○糸島市ペット霊園の設置の許可等に関する条例

平成23年3月29日

条例第6号

(目的)

第1条 この条例は、ペット霊園の設置及び管理が公衆衛生の見地から適正に行われるために必要な事項を定めることにより、市民の生活環境の保全に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) ペット 人に飼育されている犬、猫その他の愛がん動物をいう。

(2) ペット霊園 ペットの死がい若しくは焼骨を埋葬する施設、ペットの焼骨を収蔵する施設、ペットの死がいを火葬する施設又はこれらの施設を併せ有する施設をいう。ただし、専ら自己の用に供する目的で設置するものを除く。

(3) 関係住民 ペット霊園の境界から100メートル未満の区域に土地又は建築物を所有し、又は使用する者及び当該区域の属する行政区の行政区長をいう。

(設置の許可)

第3条 ペット霊園を設置しようとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。

(事前協議)

第4条 前条の許可を受けようとする者(以下「申請予定者」という。)は、次に掲げるペット霊園の設置等に関する計画(以下「設置等計画」という。)について、あらかじめ市長と協議しなければならない。

(1) 申請者予定者の氏名及び住所(法人にあっては、その名称、主たる事務所の所在地及び代表者の氏名)

(2) ペット霊園の名称

(3) ペット霊園の所在地及び面積

(4) ペット霊園の施設の処理能力

(5) ペット霊園の施設の位置、構造等

(6) ペット霊園の維持管理に関する計画

2 市長は、前項の規定による協議において、申請予定者に対し、必要な指導及び助言を行うことができる。

(標識の設置)

第5条 申請予定者は、前条第1項の協議を行ったときは、規則で定めるところにより、速やかに当該設置等計画の内容を記載した標識を設置しなければならない。

2 申請予定者は、前項の標識を設置したときは、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。

3 第1項の標識は、第7条第3項又は第4項に規定する報告の日まで設置しておかなければならない。

(説明会の開催等)

第6条 申請予定者は、関係住民に対し、規則で定めるところにより、設置等計画について説明会を開催しなければならない。

2 申請予定者は、前項の説明会を開催したときは、速やかにその内容を市長に報告しなければならない。

(関係住民との協議)

第7条 関係住民は、申請予定者に対し、前条第1項の説明会が開催された日から起算して30日以内に、設置等計画について意見の申出をすることができる。

2 申請予定者は、前項の意見の申出があったときは、当該申出をした関係住民と協議を行わなければならない。

3 申請予定者は、前項の規定による協議を行ったときは、速やかにその内容を市長に報告しなければならない。

4 申請予定者は、第1項に規定する期間内に意見の申出がなかったときは、速やかにその旨を市長に報告しなければならない。

(許可の申請)

第8条 許可の申請を行う者(以下「申請者」という。)は、前条第3項又は第4項に規定する報告を行った日から起算して60日以内に、次に掲げる事項を記載した申請書に規則で定める書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(1) 申請者の氏名及び住所(法人にあっては、その名称、主たる事務所の所在地及び代表者の氏名)

(2) ペット霊園の名称

(3) ペット霊園の所在地及び面積

(4) ペット霊園の施設の処理能力

(5) ペット霊園の施設の位置、構造等

(6) ペット霊園の維持管理に関する計画

(許可の基準)

第9条 市長は、前条の規定による申請を受けたときは、その内容について、次に掲げる許可の基準に適合するか否かを審査しなければならない。

(1) ペット霊園の敷地が、申請者の所有する土地又はペット霊園としての使用を所有者が承諾している土地であること。

(2) ペット霊園の敷地に隣接するすべての土地の所有者(公道、水路等により接する土地の所有者を含む。)の同意を得ていること。

(3) 住宅又は病院、学校、保育所、公園その他の公共的施設(以下「住宅等」という。)の土地の境界からペット霊園の境界までの距離が100メートル以上離れていること。

(4) 河川又は湖沼からペット霊園の境界までの距離が20メートル以上離れていること。

(5) ペット霊園の施設が、規則で定める基準に適合すること。

(6) ペット霊園内に管理事務所が設置されていること。ただし、市長が特に認めるときは、当該ペット霊園の外に管理事務所を設置することができる。

(7) 申請者が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)でないこと。

(8) 申請者が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)でないこと。

(9) 申請者が暴力団又は暴力団員と密接な関係を有する者でないこと。

2 ペット霊園の設置後に住宅等が設置され、当該住宅等の土地の境界からペット霊園の境界までの距離が100メートル未満になったときは、前項第3号の規定は、適用しない。

(平25条例37・一部改正)

(許可等の通知)

第10条 市長は、前条の規定により審査を行い、ペット霊園の設置の許可又は不許可を決定したときは、速やかに当該申請者に通知するものとする。

2 市長は、前項の規定により許可を決定するときは、必要な条件を付すことができる。

(工事の着手)

第11条 ペット霊園の設置の許可を受けた者(第16条第1項の規定によりその地位を承継した者を含む。以下「設置者」という。)は、ペット霊園の工事に着手しようとするときは、あらかじめその旨を市長に届け出なければならない。

(平25条例37・一部改正)

(工事の完了)

第12条 設置者は、前条の工事が完了したときは、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。

2 市長は、前項の届出があったときは、当該工事が許可の内容に適合するか否かを検査しなければならない。

3 市長は、前項の規定により検査を行い、適合すると認めるときは、速やかに工事完了検査済証を設置者に交付するものとする。

4 設置者は、前項の工事完了検査済証の交付を受けた後でなければ、ペット霊園を使用してはならない。

(工事の中止)

第13条 設置者は、第11条の工事を中止したときは、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。

(変更の許可等)

第14条 設置者は、第8条第1号及び第2号に掲げる事項を変更したときは、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。

2 設置者は、第8条第3号から第6号までに掲げる事項を変更しようとするときは、あらかじめ第3条の許可を受けなければならない。この場合において、第5条の規定は、適用しない。

(維持管理)

第15条 設置者は、許可の申請の際に市長に提出した第8条第6号のペット霊園の維持管理に関する計画に基づき、当該ペット霊園の維持管理を適正に行わなければならない。

(地位の承継)

第16条 設置者からペット霊園を譲り受けた者は、当該設置者の地位を承継するものとする。

2 前項の規定により設置者の地位を承継した者は、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。

(廃止の届出)

第17条 設置者は、ペット霊園を廃止しようとするときは、速やかにその旨を市長に届け出なければならない。この場合において、設置者は、当該ペット霊園の施設について、公衆衛生の見地から必要な措置を講じなければならない。

(報告及び検査)

第18条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、設置者に対し、ペット霊園の状況等について報告を求め、又は当該職員に、ペット霊園に立ち入り、その施設、帳簿、書類その他の物件を検査させることができる。

2 前項の規定により検査を行う当該職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったときは、これを提示しなければならない。

3 第1項の規定による検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(勧告及び命令)

第19条 市長は、設置者が第9条第1項第1号から第6号までに規定する許可の基準若しくは第10条第2項に規定する許可の条件に違反しているとき、又は第15条に規定する維持管理を適正に行わないときは、期限を定め必要な改善を勧告することができる。

2 市長は、設置者が前項の規定による勧告に従わないときは、期限を定め必要な改善を命じることができる。

(平25条例37・一部改正)

(許可の取消し)

第20条 市長は、設置者が次の各号のいずれかに該当するときは、第3条の許可を取り消すことができる。

(1) 偽りその他の不正な手段により第3条の許可を受けたとき。

(2) 前条第2項の規定による命令に従わないとき。

(3) 第9条第1項第7号から第9号までに該当するとき。

(平25条例37・一部改正)

(使用禁止命令)

第21条 市長は、次のいずれかに該当する者に対し、ペット霊園の使用の禁止を命じることができる。

(1) 第3条の許可を受けずにペット霊園を設置し、又は変更した者

(2) 前条の規定により許可を取り消された者

(公表)

第22条 市長は、前条の規定によりペット霊園の使用の禁止の命令を受けた者が、正当な理由なくその命令に違反し、ペット霊園を使用したときは、その旨を公表することができる。

(委任)

第23条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成23年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の際現にペット霊園を設置している者は、当該ペット霊園について第3条の許可を受けたものとみなす。

附 則(平成25年12月18日条例第37号)

(施行期日)

1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。

糸島市ペット霊園の設置の許可等に関する条例

平成23年3月29日 条例第6号

(平成26年4月1日施行)