○伊平屋村ハブ対策条例

平成6年9月12日

条例第21号

(目的)

第1条 この条例は、村民の生活環境からハブによる被害と脅威を取り除きもって村民生活の安全と生活環境の向上を図ることを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該の定めるところによる。

(1) 「ハブ」とは、琉球列島に棲息する有毒蛇類をいう。

(2) 「ハブ咬症」とは、ハブの咬牙により射出された毒成分によって起きる肉体的病変をいう。

(3) 「ハブ飼育者」とは、一定の施設又は装置によりハブ飼育する者又はハブの捕獲展示等ハブを取り扱うことによって生計を営みあるいは生計の一助としている者をいう。

(生活環境の整備義務)

第3条 本村に居住する者は、ハブが繁殖、徘徊しないように生活環境を整備しなければならない。

2 本村に土地又は建物を所有する者は、それらが不適当構造物とならないように良好な状態に管理しなければならない。

(捕獲の届出)

第4条 ハブを捕獲若しくは捕殺した者又はハブ咬症を受けた者は、速やかに村長に届け出なければならない。

2 ハブを発見又は取り逃がした者は、直ちにその場所と同じ敷地内の住民及び隣接する敷地の住民に通報するとともに村長ヘ報告しなければならない。

(ハブ飼育者等の義務)

第5条 本村においてハブを飼育しようとする者は、飼育を始める10日前までに村長の許可を得なければならない。

第6条 ハブ飼育者等は、ハブの管理及び取扱いについては、人畜に害をおよぼさないように施設を整備し、安全に管理しなければならない。

2 飼育中のハブが逃げた場合には、直ちに近隣の住民に通報すると同時に被害防止のための必要な措置をとらなければならない。

3 ハブ飼育者等は、前項の事故が発生したとき、又はハブ咬症が発生したときは、遅滞なく村長に報告しなければならない。

(ハブ被害の防止)

第7条 村長は、住民のハブによる被害を防止するためハブ棲息地域の指定等適当な措置をして被害の防止に努めなければならない。

第8条 ハブ咬症のため医師の治療を受けた場合は、その者の医療費のうち自己負担は20,000円を超えない範囲で村が補助金を交付する。

第9条 村長は、ハブによる被害を防止するため必要があると認める場合においては一定の区域及び期間を定めて捕獲装置等の使用によりハブ駆除を行うことができる。

2 村長は前項のハブ駆除を行う場合には、あらかじめその区域内の住民に当該期間中家畜の係留又は移動を命ずることができる。

3 村長は捕獲装置等を使用するときは、あらかじめ当該区域の住民に周知させ、事故防止に努めなければならない。

(捕獲等ハブの買上)

第10条 村長は、第4条第1項による捕獲等の届出をした者から、一匹当たり1,000円で買上げすることができる。

(勧告)

第11条 村長は、不適当構造物の所有者又は占有者に対して必要があると認めるときは、ハブの棲息に適しない状態に補修するように勧告することができる。

2 村長は、ハブ飼育等が第6条第1項の規定に違反していると認めるときは、ハブ飼育者等に対して必要な措置を勧告することができる。

(措置命令)

第12条 村長は、前条の規定による勧告に従わないときは、期限を定めて必要な措置を命ずることができる。

(立入調査)

第13条 村長は、この条例の目的を達成するため必要があると認めるときは、職員にハブの出没する地域その他関連する場所に立入調査を行わせることができる。

2 前項の規定により立入調査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったときは、これを提示しなければならない。

(罰則)

第14条 次の各号の一に該当する者に対しては、1万円の罰金又は科料に処する。

(1) 第5条の規定による届出を怠った者

(2) 第6条第2項の規定に違反した者

(3) 正当な理由なく前条の規定による調査を拒み、又は質問に対して虚偽の陳述をした者

2 次の各号の一に該当する者に対しては、3万円以下の罰金又は科料に処する。

(1) 第6条第3項の規定による報告を怠り、又は虚偽の報告をした者

(2) 第12条の規定による措置命令に従わなかった者

(委任)

第15条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

附 則(平成15年条例第4号)

この条例は、公布の日から施行し、平成15年4月1日から適用する。

伊平屋村ハブ対策条例

平成6年9月12日 条例第21号

(平成15年3月20日施行)