○石岡市建設工事監督要綱

平成17年10月1日

訓令第86号

(趣旨)

第1条 この訓令は,石岡市建設工事執行規則(平成17年石岡市規則第140号。以下「規則」という。)及び法令その他特別の定めのあるもののほか,市が執行する請負工事(以下「工事」という。)の監督を適正かつ効率的に執行するため,必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この訓令において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。

(1) 工事担当課 工事を担当する課をいう。

(2) 工事担当課長 工事担当課の長をいう。

(監督員)

第3条 監督員は,次に掲げるとおりとする。

(1) 総括監督員 工事担当課長をいう。

(2) 主任監督員 工事担当課長の命により,係で所掌する工事を総括する係長職以上の職員をいう。

(3) 一般監督員 工事担当課長の命により,当該工事を監督する職員をいう。

2 前項に規定する監督員の行う職務は,おおむね次に掲げるとおりとする。

(1) 総括監督員 課で所掌する工事の調整又は協議等

(2) 主任監督員 係で所掌する工事の調整又は協議等

(3) 一般監督員 契約図書に基づく必要な監督の職務

(平26訓令6・一部改正)

(監督員の任命)

第4条 工事担当課長は,規則第15条に規定する契約図書(以下「契約図書」という。)の送付を受けたときは,当該工事ごとに監督員決定(変更)決議書(様式第1号)により2人以上の監督員の任命を決議し,当該監督員に工事監督命令書(様式第2号)及び契約図書を交付しなければならない。

2 工事担当課長は,監督員を変更する場合は,監督員決定(変更)決議書により決議し,当該監督員に工事監督命令書を交付しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(監督員の決定通知)

第5条 工事担当課長は,前条の規定により監督員を任命し,又は変更したときは,当該工事の受注者に対し,速やかに監督員決定(変更)通知書(様式第3号)により通知しなければならない。この場合において,2人以上の監督員に職務権限を分担させたときは,当該通知書にそれぞれの監督員の有する権限の内容を記載しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(監督員の変更)

第6条 当該監督員を変更するときは,前任者は,監督員変更引継書(様式第4号)を作成し,後任者とともに記名押印し,これを引継図書(契約図書,現場説明記録書及び次条第4項に規定する監督・指示(承諾)書その他必要と認める書類をいう。)に添付して後任者に引き継ぐものとする。

(平26訓令6・一部改正)

(監督心得)

第7条 監督員は,職務の遂行に当たっては厳正かつ公平を旨としなければならない。

2 監督員は,職務の遂行に当たっては,受注者の業務を妨げることのないようにするとともに,職務上知り得た当該受注者の業務上の秘密に属する事項は,これを他に漏らしてはならない。

3 監督員は,工事の安全に配慮するとともに,工事現場と当該工事に係る契約図書との整合性が図られるよう心掛けなければならない。

4 監督員は,工事現場に立ち会うときは,設計図書(設計図,設計書及び仕様書をいう。以下同じ。)及び監督・指示(承諾)書その他必要な書類を携帯しなければならない。

5 監督員は,工事の適正かつ円滑な執行を推進するため,関係者との間において紛争を生じないよう配慮しなければならない。

6 監督員は,常に技術の研鑚に努めなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(監督の方法)

第8条 監督員は,立会い,段階確認,搬入時検査等の方法により,施工方法,施工内容,出来形,品質,規格,数量等を確認するものとする。ただし,受注者の作成した施工管理記録,写真,品質証明書等により確認できる場合は,この限りでない。

(平26訓令6・一部改正)

(事前の説明)

第9条 監督員は,工事が着手される前に,受注者又は現場代理人(以下「受注者等」という。)に対して,契約図書の内容を正確に説明し,施工の位置及び書類の整備その他必要と認める事項を説明しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(丁張等の確認)

第10条 監督員は,受注者が行う丁張等の施設について,正確かつ堅牢に設置させ,その結果を確認するとともに,適時その変異の有無を点検しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(工事記録の整備)

第11条 監督員は,水中又は地下に埋設する工事その他工事完了後に外面から明視することのできない部分については,適宜その施工に立ち会うとともに,必要があると認めるときは,その施工状況を受注者等に撮影及び記録させておかなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(指示等)

第12条 監督員は,受注者等に対して指示,承諾又は協議するときは,監督・指示(承諾)(以下「指示書」という。様式第5号)により行わなければならない。この場合において,受注者等の署名又は記名押印を徴しておかなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(工事材料の検査)

第13条 監督員は,受注者から契約図書で指定した工事材料について検査の要求を受けたときは,遅滞なく検査しなければならない。

2 監督員は,前項の規定により検査を行った結果,契約図書に適合せず不合格とした工事材料については,速やかに工事現場外へ搬出させて良品と交換させるとともに,不足数量については補充させ,これらについて再度検査しなければならない。

3 工事担当課長は,監督員が工事材料の検査をする場合において,特に必要があると認めるときは,監督員以外の職員を立会人に命じ,又は依頼して検査に立ち会わせることができる。

4 監督員は,工事材料の検査をしたときは,工事材料検査調書(様式第6号)を作成しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(工程の管理)

第14条 監督員は,常に工事の進ちょく状況を把握し,工事の施工に遅延又は手戻りが生ずるおそれがあると認められるときは,その状況を工事担当課長に報告するとともに,その原因が受注者の責めによるときは,受注者等に対し適切な措置を講じて工事の促進を図るよう指示書により指示しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(改造の指示)

第15条 監督員は,工期の途中において工事の施工が契約図書に適合しないと認めるときは,受注者等に対して指示書により改造を指示し,その旨を工事担当課長に報告しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(破壊検査)

第16条 監督員は,次の各号のいずれかに該当し,かつ,破壊検査によらなければ工事の施工の適否を確認することができないときは,工事担当課長の承認を得て,破壊検査をすることができる。

(1) 契約図書で監督員の検査を受けて使用すべきものと指定された工事材料を,その検査を受けることなく使用したとき。

(2) 契約図書で監督員の立会いを受けて工事材料の調合又は工事の施工を行うべく定められているにもかかわらず,その立会いを受けないで調合し,又は施工したとき。

(3) 設計図書で工事材料又は工事の施工について見本又は工事写真等の記録を整備するよう定められているにもかかわらず,これを行わなかったとき。

(4) その他工事の施工が設計図書に適合しないと認められる相当の理由があるとき。

(平26訓令6・一部改正)

(支給材料と貸与品)

第17条 監督員は,工事に支障を来すことなく支給材料及び貸与品(以下「支給材料等」という。)が受注者に引き渡されるよう,必要な措置を講じなければならない。

2 監督員は,支給材料等について,その使用状況を常に把握しておくとともに,受注者に引き渡した支給材料等については,受注者に善良な管理者の注意をもって保管させなければならない。

3 監督員は,支給材料等を引き渡すときは,受領書又は借用書を徴しなければならない。

4 監督員は,受注者に引き渡した支給材料が滅失し,又はき損したときは,受注者に支給材料等事故報告書(様式第7号)を提出させ,直ちにその状況を調査し,工事担当課長に報告しなければならない。

5 監督員は,受注者に引き渡した支給材料等が残った場合は,その数量を確認し,受注者に残材返品調書(様式第8号)を提出させなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(発生材の処理)

第18条 監督員は,工事の施工に伴い発生材が生じたときは,受注者等から現場発生材報告書(様式第9号)を提出させ,工事担当課長に報告しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(条件変更等の措置)

第19条 監督員は,工事の施工に当たり,工事請負契約書第18条第1項各号に掲げる事実について,受注者から確認を求められたとき又は自らこれを発見したときは,直ちに調査を行い,その結果を工事担当課長に報告し,その指示を受けて受注者に対し指示書により必要な指示をしなければならない。ただし,当該事実が軽易なものであるときは,直ちに受注者に対して指示書により必要な指示をし,その結果を工事担当課長に報告することができる。

(平26訓令6・一部改正)

(一部履行届の処置)

第20条 工事担当課長は,受注者から一部履行届(規則様式第15号)の提出があったときは,遅滞なく当該工事の状況を調査のうえ,適当と認めるときは工事出来高検査調書(石岡市財務規則(平成17年石岡市規則第56号)様式第89号)を作成し,所定の手続をとらなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(臨機の措置)

第21条 監督員は,災害防止その他工事の施工上緊急やむを得ず受注者等に臨機の措置を講じさせる必要があると認めるときは,受注者等に指示書により指示し,そのてん末を工事担当課長に報告しなければならない。

2 監督員は,緊急やむを得ない理由により受注者等の判断により臨機の措置がとられた場合には,速やかに現場の状況を把握して,工事担当課長に報告しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(第三者に及ぼす損害)

第22条 監督員は,工事の施工に伴い第三者に損害を及ぼすような状況を認めるときは,速やかに受注者等に指示書により指示し,工事担当課長に当該状況を報告しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(契約不履行)

第23条 監督員は,受注者に契約不履行のおそれがあると認めるときは,速やかに指示書により工事担当課長に報告しなければならない。

(平26訓令6・一部改正)

(監督の記録)

第24条 監督員は,次に掲げる書類(受注者から提出を受けた書類を含む。)を整理して監督の経緯を明らかにしておかなければならない。

(1) 契約の履行についての受注者等に対する指示,承諾又は協議に関する記録及び書類

(2) 工事実施状況の検査又は工事材料の検査及び立会い等の事項を記載した書類

(3) その他の監督に関する書類

(平26訓令6・一部改正)

(しゅん工の処置)

第25条 工事担当課長は,受注者から工事完成通知書(規則別表第10号)を受理したときは,速やかに担当した監督員をして当該工事の出来形及び後片付け等の状況について調査を行い,しゅん工したと認めたときは,工事完成通知書その他必要と認める書類を整え,遅滞なく所定の手続をとらなければならない。

2 工事担当課長は,前項の調査を行うときは,あらかじめ受注者等に日時を通知して立ち会わせるものとする。

(平26訓令6・一部改正)

附 則

この訓令は,平成17年10月1日から施行する。

附 則(平成26年3月31日訓令第6号)

(施行期日)

1 この訓令は,平成26年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この訓令による改正後の石岡市建設工事監督要綱の規定は,この訓令の施行の日以後に新たに締結する契約について適用し,同日前に締結された契約については,なお従前の例による。

(平26訓令6・一部改正)

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石岡市建設工事監督要綱

平成17年10月1日 訓令第86号

(平成26年4月1日施行)