○入間市ペット霊園の設置等に関する条例

平成17年3月14日

条例第12号

(目的)

第1条 この条例は、ペット霊園の設置及び管理が適正に行われるための措置を講じることにより、公衆衛生上住民に与える不安を除去するとともに、住民の生活環境の保全に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) ペット霊園 犬、猫その他の人に飼養されていた動物の死体を火葬する焼却炉の設備を有する施設又は当該死体を埋葬し、若しくは焼骨を納骨するための設備を有する施設をいう。ただし、専ら自己の利用に供する目的で設置するものを除く。

(2) ペット霊園の設置 ペット霊園の新設又は既存の施設の1.5倍以上の増設をいう。

(3) 近隣住民 次の又はに掲げる者をいう。

 ペット霊園のうち焼却炉の設備を有する施設にあっては、その敷地の境界から300メートル以内の居住者又は土地若しくは建築物の所有者

 ペット霊園のうち焼却炉の設備を有する施設以外の施設にあっては、その敷地の境界から100メートル以内の居住者又は土地若しくは建築物の所有者

(設置者等の責務)

第3条 ペット霊園の設置をしようとする者又は設置者(第4条の許可を受けた者をいう。以下同じ。)は、周辺の生活環境に及ぼす影響に十分配慮するとともに、良好な近隣関係を損なわないよう努めなければならない。

(設置の許可)

第4条 ペット霊園の設置をしようとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。

(事前協議等)

第5条 ペット霊園の設置をしようとする者は、第9条の規定による申請書の提出前に、規則で定めるところにより、協議書を提出し、当該ペット霊園の計画について市長と協議しなければならない。

2 市長は、前項の規定による協議があったときは、ペット霊園の設置をしようとする者に対し、必要な助言及び指導を行うことができる。

(標識の設置等)

第6条 ペット霊園の設置をしようとする者は、規則で定めるところにより、当該敷地の見やすい場所に標識を設置しなければならない。

2 ペット霊園の設置をしようとする者は、前項の規定により標識を設置したときは、規則で定めるところにより、その旨を市長に届け出なければならない。

(計画の説明等)

第7条 ペット霊園の設置をしようとする者は、規則で定めるところにより、ペット霊園の計画について近隣住民に説明しなければならない。

2 ペット霊園の設置をしようとする者は、前項の規定による説明を行ったときは、規則で定めるところにより、その内容を市長に報告しなければならない。

(近隣住民との協議等)

第8条 ペット霊園の設置をしようとする者は、規則で定める期間内に近隣住民から当該計画について意見の申出があったときは、申出をした近隣住民と協議しなければならない。

2 ペット霊園の設置をしようとする者は、前項の規定による協議を行ったときは、規則で定めるところにより、その内容を市長に報告しなければならない。

(申請書の提出等)

第9条 ペット霊園の設置をしようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を市長に提出しなければならない。

(1) 氏名及び住所(法人にあっては、その名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)

(2) ペット霊園の名称

(3) ペット霊園の設置の場所

(4) ペット霊園の設備の処理能力

(5) ペット霊園の設備の位置、構造等の設置に関する計画

(6) ペット霊園の設備の維持管理に関する計画

2 前項の申請書には、規則で定める書類を添付しなければならない。

3 市長は、第1項の申請書の提出があったときは、その内容を審査し、可否を決定し、申請者に通知するものとする。

(許可の基準)

第10条 市長は、前条第1項の規定による申請書の提出があったときは、次に掲げる基準に適合していると認められるときでなければ、第4条の許可をしてはならない。

(1) 周辺の生活環境及び公衆衛生その他公共の福祉の見地から、適当と認められる設置場所であること。

(2) ペット霊園の設置に係る土地の隣接土地所有者の同意を得ていること。

(3) ペット霊園の構造及び設備が規則で定める基準に適合していること。

(4) 隣接市町の境界からペット霊園の設置をしようとする敷地の境界までが、焼却炉の設備を有するペット霊園にあっては300メートル以上、それ以外のペット霊園にあっては100メートル以上離れていない場合は、当該隣接市町と調整が図られていること。

2 市長は、第4条の許可をするに当たり、公衆衛生上必要な限度において条件を付することができる。

(完了届等)

第11条 設置者は、ペット霊園の設置に係る工事が完了したときは、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。

2 市長は、前項の規定による届出があったときは、速やかに、当該届出に係るペット霊園が前条に規定する許可の基準に適合しているかどうかの確認を行うものとする。

(変更の許可等)

第12条 設置者は、当該許可に係る第9条第1項第3号から第6号までに掲げる事項の変更をしようとするときは、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。

2 設置者は、当該許可に係る第9条第1項第1号又は第2号に掲げる事項に変更があったときは、速やかに、その旨を市長に届け出なければならない。

3 第1項の許可については、前三条の規定を準用する。

(維持管理等)

第13条 設置者は、当該許可に係る維持管理に関する計画に従い、維持管理を適正に行わなければならない。

2 焼却炉の設備を有する施設の設置者は、毎年1回以上、焼却炉の排出ガスに含まれるダイオキシン類の量について、ダイオキシン類対策特別措置法施行規則(平成11年総理府令第67号)第2条第1号に定める方法により測定を行わなければならない。

3 焼却炉の設備を有する施設の設置者は、前項の測定を行ったときは、速やかに、その結果を市長に報告しなければならない。

(地位の承継)

第14条 設置者からペット霊園を譲り受けた者は、当該許可を受けた者の地位を承継するものとする。

2 前項の規定により許可を受けた者の地位を承継した者は、遅滞なく、その事実を証する書類を添付して、その旨を市長に届け出なければならない。

(中止及び廃止の届出)

第15条 設置者は、ペット霊園の設置に係る工事を中止したとき又はペット霊園を廃止したときは、速やかに、その旨を市長に届け出なければならない。

(報告及び立入検査)

第16条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、設置者に対し、ペット霊園の施設等に関する報告を求めることができる。

2 市長は、この条例の施行に必要な限度において、その職員に、ペット霊園に立ち入り、設備、書類その他の物件を検査させ、又は関係者に質問させることができる。

3 前項の規定による立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示しなければならない。

4 立入検査等の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(改善命令等)

第17条 市長は、設置者が第10条第1項に規定する許可の基準又は同条第2項の規定により付された許可の条件に違反しているときは、設置者に対し、期限を定め、必要な改善を勧告することができる。

2 市長は、設置者が前項の規定による勧告に従わないときは、期限を定め、必要な改善を命じることができる。

(許可の取消し)

第18条 市長は、設置者が次の各号の一に該当するときは、第4条又は第12条第1項の許可を取り消すことができる。

(1) 前条の規定による命令に違反したとき。

(2) 偽りその他不正な手段により第4条又は第12条第1項の許可を受けたとき。

(使用禁止命令)

第19条 市長は、次の各号の一に該当する者に対し、当該ペット霊園の使用禁止を命じることができる。

(1) 第4条の許可を受けないでペット霊園を設置した者

(2) 第12条第1項の許可を受けないで変更した者

(3) 前条の規定により許可を取り消された者

(公表)

第20条 市長は、前条の規定による命令を受けた者が、その命令に違反したときは、その旨を公表することができる。

(委任)

第21条 この条例の施行に関し、必要な事項は、規則で定める。

附 則

この条例は、平成17年4月1日から施行する。

入間市ペット霊園の設置等に関する条例

平成17年3月14日 条例第12号

(平成17年4月1日施行)