○伊平屋村防犯カメラの設置及び運用に関する条例

平成25年6月27日

条例第15号

(目的)

第1条 この条例は、公共の場所における防犯カメラの設置及び運用に関し必要な事項を定めることにより、防犯カメラの有用性に配慮しつつ、村民等の権利利益を保護し、もって村民が安全で安心して生活することのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 防犯カメラ 犯罪の予防を目的として特定の場所に継続的に設置されるカメラ装置(設置されることにより防犯の効果を有するものを含む。)であって、録画装置を備えるものをいう。

(2) 村民 本村に居住・滞在し、又は本村を通過する者をいう。

(3) 画像データー 防犯カメラの録画装置により記録された電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録をいう。)であって、防犯カメラの画像表示装置その他の画像表示装置を用いて画像として表示することにより特定の個人を識別することができるものをいう。

(4) 公共の場所 道路、公園、広場その他規則で定める不特定多数の者が自由に利用し、又は通行する場所をいう。

(5) 防犯対象区域 防犯カメラの設置により、犯罪の予防をしようとする区域又は場所をいう。

(基本原則)

第3条 防犯カメラを設置し、及び運用するものは、村民等がその容貌又は姿態をみだりに撮影されない自由を有することに鑑み、防犯カメラの設置及び運用並びに画像データーの取扱いに関し、適正な処置を講ずるものとする。

(設置運用基準の届出)

第4条 次で掲げるものは、公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするときは、規則で定めるところにより、防犯カメラの設置及び運用に関する基準(以下「設置運用基準」という。)を定め、村長に届け出なければならない。届け出の内容を変更しようとする場合も、同様とする。

(1) 

(2) 村からの事務又は事業の委託を受けたもの及び村から指定を受けた地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者

(3) 各区その他の地域的なコミュニティ活動を行う団体

(設置者の義務)

第5条 前条の規定による届出の義務があるもの(以下「届出義務者」という。)は防犯カメラの運用を適切に行うために、防犯対象区域ごとに防犯カメラ管理責任者(以下「管理責任者」という。)を置かなければならない。

2 届出義務者で防犯カメラを設置したもの(以下「設置者」という。)は、防犯対象区域内の見やすい場所に防犯カメラを設置している旨及び管理施工者の名称を表示しなければならない。

3 設置者は防犯カメラの設置に当たって、村民等が容貌又は姿態をみだりに撮影されることを防ぐために、設置台数を必要最小限にとどめるものとする。

(取扱者の指定)

第6条 管理責任者は設置された防犯カメラの機器操作を行う者(以下「取扱者」という。)を指定するものとする。この場合において、取扱者は、管理責任者とは別の者でなければならない。

2 管理責任者及び取扱者以外の者は、設置された防犯カメラを機器操作を行うことができないものとする。

(設置者等の義務)

第7条 設置者、管理責任者及び取扱者(以下「設置者等」という。)は、防犯カメラの適正な設置及び運用を図り設置運用基準を遵守しなければならない。

2 設置者等は、防犯カメラで撮影した画像又は画像データーから知り得た情報を他に漏らし、又は不正な目的のために使用してはならない。設置者等でなくなった後においても、同様とする。

(画像データーの適正な取扱い)

第8条 管理責任者及び取扱者は、防犯カメラの運用に当たって、村民等が容貌又は姿態をみだりに撮影されるることを防ぐために、撮影範囲を必要最小限にとどめるものとし、みだりに特定の個人を継続的に追跡して撮影を行ってはならない。

2 設置者等は、次に掲げる場合を除き、画像データーを防犯カメラの設置目的以外の目的に利用し、又は提供してはならない。

(1) 法令に基づく場合

(2) 村民等の生命又は、身体又は財産を保護するため、緊急であり、かつ、やむを得ないと認められる場合

(3) 画像データーから識別される特定の個人(以下「本人」という。)の同意がある場合

3 管理責任者及び取扱者は、画像データーの漏えい、滅失、き損、流出及び改ざんの防止その他の画像データーの適正な管理のために次に掲げる措置を講じなければならない。

(1) 画像データーを保持する場合には、当該画像データーを加工しないこと。

(2) 画像データーの表示又は保存する場合のおいて、通信回線と接続している電子計算機を使用するときは安全対策の措置を講ずること。

(3) 画像データーを記録した媒体は、設置者等があらかじめ定めた保護された場所で厳重に管理し、前項各号による場合を除き、外部に持ち出さないこと。

(4) 規則で定める保存期間を経過した画像データーは、消去、記録された媒体の破砕その他の方法により復元できないよう適切に処理すること。

(画像データーの開示)

第9条 設置者及び管理責任者は、本人から自己の画像データーの開示をもとめられたときは、本人に対し、当該データーを開示するように努めなければならない。

(苦情対応)

第10条 設置及び管理責任者は、防犯カメラの設置及び運用に関して、村民等から苦情があったときは、迅速かつ適切に対応するものとする。

2 村長は、村民等から前項に規定する苦情対応に関して不服がある旨の申し出があったときは、迅速かつ適切に対応するものとする。

(報告及び勧告)

第11条 村長は、必要があると認めるときは、設置者又は管理責任者に対し、その設置し、又は管理する防犯カメラの管理及び運用状況について報告を求めることができる。

2 村長は、前項の規定による報告において第4条から前条までの規定に違反する行為があると認めるときは設置者及び管理責任者に対し、規則で定めるところにより、当該違反する行為の中止その他違反を是正するために必要な措置を講ずるよう勧告することができる。

(村が設置した防犯カメラの画像データーの取扱い)

第12条 村が設置した防犯カメラの画像データーの取扱いについては、この条例に定めるもののほか、伊平屋村個人情報保護条例(平成18年条例第13号)に定めるところによる。

(委任)

第13条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、村長が別に定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 施行日において現に公共の場所にむけて防犯カメラを設置しているもので、第4条各号のいずれかに該当するものは、施行日から起算して1か月以内に設置運用基準を定め、これを村長に届け出なければならない。

3 第5条から第10条までの規定は、前項の規定による届出をしたものについて適用する。

伊平屋村防犯カメラの設置及び運用に関する条例

平成25年6月27日 条例第15号

(平成25年6月27日施行)