(趣旨)

第1条　この条例は、文化財保護法(昭和25年法律第214号)第182条第2項及び地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第1項の規定により、歴史民俗資料館の設置及び管理等に関し必要な事項を定めるものとする。

(目的)

第2条　飯島町内の由緒ある建造物を永く後世に残しこれを活用して文化の創造発展に供するとともに有形文化財及び民俗資料を収集、保存し学術研究に役立てるとともに、一般に公開して町民のふるさとを愛する心を養い育てるために飯島町歴史民俗資料館を設置する。

(名称及び位置)

第3条　飯島町歴史民俗資料館(以下「資料館」という。)の名称及び位置は、次のとおりとする。

(職員)

第4条　資料館に館長のほか必要な職員を置く。

(管理)

第5条　資料館は、飯島町教育委員会が管理する。

(資料館運営委員会)

第6条　資料館の運営に関し、館長の諮問に応ずるとともに、館長に対して意見を述べ、事業の執行に当たるため、飯島町歴史民俗資料館運営委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

(使用を許可する資料館)

第7条　施設の使用を許可する資料館は、飯島陣屋記念館とする。

(見学を許可する資料館)

第8条　見学を許可する資料館は、飯島町陣嶺館、飯島陣屋本陣及び飯島陣屋記念館とする。

(使用又は見学の許可)

第9条　資料館を使用しようとする者、又は見学しようとする者は、飯島町教育委員会の許可を受けなければならない。

(使用料及び入館料の納付)

第10条　資料館を使用しようとする者は使用料を、見学しようとする者は入館料を納付しなければならない。

(使用料及び入館料の額)

第11条　前条の使用料及び入館料(以下「使用料等」という。)の額は、別表のとおりとする。

(使用料等の減免)

第12条　町長は、特に必要と認めたときは、使用料等を減免することができる。

(使用料等の還付)

第13条　既に納付した使用料等は、還付しない。ただし、次の各号の一に該当し、かつ、町長が特に必要と認めるときは、使用料等の全部又は一部を還付することができる。

(委任)

第14条　この条例に定めるもののほか、資料館の管理・運営及びこの条例の施行に関し必要な事項は、飯島町教育委員会が別に定める。

(施行期日)

第1条　この条例は、平成6年1月25日から施行する。

(飯島町陣嶺館設置条例の廃止)

第2条　飯島町陣嶺館設置条例(昭和49年飯島町条例第25号)は、廃止する。

(飯島町県史跡伊那県庁(飯島陣屋)跡記念館設置条例の廃止)

第3条　飯島町県史跡伊那県庁(飯島陣屋)跡記念館設置条例(昭和59年飯島町条例第1号)は、廃止する。

(議会の議決に付すべき公の施設の利用及び廃止に関する条例の一部改正)

第4条　議会の議決に付すべき公の施設の利用及び廃止に関する条例(昭和44年飯島町条例第17号)の一部を次のように改正する。