、他に害を加えるおそれのないことが明らかであるとき。

(5) 前各号に掲げる場合のほか、特別な理由により、村長が承認したとき。

2 飼い犬を連れ出すときは、丈夫な鎖又は綱をかけ、人畜その他に害を加えるおそれのある飼い犬は、咬傷防止用口輪をかけこれを制御することができる者でなければ連れ出してはならない。

3 飼い犬を飼養している場所の出入り口付近又は他人の見やすい箇所に規則で定める様式により、飼い犬を飼養している旨を他人に明らかに見えるように表示するものとする。

第3章 犬の引取り、収容等

(犬の引取り)

第4条 飼い主はやむを得ず犬を継続して飼養することができなくなった場合は、村長に届け出てその指示に従うものとする。

2 村長は、前項の規定に基づく引取りの申出があったときは、これを引き取る日時及び場所を指定することができる。

3 村長は、所有者の判明しない犬の引取りを、その拾得者から求められた場合において、当該犬を引取ることがやむを得ないと認めるときは、これを引き取るものとする。

(野犬等の収容)

第5条 村長は、その職員をして野犬等を収容させることができる。

2 職員は、収容しようとしている犬がその飼い主又はその他のものの土地、建物、船舶又は車両内に入った場合において、これを収容するためやむを得ないと認めるときは、合理的に必要と判断される限度において、その場所(人の住居を除く。)に立ち入ることができる。

(負傷した犬の収容等)

第6条 村長は、道路、公園、広場その他の公共の場所において、疾病にかかり、又は負傷している犬(以下「犬」という。)を発見したものから通報があった場合において、その所有者が判明しないときは、これを収容するものとする。

(公示等)

第7条 村長は、所有者の判明しない犬を引取り、又は収容したときは、当該犬の種類、収容等の日時、場所その他必要な事項を2日間公示するものとする。

2 村長は、第5条第1項の規定により収容した犬の所有者が判明しているときは、その所有者に対し、通知を受けた日から2日以内にこれを引き取るべき旨を通知するものとする。

3 村長は、所有者が第1項の公示期間満了の後2日以内に当該犬を引き取らないとき及び所有者が前項の通知到達後2日以内に当該犬を引き取らないときは、これを処分することができる。

(譲渡)

第8条 村長は、第4条第1項第3項及び第5条第1項並びに第6条の規定により引き取り、又は収容した犬の飼養を希望するもので適正に飼養できると認めたものに譲渡することができる。

2 前項の規定による譲渡を求める者は、あらかじめ、その旨を村長に申し出なければならない。

(野犬等の掃討)

第9条 村長は、野犬等が人の生命、身体若しくは財産を侵害し、又は侵害するおそれのある場合で、通常の方法によっては収容することが著しく困難であると認めるときは、一定の区域及び期間を定め、薬物等を使用して、これを掃討することができる。

2 村長は、前項の規定により野犬等を掃討しようとするときは、当該区域及びその付近の住民に対して、あらかじめ、その旨を周知させるものとする。

3 飼い主は、前項の規定により野犬等を掃討しようとするときは、第3条第1項に該当する飼い犬をけい留しなければならない。

(立入調査)

第10条 村長は、この条例の目的を達成するため必要があると認めるときは、当該職員をして、飼い犬を飼育している場所その他関係のある場所に立ち入って調査させ、又は関係者に質問させることができる。

第4章 緊急時の措置等

(事故発生時の措置)

第11条 飼い主は、飼い犬が人の生命又は身体に危害を加えたときは、適切な応急処置及び新たな事故の発生を防止する措置をとるとともに、その事故及びその後の措置について、事故発生のときから直ちに村長に届け出なければならない。

(措置命令)

第12条 村長は、飼い犬が人の生命、身体若しくは財産を侵害したとき、又は侵害するおそれがあると認めるときは、飼い主に対し、次の各号に掲げる措置を命ずることができる。

(1) 施設を設置し、又は改善すること。

(2) 施設内で飼養すること。

(3) 口輪をつけること。

(4) 殺処分すること。

(5) 前各号に掲げるもののほか、必要な措置

第5章 罰則

(罰則)

第13条 前条に規定する措置命令に従わないものは、10万円以下の罰金又は科料に処する。

第14条 次の各号のいずれかに該当するものは、5万円以下の罰金又は科料に処する。

(1) 第3条第1項から第3項までの規定に違反し、人の生命、身体若しくは財産に被害を与えた犬の飼い主

(2) 第10条の規定による調査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又は質問に対して虚偽の陳情をした者

(3) 第11条の規定による届出を怠り、虚偽の届出をしたもの

附 則

この条例は、平成13年7月1日から施行する。

伊平屋村飼い犬条例

平成13年6月19日 条例第7号

(平成13年6月19日施行)