○石岡市建設工事検査要綱

平成17年10月1日

訓令第87号

(趣旨)

第1条 この訓令は,石岡市建設工事執行規則(平成17年石岡市規則第140号)及び法令その他特別の定めのあるもののほか,本市が執行する請負工事(以下「工事」という。)の検査を適正かつ効率的にするため,必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この訓令において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。

(1) 工事担当課 工事を担当する課をいう。

(2) 工事担当課長 工事担当課の長をいう。

(検査の執行及び検査員)

第3条 工事の検査は,次の区分により執行する。

(1) 請負金額1件130万円を超える工事は,検査員決定決議書により市長が任命した検査員又は総務部契約検査課職員

(2) 請負金額1件130万円以下の工事の検査員は,工事担当課長又は工事担当課長が命じた職員

2 前項の区分において特別の事由があると市長が認めたときは,別に命じた検査員が執行する。

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

(検査員の服務)

第4条 検査員は,契約図書その他関係書類に基づき,厳正公平に検査しなければならない。

(平26訓令5・一部改正)

(検査の種類)

第5条 検査の種類は,次の各号のとおりとする。

(1) しゅん工検査 工事の全部が完成したときに行う検査

(2) 出来高検査 工事の既成部分について,請負代金の部分払をしようとするときに行う検査

(3) 中間検査 工事の施工過程において,完成した一部を使用しようとするとき又は工事担当課長から施工箇所の検査を依頼されたとき,若しくは契約検査課長が当該工事の工程に基づき必要と認めたときに行う検査

(4) 瑕疵かし検査 工事の瑕疵かしについて行う検査

(5) その他の検査 工事の中止,打切り及びその他既済部分に対して行う検査

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

(検査の立会い)

第6条 工事の検査には,当該工事を担当した監督員,受注者又は現場代理人(以下「受注者等」という。)を立ち会わせなければならない。ただし,監督員がやむを得ず立ち会うことができない場合は,工事担当課長は自ら立ち会い,又はその指名する係長相当職以上の職員を立会人として指名し,立ち会わせなければならない。

(平26訓令5・一部改正)

(検査の手続)

第7条 工事担当課長は,第5条各号に規定する検査の執行を依頼しようとする場合は,契約検査課長に対し,しゅん工検査及び出来高検査については工事完成通知書又は一部履行届を受理した日から遅くとも3日以内に,その他については検査を受けようとする日の遅くとも前日までに,工事検査依頼(通知)(様式第1号)に次に掲げる関係書類を添えて提出しなければならない。ただし,第5条第5号に掲げるものについては,検査の執行についてあらかじめ契約検査課長と協議しなければならない。

(1) しゅん工検査 工事完成通知書及び工事成績評点表

(2) 出来高検査 一部履行届

(3) 前2号に掲げるもの以外の検査については,その都度契約検査課長が必要と認める書類

2 前項の書類提出の期限において,やむを得ない事由により特に認められたものについては,この限りでない。

3 契約検査課長は,前2項の規定により検査執行の依頼を受けたときは,速やかに検査の日時等を工事検査依頼(通知)書により工事担当課長に通知しなければならない。

(平19訓令27・平22訓令8・一部改正)

(検査手続の特例)

第8条 前条の規定にかかわらず,請負金額1件130万円未満の工事については,工事担当課長は,第5条各号に規定する検査を行う必要があるときは,自ら検査を行い,又はその指定する職員をして検査を行わなければならない。ただし,工事の中止及び打切りに伴う検査については,事前に契約検査課長と協議しなければならない。

(平19訓令27・平22訓令8・一部改正)

(書類の送付)

第9条 工事担当課長は,第5条各号に規定する検査を依頼するときは,しゅん工検査及び出来高検査については契約図書に別に定める書類を添え,中間検査,瑕疵かし検査及びその他の検査については,契約図書を次に定める期限までに契約検査課長に送付しなければならない。

(1) しゅん工検査及び出来高検査 遅くとも検査日の5日前

(2) 中間検査,瑕疵かし検査及びその他の検査 遅くとも検査日の3日前

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

(検査の方法)

第10条 検査員は,あらかじめ検査をする当該工事の内容を十分把握し,次に定めるところにより検査を行うものとする。

(1) 検査は,契約図書,細部設計図その他の関係書類に基づき,工事の実施状況,出来形,品質,規格,性能等について行い,その合否を判定する。

(2) 検査は,現地で実施し,位置,出来形,品質及び出来栄えについて,契約図書と対比して行う。ただし,工事記録(工事日報及び工事写真をいう。以下同じ。)その他関係図書で工事の完了が適切であることを十分確認できる場合は,受注者等及び監督員の了解を得て,現地での検査を省略することができる。

(3) 検査は,計測,目視等(以下「計測等」という。)により行う。ただし,計測等が困難で検査の合否を判定し難いと認められる部分又は位置については,監督員による証明及び施工管理記録等(出来形図表管理図表及び工事写真等の記録資料をいう。)により合否の判定をすることができる。

(4) 検査は,必要と認めるときは受注者等及び監督員の了解を得て,出来形の一部を破壊し,分解し,又は試験(通電試験,通水試験及び作動試験をいう。)して検査することができる。

2 工事の検査は,前項に定めるもののほか,別に定める工事検査実施要領に基づき行うものとする。

(平26訓令5・一部改正)

(検査の体制)

第11条 第5条に規定する検査は,原則として2人以上の検査員によって行うものとし,検査の合否については合議により判定する。

(平26訓令5・一部改正)

(検査の復命及び手直し)

第12条 検査を行ったときの検査の復命及び手直しは,次に掲げるとおり行うものとする。

(1) 検査の結果,当該工事の全部が契約図書に適合している場合

検査員は,合格の判定を記載した検査調書(しゅん工検査にあってはしゅん工検査調書を,出来高検査にあっては出来高検査調書をいう。以下同じ。)により復命する。

(2) 検査の結果,当該工事の全部又は一部が契約図書に適合せず,その手直しが重大若しくは相当の期間を要すると認められる場合

 検査員は,手直し指示書(様式第2号)に必要と認める書類を添付し,上司に復命した後,手直し指示通知書(様式第3号)により工事担当課長に通知するとともに,受注者等に対し手直し指示書(様式第4号)により補修又は改造(以下「補修等」という。)を指示しなければならない。

 受注者は,補修等の指示を受けた場合は速やかに措置し,完了後は,手直し完了報告書(様式第5号)を工事担当課長を経て契約検査課長に提出し,再検査を受けなければならない。

 第7条及び第10条の規定は,再検査の手続について準用する。

(3) 検査の結果,軽微な手直しが必要と認められる場合

 検査員は,口頭により受注者に指示するとともに監督員に報告する。

 受注者等は,指示を受けた場合は速やかに措置し,監督員にその旨を報告した後,当該検査員の再検査を受けなければならない。ただし,工事担当課長からの手直し完了報告書により十分に補修等の完了を確認できるときは,現地での再検査を省略することができる。

(4) 検査員は,検査において特に必要とする書類を求めたときは,合否の判定を留保するとともに,受注者等に対して当該書類の整備を指示しなければならない。

(5) 検査員は,再検査に合格したときは第1号の規定による復命をしなければならない。

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

(工事の成績評定)

第13条 評定の対象は,請負契約金額1件130万円を超える工事とする。なお,130万円以下の工事についても,必要に応じ行うものとする。

(1) 検査員は,しゅん工検査完了後,速やかに別に定める工事成績評点要綱に基づき,厳正に当該工事の成績を評定した工事成績評点表を作成しなければならない。

(平26訓令5・一部改正)

(検査の中止)

第14条 検査員は,次の各号に該当するときは,検査を中止するとともに,直ちに上司に報告しなければならない。

(1) 検査に際し,受注者等又は作業員が検査の執行を妨げ,適正かつ公平な検査を行うことができないと認めたとき。

(2) 工事の後片付け等が未了で,正規の検査ができないと判断したとき。

(3) 天候,災害その他やむを得ない理由により検査をすることが困難なとき。

(4) 第9条各号に規定する期日までに関係書類が送付されないとき。

(平26訓令5・一部改正)

(検査事務)

第15条 契約検査課長は,必要な帳簿を備えて,検査の記録を整理しておかなければならない。

(平19訓令27・平22訓令8・一部改正)

(検査業務の委託)

第16条 契約検査課長は,地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の15第4項の規定に基づき,本市の検査員以外の者に検査を委託する場合は,市長の承認を得て,これを行うものとする。

2 契約検査課長は,前項の規定により検査を委託したときは,委託した者をしてその検査結果について,しゅん工検査調書その他検査内容を明確にした書類を提出させるものとする。

3 前項の規定による検査の執行に契約検査課長が必要と認めたときは,検査員を立ち会わせることができる。

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

附 則

この訓令は,平成17年10月1日から施行する。

附 則(平成18年1月24日訓令第1号)

この訓令は,公布の日から施行する。

附 則(平成19年3月16日訓令第27号)

この訓令は,平成19年4月1日から施行する。

附 則(平成22年3月31日訓令第8号)

この訓令は,平成22年4月1日から施行する。

附 則(平成26年3月31日訓令第5号)

(施行期日)

1 この訓令は,平成26年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この訓令による改正後の石岡市建設工事検査要綱の規定は,この訓令の施行の日以後に新たに締結する契約について適用し,同日前に締結された契約については,なお従前の例による。

(平19訓令27・全改,平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

画像

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

画像

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

画像

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

画像

(平19訓令27・平22訓令8・平26訓令5・一部改正)

画像

石岡市建設工事検査要綱

平成17年10月1日 訓令第87号

(平成26年4月1日施行)