(目的)

第1条　この要綱は、市内に居住する要援護高齢者等に対し、訪問理容サービスを行うことによって、これらの者の自立及び生活の質の確保を図るとともに、その家族の身体的かつ精神的な負担の軽減を図ることを目的とする。

(実施主体)

第2条　この事業の実施主体は、射水市とする。

(事業の内容)

第3条　当該事業は、市と委託契約を締結した富山県理容生活衛生同業組合の理容師が、利用対象者の家庭において訪問理容サービスを実施することを原則とし、その業務の内容は、洗髪、パーマを除く調髪及び顔そりとする。

(利用対象者)

第4条　この事業の利用対象者は、次に掲げる要件を全て満たす者とする。

(利用の申請)

第5条　この事業の利用を希望する者は、寝たきり高齢者等訪問理容サービス利用申請書(様式第1号)により市長に申請しなければならない。

(利用の決定)

第6条　市長は、前条の申請書でその旨を受理したときは、その内容の適否を審査し、その結果を、寝たきり高齢者等訪問理容サービス利用決定通知書(様式第2号)又は寝たきり高齢者等訪問理容サービス利用申請却下通知書(様式第3号)により当該申請者に通知するものとする。

(訪問理容サービスの回数等)

第7条　訪問理容サービスの回数は、年2回以内(おおむね6箇月間に1回の割合)とし、サービスを1回実施した費用の額は、4,200円とする。

(訪問理容サービスの実施)

第8条　市と委託契約を締結した富山県理容生活衛生同業組合の理容師で、市から業務の依頼を受けた者は、利用対象者と事前に訪問日時等を協議の上、実施するものとする。

(委託料の請求)

第9条　富山県理容生活衛生同業組合は、訪問理容サービスを実施した場合、寝たきり高齢者等訪問理容サービス事業実績報告書(様式第4号)を請求書に添付して市長に提出しなければならない。

(届出)

第10条　訪問理容サービスを受けている者が、次の各号のいずれかに該当するときは、その旨を市長に届け出なければならない。

(その他)

第11条　この要綱に定めるもののほか、事業の実施に必要な事項は、市長が別に定める。