○市の木・市の花・市の鳥
昭和59年7月10日
制定
水海道市制施行30周年を記念し,輝く明日へ躍進する当市のシンボルとして市の木・市の花・市の鳥をここに制定する。
◎市の木……カシ
古代から,当地方に自然林として多く生えていた照葉樹であり,常緑で美しく力強い樹相である。
そして,防風,防火等のため生垣として植えられ,更に堅く粘りある材質は,農耕用具等の用材にも多く用いられ古くから生活に密着している。
◎市の花……サクラ
サクラといえば,日本の花の代表で,その花の美しさゆえに親しまれている。
特に,当地方の台地に多く自生するヤマザクラは,古くから農耕のシンボルとして,農民の生活に深いつながりを持ち大切にされてきた。また,「八間堀のサクラ(ソメイヨシノ)」として市民から親しまれていたサクラが無くなり,その復活の声が多く,再び当市をサクラの名所にする願いを込めている。
◎市の鳥……ウグイス
ウグイスは,初春を伝えるきれいな鳴き声で,古くから詩歌にもよまれてきたなじみ深い鳥である。
自然環境が良い当地方では,市街地でもその鳴き声がよく聞かれる。
このように美しい環境と調和のとれた自然都市を目指す当市にふさわしい。
制定経過
市の木・市の花・市の鳥は,市民から公募し,市の木等制定委員会において選定したものを昭和59年7月10日に公告し,制定した。